沖縄連帯

辺野古で米兵による強要事件

20060126.jpg
↑事件現場の写真(ジュゴンの家・日誌より)

これはさすがの私でも驚きました!びっくりです!これでどの面下げて「独立国家」と言える?(怒怒怒

先日F-15戦闘機が墜落したばかりの沖縄で、今度は米兵による強要事件が発生しました。
被害にあったのは、たまたま沖縄に旅行に来た旅行者です。米軍ヘリ基地阻止の闘いが続いている辺野古のビラをもらい、興味を持ったので、自分の目で見てみようと(どちらかと言えば反対派支援の心情で)テント村と米軍基地のある海岸まで出向いたそうです。そしてその日は基地に隣接する海岸で焚き火をして夜を過ごしておられました。

(被害を受けた方の証言)
浜辺に米兵が来ました。私は浜辺で焚き火していたことが悪いのかと思い、焚き火を消す作業を始めていました。
すると米兵3人の内1人が浜辺のフェンスを超え、こちらに出てきました。
いきなり、浜辺で押さえつけられ、言葉は分かりませんが、手振りで指示をされました。
「手で火を消せ」ということと、浜辺(辺野古の浜側)に書かれている基地撤去の訴えを消すことを強要されました。その時は四つんばいの状態でやることを強要されました。立ち上がろうとすると、米兵が押してきて立ち上がれませんでした。
フェンスにつけられているリボンも外すように指示され、それも強要されました。
最後に「ソーリー」を英語で浜辺で書くことを強要されました。
それが終わるとやっと解放されました。

あー、だめ、私こういうのが一番ダメなんだ。強いのが嵩にかかって弱い者いじめというパターン。もう許せなくなってしまって止まらない。それに、これは基地の外(つまり完全な日本領内)での出来事です。この米兵何の権限があって、この旅行者に、他人が砂浜の砂に書いたスローガンを(しかも屈辱的な方法で)消させることができるのでしょう。

これって何よ?何系の発想?確かに三里塚でも、夜ともなれば明かりもなく真っ暗になるのをいいことに、機動隊は深夜に部隊で徘徊して、一人で歩いている支援の活動家を見つけては数人でリンチするという事件が日常茶飯事でした。それで私達は日没後は徒歩での移動をなるべく避け、必ず複数で行動していました。また「検問」と称して車両に大勢で蹴りを入れてボコボコにしてしまうのは、昼間でも行われていました(今も行われていると思います)。

でもね、でもね、そーんな卑劣な機動隊でも、四つんばいにさせて地面に「ごめんなさい」と書かせるなんて、陰湿な方向には発想がいきませんでしたよ。ただひたすらぶん殴ってリンチしてくる。そう思うとまだ、機動隊のほうが単細胞でかわいく思えてくるくらいです。まさにこの米兵は三里塚の機動隊以下のゴキブリ野郎だ!
小泉さん、これは「国辱」ではないの?

「シンさんの辺野古日記」より

1月23日(月)
・辺野古で事件
広島から来られている支援者の方が昨夜の午後7時頃に浜辺で寒いので焚き火をしていたところ米兵3人がキャンプシュワブ側の浜辺にジープで乗り付けました。
この間、キャンプシュワブの浜辺には監視カメラが取り付けられ、私達に対するあからさまな監視活動が行なわれています。
基地反対の意思を示すリボンも次々に破り捨てられています。それが米兵(MP)の夜の見回りによって行なわれていることも分かってきました。
昨日起こったことはさらにひどいものです。

(中略)

絶対に許せないことです。人権を屈辱的に扱う米軍そのものです。
被害を受けた方は「浜辺の訴えとリボンを外したことを強要されていたとはいえ謝りたい」といってテント村の方に来ました。
今日の午前中、私達は彼から事情を聞き、どう対処するべきかどうか話し合っていました。
現在(午後2時26分)、反対協の責任者と、大城ヨシタミさんが対応をしています。
名護警察も入って浜辺は少し緊迫しています。

「命を守る会」より

辺野古の事件という形で流したものに関して。被害にあった方に不本意ながらそのような事件が起こり、命を守る会もその対応に追われています。「事実関係を知りたい」というメール、電話がかかってきたので、事実とは関連のない部分が流れていてはまずいということで私(事務方:富田)の判断で事実関係に沿った文章を流しております。

しかしながら非常に不本意ながら私達とは別のルートで本人の意思に関わらず名前などの本人のプライバシーに関わることが流れています。私達としても本人の意向に沿って対応していきたいと考えています。

名前などのプライバシーに関わることが回っている、もしくはそのようなことを聞いた方はそこまでで止めてください。あくまで被害にあった本人の意向を大事にことを進めていかなければなりません

よろしくお願いいたします。

ヘリ基地反対協議会:平良夏芽さんから

平良夏芽です。辺野古事件についての続報を送ります
今朝、弁護士と共に本人からの話を現場をたどりながら聴きました。1時間以上に渡って、こづき回され、他の人が書いてあった「普天間基地はアメリカに持って帰れ」というメッセージを四つん這い状態で消させられ(膝をつくと、背中を押され再び四つん這いにさせられたそうです)。またこれも他の人が結んでいた平和のメッセージリボンをはずさせられ、最後には、砂の上に「SORRY」と書かされた屈辱は、相当のものです。彼は、「自分はあきらめても、他の人が同じような目にあうことは許せない」といっています。しかし、今後のこともあるので取り敢えず匿名で本人の抗議文を関係各所に突き付け、その動向を見ながら、本人が表にでるかどうか判断するそうです。

辺野古の闘いへの参加呼びかけのビラをもって辺野古に来た青年ですので、この事件についてのサポートと責任は、ヘリ基地反対協議会が負うことにします。以下、本人が抗議の文章を書いてくれましたので、皆さんにも読んでいただきたく、貼付させていただきます。

◎Hさんの訴え。

今回、私が被った事件は絶対に許せないものです。
私は沖縄のことを知らずに旅をしていたものです。那覇に立ち寄った時に辺野古に関連するチラシをもらいました。そして、辺野古まで来ました。今、思えば旅をしている途中に暗がりで眠っていたことなどがとても恐く思えます。基地のことなどは多少知っていましたが、今回のことで現在もなお戦争と基地による被害が続いていることがとてもショックです。

米兵が私に対して行なったことは民間地域での住民の権利の侵害です。これでは私達、民間人は普通の生活も夜の砂浜への出入りもできません。このような状況が沖縄で続いていることは絶対におかしいと思います。

辺野古に着き、辺野古の浜辺に有刺鉄線が引かれ、砂浜が基地に奪われているのを見てとてもショックでした。そして、それを知らない多くの人達に知って欲しいと思いました。その有刺鉄線には「基地は要らない」というたくさんの人達のメッセージや思いがリボンに書かれてしばってありました。米兵は私に対してそのリボンを引きちぎるように命令し、強要しました。私は多くの願いが込められたリボンを引きちぎる行為を許すことは出来ません。そして私自身がその行為を強要されたことに強い怒りを感じています。

私は私が米兵にされたことを皆さんに訴えます。
TVには写らない沖縄があるということを、沖縄の現状は60年続く戦争状態にあることを、日本中が戦争状態にあることをこのことを知らない多くの人達に知って欲しい。沖縄から飛び立った爆撃機がイラクを爆撃しています。多くのイラクの人々の生命が奪われています。同時に兵士もたくさん死んでいます。沖縄は返還されたと聞きました。しかし、私が見た沖縄はいまだに植民地状態にあります。こういう状態を多くの人々が知らなければなりません。私はそのことを知らせるために私が受けた被害を訴えます。

私のように被害を受けた方々は深い悲しみと怒りがある中にいると思います。厳しいかもしれません、しかし、助けてくれる仲間はたくさんいます。勇気を出して泣き寝入りせずに訴え出て欲しいと思っています。
二度とこのようなことが起こらないために。

辺野古に基地建設がされればこのような状況はさらに深刻になると考えます。
今すぐに基地建設をなくして欲しいと心から願っています。
日米両政府に本当に静かな沖縄を還してくださるようにお願いします。

*この文章の責任はヘリ基地反対協が持っています。

——

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参考リンク

シンさんの辺野古日記
ジュゴンの家・日誌
平和市民連絡会
琉球朝日放送

22日夜、米兵が乱暴事件(沖縄・辺野古海上基地の問題を中心に maxi’s_page)
こんな酷いこと、許せません!!! (大田昌秀秘書ブログ)
占領軍の本質(ろーやーずくらぶ)
昨日の辺野古での事件が、朝日新聞神奈川版に(ブログ版 労働情報)
基地はいらない(あめ男のブログ)

コメント

    • 元反戦高協
    • 2006年 1月 27日

    草加さん、こんばんは

    私も怒りがこみ上げてきます。帝国主義の本質とも言うべき、強者のおごりと人間的堕落を見てしまったと。ニヤニヤ笑いながら…

    たまたま新崎盛暉「沖縄現代史」新版 岩波新書を読んでいました。沖縄闘争の問題とか整理をしている時に、こういうことが起こると…許せん!

  1. シンさんの辺野古日記」に、米軍への抗議行動の詳細が掲載されました。
    以下転載します。
    ———————-
    1月26日(木)
    ☆今日、午後1時よりキャンプシュワブゲート前にてヘリ基地反対協が抗議行動!!
    この間に起こった広島の青年への米兵による不法・不当な暴力に対する抗議行動を本人の意向に従って行ないます。
    被害を受けた青年は「二度とこのようなことが起こってはならない。このようなことを失くすために抗議行動を行なって欲しい。」と話しています。
    ヘリ基地反対協はその意向に従い今日キャンプシュワブに対して抗議行動を行なうことを決めました。
    午後1時にテント村に集合。シュワブ第一ゲートに移動して抗議行動。
    集まれる方は集まってください!

    ~午後1時よりキャンプ・シュワブ第一ゲート前で抗議行動。
    約20名が集まり、今回の米兵による暴力行為に対する抗議を行ないました。
    代表4名がシュワブゲート内に入り、交渉を始めましたが、責任者が出てくるどころか米兵のMPはゲート前の警備を強化させました。
    自分達で相手をせず、基地雇用員の警備員に相手させています。
    米軍の言い分は「アポを取っていないから受け取れない。」との一方的なものでした。
    前回、ボーリング調査に米軍が加担していることに対して抗議に行った時はしっかりとアポをとって行きましたが、会おうとはせずに、基地雇用員の責任者が相手するなど本当にズサンでふざけた行為をしています。
    アポをとるまいがとろうが対応の仕方は一緒なのです。
    米軍側「筋を通してから来て下さい。」反対協「米兵が暴力を振るうことは筋が通ったことなのか!!前回、アポをとってから来た時も対応しなかったではないか!!」
    との話しが一時間以上続き、ラチが開かない状況でした。
    ゲート前に集まったメンバーは「次は必ず会うように」と話し、一度解散しました。抗議文書はフェンスに挟んできました。

    ~以下。抗議文。

                                 2006年1月26日
    キャンプ・シュワブ司令官 殿
                           ヘリ基地建設反対協議会 代表委員

    キャンプ・シュワブ所属米兵による一市民への不法・不当な暴力を糾弾し、謝罪を求める抗議書

     去る1月22日(日)午後7時頃、キャンプ・シュワブ沿いの辺野古の砂浜で焚き火をしていた広島県出身の青年に対して、キャンプ・シュワブ所属の米兵3人がジープで駆けつけ、1人の米兵が民間地域に乱入して青年を押さえ込む暴力行為を行なった。さらに、砂浜に書かれていいた「FUTENMA BASE MOBE ON USA」という内容の平和メッセージの場所に引きずられ、四つん這いでその文字を消すように強要された。その文字を消し終わると有刺鉄線のそばまで青年を連れて行き、有刺鉄線に結ばれていた「NO BASE」等の平和のメッセージが書かれていた多数のリボンを米兵のナイフで切り落とすように命じた。その後、砂浜に「SORY」と書かされた。
     この一連の行為を強要した3人の米兵は恐怖で震える青年を大声で笑うなど侮辱した。イラク国内でイラク市民を虐待している酷悪な米兵の姿をさらけ出したといえる
     我々沖縄県民は、平和のメッセージやリボンの作成に関わりない一人の青年を米軍の権利の及ばない民間地域において、しかも、誰もいない夜の砂浜で暴力行為を働いた米兵に大きな怒りを覚える。今回の事件はイラク戦争に出撃したキャンプ・シュワブの海兵隊員がイラクにおいて野蛮な行為を行なっていることを如実に示した。
     キャンプ・シュワブ沿岸地域は普天間移設先として、日米両政府の横暴な合意で決定した。沖縄県民の頭越しで決定した合意案は稲嶺知事や大多数の県民が反対している。その移設予定地で起きた蛮行に満身の怒りが沸いてくる。沖縄は戦場でもないし、植民地でもない。在沖米軍はこのことを肝に銘じなければならない。
     私達はキャンプ・シュワブ司令官に対して以下の項目で抗議し、誠実な回答を求める。


    1、民間地域における米兵の行為は日米安保条約、その他の協定範囲内における合法的行為なのか。その行為が合法的とするならばその根拠を示すこと。
    2、合法的行為でなければ、暴力行為を働いた米兵の名前を明らかにすること。
    3、監督責任がある基地司令官及び米兵は青年及び県民に謝罪すること。

  2. >元反戦高協さん
    まったくです。ある意味で、沖国大への、ヘリ墜落事件の時よりも怒っています。
    上の「ヘリ反対協」の抗議文にありますように「恐怖で震える青年を大声で笑うなど侮辱した。イラク国内でイラク市民を虐待している酷悪な米兵の姿をさらけ出したといえる」という表現は正鵠だと思います。

    私は個々の米兵に恨みはないし、彼らもある意味で被害者だし、誰一人として死んでほしいとは思いませんが、この事件は米軍の思想性を如実に示していると思います。まさにイラクの捕虜虐待事件や、負傷して投降したゲリラを射殺して回った事件、ファルージャ大虐殺などは、おこるべくして起こったのだと確信せずにはいられません。

    私達は湾岸戦争の時には「ピンポイント爆撃」なる、ありもしない言説に騙され、「イラク軍が病院で乳児を刺殺して回った」という、後に100%のデマだったと判明する報道に騙され、今回のイラク戦争でも、「大量破壊兵器」なるデマに騙され、「虐待されている(かもしれない)リンチさん救出」なる「美談」に騙され、「対テロ防衛戦争」という詭弁に騙され、それでも多くの人はまだ「米軍は比較的に国際法や人権を遵守している軍隊だ」と、報道で無理に思い込まされている(騙されている)のではないでしょうか?

    もう私達ははっきりと認識を改めるべきです。米軍は他民族や文化への尊敬心の欠如した、自国中心主義の、人権意識の低い軍隊であると。彼らは絶対に「日本人の安全のために」ここにいるのではない。自分達のためだけにいるのだと。こんなものに側にいられたのでは、「安全」どころか、逆に安心して暮らすことなどできません。報道された氷山の一角のような事件の当事者を「処分」したところで、何の解決にもなりません。

  3. TB&コメントありがとうございました。
    今回の事件は、これまでの米軍絡みの事件とは別種の怒りが込み上げたのでブログに投稿しました。
    認識を改めるべきという草加さんの意見に同意です。
    このような卑劣な事件が発生する状況を解消しなければいけませんね。

  4. いつも「旗旗」を拝見させていただいておりますSIVAと申します。

    辺野古での米兵の暴行(あえてこう言わせていただきますが)事件、きっと沖縄では同様のことが沢山起きているのでしょう。
    本土のマスメディアはそんなことは伝える意志もないし、沖縄に知古のいないわたしのような立場の人間はネットが無ければ知らずにいたと思います。

    安保条約が日本を守る条約などではなく、日本を植民地と同じ扱いにする条約であることがわたしには皮膚感覚で理解できた事件です。

  5. 辺野古で米兵による強要事件 http://t.co/CfTjGZWfFS @kousuke431さんから

  1. 2006年 1月 27日
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