by jrlアニメ
さて今年も残りわずかですが秋から放映されていたアニメをレビューしていきます。
2013年から始まった進撃の巨人アニメシリーズの完結編です。最終決戦からラストまで怒涛の如く駆け抜け、映像化された内容は原作とは違っていましたがとても良い内容でした。
「自由」を求めた先に地ならしが起き、地ならしによる人類滅亡が回避されても、巨人がいなくなっても、人類の繁栄と破壊の輪廻が止まることはありません。それでも人類は進み続けるしかないのです。自由の先に皆が手を取り合える世界があると信じて。
週刊少年サンデーで連載されている漫画が原作のアニメです。勇者一行が魔王を倒して数十年経ち、世界を舞台に、エルフの魔法使いフリーレンが人間を理解するため旅します。
フリーレンは人間よりはるかに長い時を生き、物語開始時点で共に戦った勇者と牧師をあの世に見送っています。作中時間の流れに妙な感覚を覚えますが、おそらくフリーレンの時間の流れを表しているのでしょう。ただ「不滅のあなたへ」のフシとは違う印象を受けます。年明けも続くようなので観ていきます。
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ライトノベルが原作のアニメです。唐時代の中国をモチーフにした国が舞台で、宮廷の下女として売られた薬屋見習い猫猫(マオマオ)が宮廷内の事件を解決していきます。
日本の源氏物語はじめ宮廷や上流階級を舞台にした作品は古今東西を問わず欲望と権謀術数が渦巻くドロドロした作品が多いのですが、本作はそれを醸し出しつつコミカルさと謎解きのスリルを醸し出しています。こちらも年が明けても続くようなので観ていく予定です。
前クールの続きです。
話や設定にややついていけなくなっているところはありますがそれをカバーするだけのバトルシーンの動きの良さで観ていられます。この先話の展開がさらに陰鬱になっていきそうですがまだ観ていきます。
昨年放映されていたアニメの3期目です。
草加様が原作で違和感を感じた豪華客船編です。確かにこれまでの雰囲気と大きく異なっていて、シリアスなストーリーに緊張感が漂っています。しかしこれはこれで私はよいのではないかと思います。
2021年に放映されたアニメの3期目です。スペシャルウィーク、トウカイテイオーに続いて今回はキタサンブラックの物語です。
ほかのアニメのレビューに比して特に書くことがないのですが、作画やストーリーは安定してみることができています。
1月に放映されていたアニメの3期目です。
聖夜決戦編から感じていたことですが、歪んだ独占欲がチーム同士の抗争に発展するパターンに少し飽きが生じてきてしまいました。全体的に特に喧嘩シーンの動きの少なさが退屈さに拍車をかけています。しかし一応最後まで観続けはします。
ゴジラ第一作封切り70周年にあたって製作されたゴジラ作品です。敗戦間もない時代にゴジラと日本の有志(ほぼ旧日本軍の軍人)が戦うというある意味夢の戦いです。少し設定に粗があったりしましたが怪獣映画として大迫力でとてもよく、2時間では物足りないくらいでした。
日本だけでなくアメリカでも大絶賛だそうですが、戦争帰還者のトラウマを克服する物語をとても(やや過剰なほど)分かりやすく描いていたのが共感を呼んだという説は理解できます。
GHQの占領下にもかかわらず旧日本軍の関係者に戦艦を引き渡してゴジラに対処させるなんてその方がソ連を刺激しそうな気がするのですが、失敗したら旧日本軍の残存勢力が反乱を起こそうとして自滅したと処理するつもりだったのでしょうか…?私には日本軍の加害描写よりその方が気になりました。
年明けからは「ダンジョン飯」などを見ていく予定です。
2023年ももう暮れようとしています。来年が皆様にとって良い年であることをお祈りいたします。では皆様、よいお年をお迎えください。