JR中野駅前にて、総選挙投票にむけて沖縄の民意をスルーしたままにしないで!と訴えるスタンディング・情宣に参加してきました。選挙運動の最終日ということもあり、駅の北口に立民、南口には自民党の候補者が街宣中でした。私たちはそのどちらにも近寄るなということで、警察からおいやられ誘導され、ガード下でスタンディングしました。別にいいんですけど、右翼じゃないんだから、候補の邪魔なんかしないんだけどなあ。
マイクが回ってきたので、緊張してよく覚えていませんが、大意、以下のようなことをしゃべったと思います。
「選挙の争点として沖縄や辺野古のことが忘れられています。みなさんも東京で沖縄のことを訴えて、自分には関係ないと思うかもしれません。けれど沖縄に基地を押し付けて、それで自分らだけは『平和な』生活を送っているのは私たち本土の人間、とりわけ東京の私たちです。
想像してみてください。東京湾から千代田区のあたりまでが全部米軍基地だとか、皇居と同じ大きさのヘリ基地が24区のど真ん中にあって米軍ヘリやオスプレイが毎日低空で飛び回っているだとか、新宿の繁華街に米兵が何百人も押し寄せ、米軍犯罪が多発しているだとか、想像してみてくださいよ。それを沖縄に押し付けているのは本土の私たちなんです。
あなたは日米安保が必要だと思いますか?いろんな考えがあると思います。けれどもし安保が必要だと、日本の役に立っていると考えるならなおさらなんです。沖縄に安保の負担だけ押し付けて、自分は口を拭って『やっぱり日米安保必要だよね~』でいいんですか?
安保や米軍に賛成しようが反対しようが、そのどちらでも、すべての負担だけを沖縄に押し付けているのは日本の私たちです。それをどうするかなんです。この問題は「沖縄の問題」ではなくて、本土の私たちの問題、私たち日本の選択なんです。いろいろな争点や要望があると思います。けれどどうか、沖縄の基地、辺野古のことも考慮した上で投票してほしい。そう思って今日はここに立っています」
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