2007.09.01 ツアー添乗員にも人権を!上野でアピール行動~「事業場外みなし労働」制の理不尽

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 旅行ツアー参加者は、添乗員は旅行会社の社員だと思っている。だがそのほとんどが日雇い派遣労働者で、その実態は驚くべき長時間・低賃金労働だ。それを合法的におこなうカラクリが「事業場外みなし労働」制度である。政府のすすめる「残業代ゼロ」政策(8時間労働制の否定)によって、派遣労働者がまずます過酷な状況に追い込まれようとしている今、これは他人事ではない。

2007年9月1日早朝、上野駅バスステーションで「添乗員に人権を求めるアピール行動」が行われた。組合をつくったばかりの派遣添乗員が、長時間労働や無権利問題を訴えた。

(撮影・編集=ビデオプレス

 全国に1万人いるといわれる旅行添乗員の多くは1日16時間、17時間という超長時間労働をさせられているにもかかわらず、残業代が1円も支払われていません。阪急交通社のツアーに派遣されている添乗員で今年1月に結成した東京東部労組HTS支部が、団体交渉で残業代を請求したものの、会社側は「添乗員は事業場外のみなし労働だから」と言い放って支払いを拒否しました。

 添乗員の仕事は断じて「事業場外みなし労働」ではありません。すでに昨年、3つの労働基準監督署で旅行会社と派遣会社に対して「時間管理をして残業代を支払いなさい」との是正勧告が出ています。ところが、今年2月には旅行業界が厚生労働省に「添乗員に事業場外みなし労働を適用すべし」というとんでもない要望書を出しました。これに対して、HTS支部は現場で働いている意見として、業界側の要望を絶対に認めるべきではない、と厚生労働省に申し入れました。

全国の旅行添乗員のみなさん、全国署名運動を成功させ、業界の長年の慣行であった「みなし労働」を撤廃させましょう!8時間労働制を守らせ、残業代をきちんと支払わせましょう!

(「レイバーネット」より)

 以前にテレビで、添乗員はすべて派遣の低賃金・長時間労働でまかなわれているという実態を何度か放送してたし、知ってはいましたが。これはもう……酷いを通り越してむごい!ツアー客の皆さんが次々とすすんで署名してくれているのが、せめてもの救いですね。

   

「残業代ゼロ」労働を許すな!全国署名
 ◇通常(個人用)署名用紙 ◇グループ・団体用署名用紙 ◇署名要請文
 ◇送り先:全国一般東京東部労組
  FAX 03-3690-1154
  郵便 〒125-0062東京都葛飾区青戸3-33-3野々村ビル1階

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当サイト管理人。京都市生まれ。立命館大学法学部卒業。かつてはブント系の左翼だったが、現在は平凡な普通のおっさん。2004年にイラク侵攻への怒りから『旗旗』を開設。その後、ネットなどで知り合った人々と自由な個人共闘である「ジグザグ会」「三里塚勝手連」をはじめた。サイトはHTML→XOOPS→Wordpressと変遷し、14年分のコンテンツはそれなりに膨大だったが、現在もブログ以外のコンテンツは手作業で移植中のため、終わりが見えない状況。