2006.04.30 弾圧された「自由と生存のメーデー」サウンドカーを強奪する警視庁

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レイバーネット

レイバーネットの皆様のご尽力により、この貴重な映像が後世に残されました。

 2006年4月30日(日)、2年目となる「自由と生存のメーデー06」の集会と“サウンドデモ(レイヴデモ)”が開催され、100名近くの人々が「プレカリアート(不安定雇用層)」の企画に参加した。

 しかしどういうわけか、この日は公安警察が最初から”やる気満々”。デモもはじまらないうちに衆人環視の中で平然と参加者に口汚く逮捕恫喝を行い、実際に逮捕準備のための「警告プラカード」まで(何もはじまらないうちから)事前に準備していました。このような恫喝をはねかえし、その前年に平穏に行われたのと全く同じ形式(サウンドカーを先頭にその荷台でDJが音楽を流しながら行進。デモ隊中ほどにバルーンつき横断幕)で出発しました。

 ところが公安警察はこのような平穏な表現行為に対し、機動隊の指揮車をぴったりとはりつけ、デモ隊の声が一般市民に聞こえないような大音響で、慇懃無礼な罵詈雑言繰り返し、あまつさえ、サウンドカーの運転手を「道交法違反」を理由に行政処分(青切符)、 さらには荷台のDJをサウンドカーから引きずりおろして逮捕したうえ、混乱にまきこまれた一名も「公務執行妨害」で逮捕しました。

 さらに信じられないことにはサウンドカーそのものをも襲撃して強奪、車ごと持ち去りました(裁判所に抗告して奪還)。また、デモコース終盤の渋谷ハチ公前を過ぎたあたりでは、公安警察がまたもバルーンを強奪しようとして現場が混乱、この過程で一名を「公務執行妨害」でバルーンごと逮捕。まさしく右翼でもここまではすまいという、やりたい放題。実質的には平穏なデモを暴力で制圧したに等しい。

 前年もまったく同じ態様で平穏にデモが行われています。もちろん道交法などの「法律」が変わったわけではない。変わったのは警察の方針であり、国家の方針なのだ。今まで犯罪でも何でもなかった行為が、ある日突然に「犯罪」とされ、国家の方針に異議を唱えるものは、あたりまえの平穏な表現活動まで規制されて逮捕されていく。これは100%の政治弾圧、言論弾圧だ。

 この映像は、日本がそういう「言論弾圧国」の方向に大きく舵をきり直した、小泉内閣末期の時代の貴重な映像証言(証拠)として、後世に残ることになるでしょう。

メーデー救援会

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自由と生存のメーデー06

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