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2010-7-27 19:16
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梁石日さんのメッセージ&佐高信本誌発行人インタビュー
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2010-7-27 11:33
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週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年7月23日)
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『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。
■書評
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2010-7-22 14:56
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808号目次
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808号目次PDF
808号の注目記事
■自殺統計データから見えてきた総合対策
絶対に後戻りをしてはならない
清水 康之
一二年連続三万人を超え、待ったなしの課題となっている自殺対策。
細かいところまで公表された統計データを、どう読み解き、どう生かすか。
前内閣府参与として、NPO法人代表として、自殺対策にかかわってきた筆者が語る。
■鬼丸昌也
企業や個人を巻き込む“闘わない”平和運動
山岡 淳一郎
争わない、主義主張もしない、すべてを受容する。それは「平和」を実現するために――。一九七九年生まれの鬼丸昌也が学生時代にゼロから立ち上げたNPO法人「テラ・ルネッサンス」。多くの企業や個人の支援を受けながら自主財源を確保し、地雷や小型武器、子ども兵問題などの活動に結実させている。若い熱情が、市民活動に「変革」をもたらした。
■東京・足立区 自殺防止の都市型モデルへ
「生きる支援」の果敢な挑戦
平舘 英明
自殺対策基本法が二〇〇六年に施行されたが、自殺者はその後も三万人を超え続けている。
そんななか、足立区では職員の意識改革を図り、「気づく・つながる・いのちを守る」を合言葉に、
自殺防止の取り組みをはじめている。自治体に何ができるのか。足立区の取り組みを追った。
■化学物質とのつきあい方4
食品添加物はだましのテクニック
槌田博
お菓子や加工食品の食欲をそそる色。
栄養素の多寡を偽装するうまみ調味料。
食品添加物がたくさん使われた商品には、
消費者をだます意図が隠されているのかも。
■セベソ事故のその後が教える
一物全体食時代への転換
沢木みずほ
34年前のダイオキシン流失事故は、大きな被害をもたらしました。有害物質の害、改めて考えたいです。
■カードローンやキャッシングに走る、その前に
?貸さない時代?にお金を借りるには?
丸田潔
生活再建のためにどうしてもお金が必要。だけど、どこで借りたらいいのか――。そんなピンチを助ける情報です。
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2010-7-22 14:48
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807号目次
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807号目次PDF
807号の注目記事
■破壊と希望のイラク 第18回
ヨルダンのイラク難民への医療支援に奔走
広がりつながるコミュニティ
高遠菜穂子
■ 「300人ショック」が露呈した
都立高校改革の杜撰
瀬下 美和
今年、一部の都立高校定時制で入学式が二度行なわれた。
募集人員の枠が足らず、進学先のない中学卒業者が300人以上も出て、追加募集をしたからだ。
定時制が統廃合される過程で、実はこの事態は予期されていた――。
◆大人のエゴが子どもを追い詰めている
渡邉美樹
■定時制高校 切り捨て、安上がり、自己責任……
高校無償化だけでは救われない子どもたち
平舘 英明
高校授業料無償化が今春から導入された。すべての子どもに修学を保障する
大きな一歩にはなったが、まだまだ課題も多い。「学びのセーフティーネット」
と言われる定時制高校の現場から、子どもを取り巻く厳しい現実を追った。
■特定社会保険労務士・イナゲが教える
労働条件でもめないための防衛策
稲毛由佳
ご自分の給料額その他、把握してますか? 会社側ともめぬよう、面接や入社時のポイントを教えてもらいます。
■検察のでっちあげが明らかに
厚労省元局長・村木氏に「厳正なる無罪判決」を
粟野 仁雄
自称障害者団体の依頼で格安郵便が扱える証明書を発行したとされ、
厚労省の元局長・村木厚子氏(五四歳・休職中)が虚偽有印公文書作成・同行使罪で
大阪地検特捜部に逮捕・起訴された事件が結審、九月の判決を待つのみとなった。
■これは「貧困ビジネス」だ!
ひとり親家庭を貧困に追いやる
在宅就業支援
蓮村 美香子
六月八日、東京都立川市で母子家庭の母向けのセミナーが立川グランドホテルで開催された。ゴージャスな部屋で開かれたセミナーの内容は「ひとり親家庭のための在宅就業支援セミナー」。なぜ今、内職支援なのだろう?新政権は子どもの貧困を解決すべく不十分ながら努力してきた、という評価は正しいのだろうか。
■ボリビアの闘うコミュニティ
神様に一番近い街
「エル・アルト」
前田 実津
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2010-7-22 14:29
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『めぐりくる春』 のチラシができました。
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2010-7-9 13:40
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806号目次
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806号目次PDF
806号の注目記事
■第二のKSDか
違法操業に頭抱えるドライクリーニング業界
民主党の玄葉政調会長も見て見ぬふりした!?口利き疑惑
横田 一
ドライクリーニング処理工場の多くが違法操業の危機に立たされている。そんな中、違法業者の救済に乗り出したのが
民主党の村井宗明衆院議員だ。しかし、利益至上主義の大手業者の悪質さが目立つのだった――。
■佐藤優の飛耳長目52
政権への懸念生じさせる
菅直人首相の思想的系譜
■ビタミンC入り飲料は
本当に体によいのか?
渡辺雄二
■携帯電話と脳腫瘍の因果関係
ひとつの研究結果にふたつの結論
植田武智
先日発表された、携帯電話と脳腫瘍の関係を探る研究。しかし視点をどこに置くかで、結論はまったく逆になってしまう。
■化学物質とのつきあい方2
「念のため」が身を守る。
予防原則で行こう
槌田博
有害性が科学的に立証されるのを待つのではなく、
危なそうなものは早いところ規制しよう――
それが予防原則の考え方。
これが進んでいれば、過去の被害は防げたかも。
■廣瀬純の生の最小回路(18)
フローは切断なしには流れない
ゴダール/レヴィナス/パチョーリ
ジャン=リュック・ゴダールは一〇年ほど前のインタビューで次のように述べて
いる――「物事はつねに正面から撮影されるべきであり、正面からまっすぐ見れ
ばこそリアルに把握できるといったことが、世間では信じられています。レヴィ
ナスのような哲学者ですら、顔をきちんと見ればその人を殺したくなることなど
あり得ないと考えています〔……〕。他者を理解するためには、カメラをその人
の背後におき、彼の顔を見ないようにする必要があるのです。そしてまた、その
人の話に耳を傾けている第三者を通じて、彼を理解するようにしなければならな
いのです」。
■TOKYO IS:
都市とのっぺらぼう
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2010-7-9 13:34
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805号目次
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805号目次PDF
805号の注目記事
■米軍ジェット機墜落事件から半世紀
宮森小学校に刻まれた一八人の碑銘
知名直子
普天間飛行場の「県外移設」を掲げたはずの民主党政権は現在、沖縄への「負担」を平然と口にする。沖縄県石川市(当時)での米軍ジェット機墜落事件から半世紀あまり。一八人もの命を奪ったこの事件の犠牲者らが今、訴えているものは――。
■女性記者匿名座談会
「男の働き方」の最たるもの
人間性を蹂躙された生活強いられる
女性の新聞記者は男性に比して非常に少ない。「男社会」で仕事をしていて感じる違和感や一緒に仕事をしている男性記者について、また報道の内容や会社のシステムについて、思うところを忌憚なく語ってもらった。
■70年代の光と影 シリーズ8
つかこうへい演劇の衝撃
横内謙介
■化学物質とのつきあい方(1)
化学物質の本質は「薬品」。功もあれば罪もある
槌田博
ナチュラルに生きたいけれど、化学物質ゼロの生活はもはや不可能。
私たちはさまざまな化学物質に囲まれて暮らしています。
じゃあ、その影響を最小にするにはどうしたら?
■初心者のための税金講座(5)
各政党の税制政策
浦野広明
参議院選挙ということで、消費税増税や法人税減税などに、にわかに注目が集まっています。選挙前に知っておきたい、税制政策について取り上げます。
■「タイ騒乱」その後
国民和解の正念場に
大町 正夫
治安部隊がタクシン派デモ隊を蹴散らして、
「タイ騒乱」が一段落するとパタリと報道がなくなった。
しかし、「王国タイ」に生じた変化はジワリと国家の根幹を揺さぶっている。
タイの底流を流れる動きを追う。
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2010-7-2 14:13
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7月2日号の配達について
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本誌7月2日号のお届けが遅れる事故が発生しています。定期購読者のみなさまに深くお詫びするとともに、原因についてご説明いたします。
同号からお届け方法をこれまでの「第三種郵便」から「クロネコメール便」に変更させていただきました。本来なら、6月30日(水)に戸田市のヤマト運輸から各地の集配センターに発送する予定でしたが、製作工程で遅れが生じ、発送が1日遅れの7月1日(木)となってしまいました。
まことに申し訳ございませんが、到着までいましばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
なお、これまでの郵便局による配達と異なり、「クロネコメール便」は日曜日も配達しております。月曜日までにお手元に届いていない場合はお調べいたしますのでご一報下さい。
事前にお知らせしましたようにお届け方法の変更により、繁忙期や地域により到着遅延の可能性がありました。今回の原因は、前述したように製作工程の遅れです。原因を究明し、今後このようなことがないよう努めます。引き続き、小誌をご愛顧下さいますよう、あらためてお願い申し上げます。
2010年7月2日
(株)金曜日
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2010-7-2 11:20
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読者会から(全文)2010年7月2日
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みやぎ読者会
7月7日(水)18時〜20時45分、仙台市民活動センター7階フリースペース(青葉区一番町4-1-3)。参加費無料。飲み物は各自持参。話題は特になく、自由討論です。問合せ(TEL 022・235・8876加藤)
読者の会・大阪
7月17日(土)18時半〜、エルおおさか(京阪・地下鉄天満橋駅)。参加費300円。21時〜、交流会(1500円程度)。各自読者の会参加の動機表明後、「参議院選挙への思いについて」フリートークします。本誌の理念に賛同される方を歓迎します。問合せ(TEL 090・5151・9763 Mail nowar1945@fol.hi-ho.ne.jp 中森)
土浦・つくば読者会
7月17日(土)17時〜。参加費3000円くらい。新しい方大歓迎です。「何でも話せる友だち」作りませんか? 要予約です。問合せ(TEL 029・821・0160、Mail kei-kuboya@jcom.home.ne.jp 久保谷)
函館どさんこ読者会
7月17日(土)18時〜21時半、亀田福祉センター2階特別室(函館市美原1-26-12)。参加費は会場費を人数割り。二次会あり。
*初めての読者会は5名の参加。話は大いにはずみました。二次会は午前2時まで続きました。言いたいことがいっぱいあったのでハメをはずしました。問合せ(TEL 0138・46・3519さいとう)
岩見沢読者会
7月17日(土)14時〜17時、岩見沢市コミュニティプラザ2階会議室B(JR岩見沢駅隣)。参加費200円。話題は何でもありの気軽な会です。終了後、交流会を行ないます。天気が良ければ近くの彩花まつり会場に繰り出す予定。交流会の参加だけも可(交流会のみ参加は連絡をお願いします)。問合せ(TEL 090・6260・8640、Mail iwamizawa_kinyobi@ybb.ne.jp 伊藤)
金沢読者会
7月17日(土)18時半〜21時、金沢勤労者プラザ102ミーティングルーム)。参加費300円。皆さまの参加お待ちしております。問合せ(TEL 090・2834・6624坂本)
東三河読者会
7月18日(日)13時〜、豊橋市民文化会館第七会議室)。参加費200円位。
*6月は新人1人を含め9人。話題は(1)5月23日名古屋での本誌北村編集長の講演会「政権交代後のメディアを問う」に当読者会から4人が参加。その時の様子を参加者から報告。ANYなる造語(朝日、日経、読売)もあり、朝日の変貌に失望の声。(2)4月30日号「暮らしにひそむ天皇制」先月も取り上げたが時間不足だったので再度討議。意識せぬままジワリと浸透してきて、私たちの生活にいつの間にか住みついている「天皇制なるもの」に気付かなければならない。これに対し、「すべてを天皇制と無理にこじつけることはおかしい」との意見もあった。(3)6月4日号ダグラス・スミス「『護憲』の前にまず安保を語れ」沖縄を犠牲にした「平和」でいいのか。基地の大半を沖縄に押しつけておいての「安保容認」は差別そのものである。(4)6月11日号金曜アンテナ欄 参院選民主党公認比例代表候補の中に超タカ派の元自衛官がいる。民主党に要注意。問合せ(TEL 080・5102・6763四谷)
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2010-6-24 16:45
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804号目次
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804号目次PDF
804号の注目記事
■沖縄でうごめくオリックスの巨大な闇
新藤 健一
「郵政・かんぽの宿」の取得問題で猛反発を受けたオリックス不動産(本社東京)が沖縄はじめ全国各地で再び物議をかもしている。「沖縄利権」はやはり“本土資本”が吸い上げるのか。オリックスグループCEO(最高経営責任者)の宮内義彦氏はなにを考えているのだろうか。
■清涼飲料水の摂りすぎに注意
日本の夏は麦茶がいちばん
沢木みずほ
夏、冷たく冷えた、あま〜いジュースがおいしい。でもその甘みのもと、ちょっと要注意ですよ。
■投資の罠に気をつけろ12
自分で株を買ってみれば投資のリスクがよくわかる
楠本くに代
投資に興味がある、してみたいと思っている人には、
自分で株を買ってみて、
リスクを体験することをおすすめします。
投資の罠から我が身を守るための授業料だと思って。
■プライベートブランド隆盛の裏側で
値下げ競争をやめて経営立て直すソース会社
山口 舞子
価格をどんどん下げ、なおかつ収益を上げる――。
ユニクロのような企業が消費者から支持され、メディアの賞賛を集めている。
そんな時代に、値下げ競争から脱却する道を選んだ食品メーカーがある。
■マクトゥーブ
03 リビア
写真・文 パオロ・ペレグリン
Paolo Pellegrin
■佐藤優の歴史人物対談17
樺美智子と語る
日米安保は“だらしのない外交”の原点
六〇年安保闘争から半世紀。この国はついぞ「米国属国」から抜け出すことがなかった。
在日米軍基地が日本国外での戦争に使用される懸念も現実化した。
二〇一〇年、歴史的とも言える参議院選挙で、「安保」は主要な争点にすらならない。
いまこそ、日米安保条約破棄、米軍全面撤去の方向で議論すべきときではないのか。
平和、ヒューマニズムを求め、清冽に真摯に生き抜いた樺美智子に聞く。
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2010-6-24 16:34
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802号目次
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802号目次PDF
802号の注目記事
■被害を繰り返さないために
今すぐ口蹄疫の検証と対策を
垣田達哉
いまだ終息の兆しが見えない口蹄疫。第2、第3の被害を出さないために、シビアな検証をする必要がある。
■JR採用差別事件
勝ち取った歴史的勝利和解
荒木 健次
一九八七年の国鉄分割・民営化で大量の国労組合員らがJR不採用となり、国鉄清算事業団からも解雇された採用差別事件。
尊厳の回復を目指した長い闘いは歴史的和解をつかみ取った。
■追悼
大野一雄
死そのものまでも舞踏の表現として完結
金平茂紀
針生一郎
生涯貫いた政治と芸術の前衛批評
アライ=ヒロユキ
芸術界の巨星が相次いで逝った。ダンスの枠にとどまらない「BUTOH(舞踏)」ブームを世界的に巻き起こした舞踏家・大野一雄さん(享年103)。反権力の立場から前衛芸術批評を手がけた美術評論家・針生一郎さん(享年84)。彼らが遺したものとは、何だったのか。
■廣瀬純の生の最小回路17
身体が何をなし得るか予め知ることはできない
イーストウッド/デリダ
二七年間の獄中生活を経て一九九〇年に釈放された後、九四年に南アフリカ大統領に選出されたネルソン・マンデラが「レインボウ・ネイション」としての南ア国民統一の梃をラグビーに見出し、同国代表チームの選手たちとの交流を図りながら、彼らを九五年に南アで開催されたワールドカップでの奇跡の優勝にまで導く――クリント・イーストウッド『インビクタス/負けざる者たち』の物語は大まかには以上のようにまとめられよう。
■タトゥー新時代
文・写真 藤田正
かつては闇社会の
象徴のように思われていた刺青。
気がつけば「タトゥー」と言葉が代わり、
都市生活の中に広がりつつある。
街の中で、電車の中で、彫物を入れた人を目撃することが、
ずいぶん増えたように思う。彼らはどのような思いで、
タトゥーを入れるのだろうか。
また、そこに「落とし穴」はないのだろうか。
■ルポ 音威子府・稚内国労闘争団
「雇用確保」という残された最大の試練
闘い、いまだ終わらず
本誌取材班
国労闘争団ら「四者・四団体」は問題解決に向けた「政府案」の受諾を決定した。
だが、経済状況が厳しい北海道では、「雇用」が最終的な解決をみていないため、
現場の闘争団員・家族の不安は残ったままだ。
■レジ袋、減らすも増やすもアナタしだい
レジ袋削減をめざす、川口市の試み
坂井敦
レジ袋削減に取り組む自治体が増えています。六月からスタートした埼玉県川口市の「レジ袋削減条例」を紹介します。
◆色つきレジ袋から有害物質
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2010-6-24 16:31
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803号目次
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803号目次PDF
803号の注目記事
■インタビュー
吉本隆明、八五歳の現在
聞き手 北村肇 本誌編集長
「戦後最大の思想家」「知の巨人」などと評される、詩人で思想家の吉本隆明氏。半世紀以上にわたって執筆活動を続け、85歳の現在もまだ「現役」を自負する吉本氏に、いま一番言っておきたいことを語ってもらった。
◆「最後の吉本隆明」 中島岳志
■国策捜査
政治資金規正法違反で逮捕・起訴された
石川知裕 衆議院議員
青木 理
収支報告書記載の
日付ズレだけで
逮捕してよいのか
■シリーズ警察の闇第10弾
巧妙化する“裏金”
全国で相次ぐ「不正経理」の手口
業者とつるんだ「預け」が裏金に
成澤宗男
存在しない人物に「捜査の謝礼」を支払ったことにして、裏金を捻出する手口は報道によって行き詰まった。
懲りない警察の最近目立っている手口が、架空の「物品購入」を利用した悪質な違法行為だ。
■シリーズ警察の闇第10弾
組織で体験した飛松五男さんに聞く
腐敗警察官よ、いいかげんにせい
裏金、ヤクザや業者との癒着、セクハラ、公金横領――。この世で警察ほど腐った行政組織はない。
その内部にはびこる数々の悪事を、在職中は全国屈指の辣腕刑事としてならした元警官が暴露する。
■“事業仕分け内閣”に騙されるな
根本的なムダは放置の政治ショー
横田 一
■投資の罠に気をつけろ!11
外貨預金は投機です
リスクをよ〜く理解して!
楠本くに代
日本円はもうダメだ、国際分散投資だ、外貨預金だ
――とお考えの方、ぜひ考え直してください。
「預金」と言いつつ、非常にリスクの高い商品なのです。
甘い気持ちでやったらダメですよ。
■破壊と希望のイラク 第17回
支援に奔走するイサームさん
「垣根を越えたい」思いで
高遠菜穂子
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2010-6-24 16:10
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読者会から(全文)2010年6月25日
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杉並・世田谷読者会
6月27日(日)13時半〜17時、高井戸地域区民センター3階第3集会室(京王井の頭線高井戸下車3分)。
*5月の読者会は、9人の参加となり活発な議論がなされました。特に、普天間基地問題、韓国哨戒艦沈没事件が主題となりました。また、日ごろのウップンばらしが、パワハラ、モンスターペアレントの背景にあるのでは。また、ある参加者は、前もって自分の意見を文書にしてこられたが、「いつも仮想敵国をつくり、国民を騙す、私はこのバカな発想を『軍憂』と呼ぶ」は、秀逸な意見。抑守力乱発の現政権に聞かせたい。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)
京都読者の会
7月2日(金)18時〜21時、ウイングス京都4階小会議室A(地下鉄烏丸四条・阪急烏丸両駅北口または地下鉄烏丸御池駅5番出口7分、中京区東洞院通蛸薬師上ル東)。参加費は会場費を人数割り。毎回初参加者(大歓迎)自己紹介後、全員が所信を。今回テーマは「迷走普天間基地からアンポを見る」。前回7名参加。問合せ(TEL 075・574・1631荒井)
ピースボート読者会
7月3日(土)17時〜19時、ピースボートセンター東京(高田馬場駅7分)。参加費50円。問合せ(TEL 048・625・8573板橋)
千葉東葛読者会
7月3日(土)16時〜18時、松戸市民会館302号室)。会場費100円。開始時間がいつもと違います。終了後有志で懇親会をします。問合せ(TEL 047・386・4339篠原)
美濃読者会
7月5日(月)18時半〜、ハートフルスクエア小研修室4(JR岐阜駅構内より2階連絡通路)。テーマは「最小不幸社会の実現を言う菅新政権の現実主義を見極めよう」問合せ(TEL0574・62・7336田口)
ちがさき読者会
7月10日(土)19時〜21時、茅ヶ崎市勤労市民会館)。参加費無料。。初めての月例会です。お気軽にご参加ください。直近4週間分の本誌をご持参ください。問合せ(TEL 090・5198・0441岡本)
長崎出島読者会
7月11日(日)13時半〜16時、出島交流会館(県美術館隣)。選挙のことなどみんなでおしゃべりしましょう。出席できない方はメールで紹介してほしいご意見をお寄せください。
*6月13日(日)は参加者5名。『週刊金曜日創刊15周年DVD』を観たあと、『週刊金曜日』の思い出や記事について語り合いました。読者をふやすには「各地の図書館にリクエストを」「断られてもしつこく要望しよう」「読者が意思を示して金曜日を支えよう」など活発な意見が出されました。問合せ(TEL 090・8402・0158、Mail yukalinkjp@ybb.ne.jp 西岡)
千葉読者会
7月11日(日)15時〜18時、船橋市高根台公民館第2集会室(新京成高根公団駅前)。参加費150円位。本誌を中心に政治から芸能まで何でも話し合います、話題があれば資料をお持ち下さい。気軽に参加してください。参加時間は自由です。問合せ(TEL 047・463・3602西堀)
倉敷読者会
7月11日(日)13時半〜17時、倉敷労働会館)。参加費500円。テーマは「選挙制度」。問合せ(TEL 090・3880・3914堀井)
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2010-6-10 10:40
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読者会から(全文)2010年6月11日
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奈良五條読者会
6月26日(土)13時半〜、近刊の本誌を軸に話し合う予定です。気軽にご参加を。会場等の問合せ(TEL 0747・25・2538井西)
あいち読者の会
6月26日(土)17時〜(時間変更)、名古屋市女性会館小会議室(地下鉄東別院駅)。「オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説と核兵器廃絶」批判―アメリカの構造的戦争国家体質―を安川寿之輔さん(名大名誉教授)に講演していただきます。参加自由、どなたでも大歓迎
*5月は5人。本誌4月30日・5月7日合併号「暮らしにひそむ天皇制」で議論。すべての道は天皇制に通ずる。戦後の日本を駄目にした「思考停止に行き着く天皇制」、「司法を含めた霞ヶ関官僚」、「日米安保条約」の3つがある。1947年GHQに沖縄占領を申し出て保身をした天皇裕仁。国家が日米安保を必要とするなら、まず広大な皇居に普天間基地の痛み分けを。問合せ(TEL&FAX 052・613・4028中島)
旭川読者会
6月26日(土)18時半〜、旭川市神楽公民館(神楽4条5丁目バス停3分)。本誌の記事をネタに問題を自分の生活に近付けて自由に話し合っています。熱心な読者はもちろん、最近読み始めた方やときどきしか読まない人の参加もお待ちしております。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.com こせき)
ピースボート読者会
*5月例会は初参加1人を含め10人。4月30日号の憲法特集号は大好評。北原みのり氏に同感。「皇太子妃へ同情? 共感はしても『人権侵害』に気付く人は少ない。」普天間問題は「移転ではなく閉鎖へ。」民主党の支持率急落の要因は、自民党の悪政の後始末の困難さと、官僚のずる賢さによる。「長い目で見よ」が大方の意見。毎度の事だがマスコミの報道姿勢に問題あり。時代の閉塞感に関し「経済への過信が拝金主義を助長し人間を苦しめている。」「大企業が儲かれば国民も幸福になるという幻想に騙された。」4月23日号アンテナの「06年春・都立高卒業式、君が代メトロノームの速度調査]は都教委の異常さの極致。他に「文科省、熟議に基づく教育政策形式シンポ」参加の報告あり。問合せ(TEL 048・625・8573板橋)
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2010-6-4 12:31
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価格変更と発送方法変更のお知らせ
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読者の皆さまへ
6月4日号でお知らせした通り、7月2日(805)号より本誌の定価を580円(税込)に改定させていただきます。なお、当社から直接発送している定期購読の料金はこれまで通りに据え置きとなります。
併せて同号から定期購読のお届け方法を、ヤマト運輸?の『クロネコメール便』に変更させていただきます。従来の直接本誌に宛名ラベルを貼り付ける封緘方式を改め、書店で販売されている中綴じの雑誌を、ポリエチレンで包装してお届けいたします(※ポリエチレンは可燃性で有毒ガスの発生しない素材です)。
凸版印刷で印刷・製本し、包装を施した本誌は毎週水曜日に埼玉県戸田市のヤマト運輸に持ち込み全国に発送されます。そのことで、これまでの「第三種郵便」と比べて、配達状況が不安定になるおそれがあります。万一、月曜日の段階でお手元に届いていない場合は、業務部宛にご一報ください。速やかに再発送いたします。メール便はポスト投函方式です。郵便受けにお名前の表記が無い場合、宛先不明で返送されることがあります。つきましては、お名前の表示をしてくださいますようご協力をお願いいたします。また日本郵便の転居・転送サービスは適用されませんので、大変恐れ入りますが、現在、転送で届いている場合や転居にともなうお届け先の変更は、TEL:0120―004634(平日九時三〇分〜一七時三〇分)、FAX:0120―554634、もしくはハガキ、ホームページ内の変更届などで6月22日までにご連絡いただければ幸いです。
今後とも読者のみなさまにご満足いただける誌面をお届けできるよう、社員一同、努めてまいりますので、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
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2010-6-4 12:31
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読者の皆さまへ
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読者各位
いつも本誌に熱い支持をいただき、ありがとうございます。本誌は創刊以来16年間、定価を500円に据え置いてきました。その間、消費税の増税もありましたが、読者のみなさまに負担をおかけしないようにとがんばってまいりました。しかし、この厳しい状況下で、どうしても書店での販売価格に限って値上げせざるをえなくなりました。凸版印刷株式会社との交渉で印刷費を大幅にダウンしてもらうなど、社員一同、諸経費の削減に努め、値上げを回避すべく、努力してまいりましたが、そのような決断をするに至りました。
各所をまわるたびに、「創刊以来読んでいます」、「是非なくさないで下さい」など、励ましの言葉をいただき、存続の決意を新たにしていますが、そのためには、書店での販売価格を7月2日号から580円(税込)に値上げせざるをえないことを御了承下いただきたく存じます。
ただし、本誌の主たる読者が定期購読であることに留意し、定期購読の皆様は購読料を据え置きます。
また、経費削減の一環として、同号より定期購読の配送方法を現在の「第三種郵便」からヤマト運輸株式会社の「クロネコメール便」に変更させていただきます。そのことにより一部地域に於て、配送の遅れを招くおそれがあります。
これはどうしても避けたいと、クロネコヤマトの宅急便の配送所へ行き交渉し、他社の宅配便ではどうかと、種々検討いたしましたが、やはり、一部地域に於て、そうした事態が生じてしまうということでした。
逆に、一部地域では早く届く可能性もありますが、その点もまげて御了承下さるよう、お願いする次第です。
メール便に変更することにより、住所変更されていて、日本郵便事業(株)の郵便物の転居・転送サービスを利用されている方は7月2日号から転送されなくなってしまいます。新しいご住所を6月22日までに、必ず弊社までご連絡くださいますようお願いいたします。
メール便にすることによって封緘方法も変わります。これまでは雑誌に直接宛先シールを貼り付けるという弊社独自の封緘方法でしたが、7月2日号からは雑誌を透明包装した上で配送することになります。
読者の皆様にはお願いばかりではございますが、ますます誌面の質を高めるべく、社をあげて力を尽くしてまいります。何卒、末永いお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
2010年6月4日
『週刊金曜日』発行人 佐高信
今回の変更に伴う当社(金曜日)からのお知らせもあわせてご覧下さい。
住所変更のお手続きはこちらからお願いします。
■住所変更フォーム
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2010-6-2 17:38
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801号目次
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801号目次PDF
801号の注目記事
■70年代の光と影
ウーマン・リブが担った矛盾とはざまを今も凝視する
田中優子
■浮躁中国
抹殺に抵抗する
「白皮書」の作家――野夫
本田 善彦
文革、天安門事件と、リアルタイムで中国の歴史を生きる作家、野夫。
書くこと、そして、史実への彼の思いを聞いた。
■編集部員体験記
裁判員裁判制度施行から一年
裁判員候補者になりました
平井康嗣
昨年五月二一日に始まった裁判員裁判から一年が経った。本誌編集部員が裁判員候補者に選ばれた。裁判員拒否の道もあるが、その問題を取材するためにあえて{現代の赤紙}を手に裁判所に足を運んだ。そこでは何が行なわれていたのか。
■「つくる会」教科書
政治的採択の傷跡はどうなった
教科書は誰のものか
平舘 英明
東京都杉並区では、今年も中学校歴史教科書に扶桑社版が使用されている。
二〇〇五年の採択に引き続き二回目だ。〇九年は、神奈川県横浜市でも
「つくる会」発行の自由社版が初めて採択されるなど広がりつつある。
学校現場の声を無視して押しつけられる教科書。その「負」の現実を追った。
■ビルマ最新事情
「軍政の実態を直視してほしい」
「スーチーさんの懐刀」に単独会見
宇田 有三
どう転んでも軍政が多数を獲得するという新憲法の下で行なわれる総選挙を、
アウンサンスーチー氏率いるNLDは「解党」してボイコットすることを決めた。
軍政の執拗で陰湿な監視をかいくぐって、スーチー氏に一番近い人物にインタビューした。
■編集長×編集長
噂の金曜日に朝日はあるのか
北村肇 『週刊金曜日』編集長
山口一臣 『週刊朝日』編集長
佐高信 『週刊金曜日』発行人
岡留安則 元『噂の真相』編集長
■化学物質のリスク評価は
二分法ではなく、多段階評価で
植田武智
化学物質には危険性がはっきりしないものが多い。「白か黒か」ではなく、段階評価で対策を講じるべきだ。
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2010-6-2 17:31
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800号目次
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800号目次PDF
800号の注目記事
■典型的末期症状としての「非実在青少年」問題
秋葉原 ジャパン・クール!
伊東 乾
「恋に落ちる」という表現は奥が深い。恋愛に限らず人間が感情を持つ全般で、当初私たちはまったく「受身」の存在になるからだ。まるで落とし穴に落ちるように、自分の意にすら反して、私たちは感情を抱く。食べ物の好き嫌いを考えれば判りやすいだろう。幾らアタマで好きになろうと思っても、嫌いなものは嫌いなのが人間だ。ヒトの脳はそのように作られているからだ。また逆に、何であれ一度「あ、萌え5」などと惚れてしまったら運のツキ、「恋は盲目」と言うように、私たちは長くその感情に支配されてしまう。
■佐藤優の歴史対談
人間の原点に触れ、誠実に考えて行動する
滝沢克己
情勢ははなはだ切迫している。普天間飛行場の早期閉鎖・返還問題、
韓国哨戒艦の沈没、イラク、アフガニスタン、ソマリア沖……
長引く不況、一二年連続で年間三万人を超す自殺、就職率の悪化……
政権交代をなしえたのに私たちはなぜその “成果” を獲得し実感できないのか。
「無力感」の由来と、この閉塞状況を克服する可能性を滝沢克己に聞く。
■高須基仁のアウトサイダーインタビュー
嫌われ者と共に
朝堂院大覚
朝鮮総聯施設売買、朝青龍暴行疑惑、亀田問題――どこかきな臭い事件が起きるたびに顔を出す朝堂院大覚氏。運転手付きセンチュリーで渋谷に現れた“怪人”が語った事件の裏側とは。
■古川康造 高松丸亀町商店街振興組合理事長
シャッター街を救った新しい土地活用術
山岡 淳一郎
郊外の大型小売店に客足を奪われ、シャッターで閉ざされた中心市街地――。全国の地方都市で目にする光景だが、新たな事業スキームによって、活況を取り戻したまちがある。四〇〇年以上の歴史を誇る高知県の高松丸亀商店街。その振興組合理事長の古川康造は、「六〇年」という期限つきで地権者から土地の使用権を借り受けるという、ユニークな再生策「丸亀町方式」を編み出した。
■投資の罠に気をつけろ
医療保険より日本の医療制度を守りたい
楠本くに代
入院や手術のとき、強い味方になる
――と思われている医療保険。
ですが日本には、世界に誇る公的制度があるのです。
無理に医療保険に入らなくても、と思いますよ。
■グローバル化がもたらした口蹄疫
社会的費用も莫大な額に
天笠啓祐
21世紀になってから、海外由来の伝染病が増えている。それが何を意味するのか。口蹄疫が投げかける。
■幼児虐待を考える・青木悦さんロングインタビュー
上から目線ではない関係で
虐待する人とのルートを築いて
虐待する人たちを責めるのではなく、同じ目線で関係を築く。それが子どもを助けることにつながるのです。
虐待している人を責めずにルートを作る。
そしてとにかく「殴っちゃダメだ」と言いつづける。
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2010-5-21 10:20
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799号目次
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799号目次PDF
799号の注目記事
■早期返還・閉鎖が遅れている米海兵隊の普天間飛行場
日本軍にせよ、米軍にせよ
命を脅かすものでしかない
鎌田 慧
米軍普天間飛行場の無条件閉鎖・返還などを訴え、人間の鎖で
普天間基地を包囲する「県民大行動」が五月一六日、沖縄・宜野湾市で行なわれた。
政府を追及する沖縄県民の声はますます高まっている。
■追悼 井上ひさしさん
ひさしさんが、喜劇の手法で描き出した
「日本国憲法」の思想
小森 陽一
先月亡くなった作家・劇作家の井上ひさしさんが遺した数々の作品は、
日本社会の根っこを問う重いテーマを扱いながらも、ユーモアにあふれ、世代を超えて多くの人たちに愛された。
井上さんと親交の篤かった日本文学者の小森陽一さんに寄稿してもらった。
■だれが、だれを裁くの?
「東京裁判三部作」
栗山民也さんに聞く
井上ひさしさんのライフワークともいうべき「東京裁判三部作」が、
東京・新国立劇場で一挙再演中だ。初演時から演出を務め、「遅筆」で知られた
井上さんが全幅の信頼を寄せていた演出家の一人、栗山民也さんに聞いた。
■世界が見つめる「日本の差別」
国連人種差別撤廃委員会の報告
前田 朗
ジュネーヴで、二〇〇一年に出された勧告(最終見解)はどう実現されたのか。
その日本政府報告がジュネーヴの国連人種差別撤廃委員会で審査された。
九年を経てほとんどなにも変わっていないことが明らかになり、
前回とほぼ同じ勧告を受けることになった。
◆アイヌは日本の先住民族だ
阿部 ユポ
◆「国境なき人権」の実現を求めて
細木 一十稔 ラルフ
■破壊と希望のイラク
ファルージャから沖縄へ、ワセックさんの思い
米軍の「残虐性」直視を
高遠菜穂子
■信濃川「不正取水」問題に決着強行
JR東日本と国交省、癒着の構図
古川 琢也
JR東日本の社会的信用を地に落とした「信濃川水泥棒」事件の発覚から早一年半。
先月、同社は国交省に再申請を提出し、地元では「早ければ夏前にも取水再開か」との憶測も飛ぶ。
だが、再取水を許可するには、いまだ不透明な問題が多すぎるのが現実だ。
■生存のもやい直し
ビッグイシュー基金
希望は無限大
野村 昌二
ホームレスの仕事をつくり自立を応援する雑誌
『ビッグイシュー日本版』が設立したNPO法人「ビッグイシュー基金」。
さまざまなかたちで自立をサポートするなか、スポーツなどの
同好会やイベントは、どのような支えになっているのか。
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2010-5-21 10:14
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798号目次
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798号目次PDF
798号の注目記事
■NTTvs.リサイクル業者
裁判で表面化した不正の数々
通信機器の違法海外転売の実態
寺園 敦史
アナログからデジタルへの移行に伴い、大量の通信機器が「廃棄」され、大規模な違法海外転売が横行
――NTTとリサイクル業者の裁判によってその不正の仕組みが明らかになった。
■辻元清美の永田町航海記リターンズ
政治をめぐる風景は変わったのか
鳩山総理の甘い発想も変えなくては
■廣瀬純の生の最小回路(16)
すべてが語る すべてを語る
プラトン/ランシエール/フローベール
プラトン『国家』には次のような一節がある――「国家が生じるのは、各人がひ
とりでは自足できず、数多の物に不足を感じるからだ〔……〕。人は、或る物に
不足を感じるときには或る人と結びつき、別の物に不足を感じるときにはまた別
の人と結びついてきた。このように不足が多岐にわたるゆえ、複数の人がひとつ
の同じ住居に集合し互いに助け合うようになった。そして我々はこの協同組織を
“国家”と名付けたのだ。」ここで前提とされる各人の無力と不足、そしてそこか
ら導かれる分業の必然性――近年、邦訳刊行が相次ぐジャック・ランシエールの
仕事はすべて、この前提と必然性を覆す試みとなっている。
■中国製毒入りギョーザ事件
容疑者逮捕で募る不安と不信
垣田達哉
中国側の不可解な説明で納得できるわけがない。かえって深まる謎・謎・謎。
■金曜日で逢いましょう
佐喜眞道夫さん
普天間の爆音響く美術館
反戦芸術の普遍的価値広める
アフガニスタンの戦場に海兵隊を送る前線で、
反戦画を展示する男の意志とは。
■新連載
佐高信のお墓紀行
渡辺治右衛門 銀行家(清光寺)
これほどまでに墓はその生を語るのか、と私は息をのむ思いだった。
■編集長×編集長
小悪魔ageha 中條寿子さん×週刊金曜日 北村肇
(モデルは応募の中から
面接して選ぶんですか?)
撮影に呼んで、いきなりカメラの前に立ってもらうんです。
誌面の上で、どれだけかわいくなれるかがすべて。
「誰にも似ていないか」「苦労してる感じがあるか」――。
この子は人気が出る、という判断は外さない自信があります。
部数が増えるほどいいとは思っていません。
『小悪魔ageha』を本当に必要としている
女の子だけが読んでくれる、
ずっと深夜放送的な雑誌でいたいんです。
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2010-5-20 15:22
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読者会から(全文)2010年5月21日
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松山読者会
5月26日(水)18時〜、夢中居。茶菓代500円。20時頃〜、二次会あり(実費)。
*4月例会から。出席者9人で、4月25日の松山市議会議員選挙が話題に。今回の市議選は、定員45人に立候補51人。自民党を筆頭とするオール与党体制は変わらなかったが、「市民派」と呼ばれる議員は現職1人が再選、元職と新人の各1人が当選して3人となった。3期目となる現職(女性)は当読者会会員、議会等の活動に支障がない限りこれまでどおり市政についての意見交換が期待できる。県紙(愛媛新聞)は、重要・喫緊の政治課題として「水問題、JR松山駅周辺整備事業、市議会改革」を挙げているが、彼女の掲げる、格差や貧困のない「安心社会」の実現こそが今求められていること、議会代表者会への参加資格たる3人会派、議案提案権が獲得できる4人会派の立ち上げなど多岐に亘って話題が盛り上がった。問合せ(TEL&FAX 089・932・1709渡部)
東京南部読者会
5月28日(金)18時半〜20時半、大田区立消費者生活センター第1集会室(JR蒲田駅東口3分)。会費は会場代金を参加者で分担。当読者会は毎月第4金曜日に開催しています。問合せ(Mail yori-i@net.email.ne.jp、TEL 090・6711・9251杉本)
週刊金曜日を応援する会・神奈川
5月29日(土)18時〜21時、県民活動サポートセンター601号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費200円。話題は一面記事から週刊誌ネタ、ネットネタまで何でもありですが、誌面批評もありますので、本誌をお持ちでしたら直近を4〜5冊ご持参ください。問合せ(Mall oik-j@pu3.fiberbit.net)
やまと日曜の会(神奈川)
5月30日(日)15時半〜17時半、大和市生涯学習センター202小会議室(小田急・相鉄大和駅10分)。憲法、日米安保、普天間などについて話題にしたいと思います。
*3月例会では、神奈川県内における米軍基地の状況や貧困の問題についての基本的な事柄を学習しました。問合せ(TEL 080・5454・0272ウチノ)
杉並・世田谷読者会
5月30日(日)13時半〜17時、高井戸地域区民センター3階第3集会室(京王井の頭線高井戸駅下車3分、清掃工場の煙突を目標に)。
*4月の参加者は、7人となりました。おもに普天間問題。一基地の問題としてとらわれている。世界的な軍縮を目標に、基地をなくすべきとなりました。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)
山形読書会
5月31日(月)19時〜、羽前屋(山形駅15分)。第8回のテーマは『平和とは?』です。問合せ(Mail xload@gray.plala.or.jp、TEL 023・622・5733辻)
みやぎ読者会
6月2日(水)18時〜20時45分、仙台市民活動センター7階フリースペース(青葉区一番町4-1-3)。参加費無料。飲み物は各自持参。話題は「有明海の汚染原因とノリ養殖」です。
*5月の例会のテーマは「農薬と土」でした。専業農家の若手、勤務の傍ら有機農業に取り組んでいる人、農業関係の研究機関に勤めていた人、消費者運動を長年やってきた人など、テーマが広く、しかも途中から参加して話に加わる人(報告者)もいて、議論が尽きませんでした。いつものように喫茶店に殆どの参加者が移り、そこで約2時間後に散会しました。問合せ(TEL 022・235・8876加藤)
ぎふ・東濃読者会
5月31日(月)18時半〜、多治見駅前プラザ・テラ3階ステージ前集合。
*4月の会では「国民投票法制を考える会」主催の本誌編集長講演の案内等を行ないました。問合せ(TEL FAX 0572・24・5471高木)
千葉東葛読者会
6月5日(土)15時〜17時、松戸市民会館202号室。会場費100円。問合せ(TEL 047・386・4339篠原)
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2010-5-12 16:43
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797号目次
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797号目次PDF
797号の注目記事
■山谷えり子センセイ
「神道政治連盟国会議員懇談会」の熱心さ高じて自分も神に
なりたくなった!?
本誌取材班
■ベンチレーターは
生活スタイルにあわせて
文・写真 吉田 敬三
街に出て、買い物もすればコンサートにも行く。もちろん恋愛も――
医療機器であるベンチレーターを使いながら生活をしている人たちが、
利用者としての視点をもっと活かしてより使いやすくするために、働きかけをはじめた。
■投資の罠に気をつけろ
深刻な被害を生み出した「レジデンシャル-ONE」
楠本くに代
高木証券の不動産投資ファンド「レジデンシャル-ONE」、
元本割れで深刻な被害が出ています。
リスクを説明されずに購入した人が多く、
大きな社会問題となるのは間違いありません。
■木更津社会館保育園の試み
里山でとことん遊べ!
写真・文 岡本央
全国的に注目を浴びる、木更津社会館保育園の里山保育を紹介します。
子どもたち、生き生きしてます。
■きんようぶんか インタビュー
近代日本のアイデンティティ形成における二つの軸
テッサ・モーリス-スズキ
独自の視座で日本の近代を問う『天皇とアメリカ』(共著、集英社新書)を出したテッサ・モーリス-スズキオーストラリア国立大学教授に聞いた。
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2010-5-12 16:36
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読者会から(全文)2010年5月14日
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岩見沢読者会
5月15日(土)14時〜17時、岩見沢市コミュニティプラザ会議室A(JR岩見沢駅隣)。参加費300円。問合せ(TEL 090・6260・8640伊藤)
小樽・後志読者会
5月18日(火)14時〜16時、小樽市民センターマリンホール(小樽駅5分)。会費500円。どなたでも気軽にお越しください。肩肘張った会ではありません。非読者・旅人も歓迎。予約不要。
*4月(20日開催)は4人。進行役Sさんが自身の仕掛ける新事業への思いを語る独擅場。「社会の矛盾や在り様を抱えながらの語りは、有意義だった」とTさんが模様を教えてくれる。初めて「夜の部」を開催(23日)。5人。新しい人はなく、やや拍子抜け。「気長に行きましょう」と前向きな声が上がる。居酒屋に移り盛り上がる。Kさんが『1Q84』そっちのけで「リンボウ先生」こと林望さんを語る。話題はほかに、居酒屋の“価格破壊”、北教組、在沖米軍基地など。ミニコミ誌『カリカリ金曜日』に岩見沢読者会が加わる動きがあると聞く。もろ手を挙げて歓迎!(*^_^*) 4月16日号の亀井静香さんのインタビュー記事が面白かった。(美藤)問合せ(Mail bito.satoshi@gmail.com、TEL 090・4876・9094びとう)
読者会わらび 5月20日(木)19時〜21時半、蕨市旭町公民館一階講座室問合せ(TEL 090・8595・1672、Mail k_enomoto_warabi@yahoo.co.jp 榎本)
奈良五條読者会
5月22日(土)13時半〜、近刊の本誌を軸に話し合う予定です。気軽にご参加を。会場等の問合せ(TEL 0747・25・2538井西)
あいち読者の会
5月22日(土)13時半〜、名古屋市女性会館東側建屋1階ロビー(地下鉄東別院駅東へ3分)。直近の本誌を中心に議論します。問題提起・討論は自由です。どなたでも歓迎。
*4月は6人。(1)名古屋市長と議会の激突の様子を議会傍聴者から事情聴取。住民投票で議会解散? 妥協点は難しそう。(2)海兵隊普天間航空基地撤去に関する意見書について議論。米軍は日本国内から出て行って欲しい、との思いを込めた易しい文で関係閣僚宛送付。(3)本誌4月9日号「デジタルな足跡」残すIT生活。便利で必需品となった携帯電話は正しく個人情報の宝の山、と同時に監視の対象に、国民総背番号制への布石か。住基ネットに反対していた民主党も、いざ政権を取ると真逆の対応に終始している。問合せ(TEL&FAX 052・613・4028中島)
旭川読者会
5月22日(土)18時半〜、旭川市神楽公民館(神楽4条5丁目バス停3分)。旭川や近郊にお住まいの方、新規参加者を歓迎いたします。
*4月はいつもよりちょっと少ない3名の参加。日本は本当に独立国なのか敗戦後以来ずっと偽装独立国だったのかが問われる大問題である沖縄米軍基地問題が話題になった。沖縄県民が身を持って体験してきた歴史の結果を国の問題としてとらえるのか単なる政権の行方としてとらえるのか? 本土大手マスコミの米政府寄りの論調は恥ずかしいかぎりだ。地方の生活をどうやってうまい具合にまわすことが出来るか? この為の理想論が浮かばない限り基地や原発の問題は偽りの経済問題となって日本を地球を攻撃し続けるだろう。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.com こせき)
新潟市読者会
5月30日(日)18時半〜20時半、万代市民会館208号。5月8日に行なった講演会「ベーシックインカムを語る喜び」の感想や各々の関心がある事柄について語り合いたいと思います。お気軽にご参加ください。問合せ(TEL 090・9586・2346、Mail ikeike0904@live.jp)
倉敷読者会
5月30日(日)13時半〜17時、倉敷労働会館(倉敷駅15分)。参加費500円。テーマは「ベーシック・インカム」。
*3月は初参加者2名を含めて19名。第一部は3月5日号「米軍は辺野古から、沖縄から手を引け」を読んで討論。ガバン・マコーマック氏の『属国』を3日かけて読了したという会員から報告を受けた。「日本を米国に従属させるには、非アジア的な天皇中心の文化を広め、心理的にアジアと距離をおけばいいというアメリカの作戦に驚いた」「日米安保体制で儲かる輩がいる」「今や戦争中毒のアメリカとの関係を断ち切るべきとき。世論を盛り上げるために行動を」という意見が出た。第2部は「部落問題」。行政からの補助金が一部の者に横領されている問題で裁判闘争をたたかっている会員から報告を受けた。「被差別部落の生活保護受給者は一般地区に比べて10倍。行政からの補助金は意味があった。しかし不正経理で数十億円という金が一部の者に横領され、時効のため取り戻せない実態がある。部落問題をまじめにたたかってきた自分はある意味で被害者だ。また税金がムダに使われている」。昨年は仲間とともに住民の8割から賛同書名を集め、倉敷市に対し「団体補助金の停止を求める」活動を展開していることが報告された。真剣な思いに感銘を受けた。問合せ(TEL 090・3880・3914堀井)
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2010-5-11 19:29
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ジュンク堂書店池袋本店トークセッションを同時中継
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5月15日(土)に、「“噂”の“金曜日”に“朝日(あした)”はあるのか!?」
と題し、ジュンク堂書店池袋本店で、岡留安則元『噂の眞相』編集長と山口一臣
『週刊朝日』編集長をお招きして、本誌編集長・北村肇とトークイベントを
実施します。
お陰様で予約は、満員御礼です。当日は、ご覧になられたいお客様も多く
いらっしゃると思いますので、当日は動画で同時中継する予定です。
以下URLからご覧ください。
http://ustre.am/hbwX
なお、会場には、ネットワーク設備がないため、iPHONEで撮影しま
す。このため、動画の配信のみとなり、視聴者からの反応にお答えすること
ができません。さらに、中継中に、画面や音声が途切れることが予想されま
す。途切れてしまった際は、読み込みをし直してください。
残念ながら、動画もそこまで鮮明ではありませんが、ご容赦の程、何卒よ
ろしくお願い申し上げます。
当日のジュンク堂書店池袋本店並びに弊社へのお問い合わせは受けかねま
す。こちらも併せて、あらかじめご了承頂きますよう、何卒よろしくお願い
申し上げます。
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2010-5-7 19:05
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『週刊金曜日』バックナンバーフェア開催中!!
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2008年7月〜12月発行分は、現在、通常では入手不可能となっています。
このフェアがラストチャンス!

また、5月15日(土)には「“噂”の“金曜日”」に“朝日(あした)”はあるの
か!?」と題し、岡留安則元『噂の眞相』編集長と山口一臣『週刊朝日』編集長
をお招きして、本誌編集長・北村肇とトークイベントを実施します。
お陰様で予約は、満員御礼です。
ご覧になられたいお客様も多くいらっしゃると思いますので、当日は動画で同
時中継する予定です。詳細が確定いたしましたら、別途ご案内します!
雑誌の市場が萎む中、『週刊金曜日』はどうあるべきか――。編集長自らが雑
誌行脚の旅に出た本誌連載“編集長×編集長”もぜひお読みください。

バックナンバーフェアを開催するのは、約1年半ぶりです。ぜひこの機会に足
をお運びください!
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2010-5-7 18:38
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『佐高信セレクション 〜現代を読み解くために〜』開催中!!
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4月5日(月)〜5月31日(月)の2カ月間、芳林堂書店高田馬場店3Fにて、
『佐高信セレクション 〜現代を読み解くために〜』を実施しています。

本誌連載中の『佐高信の「現代を読む」』に加え、佐高信が選んだ200点を
8つのジャンル(「ジャーナリズムの挑戦」、「闇社会と政治」、「新聞・テレ
ビ・映画」、「世界と日本」、「熱い人と言葉」、「『週刊金曜日』関連の本棚」、
「サラリーマンの世界」、「戦後のベストフィクション」に分けて販売中。
八重洲ブックセンター本店でも、今年2月に同様のフェアを実施し、大好評
でした。
芳林堂書店高田馬場店では、前半(4月)に4ジャンル(「ジャーナリズムの
挑戦」、「闇社会と政治」、「新聞・テレビ・映画」、「世界と日本」)、後半
(5月)に4ジャンル(「熱い人と言葉」、「『週刊金曜日』関連の本棚」、
「サラリーマンの世界」、「戦後のベストフィクション」)を展開しています。
?
「『週刊金曜日』関連の本棚」には金曜日の売行良好書や編集委員の著書が並
んでいます。

皆さまからのお問い合わせを多く受けた『佐高信の「現代を読む」』は4月
30日・5月7日合併号で終了しました。
今回の連載は、現在、入手困難となっている『現代を読む――100冊のノン
フィクション』(岩波新書)を加えた決定版として、刊行予定です。こちらもお
楽しみに!
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2010-4-27 18:20
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読者会から(全文)2010年4月30日
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長崎出島読者会
5月9日(日)13時半〜16時、出島交流会館(県美術館隣)。「9・11 真実への青写真」のDVD上映とディスカッションを行ないます。
*4月11日(日)は8名の参加。「核密約」と「普天間基地」問題を中心に意見交換しました。5月から定例会は月1回(第2日曜日)のみになりました。問合せ(TEL 090・8402・0158西岡)
みやぎ読者会
5月12日(水)18時〜20時45分、仙台市民活動センター7階フリースペース(青葉区一番町4‐1‐3)。参加費無料。飲み物は各自持参。話題は「農薬と土」です。
*4月の例会のテーマは「自転車利用を促す町作り」で、ドイツのミュンスターの実践例のテレビ録画番組を見ました。フランスのストラスプールの例も紹介され、日本の状況と比較して議論しました。日本では「車が王様」という社会通念が強く、炭酸ガス排出の削減にはハイブリッド車でという意識に止まり自動車メーカー優先の状況は何ら変わっていません。地方分権を背景に首長と一緒に都市交通問題を抜本的に解決していく住民の意識の高さはさすが先進国という感じがしました。問合せ(TEL 022・235・8876加藤)
読者の会・大阪
5月15日(土)18時半〜、エルおおさか(天満橋駅西口5分)。参加費300円。各自3〜5分の発言の後「貧困とナショナリズム」の題で話し合います。貧困者を生む経済に責任のある政治家・資本家が自分の責任を逃れるため、外国との対立を煽ることは歴史を見ればいつものこと。最近の本誌にはいろいろ興味深い記事が載っていますので、ぜひお読みになって参加ください。『週刊金曜日』のホームページも参考に。本誌の理念に賛同される方は、初めての人も歓迎です。交流会は21時〜、約1500円。参加自由。
*前回は参加者が多く各自発言に3分しか時間が取れなかったが、皆それぞれ考えているなと感じました。その後「排外主義」の題で米国での聞き取り調査をされたことのある人の報告文を受けて討論しました。この問題は感情的になりやすいが、いまこそ多民族共生社会と言われ、人間平等の国際主義・ヒューマニズムの社会を目差す必要があると痛感しました。問合せ(TEL 090・3266・1470、Mail ktcosaka@oak.ocn.ne.jp 田中)
読者会・さいたま・日曜
5月23日(日)14時〜16時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR浦和駅東口駅前パルコビル9階)。本誌感想を中心に。。問合せ(TEL 048・835・7867関根)
練馬読者会
*3月の例会は4名参加。支持率低下が止まらない民主党とその連立政権について批判と擁護の意見が入り交じる。特に普天間基地問題への鳩山政権の取組み過程にはみな一様に不安を抱く。ただ政権交代によって起きるこれからの変化が重要で、民主党が駄目ならもう先がないということでもない。デフレ不況による生活不安の深刻化や財政赤字の拡大から経済成長を促す政策が必要であるという意見について、今までのような経済成長を基にした生活を享受する社会を求めることは今後はもう無理ではないか。市民としてどうやって自分の生活を成り立たせていくかもしっかり考えたい。(文責・鈴木淳)問合せ(TEL 090・8340・0414鈴木)
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2010-4-22 9:57
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796号目次
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796号目次PDF
796号の注目記事
■もっと君を見せてくれませんか
秋葉原事件・加藤被告人との「対話」
松元 千枝
二〇〇八年六月に起きた秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告人から謝罪の手紙を受けとって、
返事を送り続ける被害者がいる。手紙には何が書かれていたのか。
被告人に向き合い、事件の意味を問い続ける湯浅洋さんの姿を追う。
■マクトゥーブ
連載にあたって
パオロ・ペレグリン氏に聞く
聞き手・西山俊一
2001年9月11日、ニューヨーク、マンハッタンで起きた出来事は、イスラム世界に住むほとんど全ての人々の生活に衝撃を与える激しい反応を引き起こした。そして、この反応の余波はイスラム世界だけでなく、あらゆる場所の、全ての人々に影響を及ぼし、それは現在も続いている。写真家・パオロ・ペレグリンは「9・11」後のイスラム世界とそこに住む人々の生活を垣間みる旅へと導かれた。イスラム世界をグローバルな視点で探求するプロジェクト「マクトゥーブ」の連載にあたり話を聞いた。
■編集長×編集長
SPA! 渡部超さん × 週刊金曜日 北村肇
時代によって
「サブカル誌」と言われたり、
「サラリーマン雑誌」、ある時期は
「下流雑誌」とも(笑)。全体を見渡しながら、
鵺のように立ち位置を変えてきた。
それが『SPA!』という雑誌です。
■岩国米軍住宅建設に予算が付いた
鳩山内閣は住民を敵に回すのか
成澤 宗男
鳩山内閣は厚木からの米軍空母艦載機移駐に必要となる岩国基地の住宅建設のため、
本年度予算で支出を決定した。四年前の住民投票以来、移駐に反対している岩国市民に対する、露骨な挑戦だ。
■櫂未知子の金曜俳句
いい俳句をつくるコツとは
はじめまして、櫂未知子です。「俳句」といえば、芭蕉の〈古池や蛙飛びこむ水の音〉を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。良さはわからなくてもなぜか覚えてしまう、それが俳句の面白さです。ちなみに、〈古池〉の句は、どんなに鄙びた町の中学生でも、すらすらと言えます。こんな詩は、世界中のどこにもありません。
■浮躁中国
山西省毒ワクチン事件の行方
麻生 晴一郎
メラミン混入毒ミルク事件を起こした中国で、今また、新たな問題が発生している。
山西省を中心に用いられたワクチンで、多くの子どもたちに健康被害が出ているという。
■破壊と希望のイラク 第15回
イラク人医師と米国の平和活動家が語る(下)
高遠菜穂子
最善策は「米軍の完全撤退」
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2010-4-22 9:48
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読者会から(全文)2010年4月23日
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杉並・世田谷読者会
4月25日(日)13時半〜17時、高井戸地域区民センター第3和室(京王井の頭線高井戸駅下車3分、清掃工場の煙突を目標に)。いつもと会場が違います。お間違えないように。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)
ピースボート読者会
5月1日(土)17時〜、ピースボートセンター東京(高田馬場徒歩7分)。参加費50円。問合せ(TEL 048・625・8573板橋)
東三河読者会
5月2日(日)13時〜、豊橋市民文化会館第6会議室。参加費200円位。
*4月は6人。話題は?本誌3月19日号「地下鉄サリン15年」未だにサリンを撒いた動機が解明されていない。私たちはメディアの伝える報道に惑わされていないか。?4月2日号「『就活』、もう限界です!」「就職できないのは個人のせいではなく社会が間違っているから」という若者の声に賛同と声援を送る。?4月9日号「気づいてますか『デジタルな足跡』残す?T生活」便利さの陰でプライバシーが犠牲になっている。「通信の秘密」は憲法21条で「侵してはならない」とされているのに、なし崩しに破られている。その他、3月26日号の「山口二郎の政治時評」、本多勝一「貧困なる精神」、「論争」などが話題に。問合せ(TEL 080・5102・6763四谷)
美濃読者会
5月3日(月)18時半〜、ハートフルスクエア小研修室4(JR岐阜駅構内より2階連絡通路)。テーマは「憲法九条と普天間基地」(武田)。問合せ(TEL0574・62・7336田口)
京都読者の会
5月7日(金)18時〜21時、ウイングス京都4階小会議室A(地下鉄烏丸四条・阪急烏丸両駅北口または地下鉄烏丸御池駅5番出口7分。中京区東洞院通蛸薬師上ル東)。参加費は会場費を人数割り。毎回初参加者(大歓迎)の自己紹介と全員が所信を。今回は4・25沖縄県民大会報告、国民投票法施行について。前回10名参加。問合せ(TEL 075・574・1631荒井)
金沢読者会
5月8日(土)18時半〜21時、金沢勤労者プラザ407ミーティングルーム。参加費300円。皆さまの参加お待ちしております。問合せ(TEL 090・2834・6624坂本)
千葉読者会
5月9日(日)15時〜18時、船橋市高根台公民館第2集会室(新京成高根公団駅前)。参加費150円位。本誌を中心に政治から芸能まで何でも話し合います。話題があれば資料をお持ち下さい。問合せ(TEL 047・463・3602西堀)
町田・相模原日曜会
*井上ひさしさんの訃報を聞いたのは読者会真っ最中の時だった。遅れて参加した仲間の一言で、皆の会話は止まった。考えてみれば、井上さんが創刊に関わっていたから定期購読する気になった。編集委員を辞めたとき、この雑誌に不信感を覚えた。そういう仲間の手紙もあっちこっちから受け取った。それだけ、井上さんのファンが多かった。それにしても、また大事な我々の思想の柱を一本失った。
5月の例会は3日の日比谷公会堂での憲法集会に参加するため、行ないません。6月は日曜会的遠足を予定しています。詳細は後日。問合せ(TEL 090・4664・2386中澤、Mail nichikai@nakaed.com)
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2010-4-20 11:18
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「金曜日ツアー〜佐高信と行く岩手の旅」あす出発!
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阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さん支援の「金曜日ツアー〜佐高信と行く岩手の旅〜原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて」は予定どおり、4月21日(水)・22日(木)の1泊2日で実施されます。参加者は講師の佐高編集委員と添乗員の塩田さんを含めて33人。原敬記念館などを見学するほか、ミニ講演も。オプションでは、問題となっている胆沢ダムの見学もあります。参加者のみなさま、よい旅を!
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2010-4-16 12:04
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795号目次
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795号目次PDF
795号の注目記事
■追悼 井上ひさしさん
山形、エスペラント、そして護憲
佐高 信
本誌創刊時の編集委員の一人、井上ひさしさんが今月九日、死去された。
作家、劇作家として数々の名作を遺しただけでなく、「九条の会」の呼びかけ人を務めたり、
多岐にわたる文化・社会活動に貢献した。
■「日の丸・君が代」処分193人から4人に激減
不起立ゼロにしたい都教委
樫田 秀樹
「日の丸・君が代」の起立と斉唱を都教委が教職員に義務づけたのは
二〇〇三年一〇月二三日。〇四年卒業式では「内心の自由を奪うな」と
一九三人が不起立したが、容赦ない処分に今年は四人にまで激減した。
だが取材からは、不起立させない「仕掛け」も見えてきた。
■“ハゲタカ”に立ち向かった日々
自主営業・京品ホテル争議が解決
北 健一
ハゲタカ外資による略奪的債権回収に対して
労働者が立ち向かった京品ホテル争議が、勝利的和解で解決した。
廃業後の自主営業と昨年一月二五日の強制執行は大きく報じられたが、
その後の日々にも、知られざるドラマがあった。
■スマナ・バルア WHO(世界保健機関)医務官
「金持ちより心持ち」
医学生たちに響く“語り”
山岡 淳一郎
南洋の島・レイテに“叩き上げ”で看護師や医師を育てる保健医学校がある。その卒業生で、「バブさん」の愛称で慕われるスマナ・バルア博士の {語り} が、日本の若い医師や医学生たちの心を揺さぶっている。「外国人労働者」として日本で学資を稼ぎ、フィリピン国立大学医学部レイテ分校で助産師、看護師、医師の資格を取得したバブさんは、レントゲンには写らない「命」に、目をこらす。
■X JAPAN・TOSHIを惑わせた
?自己啓発セミナー?って何?
藤倉善郎
90年代に社会問題化した自己啓発セミナー。複数の団体がスタイルや目的を変え、現在も活動中です。実態をリポートします。
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2010-4-15 18:15
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Twitterはじめました。
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2010-4-7 16:11
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793号目次
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793号目次PDF
793号の注目記事
■多国籍軍の武力行使と「一体化」
日本政府の嘘と自衛隊の実態が明らかに
布施 祐仁
自衛隊の主たる活動は人道復興支援ではなく「米軍の後方支援」だった。しかも多国籍軍の戦闘と一体化し……。
イラク戦争に関わる文書開示請求で日本政府の嘘と自衛隊の活動実態の一端が明らかに。
■佐藤優の歴史人物対談
高橋和巳と語る
全共闘思想の土着化には個の再結合が必要
新自由主義を進めたのは、小泉純一郎・元首相や竹中平蔵・元経済財政政策担当大臣
だけではない。官庁や大企業の幹部として指導層となった全共闘世代も同罪だろう。
彼ら彼女らはかつて社会主義革命を目指したことなど忘れてしまったのか。
それとも全共闘世代の「転向」には、なにか必然性があったのか。
全共闘運動の理論的支柱と呼ばれた作家、高橋和巳の考えを聞く。
■70年代の光と影
現代人の「まつり」に爆発させた
岡本太郎の意志と野望
北村肇
■中国入国拒否顛末記
中国人のみならず外国人にも向いている中国当局の言論監視
水谷 尚子
思想信条によって入国の可否を決められてはたまらない。
今年2月27日、中国への入国を拒否された中国研究者が、
その一部始終を打ち明ける。
■「うちは市役所じゃない!」
消費者が知らないコンビニ「代行収納」の実態
古川 琢也
電気、ガス、水道だけでなく、税金やクレジットカードの支払いもできるようになったコンビニの「代行収納」。利用者にとっては便利だが、“窓口”役の加盟店には負担が大きく、利益は少ない。「儲けるのはコンビニ本部」というお決まりの構造になっている。
■ いつまで続く?
「温暖化防止に貢献する原発」というウソ
村上 朝子
「地球温暖化対策基本法案」に原発推進が明記された。
鳩山政権下でも、自民党政権下でのウソは改まらなかった。やはり、というべきか――。
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2010-4-7 15:58
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794号目次
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794号目次PDF
794号の注目記事
■若い世代に向けて
西山太吉・吉野文六が語る
“密約事件”から38年。民主主義の根幹を揺るがした事件で「敵対関係」にあった二人に、同志社大学浅野健一ゼミ生が「大転換期の課題」についてあれこれ聞いてみた。
■きものと私
対談 澤地久枝 田中優子
自分の生き方として、公の場では着物を着ることにしているという澤地さん。講演の時には必ず着物を着るという田中さん。それはなぜなのか。江戸の研究者と明治から昭和の歴史事実を追い求める書き手が、着物と布に寄せる思いとは――。
■検証 水産庁の 大本営 発表
クロマグロ騒動の裏で日本人が知らされていないこと
横田 一
ワシントン条約大西洋クロマグロ禁輸案の否決は、日本にとって真の「勝利」を意味しない。乱獲防止に十分な成果を上げてこなかった水産庁と、官庁発表に倣った大手メディアが繰り広げた騒動の裏で、何が起きていたのか。
◆規制をきちんとしている国では魚が獲れるんです
一本釣りをこよなく愛する
松方弘樹さんに聞く
■組合と役員起訴は北教組つぶしだ
自民党・鳩山政権・道議会一体の弾圧
山田 龍太郎
■廣瀬純の生の最小回路(15)
これはゲームなのか それとも 現実なのか
コッポラ/デリダ/バダム
一九八四年、ジャック・デリダはコーネル大学にて核武装(厳密には「核批判」
の可能性)についての講演を行なった。レーガン政権によって核武装の目的が
「長期核戦争に勝利するための準備」と改めて定められた一九八一年と、ゴルバ
チョフがソ連共産党書記長に就任することになる一九八五年とのあいだにあって、
「全面核戦争」という“物語”が広く信じられていた時代のことである。
■誤解が著しい投資信託
買う時、心すべきこと
楠本くに代
銀行で、郵便局で、気軽に購入できる投資信託。
分散投資の1アイテムとして、
投資信託を勧める専門家も多いですね。
でも実は、それほどお勧めできる商品ではないのです。
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2010-4-7 15:53
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792号目次
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792号目次PDF
792号の注目記事
■「武力行使ありき」示す外交文書
日本政府は独立調査委で検証を
布施 祐仁
悪質な情報操作で始まったイラク戦争の闇がイギリスなどで解明・検証されようとしている。
日本でも筆者らの文書開示請求によって、開戦前からの日本政府の関わりが明らかに。独立調査委で検証すべきだ。
■都立高校卒業式
「日の丸・君が代」不起立で担任外しも
「闘う教師」が生徒の希望
樫田 秀樹
わずか四〇秒。その間、「日の丸・君が代」を拒否する教師は全国にいる。
たいていの場合、文書訓告や戒告処分。だが東京都は別格だ。
減給や停職、再任用拒否といった、尋常でない処分を科している。
それでも自身の信条を守るため、強制に抗う教師が絶えることはない。
■小田実が遺したもの
北村 毅 × 玄順恵
最期の最期まで、世界の「これから」を書き続けた小田実。
残された者たちの使命とは――小田実が「人生の同行者」と呼んだ玄順恵と、
「小田実」に学ぼうとする若手研究者・北村毅が語り合った。
■自殺は他人事ではない
シンポジウム「自殺と貧困から見えてくる日本」から
望月 芳子
三月一〇日、反貧困ネットワークとNPO法人・自殺対策支援センターライフリンク共催によるシンポジウム「自殺と貧困から見えてくる日本〜生きていてもいい。つながりから広がる私達ができること〜」が東京・千代田区(日本教育会館)で開催された。深刻化する自殺と貧困の問題に、私たちはどのように向き合えばよいのか。
■救済法案の成立は急務
カネミ油症 「被害者救済」を阻む 「油症診断基準」
明石 昇二郎
発覚から40年以上が過ぎ、今では2世、3世にまで健康被害が広がっているカネミ油症事件。現在の油症患者の診断基準はきわめてハードルが高く、症状が現れながらも被害者とみとめられない「未認定患者」が数多く存在する。そんな中、検診結果に納得できず、高額な検査費を自費で払ってまで血液検査を敢行する被害者も現れた。被害者救済法案の成立が急務だ。
■イラク人医師と米国の平和活動家が語る(上)
イラク戦争 破壊と殺戮の実相
イラク人医師アンマールさんとシェイマさんがこれまでに会った “アメリカ” は米兵しかいない。彼らの中の“アメリカ” はあまりにも残酷なものだ。ともに来日中だった米国人の平和活動家ジョセフ・ガーソンさんとの対談が実現。対談は二時間以上に及んだが、今回はその一部、イラク人医師たちの体験を中心に紹介する。
■浮躁中国
米国の兵器売却問題、台湾は「蚊帳の外」!?
本田 善彦
米国が台湾に兵器売却――。世界を驚かせたこのニュースは、
米中台関係の文脈の中でどう受け止めればいいのか。
一見、主役のように見える台湾だが、事情を探るとなんだか微妙な立ち位置だった。
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2010-4-7 15:21
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読者会から(全文)2010年4月9日
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町田・相模原日曜会
2月例会は自衛隊イラク派遣差し止め訴訟原告代表池住さんのお話を聞く。自らの良心に従い、ことを成し遂げた話は迫力があり、思わず涙する場面もあり、改めてこの国の司法を考えた。また、判決文を携え、精力的に各地を回る姿は、現代の伝道者を見た思いでした。
4月11日(日)14時〜、相模原市大野南公民館小会議室1(問合せ(TEL 090・4664・2386中澤)
あいち読者の会
3月は7人。(1)愛知県下5市の市会議員の働きぶりをチェックしている「議員通信簿連絡会議」代表から目的と状況の説明。年間一度も議会で質問しない議員が5市全てに複数名いることや国会議員も含めた高額な議員歳費の妥当性など。これを受けて(2)名古屋市会の昨年来の市長と議会について意見交換。市長のマニフェスト無視の議会改革手法と議員団会議の非公開性の在り方に意見集中。(3)迷走内閣に当初から異議ありの人、今に至って次なる政権交代受け皿なしの現状、そして首のとり替えで2〜3年様子見……と様々。
4月17日(土)13時半〜、名古屋市女性会館第1集会室(地下鉄東別院駅)。(1)「米軍普天間基地無条件撤去」意見書(2)名古屋市会その後(3)直近の本誌、で議論しますが問題提起・討論は自由に、どなたでも大歓迎。問合せ(TEL&FAX 052・613・4028中島)
読者の会・大阪
4月17日(土)18時半〜、エルおおさか(京阪・地下鉄天満橋駅)。参加費300円。21時〜、交流会(1500円程度)。本誌記事についての各自発言後、3月12日号(外国人参政権と排外主義)を基に「排外主義について」討論します。本誌の理念に賛同の方、初めての人も歓迎します。問合せ(TEL 090・5151・9763、Mail nowar1945@fol.hi-ho.ne.jp中森)
岩見沢読者会
4月17日(土)14時〜17時、岩見沢市コミュニティプラザ会議室A(岩見沢駅隣)。参加費300円。いつもと会場が違います。お間違えないように。問合せ(TEL 090・6260・8640伊藤)
読者会・さいたま・日曜
4月18日(日)14時〜16時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR浦和駅東口駅前パルコビル9階)。本誌感想を中心に。問合せ(TEL 048・835・7867関根)
倉敷読者会
4月18日(日)13時半〜17時、倉敷労働会館(倉敷駅15分)。参加費500円。テーマは「階級構成」。問合せ(TEL 090・3880・3914堀井)
後志・小樽読者会
3月(16日開催)は5人。第75回の節目。初回は2003年10月28日(火)。代表の岡部さんが、O野さんらと立ち上げた。初回出席は、女性4人・男性2人の6人(会計担当の阿部さんのメモ書きによる)。当時は喫茶店で開催していた。コーヒー代が税込み399円でお釣りに苦労した―とひとしきりこぼしていました(笑)。札幌と旭川が協働で発行しているミニコミ誌『カリカリ金曜日』。当会も4月から参加させていただく。表紙の「札幌・旭川発」が「札幌・旭川・小樽発」へと替わる。関係者に感謝。個人的には岩見沢・室蘭も参加になればと思う。道内第三、第四の都市である函館、釧路にも読者会が出来ないかなぁ。3月12日号から。山岡淳一郎さんの「長野厚生連」の記事は秀逸。金曜日の面目躍如! 大藤理子さん・北原みのりさんは辛くて読めない。編集部は商業雑誌のレベルに達している文章とお考えなの?(文責・美藤)
4月20日(火)14時〜16時小樽市民センターマリンホール(小樽駅5分)。会費500円。非読者・旅人も歓迎。予約不要。
当会は「夜の部」を始めます。3カ月おきに開催予定。初回のお知らせです。4月23日(金)18時〜20時、小樽市民センターマリンホール。会費500円。購読者は本誌をお持ちください。自由参加の二次会も予定。森羅万象を肴に、呑みながら談論風発したく思います。問合せ(Mail bito.satoshi@gmail.com、TEL 090・4876・9094びとう))
読者会わらび
4月22日(木)19時〜21時半、蕨市旭町公民館1階講座室。問合せ(TEL 090・8595・1672、048・431・6670、Mail k_enomoto_warabi@yahoo.co.jp)
週刊金曜日を応援する会・神奈川
3月の読者会は9名参加。「雇い止め」「リストラ」等、不況の影響を受ける参加メンバーも多く、暗くなりがちなのですが以下の内容が話題になりました。*バンクーバーオリンピック。ナショナリズムを煽る報道は相変わらず、体格的に劣る黄色人種である中国や韓国の選手が活躍してもあっさり伝えるだけで賞賛する報道がなかった。勝って当たり前と言いたいのか。「人口が多いから、ニンジンが良いから」的なコメントが目に付いた。*社保庁のその後。*夏の参院選――民主党このままでは厳しいこれからの出来次第。普天間のウルトラC的な解決。事業仕分け第二段の出来(大阪府の実績見てもまだまだ無駄あり)。*政治と金。報道姿勢おかしい、見返りを期待する企業からの資金提供と家族や組合からの資金提供を同じレベルで批判している。*9・11の陰謀説。何を信じてよいのか判らない、陰謀説だけ掲載するのではなく米政府の反応や対応、反陰謀説の反論も対比する形で掲載してほしい。*石油業界の不況。
4月24日(土)18時〜21時、県民活動サポートセンター701号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費200円。問合せ(Mall oik-j@pu3.fiberbit.net)
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2010-3-23 10:03
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791号目次
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791号目次PDF
791号の注目記事
■核問題研究家の新原昭治氏に『報告書』を聞く
「核密約」の幕引きを許してはならない
核密約に関する「有識者委員会」の『報告書』は
安保の本質を覆い隠す茶番に過ぎない。
求められているのは、神戸方式による非核化なのだ。
■日本が排外感情に陥らず
保守すべき伝統とはなにか
中島岳志×東郷和彦
高校の授業料無償化に朝鮮学校を含めるなという声があがるなど、またもや排外感情が高まりつつある。戦争への坂を転がり落ちた昭和初期を繰り返さないためには何が必要か。しっかりとした理念が求められるという二人が語り合った。
■編集長連続インタビュー
森川すいめいさん
ホームレス問題は自分たちの問題
海月篤のペンネームで本誌連載もある医師の森川すいめいさん。
アルコール依存症専門病院に勤務する傍ら、路上生活者の支援、医療相談活動を続けている。
路上生活者の公園追い出しがすすむ中、森川さんらの精神疾患の調査は、大きな反響を呼んだ。
■現場跡地を目撃した山崎淑子氏に聞く
「9・11」当日からの数々の謎と疑惑
聞き手/成澤宗男・編集部
いまだ多くの謎に包まれている「9・11」事件。
全世界の目を引きつけたニューヨークのツインタワー「崩壊」後、
現場の一部始終を見届けた邦人の証言は、
「9・11」が単純な「テロ」事件ではない可能性をうかがわせる。
■事実上の解雇から1年・「金曜日ツアー」で久々の添乗業務
阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さんに聞く
「早く仕事に復帰したい」
■私たちが消し去る人々
ボルネオ島の移動狩猟民
写真・文 峠 隆一
マレーシア・ボルネオ島の奥深く。
ほんの二〇年前まで、
移動プナン人は森での生活を謳歌していた。
家を持たずに自由に森を歩き回り、猪、鹿、魚、果樹を獲る。
だが、その森にいま木材伐採、プランテーション造成、
ダム建設と次々と「開発」が入り込み、
移動プナン人の生存を脅かしている。
そして、その背景には日本人の日常生活が横たわる。
彼らの「トンタナ(私たちの土地)を返せ!」の声に耳を傾けたい。
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2010-3-17 12:23
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読者会から(全文)2010年3月19日
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【告知】
静岡読者会
3月24日(水)19時〜21時、藤枝文化センター。どなたも参加大歓迎。問合せ(TEL 054・635・2584永田)
土浦・つくば読者会
3月26日(金)19時半〜、会場未定。参加費三〇〇〇円くらい。新しい方大歓迎です。「何でも話せる友だち」作りませんか?。要予約です。問合せ(TEL 029・821・0160、Mail kei-kuboya@jcom.home.ne.jp久保谷)
週刊金曜日を応援する会・神奈川読者会
3月27日(土)18時〜21時、県民活動サポートセンター六〇一号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費二〇〇円。話題は一面記事から週刊誌ネタ、ネットネタまで何でも話してますが、誌面批評もありますので、本誌をお持ちでしたら直近を四〜五冊ご持参ください。問合せ(Mail oik-j@pu3.fiberbit.net)
練馬読者会
3月27日(土)18時半〜、喫茶ノヴェル(西武池袋線大泉学園駅北口駅前)。喫茶代。毎月第四土曜日に例会を開いています。近隣・沿線にお住まいの読者の方、気軽に参加してください。問合せ(Mail nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp、TEL 03・3925・6039近藤)
奈良五條読者会
3月27日(土)13時半〜、会場未定(近刊の本誌を軸に話し合う予定です。気軽にご参加を。。問合せ(0747・25・2538井西)
旭川読者会
3月27日(土)18時半〜、旭川市神楽公民館(神楽4条5丁目バス停3分)。本誌でも執筆していた関組長が三月下旬に北海道を回るんだとか。もしかして読者会に現れないかな?。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.comこせき)
やまと日曜の会(神奈川)
3月28日(日)15時半〜17時半、大和市生涯学習センター二〇二小会議室(小田急・相鉄大和駅10分)。問合せ(TEL 080・5454・0272ウチノ)
杉並・世田谷読者会
3月28日(日)13時半〜17時、高井戸地域区民センター第三集会室(京王井の頭線高井戸駅下車3分、清掃工場の煙突を目標に)。本誌のみならず新聞、テレビ、ほか書籍など幅広い課題を自由討議の形で読者会を行っています。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)
【報告】
後志・小樽読者会
二月(二三日開催)は七人。入院していた岡部代表が帰還せり。腫瘍は良性なり。一同から万雷の拍手あり。ベルリン映画祭「銀熊」獲得の寺島しのぶさん。Tさんが「(二親の)アートの世界の厳しさを背負いながらの受賞は素晴らしい」と絶賛。小樽で群来。Aさんが「最近のニシンは水っぽくて、まずい」。仕事柄詳しいSさんが「昔と系統が違う」などと解説。「ロシア産ニシンの方がおいしい」の声も。二月一九日号から。漫画「さらん日記」の「オネショ冤罪」は笑った。松本侑子さんの映画評論には毎回引きつけられる。無名人語録「どんな仕事だって、オクの深いものです。それを浅くしてしまったのはテレビです」。新連載「国会学習帳」は人選ミスでは。内容の低さに唖然。企画はいいのに残念。「地域医療ライン」にもがっかり。ネタの良さを捌ききれていない。(文責・美藤)。問合せ(Mail bito.satoshi@gmail.com、TEL 090・4876・9094びとう)
旭川読者会
二月は五名の参加。文化・政治・経済と並べると文化も政治も完全に経済に隷属しているようにみえる。食えるか喰えないかで多くの人間が頭を悩ます時代、この三つがそれぞれ分立してこそ人間らしい生活が営めるということが話題になった(社会の未来を左右する教育はもちろん文化領域)。情報が流れる速度は以前より凄く速くなったのにその分だけ先の見通しが立てづらくなっている皮肉な現代である。問合せ(TEL 0166・83・5582、Mail yoskose@gmail.comこせき)
読者会・さいたま・日曜
二月参加者は八人。当読者会の参加をきっかけとして他読者会に足を運んだ方も。一月二九日号、『小沢の「罪」とは何か』マスコミの報道姿勢がおかしい。記者クラブ問題をどう超えていくか。二月五日号、伊藤真さんインタビューが核心をついていた。三井環さんの検察の裏金問題も注目。二月一二日号、横田一さんの胆沢ダム記事から意見が発展。何でもかんでも小沢のせいにしているようなイメージがある。金曜日の両論併記もすっきりしない。週刊朝日の上杉隆さんがおもしろい。金曜日は週刊朝日の検察批判記事と連携を。検察の責任の取り方を追求したい。官房機密費の問題など、今だからこそ自民党批判を。二月一二日号、坂本龍馬記事は勉強になった、世論として確立したものを批判する姿勢はいい、批判ばかりじゃ役にたたない。ネオニコチノイド系農薬の記事にびっくり。高遠菜穂子さんのイラクリポートが毎回よい。問合せ(TEL 048・835・7867関根)
静岡読者会
二月例会のまとめ。この半年間の民主党の動きについての批判が、是々非々の及び腰になっているのは、本誌を含めてやっと訪れた自民外政権への淡い期待の現れがむりもない。小沢・鳩山金権問題と普天間がなぜかくも執拗に喧伝されてきたか。それは、最も枢要な政治テーマである不況対策、格差社会に対して、自民・民主ともに有効な政策を打てないために、国民の関心をここからそらすのが目的であり、それはかつてバブル崩壊後、莫大な不良債権隠しのためにオウム狂騒にマスコミが一丸となって走ったのと同じである。小沢の巨悪的体質は百も承知で、それでも半世紀に亘る自民党支配の下で堅牢に作られた支配のしくみをいったん壊すために、小沢にやらせてみてはどうか?。問合せ(TEL 054・635・2584永田)
あいち読者の会
二月は四人。本誌記事中に見られる複数のサブタイトル順序の意義や表現について、上から目線対応などの指摘あり(考慮された編集方針だとは思いますが)。記事の具体例は別途?投書?投稿予定。近現代史に精通した当会員から「『坂の上の雲』について考える」のテーマで、次の論点を軸に詳細な解説。(1)NHKの企画意図について、(2)「原作」としての『坂の上の雲』から、(3)いくつかの論評について。問合せ(TEL/FAX 052・613・4028中島)
読者の会・大阪
前回は参加者が多く各自発言に三分しか時間が取れなかったが、皆それぞれ考えているなと感じました。 その後「安保条約と普天間基地」の題で議員の秘書をやっておられる人よりの生の報告を受けて討論しました。基地移設ではなく基地廃止、日米安保条約を解消して「東アジア共同体」(鳩山首相の言うとおり)に向けて日米平和友好条約を望むなど。
東三河読者会
二月の例会は本誌二月一二日号を中心に(1)「坂本龍馬 大絶賛はちとおかしいぜよ」(2)佐藤優の飛耳長目(3)映華館『カティンの森』?突きつけられる人間の残忍さ?の三つを中心に意見交換。(1)「NHKがなぜ、いま龍馬なのか」との声。また、「『竜馬がゆく』の危うい英雄史観」の中での佐高信の指摘「これは二階から見た歴史なのだ」は的を射た表現だ。(2)「石川知裕氏の獄中の支えが佐藤優の本」に説得力あり。(3)先の大戦でソ連軍のポ−ランド侵攻によりポ軍将校一万五〇〇〇人がカティンの森で虐殺され、それが長く闇に封印されてきた。「生きたくても生きることができなかった時代」に私たちはどう向き合うのか?などを論議。これを本誌二月五日号「日本人の知らない朝鮮戦争」と重ねて読むとなお重いが、「人間がいる限り争いはなくならない」の声もあった。問合せ(TEL 080・5102・6763四谷)
ピースボート読者会
一月例会は六人。俳人としての佐高信氏のファンという男性が初参加。『小沢幹事長vs検察』に、日刊ゲンダイ愛読者が「小沢氏失脚で、民主と自民の保守派が合体し、より強権的な政権が誕生するかも」と恐れる。「普天間基地問題は日米安保見直しの好機だ」「一月二九日号、貴花田の記事は誌面取り過ぎ。アンテナ欄はもっと地道に取材している記事を取り上げるべき」。一一月一三日号の民主党大研究の議員リストは役立つと好評。他に、愛国心教化の授業(都教委指定の武蔵村山市立小中)見学者が「洗脳教育だった」、高遠菜穂子さんの講演会の報告あり。「政権交代後、イラク派兵に関し情報公開が進み、自衛隊の武器輸送等が明らかになった」など。
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2010-3-11 16:54
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790号目次
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790号目次PDF
790号の注目記事
■普天間飛行場、県内移設案が急浮上
沖縄の怒りが爆発する
伊田 浩之
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、
キャンプ・シュワブ(名護市など)陸上案が政府内で急浮上している。
名護市議会は三月八日、陸上案に反対する意見書を全会一致で可決した。
沖縄県議会も二月二四日、県内移設に反対する意見書を全会一致で可決しており、
基地被害に耐えてきた “沖縄の怒り” が爆発しようとしている。(関連二六〜二七ページ)
◆下地幹郎 衆議院議員(国民新党・沖縄一区選出)に聞く
「急激に海兵隊を撤退させられない」
■盛岡正博 長野県厚生農業協同組合連合会代表理事長
再構築という賭けに挑む医療経営のドクター
山岡 淳一郎
二世代、三世代先を見すえた、新しい医療環境づくりとは? 医師として、そしてJA長野厚生連理事長として、佐久総合病院をはじめとする傘下の医療機関の「再構築」に踏み出した盛岡正博の経営手腕に注目が集まっている。沖縄米軍政府が統治する「島」に生まれた呪縛を抱えながら、荒廃する医療と全力で格闘し続けてきた盛岡の創造力は、「まちづくり」という大きな構想に向かっている。
■格闘する思想
高度資本主義下での「哲学への権利」をラディカルに問う
本橋哲也 × 西山雄二
〈自分が依って立つ足場を崩すのではなく、批判的に検討せよ〉――
ジャック・デリダの「脱構築」理論を用いて、高度資本主義下で蝕まれた自らの足場である「大学」を一人の若手日本人研究者が問い始めた。それは『哲学への権利』という映画制作・上映会のかたちで、いま国内外に静かなうねりを起こしている。
■東京・大阪国税局が本部の“リベート隠し”に関心
セブン=イレブン会計の闇にメスが入るのか
渡辺 仁
税務調査など関係なかったセブン-イレブン加盟店に東京・大阪国税局の調査が入った。
この動きに担当税理士は「コンビニ会計への反面調査では?」と疑いの目をむける。
一方の税務調査官も「この不明朗な会計にもっと声をあげてほしい」ともらす。
長年、タブーになっていたセブン-イレブン会計にメスが入るのか。
■にこやかに闘う北のブロガー 栃内 新さん
紙でもおおいにつぶやく
ブログ、Twitterなどで今や自己表現は誰でも簡単にできる時代。でも、多くの人が注目し信頼するブロガーは案外少ない。そんなブロガーの一人を北海道に訪ねた。
■きんようぶんか
廣瀬純の生の最小回路(14)
ホタルについて
パゾリーニ/ディディ=ユベルマン/ゴダール
美術史研究と哲学とを横断するユニークな活動で知られるフランス人思想家ジョ
ルジュ・ディディ=ユベルマンは昨年一〇月、『Survivance des lucioles』すな
わち「ホタルたちの残存」あるいは「生き延びるホタルたち」と題された著作
(未邦訳)を発表した。ポケットに収まる大きさのこの新著で彼は、「大きな光」
(luce)に対する「小さな光」(lucciola)としての「ホタル」を語ったピエル
・パオロ・パゾリーニの有名な議論を取り上げつつ、とりわけここ一〇年ほどの
あいだに彼自身が練り上げてきた思想をこの上なくコンパクトに再提示してもい
る。
■ビルマ難民
「棄民」となったロヒンギャーたち
写真と文 宇田 有三
バングラデシュに逃れたビルマ難民「ロヒンギャー」は、イスラームというだけで自国からも隣国からも受け入れられない「棄民」となっている。現地にある公式・非公式キャンプでの越年取材をもとに報告する。
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2010-3-11 16:44
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789号目次
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789号目次PDF
789号の注目記事
■米国は辺野古から、沖縄から手を引け
今こそウソにまみれた日米安保五〇年の検証を
ガバン・マコーマック
マスコミと米国のロビイストが結託して流す「米国が怒っている」
だの、「日米同盟の危機」といったデマに騙されてはいけない。
名護市民が「ノー」を突き付けた
辺野古の新基地建設要求は、国際的に見て正当性はない。
■70年代の光と影
時代を疾走した青春のベ平連と訪れた「解放」の日
吉岡忍
■生存のもやい直し
サポートハウスじょむ
女性たちが安心できる場所
松元 千枝
雇用崩壊の中、いつ自分が解雇のターゲットにされるのか不安が募る。
職場内のいじめによって萎縮する。
実際にハラスメントの被害を受けて、自分を見失う。
そんな女性たちが、安心を求めて集まることができる場所がある。
■原子力空母修理は外交約束違反だ
横須賀基地に見る米軍・外務省の「二枚舌」
成澤 宗男
■李在禎・韓国元統一部長官にきく
六カ国協議はどうなるか
インタビュアー 青木 理
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核をめぐる六カ国協議の再開準備が、
また、年内の南北首脳会談の可能性が取りざたされている。
だが、北朝鮮をめぐる国際社会の気運は停滞をつづけてきた。
二〇〇七年の南北首脳会談に関わった元統一部長官が一月中旬来日したおり、話を聞いた。
■指導死
――その生徒指導に行き過ぎはなかったか
奈良林 和子
生徒指導を受けた後、これをきっかけに自殺した子どもたちがいる。
このような「指導死」は、一九九六年以降に報道されただけでも一四人。
二〇〇四年に自殺した井田将紀君を中心に「指導死」の実態を追った。
■国民の97%がハッピーは本当か?
「GNH(国民総幸福量)」で注目のブータン
下平 真弓
経済のグローバル化にともないGDP(国内総生産)やGNI(国民総所得)への感度が
鋭くなる一方、GNH(Gross National Happiness=国民総幸福量)という
考え方への関心も高まっている。
“GNH発祥の地”ブータンでは、2005年の国勢調査で
「国民の97%が“ハッピー”と回答した」という。この結果は本当か?
疑問を抱いた筆者は、現地で声を拾い集め、実態を探ってみた。
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2010-3-11 16:35
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788号目次
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788号目次PDF
788号の注目記事
■編集長対談
週刊朝日 山口一臣 × 週刊金曜日 北村肇
検察から『呼び出し』が
あったとき、もし出張ではなく
東京にいたらどうしてました?
そりゃもちろん、
「ちょっと行ってみるか!」でしょ。
面白そうだし、ネタになるし(笑)
■国鉄闘争の長く酷き歳月
JR採用差別事件 問われる政権交代の意義
荒木 健次
国鉄の分割民営化で起こったJR採用差別問題の政治解決が大詰めを迎えつつある。
鳩山政権は自民党政権による戦後最大の不当労働行為事件を解決し、
労働者の人権回復ができるのか問われる。
■解決を前に六〇人の組合員が逝く
本誌取材班
一九八七年二月一六日、国鉄当局は国労や全動労などに所属する八〇〇〇人近い組合員に
JR不採用の処分を下した。それから二三年が経った今日、六〇人を数えるに至った組合員の死は、国鉄解体の不当性と残忍さを改めて浮き彫りにしている。
■外国人参政権には反対です
格闘家 前田日明
日本の格闘技界に新しい風を起こし続けてきた前田日明。現役引退後も格闘技界で活躍するが、私生活では在日コリアンから帰化して結婚、父親でもある。今、国への熱い想いを語った。
■佐藤優
三木清と語る
思想や哲学には食事を準備する力がある
東京地検特捜部と民主党の「争い」は、小沢一郎幹事長の不起訴によって一段落した。
ただ、その間にも不況は進み、私たちの生活はますます窮乏している。
私たちはいま、なにをどのように考えるべきなのだろうか。
「哲学は現実に就いて考えるのでなく、現実の中から考えるのである」
と主張した三木清に、思想や哲学の意味を聞く。
■建設ラッシュと強制移転
[ 上海万博 5月開幕 ]
丹羽理
■ネットカフェ、利用者に身分証提示を義務付け!?
西村 仁美
警視庁が東京都にインターネットカフェや漫画喫茶などの規制を求め、
本人確認などを義務付ける条例案を提出する。
業界や店の利用者からは反発、とまどいの声もあがっている。
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2010-3-11 16:27
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787号目次
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787号目次PDF
787号の注目記事
■高遠菜穂子リポート
破壊と希望のイラク 第13回
各国で進むイラク戦争検証
日本も参加していた
開戦前の「有志連合」会議
■新人議員 よこくめ勝仁の国会学習帳
国会では元首相も新人議員も対等
いつか私にもヤジを飛ばせる日がくる?
■アテンダントが通院をサポート
いわて銀河鉄道の「地域医療ライン」
桂 博史
現在、岩手県内の旧東北本線上の盛岡―金田一温泉間を走る
IGRいわて銀河鉄道が二〇〇八年一一月に取り組み始めたのが、
安心して病院に通えるように通院者をサポートする「地域医療ライン」だ。
全国でも稀なこの取り組みは、どのように生まれ、支えられているのか。
■21世紀最初の独立国
東チモールが未来へ進むために
青山 森人
ポルトガル、日本軍、インドネシア軍による植民地支配や占領、そして二年半の国連暫定統治を経て二〇〇二年五月二〇日、東チモール民主共和国(注1)が誕生した。しかし外国支配・占領を被ってきた東チモールの傷はいまだ癒されていない。
■患者や家族からは存続を求める声が――
病院も「売り飛ばす」石原都政
永尾 俊彦
八王子小児病院と清瀬小児病院、梅ヶ丘病院(いずれも都立)が三月で廃止、府中市に新設される小児総合医療センターに統合される。しかし小児の専門医が各地域で高度な治療を行なってきただけに、患者や家族の不安は深刻だ。
■地雷撤去で生活支えるディマイナーたちの今
写真と文 山田しん
■初心者のための税金講座(1)
政治と税金
浦野 広明
誰もが税金を納めている
「納税者」であるにもかかわらず、
税金って全然わからな〜い、
なんて思っていませんか?
税金は暮らしに直結する、一番身近な政治です。
今年は税金について、
一緒に勉強していきましょう。
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2010-3-8 18:58
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阪急トラベルサポート支部委員長・塩田卓嗣さん支援「金曜日ツアー」
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阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さん支援
「金曜日ツアー」の参加のお誘い
『週刊金曜日』の取材に応じたことで旅行添乗業務の無期限アサイン停止(事実上の解雇処分、2009年3月18日)を受けた全国一般東京東部労働組合阪急トラベルサポート支部委員長の塩田卓嗣さん(東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立て中)を支援する「金曜日ツアー」を実施します。(有)勤労者レクリエーション協会とNPO法人日本ツアーナビゲーター協会の協力で実現しました。
第1回は「佐高信と行く岩手の旅〜原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて」(4月21日〜22日の1泊2日)で、塩田さんが添乗するほか、佐高信・本誌編集委員も同行。参加者との懇親会やミニ講演会(現地では一般公開)も行ないます。オプションとして問題の胆沢ダム見学もあります。また、参加者には当社刊の対象書籍の中から2冊をお選びいただけます。
塩田さんの都労委勝利をめざし、昨年の桜の開花時期(盛岡市・4月20日)に合わせてのツアーです。お誘い合わせてのご参加をお待ちしております。
『週刊金曜日』ツアー担当
?阪急トラベルサポート支部委員長塩田卓嗣さん支援「金曜日ツアー」
佐高信と行く岩手の旅 ~原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて〜
『週刊金曜日』編集委員・佐高信が同行いたします!
催行日: 2010年4月21日(水) 〜 22日(木) 1泊2日
旅行代金: お一人様 28,000円 ホテル1泊(風呂トイレ付和室定員5名利用)・朝夕2食付
* 鶯宿温泉集合・盛岡駅解散の料金です。現地までの往復の交通費はお客様ご負担となります。
* 東京発に限り、別途新幹線の手配を承ります(添乗員が同行いたします)。
* 洋室や一人部屋ご希望の場合は別料金がかかりますので、お問い合わせください。
* お子様料金の設定はありません。
* 2日目に、話題の胆沢ダム見学ツアー(別料金5,000円・弁当付)をご用意。
募集人数: 35名限定(定員に達ししだい締め切ります)
最小催行人数: 30名(定員に達しない場合は催行を取りやめることがあります)
日程:
?1日目 4月21日(水)(東京発)※東北新幹線にて盛岡へ(添乗員・塩田卓嗣が同行)
午後5時 各自で現地(鶯宿温泉「ホテル森の風鶯宿」)へ集合
※JR盛岡駅西口より無料シャトルバス(予約不要)があります。
?????????????? 13:00〜17:00の毎時00分出発
鶯宿温泉泊。夕、ホテルで懇親会
2日目 4月22日(木)?ホテルで朝食。
午前、貸切りバスで盛岡市内観光(大慈寺・南昌荘など)
午前11時、原敬記念館見学と佐高信ミニ講演
午後1時半頃、盛岡駅で解散(オプショナルツアー参加者以外)
??????????????? ?[オプショナルツアー] 胆沢ダム見学(弁当付き)
JR一ノ関駅または盛岡駅で解散(オプショナルツアー参加者)
参加者特典:
1、ツアー参加者に、?金曜日発行の既刊本(対象本)から2冊を贈呈
2、新規ご購読申込(期間半年以上)の方には、さらに『ポストカード日本国憲法』をプレゼント
問い合わせ・申込先:週刊金曜日 電話 03-3221-8521
申込書送付先(旅行催行):
(有)勤労者レクリエーション協会 ファクス 03-3984-0407 東京都知事登録旅行業2-5477号
申込締切日: 2010年4月2日(金)
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2010-2-19 19:24
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『佐高信セレクション200』開催中!!
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2月1日(月)〜28日(日)の1カ月間、八重洲ブックセンター本店1Fにて、
『佐高信セレクション200』を実施しています。

本誌連載中の『佐高信の「現代を読む」』に加え、佐高信が選んだ200点を
8つのジャンル(「ジャーナリズムの挑戦」、「闇社会と政治」、「新聞・テレ
ビ・映画」、「世界と日本」、「熱い人と言葉」、「『週刊金曜日』関連の本棚」、
「サラリーマンの世界」、「戦後のベストフィクション」に分けて販売中。
「『週刊金曜日』関連の本棚」には金曜日の売行良好書や編集委員の著書が並
んでいます。

お陰様で盛況で、残り10日間となりました。
今月の八重洲ブックセンター本店は“佐高信月間”とも言うべき、佐高編集
委員一色となっています。
まず、『逆名利君』(講談社文庫)が同書店限定で復刊。
2月9日(火)には鈴木邦男さんとの共著『左翼・右翼がわかる!』のトークショー
も行ないました。
そして、今回の『佐高信セレクション200』。

『佐高信の「現代を読む」』には皆さまからのお問い合わせも多く受けました。
ぜひこの機会に足をお運びください!
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2010-2-15 10:49
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786号目次
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786号目次PDF
786号の注目記事
■編集長連続インタビュー13
佐野章二さん ビッグイシュー日本代表
聞き手 北村肇 本誌編集長
当事者が担い手になり
ボランティアが応援する
ホームレスが自ら販売者となる雑誌『ビッグイシュー日本版』。
この国では事業の成立が難しいと言われながら、創刊七年を迎え、徐々に定着しつつある。
しかし、社会から絆が失われていくなか、路上生活者の深刻な問題も尽きない。
■消えていくミツバチ
ネオニコチノイド系農薬が人をも脅かす
岡田 幹治
ミツバチの危機が続いている。
一夜にして何万匹もが大量死する事態が世界各地で起こり、地上からミツバチが消えつつある。
長年にわたって品種改良されてきたセイヨウミツバチ(以下、ミツバチ)は、
私たちに蜂蜜を与えてくれるだけではない。主要農産物の三分の二の授粉を担っている貴重な生き物だ。
仮に絶滅してしまえばそれらの作物は実らず、人類は生存できなくなってしまう。
■COP15と世界の行方
「システム変革」なき温暖化対策は破局を引き寄せる
古沢 広祐
温暖化への地球規模での対策が昨年末、コペンハーゲンで議論された。
巨額の資金の使われ方次第では、破局的プロセスの加速化も懸念される。
鍵を握るのは、地球市民的な主体形成の成否にある。
◆「温暖化データ改竄疑惑」をどう考えるか
COP15の直前、世界を唖然とさせた「温暖化データ改竄疑惑」。
温暖化の根拠は揺らぐのか――。“温暖化懐疑派”武田邦彦氏らと昨年末、
『温暖化論のホンネ』(技術評論社)を出した温暖化の専門家に意見を求めた。
■病院危機
診療報酬の債権譲渡が野放し
規制なく、賃金不払いを後押し
村上 恭介
病院の収入源である診療報酬が金融機関に債権譲渡され、職員の賃金確保が懸念される事態が大阪で起きている。
医療機関を倒産の危機に追いやり、生存権を脅かす診療報酬債権譲渡には規制が必要だ。
■政官業の腐敗の象徴
ごみ焼却炉談合に正義のメスを
青木 泰
無駄な公共事業と天下り。旧政権の負の遺産をどう一掃するか?
日本最大のごみ焼却炉談合を通し政官業癒着の実態に迫る。
■奥谷京子 WWBジャパン代表
地域から閉塞感を破る女性のための起業支援
山岡 淳一郎
地域に雇用の受け皿がないなら自分たちで創出しよう。日本社会の「失われた一〇年」を経て、女性たちの起業熱は高まった。WWB(女性のための世界銀行)日本支部代表の奥谷京子は、そんな自立を夢見る女性たちをサポートしている。地域に密着し、手探りで閉塞状況を打ち破ろうとする「草の根の最前線」が、そこにあった。
■COP15と世界の行方
「緑の資本主義」に対抗運動は連帯できるか?
平沢 剛
反資本主義を掲げる対抗運動では、シアトル反WTOを上回る成功が期待されていた。
しかし、結果は……。浮かび上がった課題とは。
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2010-2-15 10:21
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785号目次
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785号目次PDF
785号の注目記事
■70年代の光と影
セブンーイレブンから始まった利便性の果てに
斎藤貴男
■だれもひとの代わりに闘うことはできない
もう一つの「西成署暴行事件」
佐藤 万作子
「大阪府警・西成署暴行事件」(本誌二〇〇八年七月四日号既報)の真相を、
自分自身で確かめたいと現場に行き、まきこまれて逮捕された男性がいる。
取り調べ警官からの暴行を訴えて、裁判を闘い続ける男性を支えるものは何か。
■きんようぶんか 音楽 特別寄稿
陽水以外の誰が……
上野千鶴子
■日本人の知らない朝鮮戦争
今、掘り起こされる虐殺住民の遺骨
写真・文 小林 晃
今年は朝鮮戦争勃発から六〇年。戦争は南北民衆に甚大な被害をもたらしたが、
中でもようやく歴史に刻まれ始めたのが、時の韓国軍や警察による住民虐殺だ。
韓国では、少しずつ遺骨の発掘が行なわれている。
■21世紀の石橋湛山を
対談 佐高信 × 中島岳志
先の衆院選挙での歴史的な大敗。自民党は今、崩壊寸前だ。石橋湛山に代表される「保守リベラル」。自民党に少なからず存在した、その系譜は潰えてしまうのか、しまったのか……。両編集委員が語る。
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2010-2-15 10:16
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784号目次
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784号目次PDF
784号の注目記事
■水島朝穂早稲田大学教授に聞く
政治主導に軍事思考が入り込んできた
辺野古新基地建設問題に留まらず、民主党の防衛政策が混迷を続けている。
次期防衛大綱の策定を先送りにしたまま、何に役立つのか不明な高額兵器だけは予算化した。
のみならず、防衛省制服組の政権への影響も前政権以上に高まっている。
■佐藤優の歴史人物対談 13
向坂逸郎と語る
生命と権利を守るには労働者の闘いが必要
一月一九日に会社更生法の適用を申請した日本航空が、
グループ全体で約一万五七〇〇人を削減する計画を発表するなど、
雇用状況はますます悪化し、失業者があふれている。
絶対的貧困はどのようにして克服すればよいのか。
戦前から流れに抗して生きた社会主義者、向坂逸郎に聞く。
■「緩慢な虐殺」を進めて隠すイスラエルの二つの“封鎖”
土井 敏邦
イスラエルによる生活物資の封鎖でパレスチナのガザ住民はいのちを脅かされ続けている。
昨年暮れにはエジプトが救援物資の搬入を妨害した。ガザ地域の現状を報道しようとする取材にも
イスラエルはプレスカードの発行を拒否しているため、その現状が伝えられなくなっている。
■映画『ライブテープ』『イエローキッド』監督対談
カメラで挑む、現実と虚構の境目
松江哲明 × 真利子哲也
なぜ映画を作り、届けるのか?
現代の「コミュニケーション」をどう捉えているか?
新作に挑み続け、日本映画に新しい風を呼び込んでいる
二人の若手映画監督が語り合った。
■斎藤新社長体制がスタート
重大事故が多発する職場で“いのち”を脅かされる郵政労働者
三浦 芳則
小泉式「郵政民営化」のシンボル・西川善文社長更迭から斎藤次郎社長体制へ。だが「効率的な経営」を掲げる斎藤新経営陣のもとでいま、交通事故、労働災害などの重大事故が発生し、郵政労働者の “いのち”が脅かされている。
■「マコトちゃん」の話題はタブーでした
対談 湯浅誠 反貧困ネットワーク事務局長
佐高信 本誌編集委員
年末年始も、政府の「貧困・困窮者支援チーム」事務局長
としてフル稼働。ここ数年、反貧困運動で
東奔西走する湯浅誠さんだが、
佐高信本誌編集委員の軽妙な話術に誘われて、
リラックスした雰囲気の中、読書歴からカラオケまで、
意外な素顔をのぞかせる。
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2010-1-22 11:17
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783号目次
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783号目次PDF
783号の注目記事
■成果がゼロだった懸案の金融改革
――本山美彦・大阪産業大学教授に聞く
世界を大混乱に陥れたウォール街の強欲な金融機関の規制は、
まったく手が付けられていない。その理由は、オバマ自身が米国の金融を牛耳る
ゴールドマン・サックスによって権力に押し上げられたからだ。
■一向に進まない人権状況の改善
調査・公表されない拷問や収容所の恐るべき実態
伊藤 和子
グアンタナモやアブグレイブの収容所に象徴される米国の重大な人権侵害や戦争犯罪は、
オバマ政権になっても根本的に改善される兆しはない。
大統領は、事態打開のイニシアティブを発揮できていない。
■阪神・淡路大震災から15年
「復興」と引き替えに消されてゆく「痕跡」
粟野 仁雄
水道の蛇口レバーが、上に上げると水が出る構造になったのは一九九五年の阪神・淡路大震災がきっかけだと聞く。それまでは下げれば水が出たが、震災で落下物がレバーに当たり多くの建物が水浸しになったからだ。こんな単純なことにもあれだけの惨事で初めて気付くのが人間である。あれから一五年。私たちは何に気づき、何に気づかぬままなのか。
■破壊と希望のイラク 第12回
ラマディ母子病院から2人の医師が来日
高遠菜穂子
米軍劣化ウラン弾は無害か?
激増する「奇形児」やがん
■フランス メディア事情
紙媒体に乗り出しはじめたWeb新聞 マードックモデルへの挑戦か
飛田 正夫
紙メディアがWebへと移行する中、フランスでは
サルコジ大統領に批判的なWeb新聞が紙メディアに進出するケースが
相次いでいる。その理由は。フランスのメディア事情を探る。
■生存のもやい直し
企業組合あうん
いのちと暮らしを自分たちで守る
小林 蓮実
労働権とともに、生存権までおびやかされる時代。
社会から排除された労働者自らが、
いのちと暮らしを守る共同事業を立ち上げた。
「企業組合あうん」は、生きることを問い直す仕事集団だ。
■ホームレス取材歴一五年のルポライターが見た
なぜ路上に元自衛官が多い
神戸 幸夫
路上生活者の過去を聞くと、自衛隊にいた過去を語る男性が少なくない。
なぜ自衛隊員からホームレスに転落したのか。彼らは重い口を開いた。
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2010-1-22 11:10
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782号目次
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782号目次PDF
782号の注目記事
■改めて普天間・辺野古を問う
渦中の伊波洋一・宜野湾市長に聞く
「普天間移設と辺野古新基地は関係ない」
辺野古か、グアムか、それとも――。
鳩山政権を揺るがす渦中の普天間基地を抱える沖縄県宜野湾市。
その市長である伊波洋一氏に普天間基地の現状を聞いた。
■辺野古沖と大浦湾の自然を守れ
新基地建設は最悪の環境破壊
桜井 国俊
これだけ「エコ」や「環境」が話題となりながら、辺野古の新基地建設では
貴重な自然の破壊について論議されないのはなぜか。
防衛省・沖縄防衛局の、デタラメな環境アセスを認めてはならない。
■沖縄に生きる詩人が、琉球諸島の神人ユタと語る―
「ユタムヌ言い」
川満 信一
歴史に名高い勝連城の麓、屋慶名ムラのユタと知り合いになってから月日が経った。ジョッキ二杯で出来上がったユタの宇宙アンテナは、NASAのキカイ装置の比じゃない。
■70年代の光と影
革新自治体の攻防
「社共分断」から総与党化への道
村上恭介
■佐藤優の飛耳長目47
グルジア大統領の挑発を抑えた欧州諸国の思慮
■水泳部員「事故死」その後
両親が闘い続ける変わらぬ日体大の「隠蔽体質」
小林 拓矢
二〇〇六年三月、中国での高地トレーニング中、五輪をめざしていた日体大水泳部の有望選手が「事故死」した。死因は今も明らかにされていない。大学側の「責任回避」「隠蔽」を告発すべく、両親が大学を訴えている。
■きんようぶんか
廣瀬純の生の最小回路(12)
ネグリ/ゼメキス/マルクス
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
『未来への帰還
―ポスト資本主義への道』
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2009-12-28 18:20
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781号目次
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781号目次PDF
781号の注目記事
■田中美津、『1968』を嗤う
大熊英二氏による『1968』の下巻「結論」前の最終章にあたる17章はリブと田中美津論を展開している。だが、本人取材をまったくせずに資料の切り貼りで書かれたその内容は、田中美津本人が「誤読と捏造による無惨な労作」と称するもの。その「誤解と捏造」部分について、田中美津自身が詳細に指摘する、単なる間違い探しではなく、なぜ違うのかという点について、鋭い観察力から自らを含め客観的かつ重層的に人間を描くことにより、知られざる「田中美津とリブ」の一面が明らかになった。
■佐藤優の歴史人物対談 12
山川均と語る
たわいもない失望は不見識の告白
政権交代から約一〇〇日が過ぎた。大衆は新政権になにを期待しているのか。
そして、その大衆の当面の要求に新政権は応えているだろうか。
私たちの生活はいよいよどたんばに追い詰められてきたが、
政権の中心である民主党はどのような政策を採るべきなのか。
柔軟な思考で日本的社会主義への進路を示した山川均に聞く。
■本多勝一ロングインタビュー
「俺があのルポを書いた時」
聞き手/構成 烏賀陽 弘道
ベトナム戦争から東西冷戦の崩壊、そしてネット右翼の台頭する今日の日本社会まで、本多勝一本誌編集委員がルポルタージュを通して向き合ってきた時代とは――。ジャーナリストの烏賀陽弘道がきいた。
■書評委員が選んだ
2009年のベスト本20冊!
北原みのり/五所純子/陣野俊史/本橋哲也
■制度の狭間で置き去りにされて
??障害者手帳を持てない難病患者の厳しい就労状況
山下 淳巳
「国から手厚く保護されている」と思われがちな難病患者だが、障害者手帳を持てないことで、その就労支援は事実上{置き去り}にされている。「雇用開発協会」という名ばかりの天下り公益法人に税金が使われてきた現状から、難病患者に必要とされる支援へと、転換が求められている。
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2009-12-28 18:10
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780号目次
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780号目次PDF
780号の注目記事
■一三年前に引き裂かれた町は今
名護市長選と普天間基地
平井 康嗣
自民党政権時代の日米合意が、民主党連立政権を揺るがしている。
米軍普天間飛行場のある宜野湾市と移設予定先の辺野古地区を抱える名護市をリポートする。
■佐高 信 対談
日本を何とかしよう5
民主党前最高顧問 渡部恒三
鳩山政権の支持率は各世論調査で六割前後で推移している。「事業仕分け」で注目を集めるなど国民の期待は高いが、今後の課題はなにか。「落選と首相以外はすべて経験した」政界ご意見番に見通しを聞いた。
■清水康之さん 自殺対策支援センター・ライフリンク代表
生きづらさの正体を明らかにしたい
聞き手 北村肇 本誌編集長
自殺者が一一年連続三万人を超える国、日本。何が原因なのか、どうすればよいのか。
番組制作をきっかけにNHKを退職して、自殺対策支援のNPOをつくり、法律策定に尽力。
現在は、内閣府参与として、当事者本位の対策をめざす清水康之さんの「生きる支援」とは。
■政治主導で一部開放された大臣記者会見
見え隠れする情報統制の思惑と求められる記者団体の設立
塚田 和
鳩山政権が掲げる「政」主導の政策決定は、週二回(原則として火・金曜日)の閣議後に開かれる記者会見の在り方にも及んでいる。
新聞、放送記者が中心だった大臣会見に、一部ではフリーやネット記者らも参加し、質問をぶつける風景が日常化しつつある。一方、
一斉に廃止された各省庁の事務次官会見は復活の見通しはない。情報発信を「政」に絞ることによる情報統制の思惑も見え隠れする。
■きんようぶんかインタビュー
森功
聞き手 佐高信
でたらめな航空行政
その象徴がJALの破綻
■天皇在位二〇年
皇室の混迷とこれからの役割
天野恵一・千本秀樹・吉田裕
司会 成澤宗男
一一月一二日、明仁天皇が即位して満二〇年の慶祝行事が行なわれた。この間、皇室の情況にも国民の意識にも変化が起っている。皇室典範の改正すら行なえないまま、これからの皇室と天皇制はどこへ向かうのか。
■浮躁中国22
同じ歳月、それぞれの今日
本田 善彦
中国の建国六〇周年は、台湾から見れば国民党政権が台湾に退いて六〇年でもあり、
中台問題六〇年でもある。両岸の六〇年は、今後、どのように作用していくのだろうか。
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2009-12-21 14:19
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年末カンパ呼びかけ不当解雇撤回めざす塩田さん
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本誌の取材に応じたことで阪急トラベルサポート?から事実上の解雇処分(アサイン停止)を受けた旅行派遣添乗員の塩田卓嗣さん(四七歳)は、解雇撤回と職場復帰を求めて東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立てをしているが、塩田さんの所属する全国一般東京東部労働組合(菅野存委員長)では、塩田さんへの「年末カンパ」を呼びかけている。
塩田さんが無期限のアサイン(仕事割り当て)停止されたのは三月一八日。翌月に雇用保険の仮給付を申請し、五月には不当解雇撤回を求めて都労委に申し立てをした。雇用保険給付はこの一一月で終了。現在、生活の見通しが立たない状況だ。その中で、来年二月二三日には都労委での第一回審問が控えている。「長期戦の構えで闘う。ぜひご支援を」(菅野委員長)と呼びかけている。
現金書留で全国一般東京東部労働組合「塩田さんカンパ」係(東京都葛飾区青戸三―三三―三 野々村ビル一階)宛か、郵便振替(口座番号・00180―3―88328、加入者名「全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合」、通信欄に「塩田カンパ」と記入)で。問い合わせは東京東部労組(電〇三・三六〇四・五九八三)へ。
片岡伸行・編集部
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2009-12-18 10:36
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第20回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」佳作入選作
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修復的正義は機能しないのか
〜高知県警白バイ事件の真相究明を求める〜
山下由佳
平成一八年三月三日、高知県春野町で、スクールバスと県警交通機動隊の白バイが衝突して隊員が死亡した交通事故をめぐり、業務上過失致死罪で禁固一年四カ月の実刑判決を受けた片岡晴彦さんの冤罪の訴えが繰り広げられている。この事故処理と裁判の経緯については、ブログや雑誌やテレビ報道によって、全国で「合理的な疑い」が湧き起こり、ありのままの事件の真相究明が要請されている。
筆者も、県内の人権活動仲間から救援依頼の手紙を受け取って後、さらに、事件を雑誌『冤罪File』で知って以来、支援者達と同様の疑問を抱き、現在、学術調査研究中。筆者の最大の疑問は、対向車線遠方から事故の一部始終を目撃したとして、裁判で証言台に立った同僚隊員の証言の信憑性である。というのも、高知県の交通機動隊の損害賠償事案の人身事故は年間一件程度であり、ましてや死亡という特殊なケースである。確率論から考えても、あまりにもできすぎた偶然だと思うからだ。同僚の市川幸男隊員の「私は白バイが時速六〇km、バスが時速一〇kmで動いて衝突するのを目撃した」との供述が、片岡晴彦さんの有罪を確定させた。
片岡晴彦さんは昨年、高知県警を「証拠隠滅罪」で告訴。その不起訴処分に対して、検察審査会は、平成二一年一月二八日、捜査不十分と「不起訴不当」決定。その後、検察庁の再不起訴処分を経て、現在、被告高知県知事や県警本部長以下の関係者に対する一〇〇〇万円の「国家賠償請求事件」が係争中。また、事故処理から裁判経緯に納得がいかない片岡晴彦さんは再審請求を準備中である。
不可解なスリップ痕と
二台目の白バイ
事故は、国道五六号沿いのレストランの駐車場から出発して、中央分離帯付近にいたスクールバス全長約九mの右側前方角のバンパーに、右側の国道から来た白バイが衝突したもの。隊員は胸を強く打ち、約一時間後に死亡。片岡さん側は「左右の安全を十分に確認して、駐車場から国道に出て、中央分離帯付近道路中央で右折確認のため、車線を通る車をやり過ごしていた停車中に、白バイが高速で衝突してきたのだから過失はない」と主張。一方、検察側は「バス前輪が路面に残したスリップ痕や、衝突後に白バイを数メートル引き摺ったような擦過痕から、バスは安全確認を怠り国道の中央分離帯付近に向けて一〇km程で進行中だった」として、右方安全確認義務違反で懲役一年八カ月を求刑。公判では、バスが衝突時に動いていたのか、止まっていたのかが最大の争点となっていた。
片岡さんは「バスは停止中で急ブレーキはかけていないので、スリップ痕跡が残るはずがない。また、ほぼ同型のバスの車体重量を用いて検察主張どおりに急ブレーキをかけて走行実験を行なった結果も、せいぜい数一〇センチ。六・二m区間の移動で一m以上の黒々としたタイヤの溝痕もないスリップ痕は科学的にあり得ない。急制動の衝撃を事故時に感じた生徒はおらず、県警が身内を庇う目的で、捏造したものに違いない」と訴えていた。裁判官は、警察官が嘘をつくはずはないし、衆人環視の中でスリップ痕の捏造を果たせるわけがないと審判した。
果たして、バスは動いていたのか、止まっていたのか。同僚の市川幸男隊員は、奇跡的な偶然で事故の一部始終を目撃したのか。白バイ隊員のスピードはどうだったのか。県警に組織ぐるみの偽装工作はあったのか、なかったのか。歴史的真相・真実は闇の中ではないはずだ。
高知県警白バイ事件の裁判記録によれば、午後二時三四分スクールバスと白バイとの衝突事故は起こった。それから三時四分現行犯逮捕までの経緯に奇妙な点があることに気がついた。それは、この三〇分間の市川幸男隊員と片岡晴彦受刑者(現在)との接触の有り様である。二人の尋問調書と、周辺目撃者の証言を参考にすると、この三〇分間の経緯は、ほぼ次の通りである。事故直後約一五秒〜三〇秒程で市川隊員が現れ、市川隊員は即座に救急車を呼ぶため通報に向かった。それから数十秒後、もう一台の白バイ隊員が事故現場に直行してきた。
市川隊員は、携帯電話で「119 番」通報していた(通信記録証明有)。元愛媛県警の仙波敏郎さんが講演会で証しするところによると、警察官の交通事故は、百番通報事案と言って、無線を使わず、携帯電話を使用するようにと上から指示が出ているそうなのだ。通信の秘密を守る必要があるからとの措置なので、警察組織が、身内の事故処理において、権力と法を悪用している疑惑を生じさせる。
それから片岡さんは、重傷の隊員に付き添い、救護に懸命だったようだ。救急車が到着した時、市川隊員と片岡さんの二人で重傷の隊員をタンカに乗せている。事故から約二五分後、バスの中学生達が警察官の誘導でバスから降りた。救急車発車後片岡さんは、現場検証があるはずだからと外に立っていたので、運転席に座った記憶も、写真を撮られた覚えもないと証言する。つまり、中学生が不在のバスに片岡さん一人が運転席に座る写真は、合成加工の疑惑があるのだ。
もし市川隊員が事故の一部始終を目撃したのならば、現認した被疑者として片岡さんの身柄を拘束し、現行犯逮捕していなければならない。が、市川隊員の調書では、特に片岡さんに関する質問部分に顕著な動揺が読み取れ「片岡さんがどこにいたのか分からない。覚えていない」との証言であり、逮捕もしていない。
二人の接触を詳細に読み解くと、市川隊員には事故の一部始終を目撃し、犯罪を現認した警察官として行動していた様子がなく、偶然通りかかった事故の直後に遭遇した警官の職務の遂行しか見られない。以下で、それを検証する。
浮かび上がる矛盾点
“現行犯”にならなかった怪 一点目、白バイを停めた位置だが、一部始終目撃していたのならば事故現場まで直行し乗り付けるはずであるが、通り過ぎた道路の向かい側に停車し、バスまで三角比の推定で約一四m道路を渡って引き返し走って来ている。これは変である。
二点目、もし市川隊員が事故の一部始終を目撃していたのならば、過失犯の片岡さんを被疑者として拘束していたはずである。しかし、片岡さんを信用し協力し合っているということは、事故状況を把握していなかったからではないのか。
三点目、事故現場を知る高知県民は「目撃したという市川隊員の位置から百七八m離れた左に急カーブの道路の先の白バイ隊員の動きが見えるはずはない。というのも中央分離帯に街路樹が聳え立っていたからである」との共通見解を持つ。
四点目、右折確認のため国道車線を通る車をやり過ごしていた片岡さんは、左方の市川隊員を見ていないと証言。
五点目、また、情報公開請求で判明したことだが、県警本部から警察庁等上級庁への事故の速報には、同僚警官が事故の一部始終を目撃していたとの記述がない。殉職事案において、警察官が最重要証人ならば、当然、その事実が上級庁へ即報告されるはずではないのだろうか。この疑義を、新しく就任された北村博文本部長と公安委員、警察庁長官にご検証頂きたい。さらに、三月中旬の県議会定例委員会でも公安委員会定例会でも交通部長が「殉職警官の交通事故事案」を報告しているが、同僚警官が目撃していたとの報告は無い。議事録にその記述が無いのは、目撃そのものがその時点では無かったとの位置づけだったからではないのか。
六点目、市川隊員の実況見分調書には位置関係の距離の数字に矛盾が存在する。この数字の杜撰さは刑事裁判の際、梶原守光弁護士も指摘していた。
刑事裁判の争点から浮かび上がる真相を要約すると、片岡さんか市川隊員か、どちらかの証言が「偽証」になり、どちらかが「嘘つき村の人間」になるのだ。これらの矛盾点を合理的に考察してみると、市川白バイ隊員が現認したとする事故の一部始終の証言の信憑性には深い疑義が生じ、偽証の罪状が浮かび上がる。それらについてはオンブズマンが特別公務員職権濫用罪、偽証罪等で告発をした。
事故現場は五〇km制限速度区域で、黄色点滅の前方注意義務のある区間であった。国土交通省は、制限速度とは不測の事態でも事故が起こりえない範囲に設定しているのだと言う。つまり、制限速度が守られていたならば事故にはならなかった。一審や二審でも、白バイ隊員の一〇km超の速度オーバーと前方不注意が事実認定されたにもかかわらず、その過失責任は無視された。被害者救済を目的とする自賠責保険に関しては、片岡さんの加害者請求も可能であった。が、県警が被害者請求で即三〇〇〇万円の死亡保険金を遺族が受け取れるよう手続きするべきであるのに怠っていた。殉職の公務災害である以上民事の裁判費用の全額を遺族が負担するのも不当。この死亡賠償責任の果たし方の怠慢性に遺族が不満を抱き、裁判官に強い処罰感情が生じた。
無視された
複数の目撃証言
事故現場で撮影用の県警車両が白バイ走行路上(現場保持すべき路面)を陣取り塞いでいる写真が高新に掲載されていた。そして、県警の三好志郎鑑定人が取り上げる白バイの痕跡は、スリップ時点から衝突直前までの長い距離の痕跡の全てを無視し、なぜか衝突付近にのみ集中していた。つまり事故事象のサンプルの抽出にトリックが隠されていたのだ。要するに、組織ぐるみで偽装工作した結果の鑑定書を行使したと疑われる。
また、支援する会に事故周辺の目撃者から入った情報によると、乗用車を追い抜いて行った白バイが、対向車線の白バイと挨拶を交わした直後、後方で事故が起きていたと言う。白バイ同士のサインのやりとりが、よそ見運転につながったのだろうか。事故翌日の朝礼で「警ら中公道で挨拶を交わすと危険なのでこの習慣をやめるように」との訓辞があったとの良心的な情報提供が、元愛媛県警の仙波敏郎さんの元に入っているそうだ。
現場付近では猛スピードの白バイの横行が頻繁に住民に目撃されており、事故直前には、このままでは事故が起きると警告通報した市民までいた。現場の国道は速度がのり易い道路で、よく違反者が捕まっていたらしい。要するに、速度違反者を追いかけて、白バイ隊員が集結していたのだろう。実地訓練場として、事故現場が使われていたという片岡さん側の主張にも頷けなくはない。
また、白バイ隊員の走行路にいた第三者の証人尋問調書には「自分の車を追い越して行った時には、白バイは一〇〇km程のスピードが出ていた」とあり、バス後方の乗用車の校長は「止まっているバスに猛スピードの物体がキーンという音をたてて衝突してきた」と証言。
これら複数の目撃証言は無視できないはずであるが、一審二審ともに裁判官は、終始不問に付した。事故当日、供述調書に応じた三人の生徒の中で一番見やすい、前から八列目の右座席窓側のN君(生徒会長)の員面調書は警察がもみ消し、幻の調書にされた。N君は、瀬戸内海放送で「白バイを見ていたのですが、凄いスピードが出ていて危険だと思いました。裁判は僕たちが体験した事故とは違うようになっちゅう。バスは止まっていました」と証言しているので片岡さん側の重要調書であったに違いない。
生徒の中で唯一人呼び出されたIさんの検面調書は、指紋と署名が当事者と不一致との鑑定証拠が国家賠償訴訟で提出された。そのIさんの調書は、白バイのスピードはそんなに出ていなくて、バスはゆっくり動いていたという内容になっている。つまり、北添康雄副検事には、県警との共謀共同正犯の関係で偽装工作に関与した疑いがあるのだ。この法益侵害は甚大である。なぜなら、詐欺目的で虚偽公文書を作成・行使した担当検事が、裁判官を欺き通した結果、偽装した虚構を事実認定させたことを意味するからである。本罪状の主体は「県警」と「検察庁」、客体は「裁判所」と「相手方」であり、この保護法益は、公文書に対する公共的信用である。これこそ冤罪の構図ではないか。
隠蔽された権力犯罪
事件の真相を求めて これらの事実経過から、亡くなった白バイ隊員のスピード違反の罪状は、関与当事者が共謀、若しくは幇助して封殺したというのが真相ではないかと実感するに至った。この一連の経過は物語る。片岡晴彦さんの刑事訴訟は、憲法第九八条で無効にしなければならない不法行為によって成立した横暴な権力犯罪による裁判だったのだと。
さらに、警察・検察・裁判所には闇帳簿があり、裏金偽装が常態化していた。裁判所の裏金実態は、九十年度、東京、広島、福岡等でカラ出張一九七三万円を会計検査院が指摘。検察庁については、微罪で逮捕され受刑者となった元高知地検次席検事の三井環氏が告発。平成一四から始まった警察の裏金疑惑は、一六道府県警察におよび、総額約一二億四七六五万円を国と道府県に返還するという結果に至っている。北海道警の内部調査では、平成一〇年度〜平成一二年度の捜査用報奨費の裏金率は九九・一%だったと報告。
これらの「裏金偽装」と「訴訟偽装」とは無関係ではない。共謀の関係構造と罪障隠蔽のしがらみ体制が同質である。恣意的解釈の精神性の蔓延は構造的暴力として定着しており、作為的偽装に至ってはその弊害は大きい。これは、私達の誰もが被る人権侵害の氷山の一角なのである。
*(愛媛でも白バイとスクーターとの交通事故で、少年法の無罪が言い渡された若者の国家賠償訴 訟が係争中である)
高知県警白バイ事件は公権力の濫用に対しての民衆訴追の夜明けを彷彿とさせる極めて特異な事件である。自由民権思想発祥の地の反骨精神が、公共性の構造変革を迫っている。歴史は、この公訴権、警察権の有り様について、どう審判するのだろうか。法と正義が生きているか、死んでいるかを裁決する
最終審判者は日本国憲法の下では国民主権者である。この民衆訴追は、警察・検察・裁判所の謀略の真相にどこまで迫れるのか。関与した当事者は主体的に、良心と法律にのみ拘束され、修復的正義を機能させることができるのか。謀略関係当事者による自首や自白はあるのか。この自浄作用の有無こそが何より大事な視点である。
これは、高知の歴史上重大な憲法問題。私達県民は、この事件の真相が公に解明されるよう、高知県警の警察官としての良心の声と、その弁明を見張り、釈明の本質的真実を見極める必要がある。
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2009-12-11 13:42
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第20回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」審査員特別賞入選作
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マハラバの息吹―もうひとつの1960年代―
藤井孝良
コンクリートの岸辺に打ち上げられた魚。
舞台の上の「彼ら」の肉体は演技としての動きを超えた生々しさがあった。どんな名役者であったとしても「彼ら」を超えることはおろか、その演技を真似することすらもおそらくできないだろう。なぜならば、「彼ら」は今こうして「」を付される存在だからだ。
『平成18年身体障害児・者実態調査結果』等によれば、日本における障害者の延べ人数は、724万人。これは現在の埼玉県の人口を上回る。しかし舞台上の「彼ら」はこの724万人の中で、いや埼玉県民の誰よりも強烈な存在を私たちに印象づける。
連休最後の日曜日、私はJR土浦駅前にある茨城県南生涯学習センターの大ホールにいた。脳性マヒ、ポリオなどの重度障害者9名によって構成される演劇集団、「劇団態変」の公演がある。「マハラバ伝説」と題されたその劇の存在を知ったのは2009年4月24日の『茨城新聞』朝刊の「伝説の”障害者解放区”描く」という見出しの小さな囲み記事だった。
「マハラバ村は、不思議な力を持つ僧、おさらぎ(おさらぎ村)あきら(あきらぎ)が、旧千代田村の閑居山願成寺を中心に立ち上げ、一九六四―一九六八年まで脳性まひ者たち十数人が自給自足の生活をしていたとされるコミュニティー。一九七〇年代の障害者解放運動の思想が芽生えた地ともいわれている」
その説明に、私はどこか違和感を覚えた。それは「……していたとされる」「……ともいわれている」といった、いかにも又聞きの曖昧な言い回し。さらには、事実を伝える役目を担っている新聞の記事には不似合いな「不思議な力を持つ僧」という表現が私にそんな感覚を抱かせたのかもしれない。
1964年から1968年のわずか4年間。とはいえこの間には日本の戦後社会が凝縮されている。東京オリンピック、高度経済成長、所得倍増計画、安保闘争、学生運動が最も活発だったのもこの頃のことだ。昨日よりも今日が、そして今日よりも明日が確実に豊かになっていく時代。努力や勤勉が、民主主義の力が、まだ信じられていた時代。その新聞記事を前にしながら、私はそんな昭和史へ想いを巡らした。しかし、上がってきた言葉は高校の現代史で暗記したその片鱗に過ぎない。やたらとスローガンだけがむなしく出てきただけで、その無数の言葉のつながりや意味を私は見出せなかった。
ましてやその言葉の中に、障害者の解放や大仏空という人物の名前はなかった。それでは本当にマハラバ村は伝説なのであろうか。そもそも茨城県という関東とも東北とも言えない片田舎の地と私が知っている知識としての60年代は、どうしてもつながらない。自給自足の生活をしていたというくだりがある。車も冷蔵庫もテレビも当たり前になりつつあった時代という私の認識が間違っているのか。それとも、やはり伝説は伝説に過ぎないのか。筑波山の麓にあったとされるマハラバ村と大仏空を見つめることで、もうひとつの1960年代が浮かび上がるのではないか。ふと、そんな想いが頭をよぎった。
「マハラバ伝説」は三部で構成され、劇中に台詞は一切登場しない。これはマハラバ伝説に限ったことではなく劇団態変の作品全てに共通するものである。脳性マヒは人によって異なるが、その多くは言語障害を伴うために発声がうまくいかない。しかし台詞がないということはそのような消極的な理由からではない。むしろ私たちはその動きに目を奪われ、こちらの体の自由がきかなくなってしまうかのような感覚に襲われる。カラフルなレオタードという衣装は殊更に「彼ら」の身体性を強調する。9名の役者のうち自ら歩ける者もいれば床を這う者もいる。日常生活では介護なしでは生活できないメンバーも含まれているという。「彼ら」にとってはその身体こそ美なのだ。
劇団態変は大阪を拠点に各地で公演をしているが日本よりも海外で高い評価を得ている。実際、「マハラバ村伝説」の初演はベルリンであった。私たち健常者にはできない、言語や文化、歴史という壁を「彼ら」は「彼ら」だからこそ容易く乗り越えてしまった。
物語の終盤、大きな白い布が舞台の左右に置かれる。
「一体何が始まるのだろう」
観衆の注目が集まる中、役者がゆっくりと這いながら近づき足の指で筆を握り、豪快に墨を塗りたくっていく。それがこの劇で唯一私たちに突きつけられる具体的なメッセージとしてあらわれる。舞台の天井に吊られた五つの言葉、わずかに「健全者」というひっかかる言葉だけが判読できた。まるで別の言語のようなそれでいて私たちに目を逸らすことを許さない、その言葉。
「われらは自らがCP者であることを自覚する」、「われらは強烈な自己主張を行なう」、「われらは愛と正義を否定する」、「われらは問題解決の路を選ばない」、「われらは健全者文明を否定する」
CPとは「Cerebral Paralysis」、すなわち脳性マヒ者を指す。まさに強烈な自己主張がそこにはある。決して万人には受け入れられなくとも。差別がなくならなくとも。そういった決意が滲み出るその言葉は脳性マヒ者による障害者運動団体「神奈川青い芝の会」の行動綱領である。「この思想は突如として障害者運動の中に現われ、今やそれが運動の中核になろうとしている」と自らの組織に言わしめたほど、CP者自身にとっても波紋を呼ぶものであった。しかし、この思想が突如として現れたものであるかどうかは検証する必要があるだろう。というのも、脳性マヒ者たちにこれらの思想を提示した張本人こそ大仏なのである。そして、親鸞聖人の悪人正機説を基にして大仏が説いたものには健全者文明の否定はなかった。この第五番目の行動綱領は横田弘らによって新たに加えられたものであった。それだけになおさら波紋を呼んだ。
健全者。私たち健常者のことを「彼ら」はそう呼ぶ。
劇団態変は在日朝鮮人二世であり、自身もポリオによる重度身体障害者である金満里が主宰する重度障害者による唯一の演劇集団だ。そして、金自身もまた大阪で青い芝の会に深く関わってきた。この五つの行動綱領を知ったとき
「わけはわからなくとも痛快さがあった。私も施設にいた頃から物事をつきはなして見るたちで、気やすめで救われたためしはない、と思っていた。そんな私の心の中にこの行動綱領はストンと落ちてきた」
と自著に語っている。当時高校生だった金は青い芝の会に参加し、障害者解放運動に傾倒した。やがて、おそらく日本で初めてであろう重度身体障害を持った自立生活者として暮らしはじめ、1981年の国際障害者年を「ブッ飛ばす」イベントを開催したことをきっかけにして、劇団態変を立ち上げることになる。
青い芝が社会運動に傾倒したのはマハラバ村の住民が山を下り、神奈川を拠点に活動をはじめたことに起因する。また、金自身も後に大阪青い芝の会が分裂した際に組織を脱したひとりである。もともとCP者を中心とした青い芝にとって、ポリオである金との間には壁があった。マハラバ伝説の公演パンフレットにある金のコメントが、そのことを物語っている。
「私自身、この村の崩壊後の世代として、この村の精神を引き継ぐ運動体へ入り、活動することになるのだが、しかしその運動体を壊す方向へと後に袂を分けた。一方向から見れば、私は言わば裏切り者である」
つくばに向けて車は夜の国道を走り抜けていく。ロードサイド店が点々とある四車線道路に不気味なほどの暗さを覚えた。ヘッドライトと街路灯で照らし出された道、その先にマハラバ村と大仏空が生きはじめた1960年代があるように思えた。手元には『脳性マヒ者と生きる―大仏空の生涯―』と題する本があった。公演の主催団体メンバーから借りたものだ。現段階でのマハラバ村を直接知る唯一の手がかりといってよかった。この本自体も、今では絶版で手に入らない。そして、障害者解放運動をテーマにしたわずかな学術論文も、青い芝の会のルーツとしてのマハラバ村の記述をこの本に頼っていた。
信号待ちの合間にバッグからその「手がかり」を取り出した。表紙には5歳くらいの子どもをひざの上にのせた男。草むらの片隅に地蔵があるから、おそらく願成寺で撮影されたのであろう。子どもは半泣きで男は笑っていた。無精ひげにも頭にも白いものが混じっていたが、その風貌からは年齢とは不相応な若々しさが感じ取られた。何も知らなかったなら、この人を僧侶だとは誰も思いもしないだろう。信号が青に変わり、私は本を戻した。目の前の明かりが周りの暗さを際立たせるような、ぼんやりとした、それでいて確かな存在感だけがあった。
千代田村上志筑、そして閑居山願成寺はどこにあるのだろうか。帰宅した後、ドアポケットに入っているドライブマップのページをめくってみた。千代田村は92年に町制を施行し千代田町となり、現在は霞ヶ浦町と合併してかすみがうら市となった。関東最大の湖沼である霞ヶ浦のイメージと、果樹栽培が盛んな千代田町のギャップは大きい。上志筑地区はそんな千代田村を象徴するかのような場所にある。筑波山の尾根筋に「閑居山大師」の文字を見つけるまでにそう時間はかからなかった。果樹試験場と林業試験場の先の等高線がしわを寄せている場所。すぐ近くにはごみ処理場がある。
本を貸してくれた「劇団態変マハラバ伝説公演実行委員会」の関係者によれば、願成寺は現在では廃墟になっているとのことだった。大仏の息子が管理しているとも言っていた。管理しているのに廃墟とは、一体どういうことなのか。
後日土浦市の市立図書館へ向かった。もしかしたら、郷土史家によるマハラバ村に関する資料が保存されているかもしれなかった。今でこそ茨城県南地域の中心は二〇万都市のつくば市に移ったとはいえ、60年代につくば市はおろか研究学園都市構想計画すらも生まれていない。60年代の茨城県南部の経済・文化の中心地である土浦に何かしらの手がかりが眠っている可能性は高かった。
老朽化の激しい市立図書館の建物を一度抜けて暗い階段を上った二階に、郷土資料室があった。郷土資料室は一般には公開されておらず、受付でスタッフに来館目的を告げると窓際の机でしばらく待たされた。梅雨時の書庫は湿気とインクが混じったあの独特の匂いが漂っている。「大仏空」「マハラバ村」「千代田村願成寺」といったキーワードをメモしたスタッフにとってこれらの言葉は始めて耳にするもののようであったのか、資料が出てくるまでかなりの時間を要した。最初に運ばれてきたのは日に焼けた『千代田村史』であった。58ページから62ページにかけて願成寺に関する縁起が書かれている。それによると、閑居山はかつて志筑山と称し、現在の名称になったのは江戸時代に宥慶阿闍梨によって再興されたことによる。少なくとも平安時代から続き最盛期はかなり広大な寺領を有していたらしい。また上志筑地区の面積は155ヘクタール、世帯数46戸、人口243人とあり、「閑居山願成寺付近は茨城百景の一つに数えられ有名である」とあった。
「ここには、大仏空という人の名前は出てこないみたいです」
とスタッフが言った。どうやら私を寺の歴史を調べに来た者と勘違いしていたようであった。そこで大仏が1960年代に願成寺の住職を務めており、マハラバ村という脳性マヒ者による共同体を作った人物であることを伝え、改めて調べ直してもらった。「マハラバ村伝説」の公演は、私が知っている限り『茨城新聞』だけでなく全国紙の地域面や茨城県南版でも何紙かが取り上げていたのだが、この街に住む多くの人にとってそれは記憶にとどめるほどのものではなかったようだった。
ふと『千代田村史』を資料リストに載せるため、発行年に目をやると昭和45年(1970年)とあった。マハラバ村が崩壊してからさほど時間は経っていないにもかかわらず、当時の千代田村に関する記述にマハラバ村は一切登場しなかったことになる。あたかもマハラバ村など最初から存在しなかったかのように、願成寺が廃寺であるかのように。その沈黙は上志筑の人々にとってのマハラバ村を語りかけているかのようでもある。
「お待たせしました。大仏さんの本です」
スタッフが持ってきてくれた本は、あの『脳性マヒ者と生きる』であった。
『脳性マヒ者と生きる』の著者である岡村青は、茨城県の郷土史に関する著書を多く出版し、いくつかの雑誌でも記事を書いているルポ・ライターである。出版元は社会問題に関する書籍を多く扱っている三一書房で、発行年は1988年とあった。マハラバ村や大仏空を直接扱った資料としては現時点で唯一のものであるが、すでに絶版となっており、所蔵している図書館はわずかである。
序文は大仏の死から始まる。大仏は1984年7月7日、敗血症で死んだ。岡村と大仏の出会いはその一年半前にさかのぼる。出会いのいきさつについて言及はないが、本に記載された岡村の住所は八郷町となっている。八郷町は今では石岡市の一部となった。千代田村とは隣町の関係にある。大仏の訃報を大仏の妻からの電話で聞いていることから、親密な間柄か、もともと大仏のことを書く目的で取材をしていた可能性が高い。岡村は1949年生まれなのでこのとき35歳、対する大仏は53歳であった。マハラバ村が存在した頃に学生だっただろう岡村は果たしてこの隣町の和尚のことを知っていただろうか。本から読みとれる岡村と大仏の交流はそれが限界であった。
マハラバ村の手がかりは、その後徐々にではあるが数点の資料を探し出すまでに至っていた。マハラバ村の住民であり、青い芝の会の中心メンバーである小山正義の自伝『マイトレァ・カルナ―ある脳性マヒ者の軌跡―』。それから、大仏の娘が、残された当時の資料を「マハラバ文庫」というサイトに公開していた。青い芝の会と障害者解放運動に関する論文も手に入れられるものは手に入れた。そこからさらに、行動綱領をまとめた横田や横塚晃一の著作の存在も判明したが、そのうちの多くが現在では極めて入手困難な状態にある。それらの資料を読みすすめるうちに大仏と脳性マヒ者解放運動の関係が次第に明らかになっていった。
以下それらの資料を頼りにマハラバ村創設の経緯について記すことにする。
大仏と障害者解放運動の出会いは土浦のキリスト教会であったという。なぜ寺の坊主が教会に出入りしていたのか。大仏の行動にはそういった壁をいとも容易く越えてしまう大胆さがある。それは、かつて食い扶持減らしのために寺に養子に出されやがてキリスト教の「救世軍」として足尾銅山鉱毒事件などで社会運動を行なった父、晃雄の影響もあったかもしれない。大仏は少年時代を東京の駒沢で過ごしたが、戦争中、父は何度か治安維持法で投獄され家にもほとんど帰ってこなかったという。そんな親譲りの無鉄砲さは、戦後社会党活動や放浪を経て、父親に代わって閑居山の住職となった後も変わらなかった。しかしこの性格と行動力、宗教への寛容さがなければ、大仏の思想は決して生まれなかっただろう。
岡村の記述によれば、土浦のカトリック教会を拠点にして活動していた「県南障害者の会」と呼ばれる団体の立ち上げ人に、大仏が声をかけられたことが、全ての始まりであった。県南障害者の会は当時としては全国でも珍しかった障害者による障害者のための団体で、障害者会員同士の交流や親睦を深めることを目的としていた。会が設立された1955年は、障害者が外に出て街を歩くことすら珍しく、障害者にとって家族以外の人間関係が築けない時代であった。大仏らは保健所に住所を照会してもらい、バイクにまたがって家に閉じこもりがちな障害者とその家族を一軒一軒勧誘してまわった。
東京の蒲田で脳性マヒ者のための団体、青い芝の会が産声をあげたのはこの二年後である。青い芝の会は日本最初の公立肢体不自由学校、東京市立光明学校の卒業生であり、脳性マヒ者である高山久子、金沢英児、山北厚の三名が発起人となり、当時大森にあった職業安定所の身障者係だった原田豊治を相談役として発足した。当初は会員の交流・親睦と脳性マヒ者の福祉の増進が目的だったが、会員数がわずか二年で三〇〇人近くにまで膨らむうちに、会員の収入、生活の向上に向けた取り組みが行なわれるようになった。この頃になると、青い芝の会のみならず様々な障害者団体が発足し、要求運動も活発化していたが、青い芝の会は1962年に社会運動部を設け、どの障害者団体よりも先駆けて厚生省(当時)と直接交渉を持つまでに至った。
これだけの急成長を果たすことができたのは、発起人の高山らが、光明学校の出身という障害者の中でもエリート層にあり、組織を束ねるだけの能力を備えたうえに、原田らの支援を受けていたからだろうと想像するのは難くない。当時、障害者は就学免除の対象とされ、教育を受けていないことのほうが一般的であった。
この間の日本現代史における大事件、それは60年安保闘争をおいて他にないだろう。社会党員であった大仏もこの活動に参加していた。このとき抱いた違和感が、大仏を脳性マヒ者解放運動に傾倒させたようだ。その様子はマハラバ文庫に公開されている『月刊東風』のインタビューからも窺える。やや長いが引用する。
「ぼくなんかに言わせると、『差別する者』と『差別される者』の闘いだよな。終始一貫して、ぼくは、そういう考え方なんだよな。これはずーとそうだ。だから、ソ連だって『差別する側』だという、そういう感覚はずっと持ってきた。だから『安保』についても、六〇年安保に反対することが絶対的に正しいことだとは思えなかった…(中略)…ぼくの本来の『差別する者』と『される者』との闘いという考え方からすれば、どっかそぐわないものがあった。だから、『青い芝の会』でも、『差別される者』以外の何ママ(ママ何)でもないというのが運動の中心に据えられなければいけないという考えで、『青い芝』という素材ママ(ママう)かったのが六〇年安保の頃だ。その年あたりから障害者の連中とつき合いだした」
この「差別する者」と「される者」という二項対立の考えは、大仏にとって終始一貫したものであり、その対象は障害者だけに限らない。だから、彼にとって青い芝の会は「素材」として映った。
大仏がどのようにして東京の青い芝の会とコネクションを構築したのかはわからない。しかし、岡村の記述によれば、この直後に県南障害者の会は、折本昭子を代表とする「青い芝の会茨城支部」となっている。差別者と被差別者の二項対立という大仏思想の大前提を当てはめるのであれば、1960年代の社会における障害者の立場でも可能であったはずだ。それを、さらに脳性マヒ者というごく一部に照準を定めたことは、思想をより鮮明にさせるという大仏自身の思惑があったのだろうか。脳性マヒ者による脳性マヒ者の団体。青い芝の会は組織原則が極めて単純だからこそ、全国的な組織になりうるという読みが、いつまでも障害者同士の親睦団体に留まっている県南障害者の会を分裂へ追い詰めた。大仏は青い芝の会を、
「これはいける」
と考えていた。しかしそれは同時に、他の障害者や考え方の違いを排除することになる。しばしば青い芝の会が排他的であると批判される理由もここにある。純粋であるがゆえの代償、しかしこれはまだ、ほんの始まりに過ぎなかった。
小山が東京の青い芝の会に関わるようになったのは、職業安定所との出会いが大きい。年下の弟からも呼びつけにされ、父親ともうまくいかなかった小山は、納豆売りや新聞の外交員などの仕事をしながら、悪友との夜遊びを繰り返す、という青春時代を過ごした。彼が育った川崎市桜町は、在日朝鮮人をはじめとする「差別される側」の仲間が数多く住んでいた地域である。そのため独立心が強く、二十歳を前にして家族と離れてアパートで暮らし始めた。職探しに明け暮れて余裕のない小山を見かねて、原田が青い芝の会を紹介したのは1959年の春のことであった。
小田急線の豪徳寺近くの剣道場にあった本部を訪れたときの光景を、小山は自著に
「まるで地獄のそこから、這い出してきた亡者を見ているようでした」
と記している。小山は脳性マヒでも比較的軽度であり、歩き回ったりすることができる。道場には重度も含め30名ほどの脳性マヒ者が集まっていた。
その後、小山は青い芝の会川崎支部の設立に向けて奔走することになる。そんな最中の1960年7月、小山と大仏は出会う。小山たちは、ちょうど川崎青い芝の会の設立資金調達のために、コロムビアレコードなどと提携したチャリティーショーの開催を目論んでいた。そのチケットの印刷所である神田の三船印房もまた、経営者の三船裕二が脳性マヒ者であった。熱のこもる作業部屋で、大の字になって寝ている大男の健全者が、小山の目に留まった。手伝いもせず、ただ寝ている。それは「健全者」として青い芝の会に関わる大仏なりの礼儀であった。だが、そんなことを知りもしない小山は、その態度に腹が立ち、つい手を蹴りとばしてしまった。むくりと起き上がった大男は、小山を見るなり、言い放った。
「噂の小山とはお前のことか。」
この出会いが小山の、そして大仏自身の人生を大きく変えた。
大仏はすでに小山のことを知っていた。おそらく、三船印房には小山に会うことが目的で来訪したのだろう。その場には折本も同席していた。小山と大仏、性格や歩んできた道に共通点が多い二人はたちまち共鳴し、川崎、横浜、横須賀と脳性マヒ者の住所を訪ね歩いた。その道中で、小山は大仏の話に耳を傾けた。小山が大仏に絶大な信頼を寄せるようになるのに、そう時間はかからなかった。
神奈川に青い芝の会をつくる、という夢が着実に現実のものとして近づきつつあった頃、ある飲み会の帰りに、小山は大仏に軽い気持ちで打ち明けた。
「和尚さん。俺、会のことやってて、何か知れないが、俺の目指しているの、何か違うんじゃないかなぁー、って、思うんですよ。何か、こう、障害者どうしが集まって、共同で作業ができる、そんなところをつくりたいんですね」
「そうかぁー。小山、そんなこと考えていたのか。うんー。そうだ、俺の所の寺なぁー、あの山寺を、小山、君たち、障害者諸君に、開放しようではないか。あそこはいいぞぉー。閑静だし、誰にも、邪魔はされないし、遠く、霞ヶ浦が見渡せるし、よし、決めたぞ、小山」
即答であった。小山の自著に掲載されている年表によれば、それは「1961年3月・茨城県の山寺にて、共同体作りに参加する」とある。この記述を採用するならば、マハラバ村は64年ではなく、もっと以前から実態として存在したことになる。だが、どうもよくわからない。
マハラバ村という名前をつけたのは大仏であるが、大仏自身は、最後まで名前をつけるつもりはなかった。初期の頃のマハラバ村の住人は、わずかに4人、小山、折本、川崎から参加した成田澄江、そして、脳性マヒではないのだが、喘息持ちでもともと願成寺に居候をしていた萩原正男であったという。仏像や仏具が雑然と置いてある母屋で、大仏の家族6人と襖を隔てての共同生活、それは村と呼ぶには程遠いものであった。電気もなく村役場からの有線放送が唯一の情報源であり、水は山の上から湧き水を引いている、という田舎の生活に、都会育ちの小山は発案者であるにもかかわらず尻込みした。結局、競輪場の売店経営が順調であったため、その仕事の合間を縫って豚の臓物や安酒を手土産に閑居山を訪れる、という半住人として出入りするようになった。
障害者による『しののめ』という同人雑誌の存在を、大仏はずいぶん以前から知っていた。その雑誌の寄稿者に折本がいたからである。そして、後に青い芝の行動綱領を執筆し、青い芝の会を牽引した横田も、そのメンバーであった。大仏は小山を誘って、当時は鶴見に住んでいた横田の家を訪ねる。大仏はその頃になると青い芝の会の中でも健全者でありながら相談役として指導的な立場にあった。横田を青い芝の会に入れ、閑居山へ誘う、それが来訪の目的であった。
横田は学校で教育を受けてはいなかったが、兄の影響でいつしか文学雑誌を読みふけるようになった。横田自身は脳性マヒでもかなりの重度で、小山ですら言葉が聞き取れないほどであったという。重度の脳性マヒ者でも暮らしていける共同体、その象徴的存在として、大仏は横田を神輿に担ごうとしていたように私には思える。文学者らしく、横田は大仏の誘いになかなか首を縦に振らなかったが、この頃の横田が危機的な状況にあることもまた確かだった。
横田の母は脳溢血で彼が18歳の時に他界している。そして、この頃父親が交通事故で首の骨を折り、収入源が断たれていたために兄の家に身を寄せていた。しかし、そこに横田の居場所はなかった。
大仏に背負われて、横田は家を出た。列車に乗ったのは終戦を迎え、母と共に疎開先から戻ったとき以来だったという。そして、今、彼は障害者解放運動へ続くレールの上をゆっくりと這い出したのだ。旅立ち、この言葉が、このときの横田にはよく似合う。
横田という存在がいなければ、大仏の思想は障害者解放運動史の一片に名を残さなかったかもしれない。健全者の大仏が説くことよりも、たとえ中身は同じでも、脳性マヒ者が伝えたほうが、脳性マヒ者の心に響く。自らも表現者である横田は、まさにうってつけだった。
後に、障害者のみならず、一部の「健全者」が、青い芝の会に注目するようになったのは、この横田が主演する『さようならCP』という映画が製作されたことによる。この『さようならCP』の上映会という新たな手法を用いて、青い芝の会は関西各県の支部設立、組織の拡大をはかることになる。
大学の学生掲示板の片隅に貼られた『さようならCP』の上映会のポスターを目にしたのは、まったくの偶然であった。部落差別問題の研究を目的とした自主ゼミ会が主催する上映会に紛れ込んだのは、マハラバ伝説の公演から一カ月が過ぎた頃だった。そのあまりにも都合の良すぎるタイミングの謎はすぐに解けた。マハラバ伝説公演実行委員会のメンバーであり、私に岡村の本を貸してくれた松岡功二が、この自主ゼミのOBであったのだ。松岡は、そのゼミを卒業した後、つくば市で障害者の自立支援グループのスタッフとして働いている。この自主ゼミの指導教官が障害者差別問題にも携わっていたことが、彼の人生を大きく揺るがせ、そして2009年の今、マハラバ伝説の古里公演を実現させた。その旅の中継地に、私は偶然居合わせたに過ぎない。
『さようならCP』は、1972年に原一男監督による神奈川青い芝の会の活動を撮った白黒16ミリフィルムのノンフィクション映画だった。まだマハラバ村が崩壊を迎えてから間もないころで、大仏の思想を受け継いだ青い芝の会が、芽吹き、しっかりとした根を張り巡らそうとしていた時代である。
団地の一角にある横田の住まいで、メンバーが一同にこれまでの足跡を話す場面があった。この映画はほとんど字幕がない。当時のマイクの性能や、脳性マヒの発語障害で、彼らの言葉はほとんど聞き取ることができなかった。それはわずかに聞き取れた単語の断片をつなぎ合わせる努力をしなければ、彼らのことは何もわからない、という暗黙のメッセージでもある。「自殺をはかったこともある」という話をしている長身の優男が矢田竜二であることがわかった。過去の罪の告白をしている小山、そして、横塚、横田。この4人が、かつてのマハラバ村の住人であり、神奈川青い芝の会を牽引していた。しかし、4人の話からは、「マハラバ村」「大仏空」という言葉を聞き取ることはできなかった。あるいは誰一人として口にしなかったのかもしれない。
町へ這い出る横田を、カメラを構えた横塚が追いかける。横浜駅西口の街頭カンパ活動、開発の始まった団地、通勤電車、そんな光景の中に、やはり脳性マヒ者は溶け込まない。行きかう人々の足に踏み潰されそうな横田はそれにもかかわらず生き生きとしているように私には感じられた。横田だけではない。矢田、小山、横塚が、子育てや活動に、明け暮れている様子が次々に現れた。そこにあるのは、みな、どこか悲しさを湛えた笑顔だった。横田は、活動の傍ら、詩人として新宿の雑踏に向かう。道路にチョークで名前を書き、詩を吟じ始める。野次馬のうち一体何人に、彼の叫びは伝わったのだろう。それは、35年を経て、あの頃を知らない私たち観客にも同じことが言える。
40年後の川崎駅前に、その面影はない。そこからバスに乗って15分あまりの団地の一角に、小山は住み続けていた。かつて操車場だった広大な土地は電子機器の工場や大型ホームセンターにとって代わっていた。その土地を跨ぐ道路橋も、ずいぶん前に廃止になったのか、ぷっつりと切れて存在意義を失ったトラス橋が空へ伸びていた。しかしその先の街はあの「さようならCP」のシーンを髣髴とさせる町並みが残っていた。土曜の昼下がりとあって子ども達が歓声を上げながらサッカーに興じている。
小山はそんな団地の片隅で、今は一人で暮らしていた。車椅子の生活で介助者が出入りし、自身も小さいながら障害者自立支援事業をしている。まもなく70歳になり、髪も薄くなったが、気さくで何事も包み隠さない話しぶりやエネルギッシュな行動力は、資料の中に現れる小山像そのものだ。
大仏が願成寺の住職に落ち着く直前、北海道の児童養護施設で職員として働いていた時期がある。その施設での体験が、社会党を否定したものの不安定だった大仏に、やるべきことを明確にさせた。その「孤児院」には、様々な子どもがいた。障害児、アイヌ人、西洋人、いずれも家族や社会から捨てられた子ども達だった。そして、施設の管理者と衝突し、茨城に帰ってきた大仏を待っていたのが、脳性マヒ者との、差別されてきた者達との出会いだった。
マハラバ村の食事は質素なものだった。朝食は大根の千切りが入った味噌汁に、八つ切りの食パンが2枚、それに目玉焼きが時々ついた。昼食はインスタントラーメン。お湯が煮立った大鍋に人数分の麺を入れて、どんぶりに分けた。ハムが添えてあればいいほう。夕食はおかずがついて、大抵その後は大仏の説法が始まるのだった。 若い小山にとって、とてもこれでは足りない。歩ける彼は毎晩のように志筑の集落へ下りて、一杯飲んだ。「せんべい屋」という食料雑貨屋で買い物をしていると、地元住民の大仏や仲間達に対する噂が耳に入った。
「お父さんは立派だったけど、息子は何をやっているのだか。あんな連中と…」
実際、寺と地元との関係は悪化していた。あるとき小山が栗畑に落ちていた栗を良かれと思って拾い集めて、寺に持ってくると大目玉を食らった。そうでなくとも、マハラバ村の住人の行動で地元住民から苦情が来ることは日常茶飯事だった。脳性マヒ者は家に長い間住み続けるか、施設での生活に慣れているので、社会性に欠けるという一面がある。
小山はマハラバ村の試みとして、共同作業所を作ろうと考えた。そこで、大仏の知人から籐椅子作りの仕事を引き受けることにした。籐椅子は、小山がかつて新宿の職業訓練所でその技術を身につけていた。もっとも、小山はその仕事から半年ほどで逃げ出してしまったのだが。
結局マハラバ村でも籐椅子作りは長続きしなかった。藤の蔓を一晩水につけて、やわらかくして着色する。そしてそれを編んでいく作業は、手が不自由な脳性マヒ者には困難であった。小山が週に一台完成させるのがやっとで、共同生活の資金源と考えていた籐椅子作りは瞬く間に破綻した。
そこで、だめもとで村役場に生活保護を申請した。大仏も同行し、狭い村でのことだから顔が利いたのかもしれない。とにかく、生活保護が支給されることになった。これによってマハラバ村の財政は何とか生活していけるだけの財源を手に入れた。金の管理は、横田が行なった。しかしそれは、小山が想定していた共同作業所とは程遠い共同体の姿だった。私は思い切って聞いてみた。
「これは仮定の話ですが、小山さんが川崎と茨城を行ったり来たりせず、閑居山に住み着いていたとしたら、どうなっていましたか」
「もし閑居山に私が根づいていたら、もっと違ったものができたでしょうね。収容施設なんてイメージではなく、もっと他の共同作業所ができていたかもしれない。でも、私の性格は熱しやすくて冷めやすかったから」
小山はマハラバ村の発案者であり、大仏の理解者でもあったが、共同体のあり方については客観的かつ批判的な見方をしている。半住人であったことに加えて、彼が曲がりなりにも親に迷惑をかけず、生活保護を受けないで、仕事を任せられ、自立した人生を送ってきた、だからこその視点であるように思える。
「私は野心があって、川崎で市会議員をやっていた傷痍障害者協会の会長さんに紹介してもらって、川崎競輪場の売店員として働くようになったんです。何カ月か裏方をやると、ちょうど運よく拡張工事で売店を増設するという話が持ち上がって、「店長をやってみないか」ということで、やることになったんです」
小山は当時の様子を懐かしむかのように口元に笑みを湛えた。ちょうど競輪の全盛時代で、レース開催日には川崎駅から競輪場まで長い行列ができたほどであった。あまりの忙しさと、障害者一人ではうまく切り盛りができなかったこともあり、人を雇った。それがマハラバ村で出会い、その後も川崎で職場を世話してやっていた高須清子であった。1969年に清子と結婚し、2年後には息子を授かった。小山にとっては青い芝の会も湘南支部を開設するまでに拡大し、もっとも充実していた時期であった。
この頃になると、小山は以前に比べ閑居山へ足を運ぶことは少なくなっていった。そのきっかけは、マハラバ村の住人である飯田佐和子との失恋であったかもしれない。佐和子は水戸に実家を構えており、当初は小山と恋仲にあったのだが、矢田が横槍を入れてきた。たまにしか会えない小山と、同じ屋根の下で暮らす矢田、佐和子の心は揺れた。大仏も矢田に味方した。小山は川崎で一緒になる気だった。住人がいなくなることを大仏は怖れた。
「女の人は現実主義だから、小山と矢田くんと、どっちがいいのかって」
タバコをくわえながら、小山は語った。矢田と佐和子は結婚し、マハラバ村で新婚生活を始めた。だが、家の外に出ることすらも稀だった脳性マヒ者たちが、これだけドロドロとした恋愛を経験していることは、マハラバ村での共同生活なくしては実現しなかったに違いない。山を降りた矢田夫婦は、同じ団地内の小山夫婦の向かいの棟に住むようになる。
「矢田くんとは同い年だからさ」
小山にとって矢田は恋敵であり、大切な親友だったのだ。
済んでしまったことを蒸し返しても仕方がない。しかし、マハラバ村の崩壊の原因は矢田にある。矢田は猩紅熱がもとで脳性マヒになり、両親とも幼い頃に死に別れた。姉と共に養護施設を転々とし、職についてからも差別に耐えられず、何度か睡眠薬自殺をはかっていた。そんな過去を背負った矢田の性格は暗く、独りを嫌って、人を求めた。矢田が佐和子と結婚したのをきっかけに、マハラバ村では結婚ブームが起こっていた。そして、新婚夫婦は新しく建てられたプレハブの別棟に転居した。プレハブの家の建設費は寄付で賄った。脳性マヒ者同士の結婚は、当時画期的でマスコミでも話題になったという。やがてそれぞれのカップルには子どもができる。普通に恋をして、結婚して、子育てをする、その普通の幸せすらも、かつての脳性マヒ者には許されていなかった。マハラバ村がなければ、彼らはこの生の喜びを味わうことなどなかったかもしれない。ところが、このひとつのタブーを越えた先には、差別する者と差別される者の新たな矛盾が待っていた。
「彼は「守る」意識が強すぎたんだ。彼が家を建てちゃったから村がおかしくなっていった。子どもが生まれれば、否が応でも自分のものとして囲ってしまう」
障害者の夫婦の間に生まれた子どもを前にして、その愛する存在が生きる世界は「どちらの世界」なのだろうか。
「これから大きくなる子どもは健全者として育てたい」
親心というエゴと、障害者としての自我の葛藤が彼らを襲った。
そして、事件は起きた。きっかけは些細なことだった。大仏が矢田の息子を寝かしつけた、ただそれだけのこと。しかし、「守る」意識が強かった矢田にとって、それは和尚の横暴にしか受け取られなかった。大仏は村で生まれた子ども達をまるで自分の孫のように溺愛していた。いや、実際本当の孫と思っていたに違いない。それだけに、矢田の反発に我慢がならなかった。口論になり、椅子で矢田を殴った。
この傷害事件はマスコミ沙汰になり、裁判になった。小山は弁護側の証人になったが、多くのマハラバ村の住民は矢田に味方した。大仏はおよそ二カ月間拘留され、懲役1年半が求刑された。後に東京高裁で執行猶予1年の判決が出され、これが最終決着になったが、この逮捕は、マハラバ村の解体という最悪の罰を大仏に科した。この事件で、それまでマハラバ村に反感を抱いていた住民や行政が動いた。手のひらを返したマスコミが、それに加担した。
横田が去り、追うようにして矢田と横塚も山を下りた。大仏は引き止めなかった。後には、2、3人の脳性マヒ者だけが残った。いずれも創設メンバーではなく、後から参加した者たちだった。
「雲の上の仙人よりはるかに高い人物」
それでも、小山はそう大仏を評した。大仏は自分の行動に対する弁解を好まなかった。そのことが、地元住民との対立のみならず、マハラバ村の仲間からも孤立させてしまう結果を招いた。
その翌々日、JR土浦駅で「マハラバ文庫」HPの管理人である大仏の娘のレアに会った。現在は結婚し、東京に住んでいる。3年前まで生活協同組合の理事長を務めていたが、退任後、大仏の残した資料を3年間という区切りをつけて整理している。と同時に、日々の暮らしからレア自身が父である大仏の文章をどうみるか、といったことも綴っている。
取材を申し込んだところ、返信のメールには意外な答えがあった。
「マハラバというものを障害者解放とは私はしていません」
これは一体どういうことなのか。これまで私は大仏空を脳性マヒ者と生きた昭和の怪僧として捉えてきたし、そう描こうと考えていた。脳性マヒ者が共同生活を送ったマハラバ村、それは、多くの文献資料でも、小山の証言でも、1968年末ごろに「崩壊」を迎えたとしている。
大仏の父、晃雄は「救世軍」に加わり、谷中村の救済運動にも関わるような生活を送っていた。マハラバ文庫で公開されている『月刊東風』という雑誌のインタビュー記事における大仏の証言を信用するなら、晃雄は昭和10年代にノモンハン事件の批判をしたことで、茨城の特高に治安維持法違反で逮捕されている。なぜキリスト教の信者が寺の坊主になるのか。
「牧師さんだったのがつかまって出てきたら坊さんになっていた。そこのところは、日本の仏教はだらしがなくて、籍はそのまま残っていたわけよ」
ということらしい。その頃、晃雄は茨城の寺を点々としていた。何かの縁で流れ着いた先が、閑居山願成寺だったのである。閑居山は、その名の通り志筑藩という小さな藩の藩主の隠居所であった。明治維新の廃藩置県によって藩主がいなくなった後は、地域住民が管理していたが、檀家もなく祈願の寺として位置づけられていた。檀家がないために経済的には成り立たなかったが、その代わりしがらみもなく自由であった。そのことが、晃雄にとっては都合がよかったのかもしれない。そして、その晃雄に対抗しながらも生き方そのものには影響を受けて育った。それが大仏なのである。
だから、この親子の青年期の足跡はよく似ていて、決して枠にはまらない。
「マハラバがあえてなぜ脳性マヒ者の解放運動として着目されているのか。父は戦前から農民運動に関わっていましたし、昭和30年代はサレジオ会に所属し、北海道の孤児院にボランティアとして働いています。明治維新、鉱毒、貧民救済、戦争、農民運動、戦災孤児、あの時代はそういう時代だった。人間の不条理が溢れていた時代。そんな不条理に対して声を上げること、それがマハラバの思想です」
『月刊東風』のインタビューの次のようなやりとりを、私は見落としていた。
「―農民運動をおやりになった。
大仏 そうです
―どの辺ですか
大仏 茨城の三区です。細田さんの関係で。死んじゃったけど、宮代さんとか、皆、一緒だったですよ。細田さんは、よくコツコツやった人でした。それから沼田政次。ぼくは、おやじからの関係で、日労系なんです。いわゆる「河上派」ですよ。今でも、社会党ではないけれど、「河上派」だと思っている。…(以下省略)」
あまりにもあっさりとしたやり取りで、これに続く文脈が社会党活動に関するものだったので、私は深く考えていなかった。しかし、日本屈指の農業地域である茨城にとって、農民運動は切っても切り離せない社会問題だった。1876年(明治9年)には地租改正に反対して真壁郡と那珂郡で激しい農民一揆が起きている。那珂一揆では、死刑3人を含む犠牲者10人、参加者1000人あまりという大規模なものであった。1873年(明治6年)に土地の売買が自由化されると、地主と小作農民との分化が進んだ。
1916年(大正5年)に猿島郡森戸村に茨城県ではじめての小作人組合が設立された。当時の茨城県の小作地比率は全耕地23万8905ヘクタールのうち47.9%に当たる10万2516ヘクタールで、全国平均を上回っていた。農業が資本主義の影響を受けて、収入だけでは暮らしが成り立たない。その結果土地を売って小作人になった。売る土地がなくなれば、娘を売った。
野田の醤油工場で出稼ぎに出ていた青年達がストライキに参加したことをきっかけにして、農民組合を結成したのは1925年(大正14年)。昭和2年には、水戸で労働農民党の第一回メーデーが実施されている。
昭和初期は全国的にも農民組合が成長と分裂を繰り返した時代だった。茨城県も同様であり、混乱を収束させるために茨城県連の会長に就任したのが細田綱吉。大仏のいう「細田さん」とは、おそらくこの人物であろう。この細田が、後に日本労農党(日労党)に参加し、茨城の農民運動をリードしていくようになる。『茨城昭和時代年表』をめくっていくと、小作争議やそれを押さえ込もうとする弾圧、その繰り返しが茨城の歴史といっても過言ではない。1928年(昭和3年)に行なわれた普通選挙制による最初の総選挙で日本労農党は1議席を獲得、無産政党勢力は8議席を獲得した。その年、田中義一内閣によって治安維持法が改正され、共産党活動、労働運動の取締りを目的とした特別高等課(特高)が道府県警察に設置された。
そんな時代に晃雄は生き、大仏は育った。晃雄にとって流れ着いた土地である茨城で直面した人間の不条理、それが農民運動であった。
そして、戦争という最大の不条理を経てGHQによる農地開放で農民運動は新たな展開を迎えた。大仏は社会党活動をする傍ら、各地を放浪し、自分が何をなすべきかを問い続けてきたのではなかったか。北海道の孤児院での体験が引き金か、それとも土浦のキリスト教会での出会いがきっかけなのか。いずれにせよ、大仏が宗教者として人間の不条理に対して立ち上がらせたい存在、それが脳性マヒ者たちであった。
「障害を持った方々を受け入れたのも、お寺だから来るものを拒まずというか、最初はそんな感覚だったと思いますよ」
というレアの証言は、小山と大仏の共同体づくりのやりとりの突拍子のなさを考える上で重要であろう。ほんの偶然の流れの中で、たまたま知り合った若者の夢に力を貸してやろう、大仏にとって、この共同体は、当初その程度の意味しか持ちえていなかったともいえる。
その一方で、大仏自身が月刊東風のインタビューの中でマハラバ村の失敗を語っている部分がある。
「ぼくの希望としては、『CP者自身の共同体』ということだったけど、やっぱりぼくに頼っちゃうわけです。ぼくに頼れば、ぼくは?独裁者?になっちゃう。そういう矛盾をなくそうとしてもにっちもさっちもいかなくなってきたというあたりに、これはもうやめた方がいいんじゃないかとなってきた」
マハラバとは、人間の不条理に対して目を向けながら、声に出して解決の道を探ることだ。しかし、その解決の道はそう簡単には見つからない。そして、見つけたとしても、そこには新たな矛盾を抱えることになる。脳性マヒ者による脳性マヒ者のための共同体は、確かにひとつの解決の方法であったかもしれない。このような実践はこの先も生まれないだろう。しかし健全者である大仏なくして共同体が存在し得ないという矛盾、子どもは健全者として育てたいという葛藤が、彼らに新たな苦しみをもたらした。
障害者運動は障害者自身がつくりあげてきたものだ。1960年代という時代が、闘争という手段を選択させたともいえる。しかし安保闘争がそうであったように、過激になればなるほど、そこには何かが欠けていた。行動だけが上滑りしていくような感覚。大仏はそこに「差別する者」と「差別される者」の闘いというテーゼを与えようと試みた。それが、不条理に対して声をあげよ、というマハラバだったのだ。
だから、障害者解放運動は大仏が水をやった芽のひとつに過ぎない。
「私自身が、父の資料の一部です」
レアは生活協同組合の活動を通しても、父の文章と自分を照らし合わせてきたという。マハラバは寺ではなく、思想なのだ。そしてその実践は、様々な側面に分かれて今も継承されている。マハラバは伝説ではなく、大仏空は実在したのだ。そして、マハラバは決して「崩壊」などしていない。
朝起きたら雨は上がっていた。今日は一日久々の晴れ、夏日であるという。私は思い切って閑居山を訪ねることにした。県道64号線を進むと、志筑の集落に入る手前を左に折れ、果樹試験場の中を抜ける。「願成寺跡」という標識に従って山道を登ると、夏草に覆われた東屋が現れて、そこが車道の終わりだった。その先に、一本の道が山の中へと続いているだけである。
車を止めて道を登り始めると、背後から経が耳に入った。振り向くと自転車を降りた托鉢僧が手を合わせていた。もうひとりの空、大仏ひろし(ひろしめ)だろうか。閑居山に大仏の息子がいて、廃墟を管理しているということはすでに知っていた。
大仏の本名は大仏晃という。空という字は、息子のひろし(ひろし名)に名づけたものだった。しかし、それと同時に変名として、大仏は空と書いて「あきら」と読ませていた。
「こんにちは」
声をかけたが、その僧侶は自転車を押しながら黙って山道を登っていった。木々の生い茂る参道は、まだ昨夜の雨水を含んでぬかるんでいた。じめっとした薄暗い道の先に、窓ガラスの割れたワゴン車の廃車体が横たわっていた。どこか人を寄せつけない雰囲気を前にして、一瞬戸惑いさえ覚える。僧侶は私の存在など最初から目に留まっていなかったように先へ先へと行ってしまい、ついにその姿を見失ってしまった。
参道の途中にはプレハブとトタン屋根の小屋が三棟あった。二棟は竹林に覆われて中の様子を窺うことは不可能であり、わずかに水道の蛇口と竹に突き破られた木の板の床を確認できたに過ぎない。最も奥にある一棟だけは自然の侵食を免れていた。とはいえ、やはり廃墟であることに変わりはなかった。中の様子をのぞくと、今は切られていたが、電線が通っていたようで、空っぽの洗濯機や冷蔵庫が口を開けている。いずれもずいぶん古いものであることは確かだが、果たして60年代当時のものかどうかまでは確認できなかった。かつて矢田たちが建てた夫婦用の住宅とは、この家なのだろうか。玄関入り口の先には風呂場だろうか、底が深くなり蛇口のついた空間、そして、四畳半の部屋、奥には鏡がついている。しかしその鏡の位置は大人が「立つ」とやっと視線が合う位置にあった。
その薄暗い空間は、取り残された昭和の残骸だった。
参道はさらに先へと続いていた。灯篭や地蔵が私を見つめている。蔦に絡まれ、コケの生えた石仏たちも、自然に帰ろうとしている。あの小屋も何もかも、このまま誰の記憶からも消えてしまえば、やがて静かに、そして確実に自然が飲み込んでいくだろう。木の枝と枝の隙間から、志筑の集落や霞ヶ浦が垣間見えた。
私は、いまだ大仏空をはかりかねている。「マハラバとは、人間が息絶える寸前に死に物狂いで声に出すうめきだ」そう小山は大仏から教わったという。横田も小山もレアも、そしておそらくもう一人の空も、それぞれがそれぞれのマハラバの芽を育てている。それ以上のことを言える段階に、今はない。
1960年代を知らない私にとって、大仏という奇僧の存在が、その時代にとって何を意味し、何を残したのかは想像するしかない。しかし、その大いなる叫びは、現代でこそ必要なのではないか。人間の不条理は、21世紀を迎えた今も確実に存在しているのだ。どこか遠くの世界ではなく、私たちの目の前に。
(つづく)
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2009-12-11 10:51
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779号目次
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779号目次PDF
779号の注目記事
■新川明インタビュー
「日本国」から自立する思想
聞き手・佐高 信
大江健三郎が「畏怖の思いをおこさせる」(『沖縄ノート』、一九七〇年)という沖縄の思想家、新川明。
「日本」を拒絶しながら「沖縄の在り方」を今も模索する新川に、佐高信・本誌編集委員が訊いた。
■米国環境医学会の提言から
多くの実験が明らかにするGM食品の危険性
天笠 啓祐
6月26日号「暮らしのニュース」で、
米国環境医学会(AAEM)が遺伝子組み換え(GM)食品の
モラトリアムを求めた件を紹介したところ、
「詳細が知りたい」との声が寄せられました。
というわけで、ご紹介いたしましょう。
■佐藤優の飛耳長目46
地検特捜部の政治化が検察全体に危機を招く恐れ
■青木 茂 建築家
「ハコモノ」行政の殻を破るリファイン建築
山岡 淳一郎
スクラップ&ビルドをくり返し、建築を景気浮揚の具にしてきた日本の「ハコモノ」行政。そんな国是に強烈な「対案」を突きつける建築家がいる。建築を「社会的資産」として捉え、リファイン建築を実践する青木茂。既得権の壁を破り、持続可能、再生可能な社会に立ち返る道筋を照らしている。
■映画『ザ・コーヴ』が問いかけるもの
ルイ・シホヨス監督に聞く
つなぶち ようじ
10月17日〜25日に開催された東京国際映画祭で、1編のドキュメンタリー映画が話題となった。和歌山県太地町のイルカ漁を取り上げた『ザ・コーヴ』だ。:イルカ漁に対する抗議の映画”という視点でばかりで取り上げられるが、監督が訴えたかったことはいったい何だったのか。監督自身に聞いた。
■産廃処分場計画に揺れる夕張
模索が続く風評被害を出さないための論議
平田 剛士
北海道・夕張市で、市内初の産廃処分場計画に賛否両論が渦巻いている。約二〇キロ離れた近隣の農民たちが反対の声を上げると、それまで計画を容認していた市長が方針転換。一方地元には、自分たちの農業系ゴミは地元で処分したいと語る農民もいるのだが。
■きんようぶんか
廣瀬純の生の最小回路(11)
ワン プラス ワン(映像関係)
ゴダール/ダネー/ゴラン
『ゴダールの全映画』
『不屈の精神』
ジャン=リュック・ゴダールがアンヌ=マリ・ミエヴィルと共同監督した『こことよそ(ヒア&ゼア)』(一九七六年)には主として二つの賭け金があった。ひとつは“映像どうしを関係づけること”であり、もうひとつは“映像を返すこと”である。
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2009-12-11 10:46
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778号目次
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778号目次PDF
778号の注目記事
■生存のもやい直し 第3回 ノラ
女性たちでつながっていきたい!
西村 仁美
女性ホームレスたちが女性たちのつながりを求め、
布製の生理ナプキン「ノラ」を製作、販売している。毎週木曜日に
公園で開かれるおしゃべり会には、布ナプキンを作る人たちも集う。
どんな人たちが集い、また、ナプキンを作っているのだろうか。
■三島由紀夫と高橋和巳
――すべて二人に学んだ
鈴木邦男
■政府に検証委設置求める
未来のためにイラク戦争総括を
高遠菜穂子
■子どもたちが生き物と戯れた
「トトロの田んぼ」が消えた
和泉 まどか
東京・北多摩地域に唯一残る営農田に異変が。
歴史と文化と生態系の宝庫である田んぼの存続のために立ち向かったのは、
この地で保育所を営む一人の人物だった。だが、東村山市行政は――。
■生きている戦前の治安立法「暴処法」の恐怖
五人が起訴された法政大学を支配する異常事態
本誌取材班
治安維持法と並び戦前猛威をふるった暴処法が現在も生きており、法政大学の学生に適用された。
その内容を知れば知るほど、廃案に追い込まれた共謀罪以上の恐ろしさが伝わってくる。
■永田町の歩き方
関義友
国会議員と対話し、
私たちの要望を伝えるためには、
永田町をどう歩けばいいか?
ちょっとしたコツがわかれば、
より効果的なアプローチが可能になる。
永田町初心者のために紹介する。
■このままじゃ先生が死んでしまう
わが町の小児科医を守った住民パワー
樫田 秀樹
医療崩壊と言われて久しいが、医師と住民とが力を合わせて
地域医療を支えている町が日本にいくつかある。
兵庫県立柏原病院では医師の激務の背景にあるコンビニ受診を
控えるために冊子を作ったところ、患者数が激減した。
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2009-12-11 10:40
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777号目次
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777号目次PDF
777号の注目記事
■佐高 信 対談 日本を何とかしよう4
辻元清美 国土交通副大臣
本誌連載の「永田町航海記」でお馴染みの辻元清美衆議院議員が、政権交代とともに国土交通副大臣に就任した。政官業の癒着をどう断ち切るのか。八ッ場ダムや日本航空(JAL)問題、そして民主党との関係は?
■迷走続きの北澤防衛大臣
早くも「官主導」の悪評が定まった現政権の安保政策
東郷 進
普天間基地移転問題が混迷している要因の一つは、
北澤俊美防衛大臣が官僚に操られて辺野古移転に固執しているためだ。
最初から安保・防衛に疎いことが分かっている人物を重要ポストに就けた、
鳩山民主党の罪は重い。
■佐藤優の歴史人物対談11
仲原善忠と語る
普天間移設問題で問われる政権幹部の良心
普天間飛行場の移設問題で、沖縄がふたたび注目を集めている。
かつて琉球王国は、薩摩藩と清への両属体制をとりながら、独立国家として
独自の文化を維持していた。沖縄戦では多大な犠牲を出し、
いまも在日米軍専用施設面積の約七四%が沖縄に集中している。
沖縄学の泰斗、仲原善忠に現状をどう把握しているかを聞く。
■“水俣病”は問いかける
一斉検診が明らかにした“埋もれたままの患者”
野中 大樹
◆新政権は水俣病といかに向き合うか
奥田 みのり
■被告人は全面否認!
大阪個室ビデオ放火事件、スピード結審でいいのか
松井 克明
一六人の命が犠牲になった大阪・難波の個室ビデオ店火災。
あの事件から一年、今年九月にはじまった大阪地方裁判所の公判は
八回でスピード結審し、判決が一二月二日に下される。
裁判を傍聴し続けたジャーナリストがこの裁判の問題点をレポートする。
■藤沢市ごみ有料化裁判、横浜地裁判決を批判する
強制徴収できないごみ収集費をあなたは払わされている
熊本 一規
全国の約六割の地方自治体が家庭ごみの収集を有料化している。
だから、神奈川県藤沢市の市民が、支払い義務がないことの確認を求めた行政訴訟は全国の注目を集めた。
横浜地裁(北沢章功裁判長)は適法と判断したが、判決はおかしな点だらけ。問題点を斬る。
■浮躁中国21
翻弄された60年を超えて
民主国家の原点へ
翰 光
盛大かつ空虚な建国60周年のパレードは、今の中国を象徴しているかのようだ。
人間を人間として尊重する社会――中国がめざすべき道はもはや明らかである。
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2009-12-11 10:35
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776号目次
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776号目次PDF
776号の注目記事
■マスコミ対策の一環!?
「みどりの基金」事件が物語る
セブン-イレブン本部の苦悩
中山 雄二
「コンビニ加盟店ユニオン」がメディアに発信する一部の声で、世論がミスリードされる――。
こんな懸念を表明する文書が、全国の加盟店オーナーに配布された。
その背景には、公正取引委員会の排除措置命令以降、
“報道被害”の火消しに走るセブン-イレブン・ジャパン本部の苦悩があるようだ。
■岐路に立つフランチャイズ問題
中野和子弁護士が語る
「鈴木敏文さん、セブン-イレブンを清算し1万人オーナーに謝罪しなさい」
渡辺 仁
コンビニエンス・ストアから居酒屋、食堂、葬儀、介護、ペット産業とあらゆる業種が寄り集まったフランチャイズ・ビジネス。法律もなく悪徳商法が野放しだ。そのひな型をつくったのが、セブン-イレブン・ジャパンの鈴木敏文会長だ。『セブン-イレブンの罠』の著者・渡辺仁が、フランチャイズ訴訟で百戦錬磨の中野和子弁護士とコンビニ問題の核心に迫った。
■日本を揺るがすグーグルの書籍電子化問題
「黒船」に乗った“海賊”は逃げていった
明石 昇二郎
「著作権開放」を迫り、世界中の知的財産収奪を図る米グーグル社。著作権者らによって起こされた訴訟の経緯では、同社の身勝手な対応ぶりが明らかになった。日本に迫りくる「黒船」グーグルとの間で、どんな闘いが待っているのか。
■今年最大(たぶん)の芸能スキャンダル
のりピー100日狂騒曲を総括する!
今年最大の芸能スキャンダルとすでにささやかれる、元アイドル・酒井法子氏の覚醒剤使用・所持事件。この事件をめぐってはさまざまな要素が加わり、メディアは熱狂した。その実相を芸能界やメディアに人脈も広い奇才、高須基仁氏が総括した。
■市民メディアも東アジア・ネットワークへ
三里塚キャンプレポート
阿部 ユキヒロ
独立系メディアの活躍が著しい韓国。
洞爺湖サミットの対抗運動をきっかけに、日本のメディア活動家が
韓国のメディア活動家と交流をはじめた。
当面の課題は東アジア・ネットワークづくりだ。
■新・買ってはいけない144 拡大版
怪しいトクホ
渡辺 雄二
花王「エコナ」の事件は、
トクホの大いなる盲点を知らしめてくれました。
となると気になるのが、
エコナ以外のトクホはどうよ? ということ。
実は怪しいトクホは巷にあふれているのですが、
今回はその中でも最近、特に気になるものを検証しました。
■きんようぶんか 音楽
即位20年 「私たち」の立ち位置は?
藤田正
■米軍を完全撤退させたエクアドル
「主権と平和の勝利」南米に広がる
布施 祐仁
南米のエクアドル共和国からこの九月、米軍が完全撤退した。沖縄の普天間飛行場移設をめぐり
民意と「日米同盟」の狭間で揺れる民主連立政権は、この「主権と平和の勝利」をどう見る。
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2009-12-11 10:31
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775号目次
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775号目次PDF
775号の注目記事
■亀井モラトリアムに異論あり!!
なぜ放置されるサブプライム級日本の住宅ローンリスク
石山 照太
“亀井モラトリアム” 法案が臨時国会に上程された。これは貸し手である銀行ばかりが救済されることに
対する借り手の不平等感とのバランスをとることのようだが、こと住宅ローンの返済猶予に限っては、
亀井大臣の過去を問わなくてはならない。
■「対馬が危ない!!」キャンペーンのお粗末
柳原 滋雄
「対馬が韓国に乗っ取られそうだ」といわんばかりの『産経』キャンペーンが足元から揺らいでいる。結論ありきの偏向キャンペーンに手を染めた全国紙の実態とは。
■21月2日、北海道の砂川政教分離訴訟で最高裁大法廷が口頭弁論
私たちの精神の自由を国家と宗教の一体化でからめとられないために
田中 伸尚
市有地に神社があるのは違憲か合憲か、また神社付きの市有地を町内会へ無償譲渡する行為は違憲か合憲か――
最高裁大法廷は、北海道・砂川市の住民が起こした二件の政教分離訴訟の口頭弁論を一二月二日に開く。
公有地上の宗教施設、とくに神社は全国的にみても多いといわれ、未決の戦後問題の一つになっている。
国家神道を支えた「神社は宗教に非ず」の意識が、今もなお地域社会や行政に深く浸透しているからである。
来春に予想される判決で、国家と宗教に関わる重要な問題に最高裁大法廷がどんな憲法判断をするか。
■佐藤優の飛耳長目45
普天間飛行場移設問題は民主主義をめぐる闘いだ
■ソウルの西大門独立公園に建設される「戦争と女性の人権博物館」
「慰安婦」の記憶を次世代に紡ぐ
川田 文子
■地裁で敗訴するも、和解を拒否する明石書店
著者一二〇人からも公開質問状が
野村 昌二
■抵抗人名録8 香山リカ
佐高信
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2009-12-2 18:40
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「市民運動案内板」の投稿についてのお願い
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1月15日号と1月22日号は、年内進行のため、2010年1月中に行なわれるイベントや集会は12月15日(火)までに投稿くださるようお願いいたします。
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2009-12-2 18:10
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『さしすせその仕事 調味料職人の世界Vol.2』
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好評既刊『さしすせその仕事』、5月に引き続き、冬の陣イベントを開催します。前回はみりんの試飲&みりん話が大好評!(前回の様子はこちら)
今回はマヨネーズ、ケチャップ、ソースから、魚醤やオリーブ油まで、基本調味料ではない調味料を取り上げます。大阪の幻の地ソース「ヘルメスソース」で粉モンを味わいつつ、ちょいと珍しい調味料職人の世界にご案内します。
寒い冬、著者、木村聡氏のトークでお楽しみくださいな。
日時:12月19日(土)19:00〜
場所:スローコメディファクトリー(京王井の頭線・小田急線下北沢駅)TEL 03-6751-3426
場所などは→http://slowcomedyfactory.oyucafe.net/
※会場での本書の割引販売あり。
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2009-11-30 19:00
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阪急トラベルサポート損害賠償請求訴訟 12月7日に第3回口頭弁論
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「記事は虚偽だ」という一方的な理由で、取材に応じた旅行添乗員・塩田卓嗣さんをアサイン停止(事実上の解雇処分)にした阪急トラベルサポート(西尾隆代表取締役、大阪市北区)を相手取り、『週刊金曜日』側が「メディアとしての名誉と信用を毀損された」として損害賠償を求めている訴訟の第3回口頭弁論が12月7日(月)に開かれる。
7月1日の提訴以降、論点の整理を進めてきたが、阪急トラベル側は「記事は事実に反しており、塩田に『週刊金曜日』への訂正申し入れをするよう求めたが、拒否をしたのでアサイン停止をした。アサイン停止は会社の裁量であるから、会社の行為と原告ら(金曜日側)の主張する損害との間には因果関係がない」(要旨)などとして「棄却されるべき」と主張している。
一方、本誌側は、阪急側が問題としている記事について「本誌側に問い合わせや苦情申し入れなど一切することなく、一方的に『虚偽』だと断じて、取材に応じただけの塩田さんに一方的な不利益処分を課すことは、本誌側の社会的な名誉・信用を毀損するとともに今後の取材活動を困難なものにして取材・言論の自由を侵害する行為である」(要旨)と主張している。
第3回口頭弁論は7日午後1時10分から、東京地方裁判所712号法廷で
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2009-11-6 15:19
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774号目次
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774号目次PDF
774号の注目記事
■創価学会の失われた一〇年
古川 琢也
「『公明党に投票してくれ』とはどうしても言えなかった」。
「平和」と「福祉」を看板に掲げた宗教団体「創価学会」の
ある青年部員はこう漏らした。権力の中枢にたどり着いて一〇年。
「連立」という枠組み維持を優先した教団は、大きな「喪失」をした。
選挙のたびに最前線で支えてきた学会員たちに、
この一〇年間はどう映っているのか。
■徴兵歴ナシ。「保証金」、六〇万円ほど。
韓国からやってきた新聞奨学生
雨宮 処凛
一九歳の“イケメン”韓国人青年。都下の語学学校に通いながら
新聞販売店で働く。ライブハウスが二つしかない故郷の町から
「やってらんねー」とソウルに出てきたが、「兵役免除」の身を雇って
くれる先もなく、ブローカーを通じて日本へ。
仕事は過酷。でも、――。
■70年代の光と影 シリーズ1
1973
『神田川』と過ぎ去った季節の追憶
成澤宗男
何かが終わり、そしてその後に何かが始まった――。政治の熱い季節が過ぎ去った後に迎えた七○年代を語るとき、私たちは往々にしてこのように表現しがちだ。だが実際にそこで何が目撃された何が語られ、いかなる理念が生みだされたきたのだろうか。現在までも明確な総括をなし終えぬまま、人々はこの時代が残した多すぎてかつ大きすぎるさまざまな残影を引きずり続けて、二一世紀の二度目の一○年代をやがて迎えようとしている。いま、「回答」という名の終着駅がない思索の果てしない海路へ、読者を誘う。懐古に留まらない、現在と未来をも洞察する手がかりを求めながら。
■無料低額宿泊所SSS体験記
これが宿泊所ビジネスだ
山野雅紀
仕事がない人やホームレスを住まわせる無料低額宿泊所。
生活保護費から住居費や食事代の名目で天引きして利益を上げる「貧困ビジネス」が
少なくないとされる施設だ。大手のS.S.S(特定非営利活動法人)に体験入所した筆者が
実態を伝える。
◆無料低額宿泊所は減らすべきなくすべき事業
藤田孝典
■“ありのまま”でいられる「学校らしくない学校」
宮澤保夫 星槎グループ会長
山岡 淳一郎
「人を排除しない」「人を認める」「仲間をつくる」。この信念を体現し、学校教育から退けられた子どもたちに「居場所」を提供している私学「星槎グループ」。「学習障害」という言葉がまだ知られていなかった二五年前、子どもたちの個性やその驚異的可能性に気づいていた宮澤保夫は、それぞれの能力を活かし、学ぶための「場」を築いた。偏差値を重視する勢力からは異端視されてきた宮澤の人間観が、星槎の教育現場にあらわれている
■本多勝一ルポ再録
戦場の村 第八部 解放戦線
アイヌ民族の現在
時代を揺るがす長編ルポを数々執筆してきた本多勝一編集委員。かけだし記者時代から取材メモ代わりに使っている大学ノートは現在二七九冊目という。これまで発表された膨大なルポのなかから一部をここに再録する。「戦場の村」はベトナム戦争を取材し、民衆の生活を迫真力ある筆致で描いたもの。もう一つは「アイヌ民族の現在」。昨年六月、「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が衆参両院本会議において全会一致で可決されたが、本多編集委員は半世紀近く前からアイヌ民族に関心を寄せ続けている。
■ベルリンの壁
バード・グリン/レイモン・ドゥパルドン/アンリ・カルティエ=ブレッソン
◆甦る記憶 東川光二
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2009-11-6 15:07
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773号目次
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773号目次PDF
773号の注目記事
■佐高 信 対談 日本を何とかしよう3
鈴木宗男
外務官僚のニセ情報によって世論の猛反発をかった鈴木宗男氏は、国会議員の職を失った時期さえある。衆議院外務委員長に就任し、なにを外交の最優先事項として取り組み、外務官僚とどう向き合うのか。
■テレ朝、電通幹部や国会議員秘書も参加の“任侠”ビデオ
田辺エージェンシー、石原プロ、ジャニーズら
芸能界権力者の兄弟盃映像流出
エンタメ取材班
表に出てはいけない映像が流出した。それはメディアの幹部や芸能界の重鎮たちが、身内で撮影したヤクザの真似事をしたビデオである。その姿からはメディアと芸能界の癒着とおごりを感じざるをえない。
■陸上自衛隊はイラクで何をやっていたか
内部資料『隊員必携』から見えるもの
水島 朝穂
陸自はイラクのサマワで「人道復興支援」などという美名に隠れ、
侵略した米軍同様に、いつでも戦闘に移れる態勢だった。
このほど活動内容の情報が開示された空自同様、自衛隊は海外で文字どおり戦争をしていたのだ。
◆今こそ求められる「自衛隊の軍事作戦」検証
成澤 宗男
■司法を越え戦後補償
「西松和解」実現
梶村 太一郎
最近、不正献金が発覚した西松建設(当時・西松組)は、戦時中、強制連行された労働者を使い多くの犠牲者を出していた企業でもある。その西松建設が自主的に歴史的責任を認めて謝罪するとともに、二億五〇〇〇万円の「和解金」を支払い補償を行なう。
■格闘する思想 岡 真理
ナビゲーター 本橋哲也
アラブ世界×ジェンダー×文学
空気、風、水のやさしさを自らの内にたたえることは、時に、
贖われない歴史的不正、連綿とつづく暴力への闘いに耐えうる
魂の強度を持つことでもある。
■国際人権規約に照らした「鯨肉裁判」
グリーンピースの行為は正当だ
海渡 雄一
■被害と加害の歴史に向き合う
「若い人と疑問を持つ人に観てほしい」
ドキュメンタリー映画『南京・引き裂かれた記憶』〜武田倫和監督に聞く
「おじいさんが戦争加害者だった」という三〇歳の監督が、南京大虐殺の実像に迫った。
被害者と加害者(元日本兵)がそれぞれカメラの前で語る証言には心揺さぶられる。
一一月一四日からの東京・渋谷での上映を前に、武田倫和監督に話を聞いた。
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2009-10-30 16:39
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12月23日開催「新政権のゆくえと私たちの役割――『週刊金曜日』名古屋のつどい」への質問・意見募集中!
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質問・ご意見募集中!
下記の「コメントをどうぞ」から、「新政権のゆくえ」または「私たちの役割」について質問・意見をお寄せください。選考の上、シンポジウムで講師が答えます!
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【受付期間】10月30日(金)〜12月11日(金)
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*質問の表示には、コメント承認後になります。
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2009-10-21 14:29
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772号目次
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772号目次PDF
772号の注目記事
■佐高 信 対談 日本を何とかしよう2
福島みずほ
消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当相
社民党は、安全保障政策などで民主党とのズレを指摘されることが多い。なぜ連立政権に入り、なにをしようとしているのか。初入閣した福島みずほ党首に、佐高信編集委員が今後の方針を聞いた。
■東郷和彦・元外務省条約局長に聞く
密約「赤いファイル」の行方と
安全保障論議のあり方
日本政府とりわけ外務省への信頼を壊してきたのが日米密約問題だ。
米国の情報公開で資料が出てこようが、元外務官僚が密約の存在を認めようが、
政府は密約の存在を否定し続けてきた。
一〇年前に外交資料を整理したという東郷和彦・元条約局長に真相を聞いた。
■佐藤優の歴史人物対談10
和田洋一と語る
奈落への地すべりを押し返すのは民衆の力
政権交代で、劇的と言って良いほどの政策転換が起きている。
だが、世界を覆う同時不況の行方は楽観を許さず、
私たちは帝国主義やファシズムの危険性から目を背けてはならない。
戦前の知識人たちは日本型ファシズムの時代をどのように過ごしたのか。
久野収らと『世界文化』を拠点にした和田洋一に登場していただこう。
■再び「池子の森」に米軍住宅建設が強行か
首都圏最大の緑地帯が破壊の危機に
粂 潤一
八〇年代に全国的な話題を集めた、逗子市の池子の森米軍住宅建設問題。
結局は国に押し切られてしまったが、
今度は「追加建設はしない」という約束を破り、またもや防衛省は、
米軍だけを優先して大規模な自然破壊を目論んでいる。
■高遠菜穂子リポート
破壊と希望のイラク
メソポタミアの地で出会った人々第10回
「冬の兵士」とイラク人の対面を模索
苦しむ両者の架け橋に
■アフガニスタン戦争の内幕 暴露された「対テロ」の嘘(中)
なぜ「ビンラディン」なのか
成澤 宗男
多くの人々は、「9・11」を実行したオサマ・ビンラディンを捕まえるのが戦争の目的と考えている。
だが、FBIは「ビンラディンと『9・11』を結びつける証拠はない」と言明。
米国政府もこれまでの約束を破り、一度もこの「証拠」を明示していない。
■国労闘争団の子どもたち
物心ついてから毎日が闘いだった
司会/まとめ 清水 直子
与野党が逆転して、民主党の連立政権ができた。二三年にわたって闘い続けている国労闘争団や支援者の間には、政権交代によって「民営化政策」が見直され、JR不採用事件の政治解決に向けた動きがあるのではないか、との期待が高まっている。
このあまりに長い闘いは、家族の生活をも大きく変え、よちよち歩きをしていた子どもも大人になった。大人になって、父親たちの闘いをどうみているのだろう。総選挙を間近に控えた八月の初め、一〇四七人の解雇撤回を求めて闘い続ける父を持つ、三人の「闘争団の子どもたち」に話を聞いた。
◆あまりにも理不尽!
政権交代を機に政治解決を
原告団中央協議会事務局長 佐久間 誠
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2009-10-15 12:27
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771号目次
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771号目次PDF
771号の注目記事
■暴露された「対テロ」の嘘 アフガニスタン戦争の内幕(上)
「9・11」前からあった作戦計画
成澤 宗男
二〇〇一年、「9・11」を口実にアフガニスタン戦争が始まった。
だが依然米軍は、勝利の見えない泥沼にあえいだままだ。そしてこの戦争の知られざる
多くの事実は、破綻を目前にした米国の「対テロ戦争」の邪悪な本質を暴露している。
■資本主義後の世界は
脱中心的な国際連帯が可視化する
対談 高祖岩三郎 平沢剛
新しいアナキズムの視座から、資本主義後の世界を構想し、活動する高祖岩三郎さんと平沢剛さん。ニューヨークと東京を拠点とする二人に、脱中心的な形で広がっている国際連帯の可能性について語り合ってもらった。
◆ギリシアの蜂起が示したもの
櫻田和也
■歴史認識の壁を越えた漫画
中国南京大虐殺記念館で飾られた日本の戦争漫画
対談 石川好 × 森田拳次
今年の八月一五日、終戦の日。中国の南京大虐殺記念館で日本の戦争体験を描いた漫画一三〇点が展示された。描いたのは日本の漫画家たちだった。現地では日本人の戦争体験への反発はきわめて少なく、予想外に好意的に受け入れられた。当事者たちがその舞台裏を語る。
■地域のユニオンが労働運動を変える
野村昌二
厳しい雇用状況を背景に、ひとりでも加入できるユニオンが全国に広がりつつある。数だけではない。労働と生存、正規と非正規という従来の枠を越えた運動は、日本の労働運動の質をも大きく変えようとしている。
◆非正規の組織化と派遣法改正が
どこまでできるかが鍵です
「非正規会議」東京事務局責任者
棗一郎弁護士に聞く
■間違いが直っていない!
社保庁・年金記録処理の知られざる実態
望月 芳子
二〇〇七年二月、基礎年金番号に結びつかない年金記録が五〇九五万件あることが発覚。現在、記録の統合処理が進められているが、捗っていない。作業の実態を追うと、社会保険庁の相も変わらぬ丸投げ体質が浮かび上がる。長妻昭厚労相は、どこまで解明できるのか?
■人生を狂わせたあの男だけは許せない
教え子である私を汚した元高校教師の民主党都議を告発
岩崎 大輔
高校教師が女子生徒にムリヤリ関係を迫った。教師は学校を去った後、女性はイジメにあいひきこもりに。
その後、男は政治の道に進み都議会議員になった。被害女性が都議へ怒りの告発をする。
■新メルケル政権が原発延命政策
反原発運動が元気に復活
梶村 太一郎
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2009-10-15 12:18
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770号目次
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770号目次PDF
770号の注目記事
■山口・祝島の27年間
上関原発計画と闘い続ける
會田 園
山口県上関町の原発建設計画で、
海の埋め立てに着工しようとする中国電力に対し、
住民らによる海上阻止行動が続いている。
埋立免許が切れる10月21日までがひとつの焦点だ。
■「トヨタショック」から思わぬ副産物?!
名古屋で結婚予備校が大人気な理由
平野 宗彰
トヨタショックが新たな名古屋名物を生んだ。婚カツブームに便乗した結婚予備校だ。
いまや名古屋と言えば味噌カツに婚カツ。笑い話にされるほどのブームだが、
渦中の結婚予備校生の現実は、結構シビアだったりして……。
■生存のもやい直し
自由と生存の家
小林 蓮実
貧困と命の危機を現場から救え!
労働問題が生存問題に直結する現在、
ユニオンには、「生存組合」としての側面が求められている。
フリーター全般労働組合では、「住宅部会」を結成し、
五月末、「自由と生存の家」をオープン。
さまざまな人を支える空間として船出した。
■痛憤の現場を歩く100
全国初のプルサーマル計画に反対強まる玄海原発
使用済み燃料の行方すら未定なのに強行するのか
鎌田 慧
地域の自民党幹部らが「プルサーマル反対」の運動を強めている。
佐賀県では、原発反対の運動が比較的おとなしかったが、さすがに理不尽と立ち上がったのだ。
迷走する国の原子力政策のツケを押しつけられ、日本初のプルサーマルが始まるのかどうか。
玄海原発のプルサーマル計画は最後のヤマ場を迎えつつある。
■教科書採択
自由社版の歴史教科書が参入
現場を忘れた教科書採択の実態
星 徹
「新しい歴史教科書をつくる会」が分裂し、自由社版「歴史」が新たに加わる中で行なわれた中学校教科書の採択が終了した。現場の教員の声が活かされず、教育委員会主導で採択が行なわれた地域では、「つくる会」系の教科書が採択されたところもあった。
■遂に断罪された公安の違法捜査
微罪口実の逮捕事件で上告断念に
成澤 宗男
■世界の非難浴びる軍隊介入と組合弾圧
フィリピントヨタをILOが現地調査
遠野 はるひ
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2009-10-15 12:11
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769号目次
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769号目次PDF
769号の注目記事
■いちむらみさこさん 路上生活者・アーティスト
公園で暮らす
聞き手 北村肇 本誌編集長
「解消すべき問題」として「施策」の対象になる「ホームレス」。
一方では、住民や行政によって、公共の場からの「排除」がすすむ。
そんな時代に、自ら積極的に路上生活、公園で暮らすことを選びとる人もいる。
豊かさとは何か、労働とは何か。
路上から、私たちに根本的な問いを投げかけている。
■森達也が見た
裁判員裁判
予想外の「発見」と的中した「危惧」
八月一〇日から一二日までの三日間、さいたま地裁で開かれた全国二例目の裁判員裁判を傍聴した森達也さん。『死刑のある国ニッポン』(金曜日刊)でも裁判員制度の問題点を詳細に論じているが、実際の法廷にどんな印象を持ったのか。「厳罰化」をテーマにしたテレビ取材で訪れたノルウエーの治安の現状と比較しつつ、報告してもらった。
■11月にも玄海原発でプルサーマル開始
不良品のMOX燃料を欠陥輸送船が運ぶ危険
桐生 広人
日本初のプルサーマル営業運転が始まろうとしている。九州電力玄海原発では一〇月にウランとプルトニウムの混合燃料(MOX燃料)が装荷され、一一月にも運転が始まる見通しとなった。このMOXを作ったフランスで不良品が発覚し、輸送船の「止まらぬ腐食」という問題も生じている。
■浮躁中国
狙われる「公益」
麻生 晴一郎
中国では、人権弁護士が弁護士資格を停止されたり、
「公益」活動NGOが弾圧を受ける事件が多発している。
建国六〇周年前後の、政府のピリピリぶりが顕著だ。
■「談合の島」北海道で
全長9キロの魚道計画
まさのあつこ
農業、土木、河川工事と次々と談合の有罪判決を受ける北海道開発局。その横を「官学業」の癒着が大手を振ってすり抜け、北海道の大地は魚道実験施設と化した。
■清水 学(セイコーエプソン労働組合副執行委員長)
世界初、労組が手がける長期投資信託会社
山岡 淳一郎
労働組合がファンドを手がける――この前代未聞の {奇策} に打って出たセイコーエプソン労組に、各界の注目が集まっている。雇用確保という組合従来の活動を超え、長期的投資による財産づくり、継続的な社会貢献活動も実現させた。投信会社の立ち上げに尽力したのは、天馬空を行くがごとく型破りで規格外の、労組副執行委員長だ。
■公園での炊き出しまで中止に
「迷惑だ」と排除されるひとたち
白崎 朝子
派手な「政権交代」劇の裏側で、投票権ももたない「ホームレス」の排除が人知れず進んでいる。
公園から追い出されたひとたちには、いつになったら行政の支援がなされるのか。
◆“ナイキ化”で閉鎖される宮下公園
野村 昌二
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2009-10-15 12:07
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768号目次
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768号目次PDF
768号の注目記事
■「痴漢冤罪」を憎むのと
同じ情熱で痴漢犯罪を憎め
北原 みのり
無罪判決後の報道は、専ら元被告人への同情と、「痴漢冤罪」の怖さを主張するものが目立った。
なぜ「痴漢冤罪」を憎むのと同じ情熱をもって痴漢を根絶することに力を注がないのか――
女性への深刻な人権侵害である性暴力に寛容な社会の認識を問う。
■奨学金制度 教育事業の理念はどこに
学生が「借金漬け」の危機
平舘 英明
学ぶ権利を保障する奨学金が政治的課題として浮上した。奨学金はそもそも、返還不要の給付制が世界の潮流。しかし日本の公的奨学金は有利子の上、回収強化策として「ブラックリスト化」を進める。学生に「冷たい国」の現実がここに。
■生存のもやい直し
活動家一丁あがり! 講座
社会を変えたい!
松元 千枝
「何かがおかしい」と感じつつ毎日を過ごす中で、自分なりに
周りを巻き込んできた。でも流れはなかなか大きくならない。
そんなもどかしさから脱皮して、社会を変えていこうと、
二一世紀の「活動家」の卵たちが動き出した。
■追い込まれる日の丸軍需産業
富士重工、防衛省を提訴か
毒島 刀也
防衛省が富士重工の戦闘ヘリを一〇年計画で発注した。ところが、防衛省は五年で契約を打ち切り。その結果、富士重工は五六〇億円もの赤字を抱えることになった。{なれ合い} から突如、コスト重視に舵を切った軍事経済が生んだ波紋とは。
■佐藤優の歴史人物対談(9)
ニーバーと語る
人間の構造悪を克服するために社会政策が必要
自動車工場の労働者を中心とした貧困問題に心を痛める若い牧師が
約一〇〇年前、米国デトロイト市にいた。
その人ニーバーは、人間や社会の本質について思索を深め、
二〇世紀を代表する神学者のひとりとなった。
米国政治に多大な影響を与えたニーバーは現状をどうみているのだろうか。
■「核廃絶」と「核密約」――
存在の耐えられない落差
金平 茂紀
人々にヒロシマ・ナガサキの記憶も生々しい一九五五年当時、
米国が日本本土への核配備を検討していたことを示す極秘文書が、
TBSをキー局とするニュースネットワーク、JNNによって明らかになった。
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2009-10-15 12:02
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767号目次
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767号目次PDF
767号の注目記事
■繰り返される違法薬物事件
行き過ぎ芸能マスコミも報道できない不文律とは!?
エンタメ取材班
大騒ぎをしているが、芸能人の薬物事件は別に珍しいことではない。
常に繰り返されてきたことである。とはいえ、その背景は現代的に変わり、
報道する側のさじ加減の違いも垣間見えた。
◆「ニンニク注射」など隠語が跋扈しはじめた
昼夜逆転社会に恐怖を感じる
出版プロデューサーの高須 基仁氏
■追悼 平岡正明
弔辞 山下洋輔/梁石日/田中優子
◆革命的戯作者の静かな死
平井玄
◆濃厚で、軽く、本当に綺麗な方
菊地成孔
■「開国」とナショナリズム
対 談 田中優子 佐藤 優
日本は江戸末期に鎖国を解いたと、一般的には理解されている。
開国とはなにを意味するのか。
開国とナショナリズムはどのように関係しているのか。
■ケータイ基地局周辺での健康被害
沖縄発 住民が次々と鼻から出血するマンション
藤田 知也
沖縄県那覇市のとある高台にそびえ立つ、築二十数年の一〇階建てマンション。
最上階で暮らしていた内科医・新城哲治医師(四六歳)の家族に次々と {異変} が起きたのは、
昨年春以降のことだった。調べてみると、ほかの住民にも異変が起きていた。
■影響認めない日本と規制強める海外の動き
加藤 やすこ
本誌でもたびたび紹介してきたように、携帯電話基地局周辺では頭痛や不眠、
倦怠感などさまざまな健康被害が報告されている。国内では電磁波の健康影響は認められず、
基地局の移転や撤去を求める裁判も進行中だ。このほど出た判決を紹介する。
■国民は「自民党政治」を変えたが報道は変わるのか
「八ッ場ダム中止バッシング」報道
まさの あつこ
■ソウルからの手紙
テレビ局員に逮捕者続出
法改定に揺れるメディア
佐藤 大介
■殺処分ゼロへの挑戦
写真・文 尾崎 たまき
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2009-9-11 13:46
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766号目次
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766号目次PDF
766号の注目記事
■加藤登紀子 佐高信 対談
デビューから四四年。現在全国コンサートツアー中の加藤登紀子さん。その音楽の魅力に佐高が鋭く切り込む……はずがのっけからまさかの脱力クエスチョン。対談は素直すぎる答え連発、ついには初対面の逸話も飛び出して-。
■「魔の山」が子どもを喰い殺す?
石原都知事が南山開発で問題発言
斉藤 円華
都は一〇〇億円を投じて「海の森」をつくる一方で、四七億円を費やして「山の森」を破壊しようとしている。
しかも都知事からは事実誤認の「魔の山」発言まで飛び出した。
■「9・11」から八年 孫崎享前防衛大学校教授に聞く
今こそ問われる米国の「陰謀・謀略」の歴史
聞き手 成澤 宗男
「9・11」事件の発生から、八年を迎えた。だが今に至るまで、事件を捜査したFBIは「真犯人」を特定していない。
一方で「対テロ戦争」と称して事件を口実にブッシュ前政権が始めたアフガニスタン戦争は、オバマ現政権で拡大されている。
この不可解な現実を究明する上で必要なのは、戦争を起こすために米国が仕掛ける謀略工作の理解なのだ。
■真に消費者を守る組織を目指せ
消費者庁と消費者委員会が発足
岡田 幹治
消費者行政の一元化と強化で「生産者が主役の社会」を「生活者が主役の社会」に変える
――そんな触れ込みで設置が決まった消費者庁と消費者委員会が、九月一日発足した。
衆議院選挙の二日後という政権交代のはざま、準備不足での船出だ。
■いまだに残るJR東日本不正取水事件の爪痕
反省なき再申請への動きに、地元の反発高まる
古川 琢也
JR東日本が信濃川から不正取水していたことが発覚し、
同流域での水利権を失ってから六カ月が過ぎた。
懸念された夏場の電力不足こそ切り抜けたといわれるが、
地元に残された傷跡はいまだ深いままだ。
■三九歳の餓死
「助けて」の声を無視した
北九州市生活保護行政
藤藪 貴治
国の指導による「ヤミの北九州方式」のもと、二〇〇五年から三年連続で生活保護から排除された市民が餓死・自死した北九州市で、またしても生活保護を受けられなかった男性が餓死した。繰り返された悲劇。市の対応を検証する。
■教育の機会均等
弱者切り捨ての教育政策
瓦解する「学び」のセーフティーネット
平舘 英明
民主党政権は、公立学校の実質無償化を謳っている。しかし、進学率九八%の高校教育では、学校の統廃合、経済的苦境、競争による階層化で「教育の機会均等」は崩れつつある。この現実に新政権の手腕が問われる。
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2009-9-8 11:10
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764号目次
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764号目次PDF
764号の注目記事
■佐藤優の歴史人物対談8
マサリクと語る
民主主義が人間の最もよい部分を引き出す
八月三〇日の総選挙では民主党が勝利し、政権が交代するという予測が多い。
だが、新政権の誕生によって、貧困問題は解決に向かうのだろうか。
民主主義は、国家は、国家間の関係はどのようにあるべきなのか。
政治には、政治家にはどのような理念、哲学が必要とされるのか。
二〇世紀最大の哲人政治家とよばれたマサリクと静かに語り合う。
■「女性の貧困」の可視化から
「貧困の女性化」の可視化へ
伊藤 みどり
ここ数年で急激に注目されるようになった労働者の貧困問題。
だが、女性はずっと以前から、そして今も、
圧倒的に貧困状態におかれている。
■痛憤の現場を歩く 特別対談
同時代をルポするための姿勢と手法
雨宮 処凛 鎌田 慧
鎌田慧さんの本誌連載ルポ「痛憤の現場を歩く」が
次回で一〇〇回を迎える。これを記念して、
貧困の現場に詳しい本誌編集委員、雨宮処凛さんと
「闘うこと」「書くこと」について語り合った。
新しい価値観や新しい生き方や文化が日々生み出されていて、それがすごく面白い(雨宮)
いろんな人たちを書かないとよくわからない、いわば文学的な状況になった(鎌田)
■歴史の抹殺とすり替えは許さない
関東大震災時の朝鮮人虐殺・追悼碑が完成
藤田 五郎
関東大震災直後、自警団らに虐殺された「韓国・朝鮮人被害者」を追悼する碑が完成する。建設地をめぐり墨田区と日本政府は協力を拒否、さらに虐殺を正当化する言説が世に出る中、市民団体が地道に進めた調査・運動が実を結ぶ。
■産休切り・育休切りが急増
出産する女性が「雇用調整」の標的に
森 映子
育児・介護休業法が前国会で一部改正されたが、出産を理由とした
事実上の解雇などの違法行為が改善されるかどうか効果は不明だ。
特に非正規雇用者は本当の理由を明らかにされずに
雇い止めにあうことも多い。現在の雇用情勢が続く以上、
出産する女性が職場から排除される可能性は減らないのではないか。
政府は本気で改善する気があるのだろうか。
■自治体が貧困を放置・推進する
「官製ワーキングプア」をなくすには法制度改革が急務
野村 昌二
既得権益批判の中で、バッシングにさらされがちの公務員。だが、その公共サービスの現場にも、
民間と同じく短期契約を更新しながら低賃金で不安定に働く非正規職員が急増している。
非正規化と民間委託とで広がる「官製ワーキングプア」。自治労が初めて行なった調査などから、その実態を見ていく。
■佐久総合病院が乗り出した「再構築」
医療と産業、自然を結ぶ
まちづくりに挑む第一歩(下)
山岡 淳一郎
地域医療のメッカとして知られる佐久総合病院で、患者の「人生のクライマックス」を支えるのが地域ケア科だ。現場では医療、介護、福祉が溶けあい、「治す医療」と「寄り添う医療」が連繋してきた。この「佐久病院らしさ」を保つための病院再構築。そこには医療と産業、自然を結ぶ「まちづくり」という視点も含まれる。医師たちは未来を見すえている。
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2009-9-8 11:10
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765号目次
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765号目次PDF
765号の注目記事
■関組長の国会ロビー活動入門
内閣総理大臣から確実にお返事をもらえる手紙の出し方
関 義友
政権交代が実現したいま、
私たちが政治的な問題を解決するためにできることは?
霞ヶ関との対話で情報や問題点を明らかにし、
国会議員に「質問」を働きかけてみよう。
今回は「委員会質問」と
「質問主意書」について紹介する。
■浮躁中国18
いちばん「不機嫌」なのはだれ?
本田 善彦
今年、中国の出版界では、愛国主義をめぐっての論争本がちょっとしたブームだ。
一過性に終わるのか、普遍的なテーマとなりうるのか、
なかなか興味深いものがあるのだ。
■僕らが読んだ、あんな漫画 こんなマンガ
漫画対談
斎藤貴男・森達也
■「追い出し屋」 の実態を追う
西村 仁美
家賃滞納者に対する一部の家賃債務保証会社、
いわゆる「追い出し屋」のトラブルが増えている。
ハウジングプアにつけこむ貧困ビジネス。
鍵を勝手に交換したり荷物を撤去したりする。
対策はあるのか?
■イラク永久占領の野望
事実が示すオバマの「米軍完全撤退」のウソ
成澤 宗男
イラクで進行しているのは、あからさまな植民地強奪劇だ。
「二〇一一年末までの完全撤退」というオバマ大統領の公約とは裏腹に、
建設された巨大基地は米軍が半永久的にこの国を支配する目論見を示している。
■トヨタ車お買い上げでF1招待!
三宅勝久
総領事をはじめとする在上海総領事館員が4年間にわたり、現地で開催されたF1レースの特等席にトヨタから招待されていたことがわかった。領事館では同じ時期にトヨタの高級車など4台を購入。それでも「利害関係はなし」という。官僚のオイシイ役得がここにもあった。
■お盆は高速道路が大渋滞!続々と廃止される航路!
一〇〇〇円高速道路に翻弄される日本
桂 博史
自公政府の景気対策として三月末の週末からはじまった
「一〇〇〇円高速道路」。夏休みもお盆の渋滞を分散させるなど
として平日も適用となったが、結局例年のように大渋滞となった。その陰でフェリー航路の廃止は止まらない。
この国のツーリズム、物流政策はどこへ向かうのか。
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2009-9-8 11:00
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763号目次
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763号目次PDF
763号の注目記事
■ルポ ヒロシマ 09年夏
「田母神」を迎えて問われた「被爆地の平和」
成澤 宗男
八月は、一五日の「玉音放送」と六日、九日の広島・長崎への原爆投下によって、戦争の記憶の月だ。その広島は当日、核武装論者の前空自幕僚長・田母神俊雄の来訪で揺れた。そこで問われたのは、「被爆地ヒロシマ」が、進行する戦争への動きにいかなるメッセージを持ちうるかだった。
■『多摩ニュータウン わたしの街』
平均年齢75歳が記録映画で街の再生に挑む
黒川 宣之
全国のニュータウンで急激に進む高齢化。若い人を多く迎え入れ、高齢者にも住みやすい街に変えていくにはどうしたらいいのか。東京・多摩ニュータウンでは記録映画が街の再生に一役買っている。
■佐藤優の飛耳長目42
米朝交渉の進行を可視化したクリントン元大統領の訪朝
■きんようぶんか
廣瀬純の生の最小回路(7)
ドゥルーズ、ベルクソン、西多幾多郎などの研究で知られる檜垣立哉には、競馬ファンとしての信仰告白とでも言うべき著作『賭博/偶然の哲学』がある。そこで描き出されるのは「賭博的主体」としての人間の姿だ。
パスカル/ロメール/檜垣立哉
『賭博/偶然の哲学』
『緑の光線』
■国策捜査17
朝鮮総聯中央本部の土地・建物売買で詐欺罪に問われた緒方重威氏 元公安調査庁長官
特捜部が描いた不可解な被害者なき詐欺事件
青木 理
■知ってるようで知らない心の病
パニック障害
上野 玲
過密都市空間に人々が分刻みで動く現代社会。
心はいつ悲鳴をあげてもおかしくない。
◆円 広志インタビュー
関西を中心にワイドショーなどで、親しみのあるトークが人気の円広志さん(五六歳)がパニック障害に陥ったのは、一九九九年のことだった。もはやテレビに出演することもできなくなり、四カ月間治療のためすべてのレギュラー番組を降板。そして、復帰を果たすまでは、筆舌には尽くしがたい、苦しい闘病生活があった。
■新・買ってはいけない140 拡大版
美白化粧品
境野米子
今の時期、気になるのが日焼けによるシミやそばかす、くすみ。
最近の化粧品CMでは1年を通じて「美白」が強調され、シミを消して色白肌になれるような錯覚に陥りますが、本当に「美白」をもたらしてくれるのでしょうか?
今回は美白有効成分と言われるものに注目して、検証してみました。
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2009-8-7 16:04
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762号目次
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762号の注目記事
■ONE DAY WORK
荻 由美佳
■侵略の前線基地 日本列島8
横田
成澤 宗男
在日米軍司令部が置かれた東京都の横田基地。同時に米軍再編により、ミサイル防衛における日米共同の情報調整所の機能を有することになった。このことは、航空自衛隊が米太平洋軍と一体化することを意味する。
◆遠藤洋一・前福生市議に聞く
市民として何度でも言う。
それでも米軍基地はいらない
■防衛省全面支援! 自衛隊法違反もお構いなし?
“ヒゲの隊長”に学ぶ選挙必勝術
三宅 勝久
二〇〇七年七月の参議院選挙、自民党の新人候補が二五万票あまりを獲得して初当選した。イラク第1次復興業務支援隊長で元陸自1佐の佐藤正久氏、“ヒゲの隊長”だ。自民党に逆風が吹くなか、なぜ勝てたのか。選挙戦がはじまった今、防衛省ぐるみのマル秘選挙作戦を検証する。
■控訴審が始まった靖国合祀拒否裁判
戦争に動員する仕組みを裁判官は見抜けるか
田中 伸尚
戦死した肉親の靖国神社合祀を取り消してほしいと遺族らが訴えている裁判の控訴審が、七月一〇日から大阪高裁で始まった。靖国神社と国を被告にしたこの訴訟の第一審で大阪地裁は今年二月、原告遺族の請求を全面的に棄却している。靖国問題の核心である合祀を問う原告らの訴えに高裁はどう応えるだろうか。
■茨城県笠間市
ここから還らぬ人となった「若者たち」を語り伝えたい
八〇歳を超えた戦争の語り部たち
樫田 秀樹
戦争の本質を伝えようと、塩畑寛さんたちが「筑波海軍航空隊・友の会」を
設立したのは2006年。このとき、塩畑さん(現会長)も、
初代会長の長谷川久良太さんもすでに80歳を超えていた。
この高齢にして塩畑さんたちを突き動かすのは、
若い世代が戦争に巻き込まれないようにとの思いである。
■薪能「俊寛」の島
写真・文 芥川 仁
五月三〇日の夜、鹿児島県の硫黄島で
薪能「俊寛」が上演された。
この島にゆかりの深い僧・俊寛を主人公とした演目だ。
舞台の様子をお伝えする。
■教育があぶない2009
教科書記述 正確な歴史認識のために
「集団自決」「慰安婦」の改善と復活を
俵 義文 西野 瑠美子
歴史的事実を正確に記載しようとする関係者の努力で、いったんは「慰安婦」や「集団自決」への軍の強制などの記述がすべての教科書に載っていた。ところが、いまはほぼすべての教科書から消されている。これからはじまる中学・高校の教科書制作と検定期を迎えて、その攻防は重要な局面にある。
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2009-7-31 10:11
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761号目次
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761号目次PDF
761号の注目記事
■佐高 信 編集委員インタビュー
後藤田正純
国家主義でなく
国民主義の政治を
自民党内リベラル保守の若手を代表する後藤田正純前衆議院議員。サラ金問題、貧困問題に取り組み、党内幹部議員にも率直にもの申す後藤田氏に、現在の自民党と、選挙後の政界について訊いた。
北東アジアにAUをつくるのが夢
欧州がEUでひとつになれるならアジアもわけない(後藤田)
靖国には西郷が祀られていない
国を思うあまり反逆することもある、と言う(佐高)
■浮躁中国17
ウイグル暴動
炸裂した民族矛盾
興梠 一郎
新疆ウイグル自治区の暴動事件は、長年にわたる民族差別が原因とされる。
チベットと並び、中国の火種と言われるウイグル問題だけに、解決は容易ではない。
中国の民族問題の根の深さが、またひとつ露呈した。
■「アイヌ=先住民族」国会決議から1年
平田 剛士
「政府はアイヌを先住民族と認めよ」と衆参両院が決議して1年がたった。政府は新施策の準備を進めるが、差別と抑圧の歴史に終止符を打ち、アイヌ民族復権を実現するには、多数派和人の社会こそ、真摯に過去の清算に臨む「覚悟」がいる。
■「白バイ事件」で浮かび上がる「高知県警の犯罪」
証拠偽造などで服役者が国家賠償請求の訴え
粟野 仁雄
白バイが停車中のバスに衝突して警官が死亡した際、バスを「動かした」として有罪が確定した運転手・片岡晴彦さんの冤罪事件が
昨年一一月二一日号の本誌で報じられ、大きな反響を呼んだ。その後明るみになった、権力の証拠偽造の手口を暴露する。
■タミフル全面解禁の道を開いた
「新型」インフルエンザの正体
浜 六郎
秋以降の第二波で強毒化するかもしれないとインフルエンザのワクチン製造を促し、
パンデミックをあおる論調が止まらない。さらに今回の騒動を機にタミフルが全面解禁となった。
その危険性を指摘してきた筆者が、これまでの騒ぎを検証する。
■ドイツ・チェコ・ガーナ訪問
大統領オバマの歴史認識
梶村 太一郎
黒人・白人の人種、イスラム教・キリスト教の宗教、アジア・アフリカ・米国・欧州の地域性など、
あらゆる国際的カラーを秘めた希有な大統領であるバラク・フセイン・オバマ。
彼が行なったいくつかの演説からその歴史認識を読み取る。
■痛憤の現場を歩く99
小泉4代目が総選挙に出馬する神奈川11区
労働者派遣といくさの思想から脱却できるか
鎌田 慧
麻生太郎首相は7月21日、衆議院を解散、8月30日の投開票日まで40日間という
異例の長期戦がスタートした。国会議員の世襲問題でも麻生自民党はブレ続け、
今回は制限は見送られた。その恩恵を受けたのが、小泉純一郎元首相の地盤を
引き継ぐ二男の進次郎氏だ。小泉4代目が出馬する地元を歩いた。
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2009-7-31 10:08
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759号目次
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759号目次PDF
759号の注目記事
■ソマリア沖で自衛艦がやっていること
海賊からの「民間船舶警護活動」は必要だったのか
半田 滋
無理矢理任務を拡大してソマリア沖まで自衛艦を派遣しながら、「警備」するはずの船舶は見込み外れの少数規模。だが、今度は対潜哨戒機や陸自精鋭部隊まで駆り出す騒ぎに。裏にあるのは、「日米同盟」のために海外派兵の実績を作ろうとする政府の思惑だ。
■痛憤の現場を歩く98
チッソを救済し患者を切り捨てる「水俣病救済特措法」
被害者の苦難に対する自公民の無知と不見識
鎌田 慧
劇症型だけが水俣病患者ではない。
有機水銀による中毒が原因だから、少量でも少量なりの健康被害が出る。
だから、水俣病の全体像さえわかっていない。だが、いや、だからこそ、
自公民は救済範囲を狭め、「チッソ救済法」というべき特措法を成立させた。
多くの患者たちが憤っている。新法による偽りの救済を拒否する患者たちの闘いは続く。
■勝手に自由に生きさせろ! “労働/生存運動”のいま
編集長連続インタビュー 10
東海林智さん 『毎日新聞』記者
聞き手 北村肇 本誌編集長
メディアの感度が鈍くなった
六月末で解散した「年越し派遣村」実行委員会。その仕掛人の一人が、『毎日新聞』記者のこの人だった。
貧困問題をはじめ、人間の生存にかかわる大事な現場には必ずいて、
冷静に、だが熱い怒りをこめた記事を読者に届ける。
ときには現場で運動の “手伝い”をしていることもしばしば。
北村本誌編集長とは、『毎日新聞』時代の先輩・後輩にあたる。
媒体は分かれても、メディアに生きる “同志” として、熱いエールの交換が繰り広げられた。
■教科書があぶない2009
教科書採択 全国各地で攻防がはじまった
扶桑社版も自由社版もNO
「つくる会」が分裂し、「あぶない教科書」が扶桑社版と自由社版の二つ出揃うことになった。そのいきさつ・中身については前号(七月一〇日)で報告したが、今週号では全国の採択地での現状と反対運動の取り組みなどを報告する。
◆栃木県大田原市・栃木市
大田原市で再び扶桑社版採択
星 徹
◆東京都杉並区
山田区長の下で再び採択の危機
星 徹
◆東京都・滋賀県・埼玉県
「有志の会」が請願署名活動
星 徹
◆愛媛県
成果を挙げた「住民訴訟」
生田 暉雄
■命つづくかぎりあの日の記憶を
『「夏の雲は忘れない」1945・ヒロシマナガサキ』
村上 朝子
被爆をめぐる記憶を語り継ぐことに
情熱を燃やしつづけてきた一八人の役者たち。
二人は亡くなったが、今年も全国各地で舞台に立つ。
◆「読み手は自分の生き方を問われます」
日色ともゑインタビュー
■またも草の根運動が勝利
「債務保証」をターゲットに米国で原発建設に追い打ち
田淵 温子
経済危機の中、米国での新規原発建設が困難になっている。大メディアでは報道されていないが、オバマ大統領の景気対策法案から、原発の新規建設への債務保証約五〇〇億ドルが削除された。ここ数年の反対運動の成果が議会を動かした典型例だ。
■シリーズ 生きている労働組合25
京都大学時間雇用職員組合 ユニオン・エクスタシー
大学非常勤職員を「使い捨て」にするな
新たなつながりを生んだ「生存運動」
白崎 朝子
本誌七月三日号で東京大学の事例を報告した職員の「五年で雇い止め」問題は、「自由の気風」を謳う京都大学でも起こっている。ユニオン・エクスタシーは、京大正門前クスノキ下にテントをはり、二月から無期限ストライキに突入。ユニークな活動を通して、学生や教職員だけでなく、過酷な労働環境下や不安定な非正規として働く労働者の共感を呼ぶなど、大学内外に、国立大学の独立行政法人化が招いた「雇い止め」問題を訴え続けている。
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2009-7-31 10:07
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760号目次
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760号目次PDF
760号の注目記事
■野望渦巻くデジタル書籍化
グーグルの著作権侵害に
刑事告訴で対抗せよ
明石 昇二郎
インターネット検索最大手「Google(グーグル)」が
世界中の書籍を次から次へと無断でスキャンし、商売に使おうとしている。
その数はすでに七〇〇万冊にのぼり、本誌編集委員らの書籍も含まれる。
「知的財産の征服行為」に対し、著者や出版社はどう対応すべきか?
■自由民主党衆議院議員
「危機と戦う! セーフティネット政策議員連盟」世話人・幹事長
片山さつきさんに聞く
聞き手 北村肇(本誌編集長)
小泉政権に投じた“ロス・ジェネ”を
失望させたくない
政権交代も予想される総選挙が近づく中、
旧態依然にみえる自民党にも若手を中心にさまざまな新しい動きが出ている。
四年前の郵政解散選挙で、財務省から政界に転じた片山さつき衆議院議員もそのひとり。
「危機と戦う!セーフティネット政策議員連盟」幹事長を務めるなど、貧困問題に取り組む。
小泉政権が推し進めた構造改革と、格差・貧困の拡大との関係をどう考えるのか。
この国のゆくえにどんなグランドデザインを描くのか。
■三菱重工を中心に
再び動き始めた
軍需利権ルート
野田峯雄
日米の軍需利権を扱っていた日米安全保障議院協議会が秋山直紀氏の逮捕後、潰れた。これで軍需利権の集合体は消えたかに見えたのもつかの間、再び日米の防衛族を結びつける組織が生まれた。
■ゼネコン利権・諫早干拓事業反対者を切り崩しか
麻生渡・福岡県知事の漁協潰し
李 隆
福岡・熊本・佐賀・長崎の四県にまたがる有明海内にある諫早湾(長崎)の干拓事業。
干潟はヘドロに沈み、ムツゴロウが死滅して一三年目の今、漁協が喰われている。
全国知事会長の麻生渡福岡県知事は、佐賀地裁が下した諫早湾堤防開門命令を忘れたのか。
◆採掘量虚偽報告疑惑
ゼネコンは未採取海砂を不正請求したのか
■アスベスト被害を歩く
同じ空気を吸っていたのに
一・五キロの外は救済なし
永尾 俊彦
死者三一三人。兵庫県尼崎市にあった大手機械メーカー・クボタ(本社・大阪市)の
旧神崎工場の労働者と周辺住民らの石綿による死亡者の、この六月までの総計だ。
尼崎市東部の狭い地域で、まさに死屍累々たる被害が出ている。
「クボタショック」から四年になる尼崎市を歩いた。
■闇に葬られる非正規の労災
野村 昌二
非正規労働者の労災が急増している。
衛生陶器最大手「TOTO」で働いていた男性は、
「偽装請負」の末に亡くなった。年老いた両親は会社を提訴。
雇用だけでなく、職場の安全も脅かされている非正規労働者たち。
亡くなった男性の両親の想いを中心に、
非正規の労災の実態を伝える。
■佐藤優の歴史人物対談7
ベルンシュタインと語る
民主的な漸進的変革で社会主義を実現する
日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案は
昨年の臨時国会から提出されていたが、一度も審議されず廃案となった。
これでは、生活が不安定なフリーターは増え続ける一方だ。
貧困問題の解決に、議会は、民主主義は本当に役に立つのか。
国会議員を長く務めたベルンシュタインの考えを聞く。
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2009-7-30 18:32
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757号目次
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757号目次PDF
今週号の注目記事
■日本郵便残酷物語
小泉郵政民営化の成れの果て
鯨井 雄太
昨年のお中元シーズン、ひとりの青年が汗だくになって大阪の町をお中元配達に走り回っていた。
あるときは配達先の住人から不審がられ、あるときは誤配にどやしつけられる……。
郵政民営化後のお中元配達現場、そこで彼が見たものとは?
■北朝鮮情報機関の元高級幹部が証言
北朝鮮の狙いは核弾頭より在日米軍基地
斉藤 光政
「実質的な戦争体制に突入していた」。新型ミサイル発射や三度目の核実験を進めているとみられ、「挑発」をエスカレートさせる北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。今年四月に実行された「長距離弾道ミサイル」打ち上げの際、軍部は全面戦争をも辞さない「戦時体制」を発令していたことが、北朝鮮情報機関の元高級幹部によって明らかになった。在日米軍基地を抱える日本の本当の「脅威」とはなにか。
■乾いた大地で生きる子どもたち
ブルキナファソ
文 アグネス・チャン
写真 新藤健一(日本ユニセフ協会提供)
アフリカ西部のブルキナファソでは一九七三年の大旱魃以降、降雨量が減ったり大洪水が起きるなど、地球温暖化が原因と思われる気候変動が起きている。その影響で仕事を変えたり、移住を余儀なくされる人々までいるという。四月末に現地を訪れたアグネスさんに報告してもらう。
■従軍リポート アフガンをゆく(6)
至難の用水路建設20キロ
中村哲医師はタフだった〜ペシャワール会・現地ルポ(上)
文と写真 白川 徹
■高遠菜穂子リポート 破壊と希望のイラク
メソポタミアの地で出会った人々 第7回
迫害され殺されるジャーナリストたち
埋没するイラク報道
■シリーズ生きている労働組合24
東京大学職員組合
法人化が招いた雇い止め 仕事も予算もあるのに「期限だから」
小林 拓矢
単に五年の期限がきたから雇い止め――東京大学で、短期間勤務職員の雇い止めが起こっている。きっかけは五年前の独立行政法人化である。労働者の能力が劣っているからでも、経営が厳しいからでもない。規則を盾にした一律の雇い止めである。これに対し、正規・非正規を問わず、東大で働く人なら誰でも入れる組合、東京大学職員組合は抗議活動を行なっている。教員にとっても不便で不合理な規則。抗議の声は組合の枠を超えて広がっている。
■介護に疲れているあなたへ1
介護を受ける方も、する方も、元気になるように
がんばらない介護生活を考える会
介護疲れによる殺人や自殺などが相次いでいます。
がんばりすぎていませんか?
一緒に解決法を見つけましょう。
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