あと数時間で投票日ですが

(左の映像の一部に、ZAKIさんの選挙期間中の街宣映像が使用されていますが、これは私がZAKIさんを応援する立場から独断で使用しているものであり、候補者本人からの制止要請があっても、独自の立場からこれをお断りいたします。よってZAKIさん陣営の責任とは無関係です。この立場について詳しくはこちらをご覧ください)

あまりに蒸し暑くて目がさめてしまい、これを書いています。もうすぐ日付が変わって参院選の投票になりますね。前の衆院選の時は、ある意味醒めていたのですが、今回はいろいろと白熱したり、話題も豊富で楽しめそうです。私としては、主に比例区における、当落線上の小党派の動向が気になるのですが。

今回は単純に自分が支持したい人や党に投票するのではなくて、有権者選挙協力を呼びかけ、死票を最小化して野党を最大化する、一人区の場合は、たとえそれが民主党改憲派の候補であろうとも、観念的に意地を通して死票にするのではなく、自民党の改憲派と野党の改憲派を置換するというような、現実的な実践を提起してまいりました。

この投票基準にあてはめた場合、私の選挙区では共産党候補に投票し、比例区では共産党以外の護憲派に投票するということになります。で、地方区はいいとして、比例区で誰に入れるか、未だに悩んでいます。一応は次の3人にしぼりました。

山内トクシン(社民) ・天木直人(9条ネット) ・ZAKI(9条ネット)


◇山内トクシンさんについて

山内さんについては、沖縄読谷村の村長(6期)として米軍基地返還に尽力し、基地の内部に役場を移転するなどした硬骨漢で実績もあります。その後は大田県政の三役(出納長)を勤められ、このほど引退する大田議員の後継候補でもあるわけですから、辺野古基地建設阻止闘争には、是非ともなくてはならない、落とせない人ではあります。ただし私の回りではあまり人気がない。これは社民党の人気がないせいで、本人のせいではない。9条ネットに惹かれる人が多いみたい。社民と9条ネットでは、2:8くらいの割合で、9条ネットのほうが人気がある。意外と9条ネットで1議席いけるのではないかとさえ思えてきた。ただそうは言っても9条ネットはやはり議席の獲得が微妙ですから、万が一にも死票にならないことを最優先するなら山内さんになると思います。

あと、やはり「あってよかった社民党」ということで(笑
今回の新潟地震による原発事故でも、社民党は東電の隠蔽工作を暴いて、本当にいい仕事をしている。社民党なしで、ここまで被害の全容が明らかになることはなかった。そのまま隠されていたかもしれないと思うと、ゾッとします。この党になくなられることは、左派のみならず、すべての国民にとっても損失ではないか?できれば今回も10議席、非改選あわせて20議席くらいは常に持っていてほしい党だと思う(現状では無理だろうけど)。


◇天木直人さんについて

元外務官僚(駐レバノン大使)の天木さんについては有名なので、何も説明はいりますまい。政府の中枢にいながら、自己の良心にしたがって叛旗を翻し、政府内部の誤りや腐敗した部分をも熟知している。それだけに表向きは徹底的に無視され、同時に目の仇にもされてきました。天木さんの魅力は、そんなことどこ吹く風で、飄々と信念を貫いてこられたことです。実際は大変なご苦労をされてきたと思うし、並みの人なら潰されていた。いえ、そもそも沈黙を守って、ようやく掴んだ自分の地位を捨てることなどしなかったでしょう。マスコミからは意図的かつ徹底的に無視され続けていますが、ネット上では絶大な人気を誇ります。天木さんが当選できたら、それはひとえにネットワーカーの団結の力です。

さらにここにきて、あの石原選挙の参謀、佐々淳行氏が「天木だけは絶対に落とす!」と公言して各地でいろいろ頑張っているそうですよ。反動派にそこまで憎まれる天木さんの存在ってさすが!かえってシビレますよねー。佐々淳行氏は劣勢が予想された石原氏に「たとえ100票差でもいいから勝ちたいんだ」と土下座せんばかりに泣きつかれて選挙参謀になった「選挙の神様」です。おそらく氏の発案だと思われますが、「ちょっとは反省してよね!でもやっぱり石原さん」のキャッチコピーと共に、石原氏に「低姿勢」の演技をさせた戦略には、正直舌を巻きました。今回は必死に左派票の分断―共倒れ戦略をはかっているそうです。もう「民主党が勝つのはいいが、とにかく左派を潰したい」”左派憎し”ということなのでしょう。うかうかと分断され続けている左派組織のていたらくも問題ですが、それだけに、私たち一般市民は、ますます戦略的に票の集中をはかっていかねばなりません。


◇ZAKIさんについて

SMAPなどの作曲家として有名なZAKIさんは、あの衝撃の名作、「変な改憲手続法の歌」「世直しでよろしくネっと!」などの作者であります。各地の反戦集会などにも、その大小にかかわらず、積極的に出かけて自作の歌を披露し続けてこられました。とにかく歌そのものが今風ですごくカッコイイです。このカッコ良さでこの歌詞というギャップ(?)がシビレるのですよね。

特に法政大学での大弾圧事件に関して、学生たちの抗議集会で歌われたことはすごく評価しています。なまじのヘタレ左派だったら、「あれは『過激派』が混じってるみたいだし、運動規模も小さいから関わらないでおこう」とか、そういう自己保身が働いたと思う。問題はそういうことではない。では、「過激派」が混じっていたら、どんなに酷い人権弾圧をしても許されるのか?それは明日の自分たちに跳ね返ってくる問題ではないのか?そこで許せないものはやはり許せないと、ためにする誹謗を恐れず学生を応援したZAKIさんの勇気は尊敬に値します。ZAKIさんのようなメジャーな人が来てくれたことで、大学当局の人権侵害にさらされている学生たちが、どれほど勇気づけられたか計り知れません。

命落とすな!自公を落とせ!◇希望的観測

で、希望としては、社民3、9条ネット1、共産4、自民33、公明10、民主66、その他4、くらいで。特に「公明は10切れ!」ってことです。

事前予測では、自民は最低で31から、最大で45くらい。だいたい38くらいの予想が多いかな。どう転んでも大敗になるでしょうが、もし自民が40台にのったら安倍首相は居座るでしょう。橋本首相は44で退陣したのだから、40台なら「居座り」と言っていいと思いますが、言い訳無用の状態まで追い込むためには、40台割れ、できれば30台前半まで追い詰めないといけません

まあ、なんとなく、「参院で与野党逆転+護憲派3分の1+安倍首相」という組み合わせで、無様に居座ってくれたほうが左派としてはありがたい気もしてきました。自民党内でもそう考える人が多いでしょうから、選挙後は「とにかく早く辞めてよ!」という悲鳴も出るでしょう。けど、こんな状態で総理をやりたい人もいないでしょうしねえ。前の総裁選で当選可能性もあった福田さんが、自分からレースを降りたのは本当に賢かった。と、みんな思っているんでしょうな、麻生さんなんか、そうそうに選挙直後に異例の外交日程を組んで、逃げ出す算段しています。たいした「愛国者」だことで。

◇「なし崩しネット選挙」を歓迎します

なお、今回なりふりかまわぬ自民党がやったことで、唯一「偉かった」のは、今まで政府が違法であるかのように宣伝してきた「選挙期間中のホームページ更新(=ネットの選挙利用)」を勝手にやってしまったことです。実は選挙のネット利用は、公選法では禁止する規定がない。だから本当は違法ではないのです。違法だとされている根拠は、実は内容もあやふやで基準も提示しない「総務省見解」にすぎません。役所の見解が法律より優先されるのはおかしなことですし、その「見解」でも明確な基準が提示されていないので、「個人でも特定候補への投票の呼びかけはまずいらしい」「いや、俺は選挙期間中は支持政党を書いてもいけないと聞いたぞ」などという、根も葉もない、単なる噂がネットで飛び交っていたのです。

今回の選挙では、政権政党の自民党が自分でその禁を破ってくれ、他党も追随したので、そのへんがなし崩しになりました。そのため、終盤に入って、特定候補を応援する記事を掲載するブロガーもいっきに増えた。で、私も冒頭でZAKIさんの選挙運動の映像を掲載したわけです。もし、これで摘発されるのならば、選挙期間中に安倍総理の遊説演説の動画を掲載した自民党、ひいてはその総裁であり、事実を知りながら中止を指示しなかった、安倍総裁自身が摘発されなくてはなりません。

もはやこうなってしまっては、それが誰であれ、摘発されたということ自体が大きなニュースになって非難をあびてしまうでしょう。ましてや野党支持者「だけ」を摘発することなど100%の政治弾圧で許されません。これだけは「安倍ちゃん、よくぞ『違法行為』にふみきってくれた、本当にありがとう!」と思います(笑

この問題についてはまたエントリーを立てて書こうと思っていますが、選挙期間中であろうがなかろうが、1年365日24時間、個人が自分の支持政党を明らかにして、ネット上で幅広い議論をすることを禁止すること自体、「お前ら正気か?!」と思います。だったら街角の政治談議も全部取り締まれや!親戚や知り合いに一人はいる創価学会員さんが、電話や手紙や面談で投票依頼してくるのも取り締まっていいのか?電話は否応なしにかかってくるものだけれども、サイトはURLを入れて「自分の意思で見に行かない限りは見ることができない」ものだとわかっているのでしょうか?

これについては右翼も左翼も関係ないと思っています。よしんばそれが自民党候補への投票の呼びかけであったとしても、今までネトウヨの荒し行為を民間言論弾圧だという理由で糾弾してきたこととの整合性から言っても、「市民の意見表明の自由は最大限に守られるべきだ」との立場から、勇気をもって意見を表明されたこと自体については断固支持します。

2 件のコメント

  • さきほど投票してきました。なんか投票所が混雑しているのでびっくり。
    地方区は2人区ですので民主はどうせトップ当選ですから、2人目も野党当選狙いということで、予定通り共産党に入れてきました。
    が、比例区で悩みに悩みぬいて5分くらいずっと投票用紙とにらめっこしていた。
    結局は上記3人のうち、山内トクシンさんに入れてきました。

    だって地方区は70%くらいの確率で死票になりそうですから。その上、比例まで死票になったら悲しいので。
    実は9条ネットも天木さん人気でいい線いくかもしれないけれど、ここは安全策で…。
    これが一人区で民主に入れた上でならば、天木さんかZAKIさんで9条ネットに入れていたと思う。

    つーか、要するに社民と9条ネットが別れているからいかんのだ。
    統一名簿にしてくれたら、みんなもっと悩まず安心して投票できるし、万が一自分の入れた個人候補が落選しても納得できる範囲なのに。
    9条の共闘申し入れを蹴った社民が悪い!

    しかし投票所が混んでいるのはいい傾向ですね。
    青島幸夫さんが当選した時の都知事選でも、他陣営の幹部が「なんだこれは!」と驚愕するような状態だったそうですから。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です