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わたしには夢がある-6・13緊急行動の成功によせて

(動画を再生しながらお読みください)

今日、明日、仮に困難が待ち受けていようとも私には夢がある。 「万人は生まれながらにして平等である」、この理念が真の意味によって地球上に実現する日が来るという夢が。

私には夢がある。いつか、私の幼い子どもたちや、蕨市のカルデロンN子さんが、その国籍や肌の色でなく中身で判断される、そしてそういう地球のすべての場所を自由に往来できる日が必ずくる。

私には夢がある。 差別主義者がはびこるネット言論、右翼文化人は口を開けば国権優位、政府は難民申請の拒否で忙しい、そんな国にもいつかきっと、幼い朝鮮人の少年少女が幼い日本人の少年少女と手と手を取り合って兄弟のように仲睦まじく暮らしていける日が来るという夢が。

私には夢がある。いつか、京都鴨川の河原に、かつてこの地で外国人排斥を掲げてデモした人々の子孫たちと、彼らの「運動」に不安な日々を強制された人々の子孫たちが一緒に座り、友愛のテーブルを囲む日が来るという夢が。

その信念を抱いて私は生きて行こう。この信念があれば、絶望の山から希望の石を切り出すことだって叶う。この信念があるなら、この国に溢れる騒々しい不協和音を友愛の美しいシンフォニーに変えていくことだってできるだろう。この信念があるからこそ我々は共に働き、共に語り、共に闘い、共に牢に入って共に自由のために立ち上がることができる。
いつかきっと、いつかきっと、世界中のすべての人が自由になる日が来る、そう信じればこそ。

その日…その日、地球上のありとあらゆる人々は新しい意味を込め、こう歌うのです。

わが国は汝の国、自由の地なれば、ここに謳わん。
ここは父が骨を埋めた地、巡礼開拓者の誇り高き地なれば、
ありとあらゆる山腹から自由の鐘よ、鳴れ!

もし人類が真に偉大な種であるならば必ずやその日は来るだろう。だから、
食べる物もなく路上で暮らす仲間たちよ自由の鐘を鳴らそう。
長時間・低賃金で使い捨てられる仲間たちよ自由の鐘を鳴らそう。
軍事基地に土地と生活を奪われた仲間たちよ自由の鐘を鳴らそう。
生きることを「犯罪」と罵られた仲間たちよ自由の鐘を鳴らそう。
辛苦の果てに切り開いた農地を一言の相談もなく奪われようとする仲間たちと共に自由の鐘を鳴らそう。
すべての差別と抑圧に苦しめられる同胞たちと共に自由の鐘を鳴らそう。

まだ終わりではありません。

パレスチナの雄大な山々から自由の鐘を鳴らそう。
ニューヨークの巨大な丘の頂から自由の鐘を鳴らそう。
北朝鮮の白頭山の頂から自由の鐘を鳴らそう。
チベットの崑崙山脈から自由の鐘を鳴らそう。
日本中の丘という丘、山という山から自由の鐘を鳴らそう。
ありとあらゆる山腹から、自由の鐘よ、鳴れ!

そして自由の鐘が鳴るその時、
すべての村、すべての部落、すべての町から自由の鐘が鳴り渡るその時、私の夢はもっと早く実現の日を迎え、ありとあらゆる神の子は黒人も白人もアジア人もアラブ人もユダヤ教徒もイスラム教徒もプロテスタントもカソリックも共に手を携えて、あのいにしえの黒人霊歌を歌うのです。

やっと自由になった!やっと自由になった!
おお、神よ、感謝します。

差別することからも、差別されることからも、搾取することからも、搾取されることからも、
支配することからも、支配されることからも、殺すことからも、殺されることからも、
そして、「日本人」としての自分からも、「外国人」としての存在からも、

とうとう我々は、自由になったのだ!と。


この文章はもちろん、Martin Luther King Jr の有名な演説を日本の現状に当てはめたものです。
演説の原文(英語) ★日本語の解説と翻訳

コメントを見る

  • 失礼ですが、ちゃんと双方の言い分聞いてました?河原町四条で?
    爆竹ならしたり、張りせんでどなたかの顔をひっぱたいたりするのはどうかと思います。それに、彼らの言い分「外国人排斥」なんと言ってませんよ。真っ当にこの国に来て生活してらっしゃる外国人にとって非合法で潜り込み生活する不当なルール違反を許さないと彼らは主張していました。まっとうに日本で暮らす外国人にとっても彼らは迷惑だと言っていましたよ。
    それと「万人は生まれながらにして平等である」と思いたいですが、100メートル走るのも頭の出来不出来も生まれながらにして違います。双方のでもの言い分を聞いてもちゃんと理解できない人がいるのも、人は生まれながらに同じではないと思います。
    外国の平等思想は「神」の下でという前提があり,日本にこの思想が入ってくる時に、「神」が抜け落ちて入ってきました。フランスでは「人権」は税金を払っているものという前提があります。

  • 法を守らない人間に権利なんて与えられるわけ無いじゃないですか。
    カルデロン一家は不法入国してきたのに見つかったら「娘のためにいさせてくれ」とかまず法律を守れっていう話ですよ。
    在日韓国人だって元はほとんどが不法入国ですよ?
    強制送還されったて文句は言えないはずです。

  • はじめまして
    私も京都に行ってきました。
    様々な人々と幸せに生きていく道を模索する…
    そんな当たり前のことが前提に置かれていない
    在特会の言動を放置しておけないですよね。
    これからもも根気強く考えて行きたいと思いま
    した。
    京都のデモが大事にした「未来への確信と希望」
    はこれまでの先人の歩みに重なりながら豊かに
    なっていくんですね。素敵なトリビュート演説
    有難うございました。心が揺さぶられました。
    それでは失礼します。

  • カルデロン容疑者(父母)の
    偽造パスポートによる違法入国および不法滞在に関しては、
    King牧師だって突き放すと思うよ。

    国籍や肌の色をうんぬんしているわけではないでしょ。
    King牧師を利用して、自分に酔いしれるのはやめて!

  • 想像してみてください。

    ある外国の人がいて、
    その人の祖国の国旗をふんだり、
    いたずら書きすることは
    とても失礼なことではないでしょうか?

    そう、あなたたちは、
    日の丸をウンコ柄にしてましたよね。
    日本国民に対してとてもひどいことを
    していました。その自覚はありますか?

    少なくともあなたたちは、薄汚く、恥ずかしい。

    私はこういう想像もよくしてみます。...
    在日朝鮮人が、通名をつかわず堂々と誇りを持って
    民族の名前を名乗り、日本人社会で確固たる地位を
    築くべく自らのコミュニティで相互に律しあい、
    日本人であることを誇りに持ち(または日本に住むことを大切に思い)、
    他の外国人と同じ権利づけに不平をいわず、
    日本人と同じように真面目に働くならば、、、
    私は彼ら彼女らと、いっしょに肩を組んで
    共に泣き共に笑いながら歩けるであろうにと。

  • ある外国の人がいて、
    その人の祖国の国旗をふんだり、
    いたずら書きすることは
    とても失礼なこと
        /だと私も強く思います。

    と同時に複雑な歴史や対立的関係から、
    自国の国旗を燃やす人々が集団で存在する国もまた
    複数あります。
    たとえば、中国国旗を燃やすチベット自由化運動の例とか。

    日本国内にも国旗や国家をヨシとしない人々が集団で
    存在するのであって、それもまた社会の現実。
    国旗を憎む国民をも内包しているのが現実社会ではないですか?
     北朝鮮のマスゲームよろしく、1億2千万全員が一糸乱れぬ忠誠的
     態度だったとしたら、それは、【妄想】か【奴隷社会】です。

     あくまで人間として守らなければならない最低のルールを守ることを
    【前提】にしてですが、「多数に反対する少数派な人もいていい社会」、
     それが健全な当たり前の社会で
     (同じ意味で、私はイスラム原理主義にも賛成できませんし、
      中国政府のチベット弾圧には大反対です。
      もっとも、「反日サヨ!チベット弾圧には反対しないのか!」
      とヘリクツ捏ねる右回りしかできない、昔のリモコンカーみたいな
      諸君にも大反対ですが-笑。だってそれって裏を返せばすぐわかる、
      じゃあチベット弾圧反対に火病してるウヨ諸君自身は、
      「チベット"以外"の人権弾圧に反対してるのか?」と。)

    ボク自身は国旗はギャグったりはしません。 結構、尊重してます。
    でも、国旗を体制批判のためパロディ化する人も大好きです。
    同様に
    公明党執行部は日本政治のガンですが、末端の信者は大好きです。
    自民党は死ぬほど嫌いですが、生活や地域性や商売の都合などで
    与党を支持するしかない人々も尊重します。

    でも今回の問題は全然違うんです。
    ★国から滞在を許され、合法的に生活する子ども★に対して行った、
    ネオナチ諸君の血も涙もない行為は、老若男女・右翼左翼を問わず、
    これを絶対に許してはならない、ということなんです。
    「理由の無い 無差別殺人はダメ」というのと同じくらい明確に。

    こんなのは在日外国人参政権などの政治問題などでは全くない。
    「人間失格か否か」の問題だということです。

    もっとも…
     親が罪を犯した(不法滞在)ら、子どもにも厳しい罰をあたえ
    なければならない社会こそが正しいんだ! と主張されるのであれば、
    一応、論理的にはスジが通るのでしょうが。
    でもそんな国は極めて少ないでしょう(あえて例示はいたしません)。

    少なくとも、日本は違います。(今は)そんな国ではありません。

    これ、世界の常識ではないですか?

  • 1.カルデロンの子供は、権利があって日本に居るわけではなく、単に滞在を許されてるだけだった。扶養者が居なくなる事態になれば、当然に、滞在の根拠がなくなる。

    2.カルデロンの親は、犯罪者。
      即刻、強制送還すべき対象。

    3.親が帰国するなら、子も帰るのが当たり前の話。
      これは、別に「罰」ではない。
      その行為を促すことは「人間失格」とは無関係。

    4.即時送還すべき親をダラダラ居させたことを支援した者は、無法者を日本に放置したことと、子の不幸を招いたことの両方に対して謝罪すべし。

  • あんなあ、議論以前に全くわかってないようだけど(ため息
    ムキンポさんとこの掲示板でも誰かがたしなめていたと思うが

    「外国人問題を真面目に議論するのはいいんだよ」
    真面目な人権擁護の目的で、外国人問題を議論したいのなら、それは全然よろしい。特定の意見を押し付ける気はないし、お互いに違った視点をつきあわせることで問題が多角的にみえてくる。
    「デモの行き先が子供個人の自宅や小中学校ではなく許可を出した法務省だったら私たちは我慢したよ」
    異なる意見や自分にとって不快な意見の表明もお互いに受容しなくてはいけないから。

    それと「犯罪者」という概念の使い方だけどね。本当に犯罪者だったら、時効というものがあるのだよ。たとえば長年にわたって穏当に暮らしているうちに子供も生まれて周囲の人々との生活関係もできてという場合、人殺しだってもはや逮捕するのが妥当でないと判断される場合がある。

    だが行政法違反にはそれがない。なぜかと言えば、本人にいわば道徳的な責めがあることを前提にした犯罪者の場合と異なり、その「状態」が政府の政策遂行の妨げとなるからだ。たとえば建築基準違反の建物は何年たっても違反のままで「時効」にならないと言えばわかりやすいか。これは「犯罪」ではなく「違反」というのがより客観的な表現でしょう。ある状態を政府が(道徳的な評価は抜きで)違法とするかどうかを決定するのが行政法規ね。

    つまりね、「犯罪者」という言い方は、行政法規違反を、まるで「人殺しや泥棒の同類」であるような印象を与えようとするプロパガンダ。何が言いたいかといえば、そこには明白に主観がまざっているということ。「外国人排斥」「民族排外主義」「外国人差別」という憎しみのこもった価値観がね。

    考えてもごらん。最低のレイシストどもが吊るし上げた女児はね、日本で生まれた瞬間は滞在が自動的に許可される。期限は二ヶ月。あんたね、生まれて二ヵ月後に「この赤ん坊は犯罪者だ!」という言い方をすることが、社会通念に照らして妥当すか?

    あなたはね、刑法と行政法と民事法の区別もついてないのよ。
    あと彼女だけでなくすべての外国人はね、誰であれ法的には「滞在を許可されているだけ」なんよ。デマだらけの世迷言もいいかげんにしてもらいたい。

    何が「子の不幸をまねいた」ですか。汚らしいハラスメントデモの支持者にだけは言われたくないわ。あの左右を問わずに批判を浴びたハラスメントデモのことは一生忘れません。この問題に「正解」はないでしょう。「家族で帰ったほうがよかった」それも一つの考えです。否定はしません。ですが、このヘイトコメントや、あのハラスメントデモのどこに、「何の責任もない子の幸せを願って心を痛める気持ち」や悩み、人権擁護の視点があるのですか。

  • うさぽんさんの言っていることはね、世界中にあるネオナチや極右政党の言っていることと同じ、典型的な論法なんですよね。
    たとえばこの動画で紹介されてるネオナチ団体も全くおなじようなこと言っていますよね。
    http://bund.jp/md/x_movie/x_movie_view.php?cid=9&lid=155

    でも、だいたいどこの国でも、彼らは「外国人排斥主義者」って言われてます。トルコがクルド人問題で、いまいち「民主国家」扱いしてもらえないわけですが、トルコ人の政府支持派に言わせたら、うさぽんさんと同じようなことを言うでしょうね。彼らがわれわれにあわせるべきなんだと。
    でも、そういう主張はどこの国でも通用しません(北朝鮮では通用するかも)。それはなぜでしょうか?そのことを考えてみてください。

    「鎖国主義者じゃない」ってことと、外国人排斥主義者であるということは充分に両立するのですよ。本当に外国人排斥主義者じゃないというなら、デモで叫ばれていた「朝鮮人は帰れ!」だの「市は京都から朝鮮人を追い出せ」だのの主張を是非、内部で批判してやめさせてください。あんなこと叫んで練り歩いて、どれほどの人が心を傷つけられて不安に思うか。それで私たちは排外主義者じゃないとか、あなたがた朝鮮人とも友人ですなんて言って通用するとでも本気で思ってるんですかね?
    是非是非、こういう外国人排斥の差別主張をやめさせて、あなたなりの民族共生社会を実現し、「どうだ!」とばかりに私を見返してください。お願いします。

    それとね、もう、国籍ばかりの問題ではないですよ。
    朝鮮学校の生徒も、実は場所によってはすでに日本人が過半数なんだそうです。つまりこの子らは生まれた時から国籍は日本だが、民族は朝鮮なわけです。こういう人がどんどん増えています。こういう日本人が朝鮮民族として誇りをもつことを尊重し、母国語での教育などの権利をちゃんと認め援助もして共生していけるかどうか。それとも同化を強制して民族抑圧をし、あいもかわらず「嫌なんだったら、チョーセン帰れ」と差別するのか。そこでうさぽんさんの言っていることがどれだけ「本物」かが試されるでしょう。この少数民族の権利は国連などでも認められた権利なんです。日本はもう他民族国家になりつつあるんですよ。

    最後につけ加えておくと、永住権は「特権」ではありませんよ。彼らは元日本国民だった人とその子孫です。つまり国籍を剥奪されて、国民から定住外国人に格下げされたのであって、特権を付与されたんではありません。本人の意思によらずに国籍を左右され、それまで日本人として日本本土で生活の基盤を持っていた人まで、いきなり全部「外国人」にしてしまったわけですが、最低限、国籍の選択権くらいは認めるべきでしたね。実際には日本籍を選択する人は少なかったろうとしてもね。そう思いませんか?

    それと、ずっと韓国籍を選択した人にしか永住権を認めなかった。それはアメリカの子分として間接的にその戦略を支援するという、東西冷戦下の政策でもあったわけです。別に「侵略の歴史観」とは関係ないですよ。それを無理に「侵略のつぐない政策」みたいにあとづけ解釈して、上部(?)政党団体の政治主張やその支持に結び付けていこうというのはいただけません。上部団体さんは、いまさら何代も前から日本にしか生活基盤のない人々を、いきなりただの外人に格下げするだの、あまつさえまとめて「帰国」させるなんて非現実的な外国人排斥政策を平気で主張していますが、そんな非人道的なことをしたら、日本は世界中から非難轟々の人でなし国家扱いされてしまいます。こんな無茶なことを掲げていたら、そりゃあ外国人参政権に反対するわなあという感じです。

  • 1.子を犯罪者であるとは評していない。

    2.親はパスポートを偽造して使った犯罪者。
      これを違法建築に喩える道理は無い。
      行政処分とは異なり、刑事裁判で有罪が確定している。
      文字どおり「人殺しや泥棒の同類」である犯罪者。

      これを即時退去させない理由は無い。

    3.例の子は中学生だから、赤ん坊のくだりは全く意味の無い記載。

    4.「汚らしいハラスメントデモ」では、カルデロン親子の人としての生存を否定することはしない。

      いっぽう、「人権擁護の視点」をお持ちのかたは(例:伊助さん)、異なる見解を持つ者について「「人間失格か否か」の問題」などと、人としての存在を云々する摩訶不思議。

    5.即時送還すべき親をダラダラ居させたことを支援した者は、子に不幸が招来したことを猛省すべし。
      これは、誰に言われたからとかは関係ない筈。