ウヨ・サヨ論

左翼コンニャク問答

先日、三里塚勝手連や、木の根ペンションとかの関係で、yukikoさんとスカイプでのチャットを使って打ち合わせをする機会がありました。その打ち合わせ終了後の若干の雑談がちょっと面白く(?)感じたので、ここの真似をして(レベルは遥かに低いが)、その部分のログをここに残しておきます。

The Fool◆これからは相対主義が大切

草加:彼は面倒見のいい、良い人だよ。ただ、自分の感性が一番と思うところが玉にきずかなー。

yuki:だったら私はあわないタイプかなー

草加:これからは「相対主義」が大切だと思う

yuki:なにそれ

草加:彼もいいが、私もいい。私がいい、ゆえに彼は間違いだというのは「絶対主義」

yuki:間違ってはいないけど、合う合わないはある

草加:合うところだけ合わせればいい。ダメなのは、合うところも合わせなくなること。左翼はずっと絶対主義だった。お互いの合わないところばかりさがしあって、喧嘩ばかりしてきた

yuki:うーん、わかるけど。理想かな。たとえば右翼と話なんかしないし

草加:合うところだけ合わせればいいよ。喧嘩する相手は、権力 警察 機動隊 空港会社

yuki:あうとこなんかないよ。あってもおんなじじゃない。似てるだけで根本から違う。かかわりたくない。けんかもしないけどね。

草加:権力や空港会社と喧嘩するのだ。喧嘩したり批判する相手を間違えてはいけない。エネルギーの無駄使い。「敵の中に味方をつくる」のであって、「味方の中に敵をつくる」ではいけない

yuki:エネルギー使うほどそんな人のこと考えてないよ。けんかでもなくて、味方でもないんじゃない?

草加:要するに右翼も左翼もただの人、普通の人にすぎない。自分と感性があわない、わかる人だけついてくればいいでは、尊大だと思う

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◆喧嘩する相手を間違えている

yuki:分かり合える人についていくんじゃないの?

草加:三里塚を批判している人にも、説得して説明してわかってもらう。少なくともその「努力」は常にしていないといけんと思う。大多数の人は三里塚の現実なんて知らないんだから

yuki:それは「旗旗」でがんばって

草加:うむ。いつもそう思っている。だが、実際は、三里塚を闘って、三里塚に思いをよせている人同士で、自分と違うところをさがしてはいがみあっている。闘う相手を間違えていると思う

yuki:それは私のことか?

草加:熱田派と北原派になぜわかれたのかということだ

yuki:元活の問題か?

草加:中核とインターも三里塚をめぐって不倶戴天の敵になった

yuki:そういうのは直らないのか?

草加:そんなのおかしいと思う人は増えていると思う

yuki:じゃあもう一押しじゃんか

草加:でも、まず、私たちがそれを個人的なレベルであっても、実践的にのりこえてみせることだと思う

◆組織だとかえって難しいこともある

yuki:どういうこと?

草加:組織は難しいんだ

yuki:なるほど

草加:「今」はそれでいいとしても、だったら「あの時のあれ」は何だったんだということになる

yuki:私なんかは組織じゃないからわからんなー

草加:「あれ」は間違いでしたとすると、だったらどこからが間違いなのかということになって、結局、昔から今までが全部間違っていたということになりかねない

yuki:ほー。それは人生を否定することになりかねないな

草加:右翼や日本政府が「侵略の歴史」を全面的に認められないのもそういう構造

yuki:ならば、あの時も自分は真剣だった、間違ってたと気づいたがどうにもしがたい、でも今やりたいことをやる!となったらいいな

草加:それは個人だからこそできること。組織では大変なことになる

yuki:なるほど。じゃあ組織に入ってて損したな

草加:(苦笑)。だが組織でないとできないこともあるよ。個人は小さくて弱いし、継続性もないから

yuki:うーむ、永田洋子みたいな感じだなー、人は殺さなくても。こわいぞ!一般人は組織がどんなことしてるかとか、苦労したとか、誰も知らないぞ。

◆「組織」はどこにでもある普通のもの

草加:組織って、別に特別なもんではない。会社だって組織だろ。屋台のラーメン屋と、全国チェーンのラーメン屋の違い。

yuki:活動家の組織は会社のそれとは違うだろう

草加:組織という点では同じ

yuki:構造が違うのか

草加:目的が違う

yuki:ほー

草加:会社は儲ける。軍隊は戦争に勝つ。政党は権力をとる。そういうこと

yuki:ふーん

草加:だから目的によって違うところは大きいが、組織として共通する点も多い

yuki:なるほど

草加:マネジメントというかね

yuki:その人たちが今の三里塚のために、過去を越えてできるようになればいいのか

草加:たとえばトンコツラーメン至上主義のラーメン屋がいたとするね

yuki:うん

草加:そいつはとんこつラーメンしか作らないし売らないわけだ

yuki:うん

草加:でも、時代は醤油ラーメンでまったく売れないとしよう
(注:あくまでも話の流れの中での適当な思いつきであり、架空の話ですので、トンコツ好きの方は怒らないでね。トンコツうまい!)

yuki:うん

草加:屋台のラーメン屋なら、自分はとんこつに情熱を注いだが、とんこつは今の人にあわなかった。これからは醤油を作るですむ

yuki:うん

草加:だが、全国チェーンではそうはいかない

yuki:ほー

草加:とんこつ至上主義が間違っていたのなら、少なくとも社長は辞めなくてはならんだろうし

yuki:ふむ

草加:株主総会はおおもめ。チェーン店の中には潰れた店もある。

yuki:そうだろうな

草加:とんこつが絶対売れるという社長の言葉を信じた私の人生と生活はどうなる

yuki:うん

草加:金返せとか

yuki:でも自分も信じたし、自分も考えてそうしたんならそんなに文句言えないぞ

草加:それまでは何も思ってなかったのに、社長に言われてそう思ったわけだ

yuki:考えが足りないだけなんじゃないか?

草加:そこにきて、同じ社長が「いや、あれは間違いだった。とんこつなんて間違ってたよ。いやーすまんね」ですむか?

yuki:うーん、それは腹立つ。が、自分の主体性つーか、考えがなさ杉じゃないか?

草加:じゃが、実際に社長がそんなことを言い出したら

yuki:だから、会社に入る前に自分はここでいいかとか考えるけどな

草加:まず、「社長の言う通りこれからは醤油だ」派、 「われわれは最後までとんこつの旗を守る」派、嫌になってラーメンから足をあらうやつ、他のチェーンにいくやつ、もうぐちゃぐちゃになる

yuki:その社長が信頼できるとか尊敬できる人なら「ついてく」派。しょうゆに。自分が馬鹿だった派はないのか?

草加:そういう人はやめる。左翼党派の場合は、いきなり右翼になったりする

yuki:それはひどすぎるだろ

草加:左翼になった自分が愚かだったと全否定するのなら、右翼になるしかないだろう。ある意味、一番ピュアな人だ

yuki:そんなのはピュアとは言わないよ

草加:ずるい人はノンポリになって平穏に生きる

◆「右翼はみんなヤクザ」ですませていいか

yuki:右翼はやくざだよ。当たり前の頭だったら右翼なんかおかしいと分かるだろうよ。

草加:三浦小太郎さんもか?

yuki:彼みたいな頭のいい人はファッション性が強いんじゃないか?拉致問題とか

草加:ファッションなんていったら怒られるよ

yuki:いい意味での

草加:どういう意味や(笑

yuki:やくざじゃなくて思想ゆえというか。拉致問題なんか私も興味あるもん。なんで左翼は死刑存続と拉致やんないのかと思うわ。

草加:三浦さんの場合は、福田恆存(ふくだつねあり)という右翼思想家から出発しているのね。

yuki:うん

草加:一度読んでみるといい。まぎれもなく右翼なのだが、すごく納得できるところもあるよ。左翼に対しても、評価できることや、いい点は素直にほめている。

yuki:ふむふむ

草加:福田恆存さんが嫌っていたのは、左翼と右翼にわけて、右翼の言うことは全部正しくて、左翼はみんな悪いやつだという言い方なのね

yuki:うん

草加:右翼にもトンデモはいるし、左翼にも尊敬できる人や、耳を傾けるべき思想はあると

yuki:ふーん。それはあると思うよ。じゃあやっぱり今のやくざ右翼はダメダメじゃん!

◆かつての左翼も今のウヨクと同じ間違いをしていた

草加:だが、実は左翼も同じ間違いをおかしてきたのではないかな

yuki:今の右翼で尊敬できることってないじゃん

草加:だから三浦さんは?

yuki:あんまりどんな人かは知らないからなー。でも、やくざ右翼とは違うというのはわかるよ。でもさー、だからって三浦さんが三里塚に来てくんないだろう?

草加:それは私らが靖国を参拝しないのと同じ

yuki:じゃあ相容れないじゃないか

草加:相容れなくていいのよ。

yuki:うん

草加:だが北朝鮮難民の地道な救援活動とか、日本への定着支援とかの実践は尊敬できるわけでしょ

yuki:別の道を行くのね~ってなるじゃん。靖国にいっちゃったら尊敬はなかなか・・・

草加:根本で目指しているものは同じ。だが意見が違う。意見の違いは認め合うべき

yuki:矛盾してるなー。難しいことだな

草加:それができないなら、左はスターリン主義、右はファシストになるしかない。ファシズムと右翼は違うからね

yuki:ふーん、難しい。右翼はやくざ。根性がヤクザだよ

草加:それは、左翼はみんな一党独裁主義と言っているようなもんだぞ

yuki:でもファッション右翼かやくざ根性かがほとんどじゃない?まともな右翼って少ないじゃん

草加:右翼になって接してみれば、まともな左翼も実は少ない

yuki:でも話は合う。気持ちの持ってきどころが合う。

草加:それは自分が左翼だからそうなのだよ。左翼同士で合うだけではだめなんだ

yuki:うよくには拉致問題だけだなー

草加:たとえば拉致問題も、本来は「右翼の課題」ではないわけじゃん。ただ、それに対する考え方が違うだけで、それは「意見の違い」。意見の違いは認め合わないと

yuki:私はずーっとおかしいと思ってた。左翼がオウムをかばったりするのもわからん。

草加:べつにかばってない

yuki:戦争で天皇が殺した数よりは少ないよな~とか言ってる

草加:そんなのヤクザ左翼。確かにその通りだけど「だからどうした」と思う。

yuki:私は左翼の人のおかしいとこもわかるよ?

草加:それでいい。思想の左右と、人間性や実践の正邪とはイコールではない。問題は入り口だと思う。尊敬できる人は、みんな入り口は同じ

yuki:だが右翼は断る!! σ(゚┰~ )

草加:出口が右翼と左翼に分かれているだけ

yuki:それはわかる。だが右翼はやっぱり嫌い。

草加:好き嫌いではなく、意見が非妥協的に違うということだと思う

yuki:そうそう

草加:つまり好きや嫌いで語ってはならない。理性で語るべき

yuki:きらいはきらいじゃ

草加:相手への敬意も忘れてはならない

yuki:嫌いで右翼なのに敬意なんか感じないわ~。そのかわり関わらないけど

◆ネトウヨの裏返しになっちゃダメ

草加:それなら、相手が同じように自分に接しても文句は言えまい

yuki:うん

草加:つまりネトウヨを非難できない

yuki:なんで?ネトウヨって?

草加:感情的に左翼が嫌い。左翼だから嫌い。動機や入り口の立派さに対する敬意もない。左翼だから間違っている。左翼なんてみんなヤクザ。そういう発想。そういう無礼な態度をとられても、お互い様になるよ

yuki:それは単に考えが足りない人なだけじゃない?この世の中で左に傾かない人は普通じゃないよ。こんな世の中で左に傾くのがいわゆる一般的。

草加:だが、一般的に普通の人は右に傾いている。ネトウヨは「こんな世の中で右に傾くのが普通。そうでないのはおかしいやつ」と思っている。その裏返しになってはいけないと思う

yuki:ええええ?

草加:ではなんで、選挙のたびに社共の議席は減り続けるのか

yuki:右に傾いたら戦争になる。独裁になるじゃんか

草加:そりゃまた古典的意見やなー。今では左翼も戦争するし、左翼も独裁をするということで認識されているし、それは歴史的な事実

yuki:でも右翼よりはましや

草加:うん。だが、一般的には、左翼政権=独裁、自由がないと思われている

yuki:右翼もおなじじゃ

草加:うむ。実際には独裁は左翼というよりスターリン主義で、左翼は同じにされたくないと思っている。同様に、右翼も自分たちをファシストと同じにしてほしくとないと思っている

yuki:やくざはファシストじゃないか

草加:街宣右翼や在特会はファシストだね

yuki:うん

草加:だが、世界の共産党員の大部分はスターリン主義者だよ

yuki:共産党は役に立たんし、信頼できん。私は共産党は好きでない。

草加:左翼の代表は共産党であることは認めないといけん。右翼といえば街宣右翼が代表であるのと同様に

yuki:そなの?ずーっと前から共産党は嫌いだったし、ちょっと危ない人たちと思っていた。

草加:だって日本の自覚的左翼の8割は共産党員だろ?

yuki:ええええ?知らなかった。共産党ってなんか北朝鮮の感じがしる。創価学会とか

草加:だって公称で170万人いるんだぜ

yuki:まじ?

草加:あ、ごめん、それは赤旗の読者だった。党員は40万人

yuki:ふーん、いぱいいるのか

草加:新左翼系は2万人くらいじゃないかな

yuki:あんまり近くでいない

草加:いても言わない

yuki:そうなんだ

草加:ペラペラ吹聴するやつは信用できない

yuki:言えないつーのもなんかつらくないの?

草加:革命派だからそんなもん

yuki:ふ~ん。秘密かなにかなのか?

草加:おれは武力革命をめざしてるんだとか、いつも吹聴している奴を信用できるか?ついていこうと思うか?

yuki:思わない。共産党って武力なの?

草加:共産党は議会主義

yuki:へ?

草加:国会で多数をとるという主義。選挙が至上

yuki:じゃあ隠さなくてもいいじゃんか

草加:共産党は原則として隠してないよ。

yuki:そうなの?

草加:新左翼は原則として自分からは吹聴しないけど

yuki:しないけどなに?

草加:「けど共産党は」ってこと

◆実践で見せないと信用もされないし興味すら持ってもらえない

yuki:ふーん。共産党って印象が悪いんだよな。なんか必死すぎてるというか・・・

草加:だから、一般的には左翼がみんなそう思われているだよ

yuki:共産党のせいだ!

草加:新左翼だってそうだよ。三里塚に来ている部分も含めて

yuki:うーん、新左翼はそんな感じはしないけどな

草加:中核とカクマルの内ゲバとかあったじゃん

yuki:ああ、そういうのは良く知らないからなあ。けど、昔の話じゃないのか?

草加:そういう内ゲバの時代があったから、新左翼は信用されなくなったんだよ

yuki:今は違うんだよってことが伝わらないのか?

草加:まず、本当に「今は違う」と言い切れるのかな?それと、伝えないと伝わらない。さらに、言葉だけで「今は(私は)違う」と言われても信用できない

yuki:うーむ

草加:だからこそ、まず、「左翼は嫌い」という人を、単に「わかってない」で片付けてはいけない。そう思われる根拠はあるんだから、自業自得でもあるんだ。次に、言葉じゃなくて実践でしめさないといけない

yuki:ふーん。けど、左翼は嫌い!って人はそのままでいいんじゃないか?

草加:だから左翼はジリ貧になるんだよ

yuki:なんで

草加:若い人ほど左翼思想を誤解しているわけじゃんか。二十歳くらいの人にとっては、ファシズムも共産主義も似たようなもんで、「昔そういう酷い思想や時代があった」程度のもんだろ。それを誤解だと言っても、別に知る気も近づく気もないわけじゃん。ゆきちゃんにとっての右翼と同じ

yuki:うん。オルグとかいうのをしないとならないのか?

草加:その前に興味関心をもってもらわないといけん

◆「左翼」とは主義主張ではなく生き方の名前である

yuki:左翼を解説したら?「旗旗」で

草加:それもしているじゃん

yuki:でも毎日見てるとそんな感じじゃなく見えるよ

草加:それで正解ですよ。

yuki:?

草加:生の「左翼思想」そのものを、現実から離れたところで、講義や説教してもあまり意味がない

yuki:ふーむ

草加:まず現実をみる。知る。どうしたらいいかと考える。その実践や思索のつらなりが、左翼だと思う

yuki:なるほど。私はね、こう思うの。自分に正直だったら間違ってもいいって。たとえ左翼でも間違ってもいいし。

草加:自分で責任をとれる範囲ならね

yuki:うん。直感が大事だと思って生きてるよ。

草加:現実に矛盾を感じて、憤りをもって、なんとかしたいと思う。それが入り口ね

yuki:うん

草加:そういう人は昔はみんな左翼になったのよ

yuki:直感でおかしい!と思ったら動くじゃない?

草加:けどねー、今はそういう人が右翼っぽいことを言うんだよね

yuki:なんでかね

◆左翼の自業自得(または今のウヨクが歩いている道)

草加:時代の精神ですよ。そうしちゃったのは、左翼自身の責任だよ

yuki:左翼の責任じゃないとおもうよ

草加:いや、左翼の責任ですよ。国際的な。まずはソ連の現実があった。

yuki:むずかしいなー

草加:それをなんとかしよう、左翼の原点に戻ろうとしたのが新左翼だったわけで、ソ連をも批判しぬいた

yuki:新左翼えらいじゃんか

草加:だが、時代が下がるにつれて、カクマル派などの実践は、ソ連みたいなセクト主義になっていった

yuki:ほー

草加:あげくに連赤事件と内ゲバですよ

yuki:やりすぎちゃったんだな

草加:やりすぎではなく、完全に左翼の原点を忘れて方向を間違えている

yuki:集団催眠みたいな?

草加:だから「あれは間違いでした」ではすまないのだよ

yuki:うーん。「あれは事件でした」だな

草加:事件じゃないよ。目的意識的にやったんだから、確信犯だよ

yuki:じゃあ、目的を失って違う目的に向かっちゃいましたか。

草加:目的と手段を混同してとりちがえたのだろうね

yuki:うん。悲しいがどうしようもないな。

草加:どうしようもないで終わったら、左翼は死滅するね

yuki:だって昔おこったことなんて、今生きている人にはどうしようもない

◆自分は正しいと信じている奴こそが一番恐ろしい

草加:まず総括すること、自己批判すること、何がどう間違っていたかを明確にすること

yuki:ふーん。だいたいの人は、もうおかしなことにならないようにとはみんな思ってるんじゃない?総括って言葉もなんかこわいし

草加:正しいと信じてやるからおそろしいのだよ。右翼も左翼も。

yuki:正しくないの?

草加:普通の犯罪者のほうがマシ。自分が悪いことをしていると知っているから

yuki:ええ!

草加:右翼だって、ネトウヨだって、在特会だって、自分が正しいと信じているから、恐いんだ。普通の犯罪者のほうがよっぽどマシですよ。

yuki:ああなるほど。でもそれって昔の連赤とウチゲバのことでしょ?少なくとも今は、新左翼はそんなに間違ってはいない。

草加:中核は熱田派をテロっているよ

yuki:今も?

草加:今も「テロは正しかった」とは言っているね。それは組織だから、間違っていたと認めるのは大変なことなんだ

yuki:中核はとりあえずは相手にされてない場所におかれてるじゃん。

草加:市民運動の中ではね。だが、新左翼の中では最大党派だ

yuki:そうなんだ

草加:だから、世界の左翼の8割はスターリン主義者で、日本の左翼の8割は共産党で、新左翼党派の8割は中核派だ

yuki:おら、全部、あてはまんねー!!

草加:私もですよ(笑)。まあ、この場合の左翼とは、共産主義者のこと限定だけど

◆左右の線引きを競うなんてことはどうでもいいのだ

yuki:おら、左翼じゃねーのか?

草加:共産主義者とか、マルクス・レーニン主義者ではないだろ

yuki:よくわかんねーが違うと思う。

草加:右とか左とか中道というのは、その時代や地域の平均値だから、あんまりすっぱりわけても意味がない

yuki:ふーん。そうそう、中道っていう言い方はやだな

草加:全政治勢力の中では、日本の中道とは社民党。だが人数比を考慮すると民主党になるかな

yuki:「僕は右でも左でもない。まっすぐ前を見て歩いてます!!」とか言ってたボケ男がいたぞ。すかしてて笑った

草加:わしも本当はそうよ。もう右派とか左派とかどうでもいいくらいに思ってますよ

yuki:ええええ?左翼をかっこいいと思った私にとってはショックやー

草加:だって、左派だからこうあらねばならないとか、左派だからこうしてはいかんとか、嫌なやつともつきあわねばならんとか、尊敬できる人とも喧嘩せねばならんとか、窮屈やん

yuki:窮屈にしないでおけばいいじゃん。どんな世界でも「~ねばならない」は必要ないとおもう。

草加:そうです。だから「お前は左翼のくせに」とか「お前なんて左翼でない」とか言う人に、だったら左翼でなくていい、わしはわしやと思うとるわけです

yuki:そんなこといわれるのか?

草加:言われますよ。三浦さんと普通に交流している時点で。右翼と馴れ合いやがって、お前なんて・・・と。

yuki:なるほどね

草加:そんな「左翼」のお前より、右翼の三浦さんのほうがよほど尊敬できるわと。

yuki:ふむ

草加:だからあんまりこだわってない

yuki:こだわってないのはいいが、左翼だとは言っててほしいなー

草加:要するに、「出口」よりも「入り口」を重視して人を判断しているとご理解ください。つまりねー、「左翼」とは目的ではなくて手段なんよ

yuki:うん

草加:結果として左翼になるのね。生き方が

yuki:でも左翼はかっこいい

草加:生き方が左翼な人はね

yuki:全部ふくめて左翼はかっこいいの、私の中では。

草加:面白いことに、私は「お前なんて左翼じゃない」と言われますが、三浦さんとか鈴木邦男とかは、「お前なんて右翼じゃない」とか、「あの左翼めが!」と言われているんよ

yuki:へー

草加:そういう人同士は、意見や思想が違っても、普通につきあえるのね

yuki:鈴木邦男は右翼(ファッションも含む)だろう。

草加:左翼から見ればまぎれもなくそう

yuki:三浦さんは珍しいタイプの人なんじゃないか?

草加:私だってそうだよ(笑

yuki:ほー。ド左翼に見えるがな

草加:それは「結果として」そうなわけで、主義主張から逆算してそうなっているわけではない

yuki:うん

草加:要するに「出口」が左翼だっただけ。「入り口」は三浦さんと同じ

yuki:私もか?

草加:あなたは、マルクスも読んだことないだろ?

yuki:うん

草加:じゃあ、私や三浦さんと同じタイプだな

◆傲慢や憎しみではなく愛と謙虚さをエネルギーに運動しよう

yuki:何にも読んでないし知らない。ただただやくざにビビらされて、父ちゃんが酒乱で、人生が悔しかった。どこに怒りをぶつけていいのかわからなかったし。安らぎもなかったし。

草加:人それぞれだが、まず自己肯定からはじまって左翼になり、自己否定になって、それから自己肯定にもどってくる。だがそれは最初の単純な自己肯定ではない。これを止揚という

yuki:むずかしいな

草加:まず、自分はこんなにこき使われて、搾取されて、貧乏で、こんちくしょうとなる。これが最初の自己肯定で、往々にして怒りや憎しみが原動力となる

yuki:うんうん

草加:けど、実はそんな自分の生活すら、だれかの犠牲の上に成り立っていて、自分より悲惨で命さえ危ない人がいて、そんな人たちの苦しみの上に、今の生活があるんだと知るわけよ

yuki:うん

草加:で、ここからが「左翼思想」の出番というか、そういう全体を「歴史」として把握したり、社会の構造とか矛盾とか、立体的に考察して、歴史の流れの中で認識する

yuki:ほー

草加:すると、次は、社会の主人公としての労働者である自分とか、国境を越えた労働者民衆の連帯とか、私たちが向かうべき歴史的な未来とか、そういう全体の中で、今現在の自分を対象化していくと

yuki:うんうん

草加:そこでは、「いじめられて可愛そうな自分」という最初の自己肯定とは違うわけね。社会の主人公、歴史の担い手としての労働者民衆であり、その大きな流れの一滴としての自分です。

yuki:ほー

草加:そうすると、ただ自分を肯定するばかりではなく、自分のいたらないところを自己批判して向上したりプロレタリア的な価値観で自分を形成していくこともできる。

yuki:なるほど

草加:別の言い方をすれば、傲慢から謙虚、憎しみから愛へと、エネルギーをかえていく

yuki:ほー

草加:私の認識では、その段階ではじめて左翼なのね。マルクスとかの理論は、それだけでは意味のない死んだ抽象物であって、このための先人が遺してくれた導きの糸としてこそ、本当の値打ちがあると思うのです

yuki:じゃあゆきちゃん、左翼じゃねー!(T-T*)ただの人だ。

草加:まあ、私が自分に課している戒めですから(; ̄ー ̄A

yuki:ショック!! Σ(゚Д゚;)

草加:一般的な意味での「左翼」ではない。私が書いたことも、要するに「言葉」にすぎないことをお忘れなく

yuki:あんまり謙虚でもないし、憎しみはどこまでいっても憎しみだもん。おら、左翼じゃねー!!(T-T*)

草加:だから、そんなふうに教科書的に受け取ったら、私の書いたことの意味がないじゃん!

yuki:そうか

草加:なによりも、左翼とは、定義ではなくて「生き方」だと思うよ

yuki:うんうん

草加:だからね、三浦さんを「左翼」だというのは、ある意味で正しいのよ

yuki:そうなの?ああ、生き方がね

草加:これ、旗旗に載せていいか?

yuki:いいよ。スカイプネームは伏せてね。

草加:OK。おやすみ

yuki:(⌒0⌒)/おやすみー。あんまり馬鹿みたいにならないようにしてくれーo(-_-#”))

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草加 耕助

投稿者の記事一覧

当サイト『旗旗』の管理人。建設現場などで働いています。10代からの数年間左翼活動してましたが、現在は特に何ということもない普通のおっさん。今は休みの日に集会などにぶらり参加。そこで知り合った人たちと個人参加者の互助会的にジグザグ会、三里塚勝手連などを名乗りゆるく楽しく連帯中。よろしければご一緒にいかが?。個人としての目線を大切にしていきます。

コメント

  1. 面白い記事のTB、ありがとうございます。
    相対主義…は「左翼運動」が7~80年代より、例えば今まで取り組んでこなかった被抑圧者の立場、障害者の立場、マイノリティーの立場、様々な民族問題等々に少しずつ取り組んできたことが、これまでにない視点で社会を見る…「ガチガチ」マルクス主義から自由になれた人から出てきたのですね。
    本当の「右翼」においても、そのような「相対主義」でいろいろ見てきた人が、何をすればよいのが、何を「保守」すればいいのかを真剣に考え、行動しているのだと思います。そうゆう人が尊敬されるのでしょう。

  2. この記事がアップされたからランキングが微妙に上がってるのがなんとはなしに哀しい気もする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
    全国的にFOOLちっくな印象になってる私だが、「馬鹿左翼」コミュにも入ってるのでもう気にしないもんっ!!ムキーーーーー!!

  3. 今、確認したらば、昨日よりもランキングがアップしとるっ!
    もう4日も経ってるのに。ちっくしょーーーーー!!

    • たけ(40)
    • 2011年 3月 03日

    自称右派の私から見れば『RENK』と『一水会』と『任侠』を一緒にするのはどうかと思ったのですが、こっち側の人もとんでもないのがいますからねぇ。
    新左翼と共産党の区別がつかないくらいはかわいいもので、社会党や民主党、果ては創価学会まで左翼扱いする人がいますもん。
    多分、自分の気に入らないもの、意見が違うものを左翼扱いして攻撃する口実にしているんじゃないかと・・・
    (左の人の中にも、たまーに見かけるときがありますが。)

    まぁ、自分もあんまり人のことは言えなくて、新左翼の○○派といってもあんまり区別がつかないというのが本当のところです。
    戦旗、赤軍、中核、革マル、第四インター、社青同、革労協・・・(いくつあるんだろ)名前くらいは聞いたことはあるんですが、どれがどれやら。

    それはともかくとして、左とか右とか言っても(自分の見聞きした範囲だけなのかもしれませんが)『理想』というのはそんなに変わらないように思うんです。
    どちらの言っていることも、結局は『皆が幸せに暮らせる社会』をどう実現するかということに尽きるでしょうし、違いと言っても『お上』の体裁と、社会保障をはじめとする弱者救済を誰が実行するかぐらい。
    一般庶民のレベルからみれば、正直どっちでもいい。

    ただ、現状ではどちらの側も大きな運動を作り出すというのは難しいでしょうね。
    どちらもイメージが悪すぎる。
    左は内ゲバや赤軍事件、中国の文革やソ連崩壊がありましたし、右は右で目に見えるところで活動している連中の大半が『ゴロツキ』としか見えない連中。
    そんな連中とは関わり合いたくないと考えるのが普通でしょう。
    そういったイメージをいかに払拭していくことが今後の課題でしょうね。

    どっちもハードルは高いなんてもんじゃないですが・・・

  4. たけさん>

    いつもながら、お返事が遅くなってすみません。
    新左翼の各派の違いなんて、知らないほうが普通ですよ(笑)。でも、違うんだということに留意していただいてありがとうございます。今はそれだけでも充分ですよ。私だって別に右翼や新右翼、保守の内部における潮流の違いなんて無知ですからね。ただ、一つの言葉(レッテル)がいつもいつも通用するわけではないと、それだけわかっていればいいかなと。

    実際、日本に政治団体や政治結社、党派などが何万団体あるのかわかりませんが、日本の政治や進路に影響を与えるくらいにならない限り、そういうのを知っていたり調べたりするのは、正直趣味のレベルになってしまうかと。知ってもらう、わかってもらう努力は当該の団体がするべきことであって、特に政治運動と関係なく普通に生活している人が、多勢に影響のない小さな団体や、その主張するところを知らないからといって責められる筋合いはありません。

    それでも、大衆運動の世界に口を出したり論評するような「普通ではない」人の場合、せめて「新左翼・左翼・社民・護憲派」、あるいは「右翼・保守・リベラル・街宣右翼・新右翼」などは、別のカテゴリーであることくらいは知っておくべきかと思うし、その程度のことだけ知っておけば、とりあえずはいいかなと思います。あと、知らないのはいいんですが、いざ知ったときに、いつまでも自分の先入観にこだわって、無理矢理にでもそれにあわせて相手を見るのはやめるべきかと思います。

    大から小までを含めた「政治運動」全般の閉塞状況はおっしゃる通りだと思います。かつては『皆が幸せに暮らせる社会』という純粋な思いから出発しつつ、左右ともに結局は、自分(たち)が権力なり天下をとれば良くなるという、ちょっと単純化しすぎかもしれませんが、まあ煎じ詰めるとそう信じて行動していればいい「幸福な時代」があった。もうそういうのは誰も信じなくなって久しいですね。左翼運動の中で、「権力の打倒や奪取」を目的化しない、それも「状況に応じた手段のひとつ」と相対化して考える人々が台頭してきたのは、興味深いことではあります(私は懐疑的ですが)。

    実はその部分でかつての左翼の一番悪い部分に相当するのは、新右翼ではなく、自称「行動する保守」の皆さんですね。恥ずかしい話ですが、彼らのメンタリティって、結構理解できたりしてしまう自分が悲しいです(苦笑)。

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