拓郎がメジャーの舞台で歌った初めての自作曲(1966年)であり、ファンからは「幻のデビュー曲」と言われています。高校時代に三里塚闘争から着想を得て作詞したそうです(「月刊吉田拓郎」2003年9月号、小学館、p25)。
レコード化されなかったので、知ってる人は少ないんじゃないかな。
土地に柵する人がいる
つながる大地のその上に
杭打ちつける馬鹿者は
一体何をする気だろう
たったひとつの柵の為
むこうとこちらにわけられて
挨拶でさえ許されず
近づくだけで殺される
土地に柵する人がいる
通ってゆけばそのままで
何て事もなかろうに
そこに柵をするなんて