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- 発行日時
- 2009-5-12 7:00
- 見出し
- 所得再分配と格差を考える資料
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この記事は所得再分配と格差を考えるための資料提示とメモです。
(引用ここまで)●はげしく学び はげしく遊ぶ(石川康宏研究室)
所得格差も 所得再分配後の格差も
http://walumono.typepad.jp/blog/2007/09/post_0311.html
ご隠居 所得では、高い人と低い人ができる。それを、税や社会保障で格差を是正するのが再分配だ。
再分配しても
熊 それでも、格差は是正できなかったということかい。
ご隠居 むしろ広がっている。まず、再分配前の当初所得をみてみると、格差は過去最大を更新した。再分配後の所得をみても、格差は過去最大だ。
熊 するってぇと、なにか。賃金の格差はどんどん広がり、税と社会保障でも、その格差の是正がうまくできていねぇということか。
所得再分配というのは税金の重要な機能の一つです。忘れていた方はこちらで復習してから(笑)先を読んでください。
■わたしの「税の作文」(笑)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-847.html
政治を行った結果、所得再分配機能によって格差が是正され、貧富の格差は小さくならなければならないはずです。それは社会の安定のために必要なことです。形式的にだけでも福祉社会を標榜する国家なら、そうあらねばなりません。いろいろな面での「格差」が大きな問題になりつつある日本ではどうなのでしょう。
(引用ここまで)●日本総研ホームページ
http://www.jri.co.jp/JRR/2008/03/sp-differ.html
Business&Economic Review 2008年3月号 SPECIAL REPORT
所得格差と再分配政策
神戸大学大学院経済学研究科教授 小塩隆士
要約
日本は、すでに平等な社会といいにくくなっている。すでに多くの実証分析が明らかにしているように、日本の所得格差は1980年代以降顕著な形で拡大しており、その結果、日本は多くのヨーロッパ諸国より格差が大きな社会になっている。確かに、こうした格差拡大には人口高齢化や世帯規模の縮小といった人口動態・社会的要因で説明できる部分もかなりある。しかし、そうした要因を除いたとしても所得格差は着実に拡大しており、格差拡大は政策的に深刻に受け止めるべきテーマである。さらに、最近では企業による人件費削減やグローバル化のなかで雇用の流動化・非正規化が進み、低賃金層が無視できない形で形成されつつある。こうした低賃金層は税負担こそ低いものの、年金・医療・介護など社会保障負担の所得比が相対的に高めとなっており、再分配後の所得格差はむしろ拡大している。子育て環境も、同様の理由で悪化している面がある。
こういう立場の立論に対して、格差の拡大は見せかけだけのものである、という立場があります。2006年1月の内閣府の発表がその代表的なもので、それを支持するいくつかの主張があります。これらをここでは「見かけの格差」派ととりあえず呼んでおきます。その内閣府の発表と、日経ビジネスオンラインの主張へのリンク、過去の内閣府の調査発表へのリンクを載せておきます。
■内閣府 月例経済報告資料 2006年1月
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei-s/0601.pdf
●NBonline(日経ビジネス オンライン)
所得格差拡大論の誤謬
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20071024/138426/
■平成14年 所得再分配調査報告書 厚生労働省政策統括官付政策評価官室
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/data-kou6/data14/h14hou.pdf (←pdfファイル)
■平成17年 所得再分配調査報告書 (厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/08/h0824-6.html
上にリンクした2006年1月の内閣府報告の主張を整理して要約しているのがこちらの記事。会計事務所の経営者の方の記事のようです。
■格差社会論争 西村勝彦
http://www.geocities.jp/roman315jp/kakusa.html
さて、一方、これらの「見かけの格差」派の主張に対して、そのおかしさを衝く立場があります。インターネット上でそのような立論をいくつか拾ってリンクしておきます。
まず、格差是正効果が日本では小さいことを示したデータ。
●図録▽所得再配分の国際比較
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4666.html
「見かけの格差」という2006年1月の内閣府発表への批判をいくつか。
●「構造改革」読み書き練習ブログ
若年層の所得格差は急速に拡大(格差拡大は「見かけだけ」の誤解ではないぞ!)
http://literacy.jugem.jp/?eid=16
●週刊MDS新聞ホームページ
【拡大する所得・雇用格差 残酷な小泉構造改革】 2006年03月10日
http://www.mdsweb.jp/doc/926/0926_02a.html
●私的スクラップ帳
経済格差の拡大は本当に「誤解」なのか?
http://agata.ciao.jp/blog/archives/000133.html
■「格差問題」の捉え方とその対応 〜求められる再分配機能の見直し〜 南武志
http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/f0705fo1.pdf (←pdfファイル)
■税制改革・社会保障改革と所得再分配政策 貝塚啓明
http://www.mof.go.jp/f-review/r76/r76_150_159.pdf (←pdfファイル)
●彦左の正眼!
「0.5263」を大きく報じぬ大手メディアの報道姿勢――格差社会(中)
http://hero1945.livedoor.biz/archives/50150126.html
格差についての報道をいくつか拾っているのがこちら。
●dunpoo @Wiki ●日本資本主義06
http://www1.atwiki.jp/dunpoo/pages/80.html
その他、参考記事。
●toxandoria の日記、アートと社会
小泉・竹中『市場原理ポルノ劇場』が陵辱した日本社会の愛のエクリチュール
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090224/p1
●大脇道場!
NO.945 子どもたちを貧困の連鎖から救い出すのが政治の仕事
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-954.html
これらにざっと目を通して、私は、「格差は見かけにすぎない」と楽観する立場にとても賛同はできないと思うのです。格差はいろいろな面で広がり、それは社会のいろいろなところに悪い影響を与えていると思います。それらの分析が整理されてまとめてられている本が、こちらです。
橘木俊詔(たちばなき・としあき) 「格差社会 何が問題なのか」 (岩波新書 1033)
次の機会には、この本の内容を紹介してメモするつもりです。築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2009-04-21 【展開大歓迎!】 築地問題英文解説 S.O.S. Save Our Tsukiji
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10243347257.html
■2009-04-26 財務は任せろ豊洲移転だ、と主張した築地東卸「名物理事長」の政治献金(サンデー毎日、朝日新聞)
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10248796264.html
■2009-04-28 築地S.O.S.のロゴ初版(英文記事へのリンク)を作りました
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10250455886.html
人気blogランキング(政治部門)(←よかったら押してね)に参加しながら自公チュー政治に「ノー」を言った後、「その代わりに望む政策をどしどし民主党に伝えよう」ミニキャンペーン中で、そこに存在する転がるひよこ豆を食べてクリーム入りの午後のコーヒーを飲みながら、消費税と社会保障と国家予算についての知られざる真実を大脇道場で学んで、多世代交流のブログ広場の中にある世界の片隅で税制についてのニュースを読んで、労働組合ってなにするところかとか、どうしたらみんななかよく多文化・多民族・多国籍社会で「人として」情報流通を促進できるかとか言ノ葉工房の浮游空間で思考して、壊れる前に人生を美しくしたくてフランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブに日本民主化の思いを書き綴りながら、とりあえずアブナイ日本で福田衣里子さんや保坂展人さんや志位和夫さんや糸数けいこさんや戸倉多香子さんたちの活躍を祈る、一寸の虫にも五分の魂のサイバー政治団体秘書です。
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