2012 年 2 月 4 日

昨春以降の活動を駆け足でふりかえる(5)

 一月の上旬には終わらせる予定だったこのシリーズですが、もう2月になっちゃったよ。今日はじめて見た人からすれば、節分の声を聞いてからまだ「昨年をふりかえる」って何をやっているんだこいつはってとこですね。今までなら、もうやめようかであいまいにしてきたところですが、こっから先はしばらく画像アルバムで報告したものが続くので、そんなに細かく書く必要もないと思う。だからとにかく今回は最後までいくよ。しかし春までに終わるのかね。

木の根ペンション・プール開き
◆ついに!木の根プールで泳いだよ

 さて、7月ですが、17日には木の根ペンション20年ぶりのプール開きに行ってきました。これは主に旧熱田派系の人が中心ですが、私は中野由紀子さんら勝手連の皆様と前日の16日から準備作業に参加、さらに翌18日の反対同盟(いわゆる北原派)主催の緊急集会にも参加しましたので、三里塚に二泊三日となりました。
 これは画像報告にかなり詳しく書きましたから、詳しくはそちらを見てもらうでいいですよね(→こちらを参照)。よって以下は具体的な報告というより感想になるかな。
 あっ、でも動画を編集も掲載もしてないΣ(゚□゚ 今さらだけど見たいですか?動画の編集は非力なパソコンだと、すんごくストレスたまる、めんどい作業なので、最近は後回しにしてしまいます。うーん、まあ、未編集の携帯動画がたまってるので、そのうちぼつぼつやるかなあ。

 しかし私みたいに、ごくたまに手伝いに来ていただけの者が見ても感慨無量でしたよ。20年間放置されたまま、大量の泥がたまって緑色の沼と化していたプールを、まる一年がかりの作業でよみがえらせたわけですから。木の根と言えば、やはり死ぬまで土地を売らなかった開拓農民・小川源さんのことが思い出されますが、きっと源さんも空港に覆われて荒れ果てた、今の木の根を寂しく思っていたでしょう。そしてこの日のプール開きに、昔みたいにたくさんの人が集まってくれたことを喜んでくれているに違いないと思います。

 とりわけこの日のプール開きには、三里塚闘争のことなんて何も知らない若者がたくさん来てくれたことが嬉しい。まあ、いつまでたっても「何も知らない」ままなのはどうかと思うが(笑)、「生まれた時にはとっくの昔に反対同盟は分裂してました」「その両派の違いって見ててもよくわかりません」的な人には、やはり世代ギャップを感じました。部外者から見たら、そんなに対立するほどの大きな違いには見えないみたいです。「過激さの度合い」が違うくらいにしか思えないみたい。うーん、まあそういうもんかねえ。私らの世代にしたら、その違いは路線的なものだったわけですが。

 でもとても楽しかったですよ。プールで泳いだのも、模擬店(?)の店員やったのも、コンサートも、太鼓たたいてチャングを踊ったのも、具体的なことは画像報告のほうに譲りますが、こういうプールだのペンションだのの取り組みだって、原則的な農地死守の闘い(現地攻防)と立派に両立すると思います。ドリルの先端みたいな闘いは必要だけど、それを支えるためにも、広範に裾野を広げるような活動も大切で、それはそれで頑張るべきかと。ところがそれを具体的な敵の攻撃が迫っている目の前で、「あんな決戦主義じゃダメだ」とペンションやプールやコンサートとかを現地攻防に対置するものとして語るからおかしくなる。それじゃとりわけ空港用地内の農民の中に不満を持つ人が出ても当たり前だし、そういう不満を持つことを、ただの「誤解」だのなんだの「わかってない」みたいに言うこと自体がおかしい。

 一方でその逆に、「ペンションやプールやコンサートなんかやることは闘争の破壊だ、だからそんな奴はやっつけてしまえ、それが闘争勝利の道だ」というのも全然違います。ペンションやプールだって、空港会社にとっては嫌なものであり、目の上のたんこぶには違いないのです。それを同じ空港反対派がぶっ潰して取り除いてくれたら、政府−空港会社は困るどころか大喜びで、今度は残ったその実力闘争派のほうに弾圧を集中させてくるだけのこと。
 また、今のペンションやプールに集まってくる若い人々は、かつての人々と(良くも悪くも)同じではありません。年配の方の中には今でも「一坪再共有化運動最強伝説」にこだわっている人もいます。それはご自分の人生の総括がかかっていることなので、少なくとも第三者が軽い気持ちで否定はできないけれど、世代も変わってもっとフリーに物を考えられる方も出てきています。また、これらの施設も今や反対運動全体にとっても貴重な拠点の一つでもあるということは理解してほしいと思います。

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2012 年 1 月 31 日

「想定外」の大結集でテント撤去を阻止したぞ!−経産省前

◆ひとまず勝ちましたが油断大敵

 更新が遅れて申し訳ありません。先ほど夜勤から戻りまして、少し仮眠してまた仕事です。その前に簡単にご報告…といっても、すでにいろいろな所で報告されていて、マスコミでも報道されていますが、テント村の撤去はひとまず阻止されました。

 撤去期限直前の夕方4時からはじまった抗議行動には、平日にもかかわらず急を聞いて多くの人がはせ参じました。午後4時の開始時点でテントの受付に名前を書いた人だけで400人。通行人のための通路を確保し、さらにテントを包囲しようとする大量の警官隊もやってきて、テント前はギュウ詰めの大混雑。午後5時を回るとさらに人は増えて、受付に記名した人だけで750人に達しました。おそらく実際には800人以上いたと思われます。撤去期限をはさんだこの行動はネット動画の「USTREAM」や「ニコニコ動画」などのサイトで生中継され、全国で一万人以上が視聴していました。

 さらに経産省に届いた「撤去するな!」という抗議のメールやファックスは、撤去期限までのわずかな期間に8000通を越えたそうです。経産省の役人が「福島からも抗議がきていた」と言っていたそうで、わざわざ「福島から」と口に出すのですから、特別に福島県民からの抗議が多かったり強かったりしたのでしょう。さらに緊急に実施されたネット署名はツイッターを通じてものすごい勢いでそのURLがリツイートされ続けて急速に拡散、署名数が1万人を超えるのに12時間とかからず、一日足らずで2万人を突破。撤去期限までに3万5千人を超える人が署名しました。おまけにフランスの元環境相が、今回の撤去勧告を聞いて、テント村と枝野経産相に緊急メッセージを発するということまでありました。

 私なんか「抗議行動の開始時点で最低でも50人、最終的には200人くらいは集まらないとまずい」とか思っていた(経産省や警察もそれくらいとふんでいたのではないかな)ので、この「想定外」の大結集には嬉しい驚きを隠せません。私の危機感と怒りは広範な人々によって共有されたものだったことが本当に嬉しい。これだけの人間を暴力的に排除するためには、完全武装の機動隊2000人くらいを動員して女性や子供にも襲いかかり、まさに阿鼻叫喚の大混乱を作り出さねばできない。しかも一万人の視聴者の目の前で。それはたちまち国内のみならず全世界にニュース配信されるでしょう。もはや当日の撤去はこの時点で不可能になりました。今回の枝野さんの撤去勧告は、かえってテント村へと世間の注目を集め、その知名度や影響力、支持者を増やす結果になったのです。

 なお、ネット署名は撤去を阻止したことで現在は落ち着いていますが、今も5万人を目標に署名は受付られています。決して撤去勧告が撤回されたわけではないので安心せず、まだの方は是非、署名をお願いします。

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2012 年 1 月 27 日

経産省前テント広場の撤去命令に抗議するアクション(集会・ネット署名)

大飯原発再稼働を認めるかどうかのストレステストをめぐる専門家会議を、再稼動慎重派と傍聴人を締め出し、原発推進派だけで開催!再稼動容認!
★経産省のテント撤去命令に心底からの怒りをもって抗議し、
 再稼働阻止・脱原発のためにテントひろばを守り抜こう!
★本日 午後4時〜6時の抗議行動に全ての人々の参加を!
★仕事帰りは6時以降になっても、とにかくテント村に向かおう!
★遠方の方は下記のネット署名、抗議メールにご協力を!


 枝野”ただちに問題はない”大臣が「1月27日(金)17時までに」経産省前テント村の撤去命令を出しました。これに対し、テント村運営会議は、撤去期限である本日16時〜18時にテント村で抗議集会をおこなうことを決定。

 なにぶん平日の夕方で、しかも急ですから、私も含めて仕事場の都合がつかず、なかなか集まれない人も多いと思います。ですが、人が少ないと右翼の襲撃や機動隊による暴力的排除の可能性があります。関東近郊の人は仕事の都合などでたとえ18時以降になってもいいから、とにかく本日中にはテント村に集まろう(地図)。

 遠方で集まれない方は、以下のサイトより署名をお願いします。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【福島の母たちと立ち上がる○○時間】(ネット署名)


 枝野経済産業大臣のテント村への退去命令に抗議し、考えを改めてもらうための署名です。撤去期限前24時間で2万人以上の署名を目指しています。○○の部分には残り時間が入ります。18時間前現在で16,102 名が署名しています。今も猛烈な勢いで増え続け、Twitter.上でもRTされまくっています。時間がありません。寝る前、出勤前など、これを見たら今すぐに署名してください

 枝野大臣と経産省は、電力需給に関するほぼ嘘の発表がばれ、さらに先日の大飯原発再稼働のための儀式(専門家会議ともいう)でさえ、公開の原則を捻じ曲げて、傍聴人を排除した上でなければ儀式を執り行うことがかなわなかった。ところが、この密室での儀式と傍聴人排除に対する市民たちの原則的な抗議によって、「シャンシャン会合」になるはずが、会議のすべての正当化根拠がはぎとられ、「とにかく再稼動ありき」の欺瞞性が満天下に明らかになってしまいました。今回の撤去命令は、このことにぶちきれ、追い詰められた枝野大臣と経産省による、市民運動への報復としての側面が強い。

 ぶちきれた枝野”ただちに問題はない”大臣は、まるで抗議した市民を暴徒か何かのように誹謗中傷し、「傍聴人排除」を「反対派乱入」であるかのように、事実をまっ逆さまに捻じ曲げた。ところがこれまで市民VS政府の場合、政府側の言い分しか伝えてこなかった多くの報道機関が、意外にもわりと公平に中立の記事を書いてしまった。従来通りに政府の一方的な見解を垂れ流していたのはNHKと日テレくらいか。

 ブロガーの中には、この枝野さんが垂れ流す一方的な主張にそって、市民を批判するエントリを書いている人もいるが、いったい何を考えているのかと思う。「乱入」されたはずの委員でさえ、傍聴人排除と密室協議の儀式という状況に耐えられず、怒って席を蹴った人が二人もいるんだぞ。経産省が導入した機動隊でさえ、抗議の市民側が整然として何らの違法行為もしていないから、逮捕はもちろん強制排除さえできなかったんだぞ。マスコミもちゃんと報道している通り、市民が経産省に乱入したのではなく、経産省が傍聴人を排除しようとして混乱したのだ。なのにおまえらこの重大な事実を前にして、何を寝ぼけたこと言ってるんだ!

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2012 年 1 月 25 日

政府試算「全原発停止でもピーク時に6%余裕」を伏せ「1割不足」と発表していた

原発なしでも電力は余っている
 経済産業省は今年の夏の電力需給について、「原発ゼロ」の場合、9.2%の供給不足になるという試算を発表しており、それが原発再稼働論者の根拠になっていました。ところが新聞報道によると、実際には「記録的猛暑だった2010年夏の需要+全原発停止」という前提で計算しても、まだ6.0%の余裕があると政府が試算していたことがわかりました。この結果は昨年8月にわかっていましたが民主党政権はこれをふせていました。

 この「9.2%の不足」のカラクリは、1)電力会社が調達可能な再生可能エネルギー(原発約7基分)をゼロで計上。2)火力発電所の定期検査をわざわざ需要ピークの8月に実施すると設定。3)大口契約者への「需給調整契約」による削減もゼロで計上。4)「揚水発電」などの供給力をできるだけ低めに設定など、大変に強引なものです。特に(2)はあまりにも露骨すぎるな。

 当時の菅政権が、よりな細かな実態を把握することを目的に、経産省に試算の根拠データの提出を求めて、内閣(首相)直属のチームで具体的に再試算したところ、上のような事実が明らかになったということのようです。さらにこれは記憶にも新しい過去最高の歴史的猛暑で、かつ何らの節電対策もしていなかった2010年度の実績という、いわば最悪の事態を想定した慎重なシナリオですから、現実にはさらに大幅な余裕があるわけです。繰り返しますが、それは「現状でも」ということではなく、「今稼動しているすべての原発を停止した場合」にそうだということですよ。

 つか、最初に経産省が発表した時に誰も気がつかなかったのか?根拠データを隠していたということか?まあ、反・脱原発運動の側では、「原発なしでも電力は足りているどころか余っている」と主張してきたわけで、また一つ、原発反対派のほうが正しかったということが明らかになった形です。誠に遺憾ながら(そして今さらながら)こと原発に関しては、私たちは自国政府、とりわけ経産省の言うことは何も信用できないことがまたわかりました。頼みの綱は原発反対派の原子力専門家と外国報道だけというトホホな状態。特に自国民保護ではなく、原発利権派の利害を代表している経済産業省官僚は万死に値する。経産省・保安院・IAEAは、若狭大飯原発3・4号炉の再稼動計画を中止せよ!(→緊急署名へ!

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2012 年 1 月 24 日

地球に酷似した惑星見つかる−せっかくの夢をオカルトまがいにしないでほしい

※昨年の12月初旬に書いたミクシィ日記からの逆輸入です。基本的にミクシィとブログでは、なるべく違うことを書くように努力しています。が、最近はちょっと重なりつつあります。頑張ります(汗
———–

ケプラー22
 昨2011年12月5日NASAより、太陽系外にある地球型惑星を探すために2009年に打ち上げた探査機「ケプラー」が、「生命誕生の可能性がある圏内に位置する、極めて地球に似た惑星を初めて発見した」との発表があり、大きな話題になりました。

 この惑星は「ケプラー22b」と名付けられ、半径が地球の約2.4倍で、地球からの距離は約600光年。生命にとって必要不可欠な水が存在する可能性があり、仮に同惑星に地表と大気が存在すれば、気温は摂氏約22度という「非常に快適」な温度になるとか。地球外生命体調査の大きな手掛かりになると期待が寄せられているそうです。(参照記事→CNNロイター

 子供の頃からこの手の宇宙の話やSFは大好きで、こういう話題には胸が踊ります。けど、一部の方のミクシィ日記を読んで思ったことなのですが、やはりオカルトと科学をごっちゃにするようなことはいけないと思います。それは男性で言えば、ポルノ小説と現実の恋愛をごっちゃにして女性を見るような態度です。何百光年先までの恒星間飛行や「ワープ航法」、それを前提とした未知なる生命体とのコンタクトの話は楽しいですが、空想と現実のけじめはつけないといけないと思うんですよ。

 今回のニュースで話題の「ケプラー22b星」は約600光年先にあるそうです。600光年というと、光の速度で600年の距離というのは、今時子供でも知っています。で、この単位に慣れてすぎると「1光年」とか「0.5光年」というと、なんか比較的近いように感じてしまう。光の速度で8分ちょっとの太陽なんてすぐそこだとか(笑)。

 さっぱり実感がわかないので、人類最速の移動手段であるロケットでどのくらいかかるか計算してみました。
 ネットでざっと検索すると、一光年は約9兆4千600億キロだそうです。なら600光年はざっと5京6千760兆キロになる。
 ロケット(スペースシャトル)の速度は27875 km/時だそうだから、66万9千km/日、2億4418万5千km/年。
 これで1光年進むためにはだいたい3万8636年くらいかかる計算になり、600光年先の「ケプラー22b星」を目指すとすれば、片道だけで2324万4671年!往復だとさらにその倍。

 地球上に、直立二足歩行をする猿人が出現してからでも、まだ600〜500万年くらいしかたっていない。なのに2300万年ですよ。って、思わず24万4671年も端数扱いしちゃったよ。その「端数」の24万年前でも、まだ現生人類(ホモ・サピエンス)は登場していない。一人の人間にとっては最後の71年でも無理。

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2012 年 1 月 23 日

鈴木加代子さんのブログが再開されていました

鈴木加代子さんのブログ「農家便り」 先日、鈴木謙太郎さんの訃報をお伝えしましたが、鈴木加代子さんのブログ「農家便り」が再開されていました。突然のご不幸で心身ともにバランスを崩して入院されていたそうで心配しています。お通夜からご葬儀までの記憶がうっすらとしか残っておられないそうですが、私の知り合いや親戚でも、やはり突然に近しいお身内を亡くされた方はみんなそうでした。葬儀のあいだの記憶がまったくないという人もいました。その心労はさっするにあまりあります。

 何かコメントを残そうと思いましたが、結局、何を書いていいのか言葉がなく、今のところはブログ訪問だけで失礼しています。ただ、加代子さんらご家族が悲しみの中で前を向いて生きていこうとされているときに、私ごときのような者が、いつまでも自分にこだわってぐちぐち悩んでいても仕方がないばかりか、ご家族の皆様に失礼でさえあろうと思います。

 私ごときに何ができるのだろう、何をすればいいのだろう、今はまだ考えてもわからなくなるばかりですし、「模範解答」みたいなことも言いたくありません。一歩一歩考えながら、自分にできることを考え考え、あせらずに牛歩の歩みで確実にやっていきたいと思います。
 謙太郎さん、気がつくのが遅くなってしまいましたが、どうか見ていてください。

心配をお掛けしました(農家便り)
少し前向きに(農家便り)

鈴木謙太郎さんが逝ってしまった(ブログ旗旗)
昨日のエントリに関する自己批判(ブログ旗旗)

 

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2012 年 1 月 22 日

昨春以降の活動を駆け足でふりかえる(4)ー6・11集会をめぐって

 昨年は忙しくて参加した闘争の報告を全然書かなかったので、まとめて書いてすっきりしよう企画の第4回です。今回は全然駆け足ではなくて、6・11集会のことだけで一エントリー使ってしまいました。いろいろと集会報告以外で書くことがおおかったものですから。。。

◆戦旗派同窓会(笑)で新宿に乗り込む

 さて、ようやく6月分ですが、この月は、6・11新宿・原発やめろ超巨大サウンドデモに参加しました(→動画報告画像報告)。この日は数千人から1万人規模のデモが都内3箇所で同時多発で実施されました。だいたいまあ、左翼系は芝公園、エコロジー系は代々木公園、高円寺集会からの非左翼雑多系が新宿公園と、大きくわければそんなとこでした。もちろんこれ以外に、以前から反原発運動を地道にやってこられた市民・住民運動の皆さんもおられますし、とりわけ新宿公園は「誰でもウェルカム」という姿勢でしたので「芝にも代々木にも行けない」ような人、たとえば市民運動潮流からは嫌われまくっている中核派系の人たちが押しかけ的に参加したり、一部の共産党の人たちも会場に来ていたりしました。だから必ずしも厳密にきっちりした線引きができるわけでもないし、すでにそういう線引きが厳密にできるような時代でもない。あくまでも大雑把な傾向です。

 とりあえず、私の知り合いとか、古くから名前だけはお聞きしているような、左翼または市民運動界隈では名前の知れた人はだいたい芝公園にいきました。私も今回はどうしようかなー、新宿のほうがおもしろそうだけど、一度は芝に行かないといかんかなーとか、いろいろ考えていましたが、普段からメールのやりとりなどで細々と交流のある、旧戦旗・共産同の元活動家の間で、「新宿に行こう」「新宿にいきたい」という声があがりまして、元戦旗派の人たち20人くらいで新宿集会に参加することになりました。

 今まで戦旗派を離脱してから、一度も集会などには参加したこともないという人まで、わざわざご自分から連絡をとって是非にと参加された方までおられました。もうとにかくみんな、東電や政府が引き起こした原発震災の深刻さ、そしてその後に人々が自発的に抗議に立ち上がっているという状況に、居ても立ってもいられない、自分も微力ながら何かしたいという焦りにも似た思いにじりじりしていたのです。

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2012 年 1 月 21 日

昨春以降の活動を駆け足でふりかえる(3)

 さて、昨年は(ブログでは)参加した闘争の報告を全然書かなかったので、まとめて振り返ってみよう企画の第3回です。やっと5月後半です。先を急がないといけないのですが、今回は時間がないので5月分だけにします。

5・20 天神峰現闘本部裁判 高裁判決闘争 まず、三里塚天神峰現闘本部裁判の5・20高裁判決闘争です。これは何度か書いてますね(→画像報告ブログ記事1ブログ記事2)。ご存知の通り、裁判所内で50名もの不当逮捕事件がありました。私もいつの間にか気がついたら逮捕されてたんですが、そちらのほうばかりに注目が集まってしまい、裁判の内容自体、その無茶苦茶さなどにはあまり言及されてないきらいがあります。

 一番の争点である地上権の存在、その前提となる内部木造建物が現存しているかどうか、それらについていっさいの証拠調べをしなかった。とりわけ木造建物の存在の調査については、空港会社側も含めて原告・被告双方が同意しているにもかかわらず、裁判所がこれを許可しなかった。普通、空港会社側が「必要ない」とか主張して、裁判所が一方的に空港会社の主張を擁護することをもってして「不当な訴訟指揮」という。それが、空港会社側も必要を認めて「やりましょう」と言っているものを、裁判所が「いや証拠は調べないから」とはどんなやねん!という話であって、それで判決文なんか書けへんやろと。要するに空港会社の主張をそのまんま判決文に書くために、それが不可能になる証拠は記録に残らないようにするということであって、いわば裁判所が当事者化してしまっているわけです。

 こういった手続きの問題、判決の内容、さらには強制執行をめぐる法的な手続きの問題など、とりわけ訴訟法、民事執行法、行政法などの法律を学んでいる人は、是非とも詳しく調べて知ってほしい。なんでこんな違法につぐ違法がスルーされていくのか。これでどうやって納得しろというのか。運動の側の「違法行為」などお前らが言う資格があるのかと。むしろ無法行為に異議を申し立て、体を張って止めているのだから、賞賛されこそすれ、無法者どもに非難がましいことを言われる筋合いはまったくないわけです。自分にとって都合のいい時にだけ法律を持ち出すなと。逮捕の時の状況などもふくめて、これはやはり法を学んだ者のはしくれとして、まとめておく必要があると思いますが、やりだすと長くなるので、今回はこのへんにしておきます。

 それで、前に書いたように、逮捕時の状況を知った検察官が「これはまずいことになる」と思ったか、私は勾留延長がつかずに2泊3日ですぐに釈放されました。同時に釈放されたのは反対同盟の農民と、廊下で弁護士を待っていただけの弁護士事務所の職員です。この職員さんはちゃんと自分は弁護士事務所の職員で、たまたま仕事でここにいるだけと申し立てたにもかかわらず、公安刑事さんから「そんなの関係ねえ!」と田母神さんみたいな暴言を吐かれて逮捕された。つまり言い訳無用の完全100%の誤認逮捕なのですが、なんの謝罪もなく、普通の被疑者として「釈放」されています。つまりこの人は指紋とられて「前歴」がついちゃったわけで、これはもう本当に酷いです。どの面さげて法治国家でございますと言えるのか?さらにこの事実は、その場で「暴れていた人」が逮捕されたのでも何でもないということを雄弁に物語っています。

 一方で、「全員釈放」では公安警察の顔が丸潰れなわけですから(結局最後は「全員釈放」の大敗北だったわけですが)、何かの運動体や党派に属している人には何やかやの言いがかりをつけて勾留延長がつきました。その中には当日、現場の前の公園であった、裁判員制度反対集会に参加しにきて、時間があったのでちょっと見に来ただけという人も数人いました。これも自分がなんで逮捕されるのかわけがわからないうちに引っ張られたわけで、おまけに政府と違う意見の運動をしているからということで勾留延長までつけられたわけですから、本当に気の毒な拉致被害者としか言えません。

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