呼びかけ人の一人で草加耕助と申します。以下は私の個人的な見解で、相談会などで議論した総意ではないことをご了承ください。
みなさまからのコメントやメールで、多くの励ましをいただいています。ありがとうございます。ただ、左派結集という呼びかけに、「(狭い意味での)左翼しか来ちゃいけないの?」的に違和感のある方もいらっしゃるようで、そのあたりは今後の課題だと思いました。
やはり最初の動機として、左翼のおかれている状況が、いろんな意味であまりに情けない、それをどうにかしたいという思いが強く出て、呼びかけ文のような表現になりました。このことは、集会後の総括・感想を話し合う相談会において、他の呼びかけ人の皆様にも必ず提起させていただきます。
しかしたとえば全共闘とか三里塚闘争とか、そりゃもうバリバリの「過激派」あつかいされていた闘争だって、そこに左翼しかいなかったわけではありませ ん。充分に「普通の人」がたくさん来ていたし、今もいらっしゃいます。むしろそういう一般人こそ、一度決起すれば、そこらの左翼学生なんかよりよほど果敢に機動隊と全面衝突したわけで、日大全共闘が「最強の全共闘」と謳われたのは、そういう非左翼の一般学生が大勢いたからなんです。だから私は「一般人」とか「普通の人」という言葉に、みなさんとはかなり違うイメージを持っているかもしれませんね。
いずれにせよ、今回も、個人で参加いただける分には、いっさいの制限を設けないという確認になっています。団体として参加する場合についてのみ、右翼団体と「運動内部の意見の違いを暴力で解決しようとする団体」はお断りという確認です。
ですので、呼びかけ文に何かを感じられたり、「なんだか最近のデモは窮屈でイヤ!はじけたい」というのでもかまいません。どうぞお気軽に参加してみてください。ただ、日の丸とか君が代とかの持ち込みはお断りすることになっています(「当日の予定と注意事項」参照)。
また、当初はしっかりした隊列を組む部隊と、隊列を組みたくない人の二つにわけるという案がありましたが、そんなにたくさん集まらないだろうということで、その表現が立ち消えになったものです。隊列の周辺を歩いていただいたり、応援パフォーマンスをしながらついてきていただくことも歓迎です。身体的その他の理由で、隊列を組めない方だっているわけで、そういう人が参加できないなんてことはもちろんありません。
とにかく、そんなことは常識の範囲内であれば、現場でいくらでも話し合って解決できることです。あらかじめびっちりと決めておいて、それ以外は認めないというのを、窮屈に感じている人たちばかりですから、一度声をかけてみてください。