◆勇気ある賛同署名、お疲れ様です!
賛同者やそのサイトには各種の嫌がらせも予想されますので、「何とか200人くらいは集まるかなあ・・・」と思っていたのが嬉しい誤算でしたね。まさにこの勇気ある意見表明のお一人お一人が、「投票好き」で幻の「多数派気取り」なネトウヨ300人分にも匹敵する重みがあるでしょう。このエントリー巻末にネット公開翌日の賛同者一覧を掲載しておきますが、ブログなどで賛同を表明しておられる方のお名前がまだ載ってなかったりしますので、賛同人数はさらに増えそうな勢いです。
さらにさらに、緊急行動の公式サイトもできました!引き続き、参加・賛同を募集しておられるようです。嫌がらせや脅迫が心配な方は、匿名での賛同も可能ですので、みんなで協力しましょう。急いで公式サイト様へのリンク用バナーもこちらに自作してみました。もう日が近いので、いまさらあんまり使ってくれる人もいないだろうなあ(ショボーン)とは思いますが、集会の趣旨に賛同する目的に使う限りは、ご自由にお持ちかえり下さい。
で、実はこんだけ偉そうに書いておいて、当日は前々から仕事が入っていて、しかも休ませてもらうのがかなり難しい状況です。うーん、でも、本当に行きたい!行かなくては!と思うので最後まで努力はしてみますが、ちょっと苦しいかも。他にも仕事や予定で「当日参加は難しそう」と書いている方が何人もいたので、やや参加人数が心配です。名古屋のカウンター行動では40人の参加だったそうだから、それよりは集まるんじゃないかと思うけど、なんか「音楽あり踊りありシュプレヒコールあり」のにぎやかですごく楽しそうな集まりだけに、とっても残念!です。行ける人は是非参加してね。それと参加できない方も、とにかく賛同署名やリンクなど、ネット上でのサポートくらいはしっかりしましょうね。
◆在特会さんの反応がこえぇぇぇ!
で、このささやかな行動に対する在特会さんの反応がこれなんですけれど・・・。
> 日本の未来をかけて京都で戦うことになります。
> 反日犯罪左翼勢力から平和な日本社会を取り戻すための戦いが、6月13日の京都で始まるのです。
って、なんかごく普通にこえぇぇぇんですけど((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
いや、別に「戦う」気なんてないし、名古屋でも前を通っただけで「乱入」はしてないと思うのですが?
それに皆さんの京都集会に別に「日本の未来」はかかってないと思うんですけど?
いやはやなんとももの凄い過剰反応!なんつーか、ひと昔前の新左翼のアジビラかと思いましたよ(爆)。これくらいの意見表明で「反社会的犯罪者」呼ばわりされてはたまらんわ(笑)。あんたらいったい何様のつもりよ。つーか、こういう人らが社会の主流になったらいったいどうなるんかしらん。賛同要請に引用されているマルティン・ニーメラー牧師の言葉が本気で頭の中をよぎりましたってばさ。
なんというか、蕨市での外国人追い出しデモに対する批判があまりに強く、右派どころか極右派からも評判も悪かったんですよね。それでこの方々は、最初、右派陣営内部からの批判には「奇麗事保守」などと新しいレッテルを作って正面突破をはかったんですが、ネットでさえ支持が思ったようには広がらず、それ以降は微妙にニュアンスを変化させて乗り切ろうとしている様子です。どこまで意識的・戦略的にやっているのか、それとも特に何も考えずにそうなっているのかはわかりませんが、こんなのせいぜいネットのお仲間レベルでしか通用しないんじゃあないのかなあ?見る人は見てますからね。
要するに、名古屋デモなど人目につく場所ではカルデロン問題に関する言及はいっさい無しで、「外国人参政権問題」にしぼる。蕨市での少女追い出し行動は「なかったこと」のようにふるまうけど、一方でそれについての謝罪はいまだにいっさいしていない。そして応援団が見込めるネット上や、公式に問い詰められた場合には開き直ると・・・このあたりは中核派などにそっくりの手法ですね。「人は自分が一番批判しているものにどんどん似てくるの法則」健在なり!私自身も重々気をつけなくてはと、しみじみ考えさせられます。
そしてこの外国人排斥京都デモへの批判が強まりつつあることに関しては、この手法の延長線上で「外国人を排斥しようとしているんじゃない」というレトリックを前面に出す戦略のようです。いつから彼らが外国籍市民との共存や共生社会を目指す(あるいは容認する)団体になったのかと思えば、要するに「自分たちは鎖国主義者ではない」という程度の当たり前のこと。そんなもん言われんでもわかっとるわい!(笑
これは竹中平蔵さんが「自分は自由放任主義者ではない。規制も必要」と言うのと同じレトリックですね。いまどき「資本主義の完全な自由放任」や「外国人は全部出て行け」なんて言う人は誰もいないわけで、その「規制」の程度と内容、そして根本にある思想、一言で言って「あるべき社会」をこそ議論している最中に、何を話を100年以上前に引き戻すようなぶっとんだことを言っているのかと。「ああそうですね、君らは江戸時代の尊王攘夷派と比べたら『外国人排斥』じゃないですね」と言ってあげたら満足ですかね?
この「ボクらは鎖国主義者じゃない」レベルのレトリックも、竹中さんが言う「ボクは自由放任主義者じゃない」と同じで、所詮は支持者やお仲間の間だけで通用するような、「掲示板などでの勝ち負けゲームを乗り切る方法」にすぎません。蕨市などでの所業を全く知らない人になら通用するかもしれませんがね。まさに、まじめな保守派と左派の間で人権保障のあり方をめぐって積み上げられてきたような外国人問題に関する議論を、宇宙の果てにまでふっとばすようなズッコケたレトリックです。つーか、外国人問題を人権問題として考えたことあるんかね?
◆某右翼政党さんへのアドバイス(?)
まあ、この部分は余談・雑談なんで、読まなくてもいいですが、なんつーか、総じてこんなレベルに終始しているようでは、彼らを応援している某右翼政党など、まだまだまだ街宣右翼レベルで、到底にまっとうな意味での「政党」の域に達していないと断定せざるを得ません。
左派の私がアドバイスするのもちょっとアレなんですが(笑)、この某右翼政党さんは、ちょっと前までは街宣右翼とは違う「政党らしいよ」という程度の意味で、左派の間でも一目おかれていたわけですよ。数年前だったか、ここの副代表さんのブログをちらっと読んだ時も、わりあい丁寧な言葉で「論を展開する人」だなという印象を持ったことすらあります。それから一年後くらいでしたか、掲示板で「社民党は新風に宣伝カーを横付けされて執拗に演説を妨害されていたのがちょっと気の毒だった」という投稿を読みまして、「えー、あそこでもそんな街宣右翼みたいなことをするのか、ちょっとがっかりだなあ」と思った記憶があります。で、今回、本当に数年ぶりに同じブログを見にいって、まさに「・・・(絶句)」ですよ。これじゃあ、そこらに五万とあるネトウヨ系ブログとなんら変わらないなあという印象しか私には持てなかったんです。
私はこのブログとかを観察しているわけじゃないから、断定的なことは言えませんが、どっからおかしくなったのか?いえ、主張が違うとか納得できないとかそういう「おかしい」ではありませんよ。「極右にして極左」を自称するTAMO2さんが、「そこまで堕ちたか」とたまらず嘆息した気持ちがわかります。愛想が尽きたというか、がっかりしたところもあったのかなと。これは前回の参院選で、ネット上での盛り上がりからは信じられないくらいに、ボロボロの泡沫政党として惨敗したところからおかしくなったのでしょうか?正確な表現ではないでしょうが、便宜上「2ちゃんねる右翼」と呼びますけど、そういう部分に全面的に依拠するような姿勢が強まっているんじゃないかという印象です。それがそのまんまリアルの世界に飛び出したような在特会には、だからこそ期待が大きいのでしょうね。
しかし、「2ちゃんねる右翼」とは、どっかで手を切らないと、選挙でそれなりの支持を集めることも可能な「政党」にはいつまでたってもなれないと思いますよ。それは70年代に「全共闘のヒーロー」に純化することで選挙戦を闘うがごとき所業です。まあ、「もう議会主義は捨てた」とか言うなら別ですがね。今の世の中で、ナチスが合法的に政権を獲得したようなことは、そうそうおこらないと思いますよ。
今のままでは「ネット上で2ちゃんねる右翼に人気の街宣右翼団体」、よくいって「トリックスター」で終わっちゃうじゃないですかね。手を切らないまでも「いやあ、彼らが勝手に支持してくれてるんでねえ、私らとは関係ないですよ、はっはっは」くらいには線を引かないとね。今みたいに一体化しちゃってたらこれ以上の支持拡大は無理ですよ。蕨市での少女追い出しデモにあそこまで肩入れしているようではダメ。まともな「政党」のすることじゃない。もし私だったら、やってしまったことは仕方ないから、「あれは間違いだった」と謝罪して、いったん副代表を辞任するなどケジメをつけた上で戦略を練り直すな。まあ、本当に私がアドバイスするようなことではないんですがね(笑)。あんまりにも、「あーあ、これじゃあダメだろう」と思っちゃったもんですから、つい口を出してしまいました。まあ、やっぱり余計なお世話でしょうがね。
◆「外国人排斥を許さない6・13緊急行動」賛同者一覧
【個人賛同者】
【あ】
、青崎百合雄(カトリック町田教会) 【か】 、各務勝博(京都プレイバックシアター) 【さ】 、西寺英麿 |
、竹村泰子(社会党~民主党元衆議院議員・参議院議員) 、田中愛子 、田中渥子 、田中玲 、田中直子 、谷本千里(きょうと夜まわりの会) 、立岩真也(立命館大学教授) 、田宮遊子 、茶畑進(静岡反戦共同闘争会議) 、張ヨンテ 、辻俊子 、津村幸子 、鶴見俊輔(哲学者) 、寺尾光身(元理系教員) 、寺内真子(神戸YWCA) 、dr.stonefly 、冨田成美 【な】 、長尾比呂未(地球の子ども新聞) 【は】 、ハギハラカズヤ 【ま】 、まっぺん 【や】 、八木晃介(花園大学教授) 、ほか匿名(23名) |
【団体賛同者】
、アイヌ・沖縄を考える会 、アジア共同行動・京都 、アジェンダ・プロジェクト 、ATTAC関西 、ATTAC京都 、Artists Against the Occupation (AAO/占領に反対する芸術家たち[国際組織]) 、アハリー・アラブ病院を支援する会 、A-menace collective 、うさちゃん騎士団SC 、大阪ピースミュージックフェスティバル制作委員会 、外国人排除デモに反対する会 、開発と権利のための行動センター 、釜ヶ崎医療連絡会議 、釜ヶ崎パトロールの会 、釜ヶ崎連帯委員会 、関西単一労働組合 、関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち) 、関西フィリピン人権情報アクションセンター 、関東神学ゼミナール 、旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都 、京都精華大学社会科学研究会 、京都生協の働く仲間の会 、キリスト教事業所連帯合同労働組合 、憲法を生かす会・京都 |
、神戸YWCA 、社会運動研究会 、高齢者特別就労組合準備会 、「心の教育」は、いらない!市民会議 、戸籍がなくてもパスポートを!!!LEMON+C 、自衛隊を国際災害救助隊にかえようプロジェクト 、失業と野宿を考える実行委員会 、すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK) 、東西本願寺を結ぶ非戦・平和共同行動 、中崎クィアハウス 、日本基督教団羽生伝道所 、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会 、反戦と生活のための表現解放行動 、PeaceMedia 、ひきこもり九条の会 、日雇全協・釜ヶ崎日雇労働組合 、日雇全協・寿日雇労働者組合 、平和省プロジェクト大阪 、へいわとふくしを見つめる会 、平和の井戸端会議 、ペンギンの会(自立障害者グループ) 、靖国解体企画 、靖国・天皇制問題情報センター 、労働者共闘 |
どうでもいいことだけど、ワシの名前が【か行】に入っとる。
どうも関西圏の人は「くさかこうすけ」と読む人が多いみたい(本当は「そうか」なんだけど)。
コメントを見る
(草加さん体調は大丈夫ですか?)
その某極右政党で検索して、ひまつぶしにつまらないことを書いてみたりする。
------
ドジなドロボウさん、「仕事」直後に盗難が発覚し、被害者が騒ぎ出した。
居合わせた人々は皆、不安な顔で周囲をうかがっている…
「やばい!」と思ったドロボウさん、隣にいた見知らぬオヤジの手をつかみ、
「こいつだ!こいつだ!こいつがドロボウだ!」と叫んだ。
オマワリ役になってしまえば、自分が疑われ難いかも というよくある手
なんだが、必死にオマワリ役になりきって声高に叫ぶドロボウさんに対して、
みんな怖くて(そう言うおまえがドロボウなんじゃねーか??)と言えずにいる。
だって「そんな役回りが好きなヤツ」の意見に反論したら、今度は自分が犯人
にされてしまうのが見え見えだから。
------
さて、某極右政党の幹部、webサイトで「カルト宗教は強権で潰すしかない」とか
統一教会を公然と批判しつつ、実は世界日報(=統一教会)の常連ライターから
公然と「応援」を受けている(という証明を某サイトで見た)。
(小声で言ってみる--"そう言うおまえらが●●●なんじゃねーか?")
もっとも…ミギヘンの方々の一部では未だに、「世界日報は一般マスコミ」と
強弁する方もいるので、そうであれば一応、論理の筋は通っているんだろうけど。
(統一教会の世界日報カチコミ事件は、どういう扱いになっちゃうんだろう)
某党幹部の、せ●●幸氏のサイトでは
【「外国人参政権反対」を外国人排斥へとすり替え】たとして、
<6・13緊急行動への参加・賛同の呼びかけ>をリスト付で全文掲載(苦笑)。
政治に興味のない普通の&多数の人々がyoutubeなどを見て、はたしてアレを
「外国人排斥ではなく参政権反対運動だと判断してくれる」と本気で思って
いるのでしょうか。
(そんなアサハカさを無理矢理に通してくる攻勢態度の方がコワイ)