ついにやりました!
管制塔元被告支援のカンパ額が、4ヶ月でついに目標の1億300万円を突破しました!
ここに被告団からの声明、勝利宣言を転載して皆様と喜びを分かち合いたいと思います。
管制塔元被告団
今日まで損害賠償強制執行を自らのこととしてカンパをくださったお一人お一人の方々、Webで毎日「基金カンパ」を呼びかけてくださった方々、地域・労働組合・職場でカンパを集めてくださった皆さん、管制塔基金カンパグッズを作って販売してくださった皆さん、元被告たちとともに3.26管制塔占拠を闘った党派の方々、元被告(債務者)を職場で守ってくださった多くの方々、9月18日の闘志溢れる集会を組織してくださった皆さん、そしてこの国家の非道に憤りを感じ私たちを応援してくださった方々、本当にありがとうございます。国家の意図はついに打ち砕かれました。
今日、不可能と思われた1億円の基金満額達成のめどが付いたことが明らかになりました。
私たちは勝利したのです。
カンパの一円一円が皆さんの流した一滴の涙であり血であり心です。
皆さんの一滴の涙が、血が、大河となって国家の不当を押し流したのです。
この勝利は、3.26管制塔占拠がそうだったようにこころある人々が、その心をひとつにすればどんな不当にも勝てることを教えてくれました。この教訓を生きているうちに2度も経験できた私たち管制塔元被告は本当に幸せです。
私たちは十数年の獄中生活が報われたと、今心から思います。皆さん本当にありがとうございました。
私たちは感動的な数ヶ月を過ごしました。
全国各地で新しい3.26が闘われたからです。
78年3.26管制塔占拠は100数十人の起訴者を含めて数百人の人々がかかわって成し遂げた闘いでした。しかしここ数ヶ月の損害賠償をはねかえす闘いは2000人を超える人たちが自分の闘いとしてやり遂げ勝利したのです。
今年3月下旬、損害賠償の強制執行をかけられたとき、私たち元被告はまるで鉛色の空に覆われたような気分でした。しかし、「基金カンパ」の呼びかけに応えてくださった方々、各地でカンパを呼びかけてくださった方々の勢いは私たちに真っ青な青空を見せてくれました。
あの日、27年前の3.26当日、マンホールから飛び出した私たちが目にした、すがすがしさと勝利の確信を予感させる真っ青な青空を見せてくれたのです。
「基金カンパ」運動に応えてくださった2000人を超える人たちは、3.26の勝利を守りぬきました。今2000余人の人たちが管制塔に駆け上がったのです。3.26管制塔占拠は今も多くの人々に受け継がれ守りぬかれていることを私たちは目の当たりにしました。
元被告たちを「解放」してくださった皆さんの闘いを、私たちは一生忘れることはありません。27年目にして再度勝利をもたらした闘いを忘れることはありません。本当にありがとうございました。
今、私たちは皆さんとともに声高らかに勝利を宣言します。
しかし、この勝利は皆さんの勝利です。
私たち管制塔元被告団は10月31日をもって「基金カンパ」の要請を打ち切りたいと思います。また共に闘いましょう。
2005年10月27日 管制塔元被告団
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おめでとうございます。
次は、民主的に選ばれた国家が賢明に行動し、国民と争ってこのような苦難を強いることなく国にも民にも利益になるように事業を進められるといいですね。
このようなことが繰り返されないためには次の選挙でも、今でも、しなければならないこと、できることはたくさんあるはずです。
歴史の流れは見通しがたく、止めがたいですが賢明に石を置きましょう。