by 中野由紀子
秋は食べ物がおいしい季節です。
先日の三里塚のデモで、豊かな土を見ながら食べたサツマイモが本当においしかったもんで、以前にも増して、野菜や果物、お米なんかがいとおしく感じられる今日このごろ。近所の激安八百屋さんで見たこともない野菜や果物を観察するのも楽しい。今は生産者がわかる野菜も多いですね。名前や住所が付いてたり。
旬のものを食べるのが身体には一番いいらしいので、最近はサツマイモ、里芋、柿なんかを食べてます。サツマイモは家庭で石焼き芋みたいにする方法もあるけど、私はきれいに洗って皮ごといくつかに切って、ご飯(新米!)を炊くときに一緒に沈めてスイッチON。ホクホクのサツマイモが食べられます。里芋は煮物だけでなく、お味噌汁にすると本当にうまい!
関実のサイトに収穫のことが載っていましたが、なんかいいな~って思いました。
秋鮭もおいしいね。サンマも。大根おろしをたっぷり添えて。うまー!
お肉の旬というのはよくわかんないけど、三里塚では豚も鶏も飼ってるし食肉にもしてるから大事な食べ物です。
ところで、無農薬とか有機とか無添加はいいに決まってるんですが、高いよね。ボンビーな一般人にはそんな贅沢は続けらんないよ。皇族じゃないんだから。
まー、中国産のはとりあえず今はちょいと避けて、なるべく安くて新鮮ならいいか!ってところ。ときどき雑穀ご飯も炊くけど、玄米とかそういうのもやっぱり高いって!!
コンビニのお弁当が良くないのもわかってる。
だが、しかし!それでお昼ご飯代を節約しなけりゃなんないとか、お弁当作る時間がない人だっている。疲れている主婦にはさ、たまにはスーパーのできあいのお惣菜でも買ってきてゆっくり休んで、って言ってあげたい。
要するに、「能書きはいいから、なんでも食える!ようになっとけ」ってこと。それこそが生きる原点じゃないか?と私は思うのだ。
(だってうちはものすごく貧乏だったんだむぉ~ん!)
昆ちゃん(大村昆)がテレビの旅番組で奥さんとご飯食べててこう言った。
「あんたねー、健康のためとか言って私に玄米やら雑穀の入ったご飯すすめるでしょー?あれ絶対にやめて!私らはねー、戦争中にどんだけ白いご飯が食べたかったか。私はねー、白いご飯食べるためにいままで仕事してきたんやからね?今度私の前に雑穀ご飯出したら、離婚やからね!」って。
戦争中のことは知らないが、「白米党」の私は大きく頷いたのであった。
では、今から自分で作ったお昼ご飯をいただきます。
里芋とお揚げのお味噌汁、鮭の粕漬けの焼いたの、炊きたての新米、きゅうりとにんじんの即席漬け、ホクホクサツマイモのデザート付きだよ。うまー!