「紀元節」と「天皇誕生日奉祝」に反対する2.11&2.23連続行動(東京)


Event Details


「紀元節」と「天皇誕生日奉祝」に反対する2.11&2.23連続行動

2.23「天皇誕生日奉祝」反対討論集会

■ 2023年2月23日(木・休)13:15開場 13:30開会

■ 会場:南部労政会館 第5&第6会議室
 〒141-0032 品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー2階
 https://nenkinnet.org/download/map_nanbu.pdf

■ 資料代¥500

2.11反「紀元節」銀座デモ

■ 2023年2月11日(土・休)14:00集合 15:00デモ出発

■ 集合:ニュー新ホール(ニュー新橋ビル地下2階)
 〒105-0004 東京都港区新橋2丁目16−1
 https://bb-building.net/tokyo/deta/876.html

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■ 主催:「紀元節」と「天皇誕生日奉祝」に反対する2・11&2・23連続行動実行委員会
【呼びかけ団体】
アジア連帯講座/研究所テオリア/市民の意見30の会・東京/スペース21/戦時下の現在を考える講座/立川自衛隊監視テント村/反安保実行委員会/天皇制問題情報交換会/ピープルズ・プラン研究所/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/靖国・天皇制問題情報センター/連帯社/労働運動活動者評議会
【連絡先】
東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル2A 淡路町事務所気付
電話:050-3630-8945
振替:00110-3-4429[ゴメンだ!共同行動]

参加・賛同の呼びかけ

歴史的に実存していなかった神話の中の存在である「神武天皇」の即位の日を日本国家の起源とする「紀元節」(2月11日)が、戦後「建国記念の日」と、神話にベールをかけて復活されてしまったのは、1966年である。

私たちは、今年も、この日(2月11日)への抗議行動を「令和」の天皇の「誕生日」(2月23日)奉祝への抗議と重ねてつくりだすべく動き出している。

2022年2月のロシアのウクライナ侵攻から本格的に始まったウクライナ戦争を口実に、今、岸田政権は、大軍拡路線に邁進している。「GDP比2%の防衛費」(それは世界第3位の軍事大国を意味する)という異次元の軍拡(5年で43兆円!)、「専守防衛」から明確に転換する「敵基地攻撃」兵器の配備を謳う「新・国家安全保障戦略」等「防衛3文書」の改悪が性急に進められた(2022年12月16日に閣議決定)。それらは、「台湾有事」を想定した、すでに現在進行・既成事実化されている琉球弧における自衛隊のミサイル基地づくりを追認し、正式に「国家戦略」と位置付けるものであり、再び沖縄を戦場にしかねない状況をつくりだすものである。それに先だって10月には米国から巡航ミサイル「トマホーク」の購入も防衛相レベルで進められていることが明らかにされた。

他方で、〈3・11〉の福島原発震災などまったくなかったかのごとき物言いで、エネルギー不足をのりきるための「原発最大活用路線」を公然化し、再稼働加速はおろか新型原発づくりまで公言しだしている。積み上げられてきた〈原発ゼロ〉へ向かう多様な運動への正面からの挑戦である。

明文改憲なき戦後「平和と民主主義」国家秩序の最終的な解体局面が始まっている。
安倍晋三元首相が、銃撃され死亡したのは7月8日。このショッキングな事件を契機に、今、自民党と旧統一教会(政治団体としては「国際勝共連合」)の闇に隠されていた、グロテスクで奥深い関係が、日々明らかにされつつある。米国にバックアップされた韓国朴正煕独裁政権下の「南北統一」は「勝共統一」がスローガンであった。その流れが「反共の防波堤」と位置付けられた日本に入ってくる。1962年1月韓国に、そして同年4月日本に、国際勝共連合が結成される。日本での動きの中心に、天皇主義右翼の大物・児玉誉士夫と笹川良一(同連合の名誉会長)がいる。政治家では、安倍の祖父・岸信介。彼らは、A級戦犯(巣鴨プリズン)仲間である。自民党の結党以来の党是であり、安倍元首相の悲願でもあった「改憲」の動きの中心には、かつては岸信介が存在した。岸が中心で立ち上げた「自主憲法期成議員同盟」、そこの一翼を担う活動から「勝共連合」の大衆的活動は始まっている。

今、自民党の明文改憲案にある、「緊急事態条項」「家族条項」の内容が、統一教会の主張とまったく共通していることが、マスコミでも話題にされだしている。(非常時における)国家絶対主義と男系家族主義(女性差別とジェンダー・バッシング)イデオロギーの共通性である。

そして、他方で、天皇など尊重しようもない、激しく日本の植民地支配を糾弾している、韓国の「現人神」(霊界をも支配しているといわれる)文鮮明教祖の教義を前提に、日本の自民党と天皇主義右翼たちは、どのような協力・共闘関係を築き上げてきたのであろうか? どうしてそんなことが可能になったのか。ヒロヒト天皇自身も「昨日の敵」米国に平然としがみついて戦後延命し、右翼もコロッと親米に総転向して見せた。そしてそれを可能にしたのは、「反共国家」「家族主義」イデオロギーの共通性であることはハッキリしているとはいえるが。

今、岸田暴走政権の足下は、この〈統一教会スキャンダル〉で大きく揺らいでいる、
私たちは、これまで問題とされることのなかったこの象徴天皇制国家の歴史的な「闇」を大きく切り開き、隠されてきた事実を白日の下にさらけ出す闘いを、持続的につくりだしていかなければなるまい。今年の2・11、2・23の連続行動は、こうした運動のファーストステップとして位置づけたい。
実行委員会への参加・賛同を!

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2・11&2・23連続行動に参加・賛同します。
(参加・賛同費は、個人1000円・団体2000円です)
お名前
ご住所
お電話・メール
お名前の公表     可   ・   否
メッセージ

*この賛同用紙は、現金で実行委に手渡しされる場合にお使い下さい(賛同費を振り込んで頂いた方は、この紙の郵送は不要です)。
 振替:00110-3-4429[ゴメンだ!共同行動]

Thanks to you for reading all the way to the end!