[スポンサーリンク]

いよいよ明日です 長居公園での闘いに心をよせるすべての皆さんへ

 長居公園の野宿労働者(ホームレス)の強制排除が、いよいよ明日に迫りました。
 排除は早朝から開始されることが予想されます。早ければ6時。どんなに遅くても8時には始まるでしょう。報道陣などをシャットアウトして撮影しにくくしたり、市民の目に自分たちの暴挙が見えないようにするための囲い込み作業は、人目がなくなる前日の深夜をねらってコソコソと開始されるものと思われます。

「嵐の前」の賑わい(動画)
「この光景を、よく『目に焼き付けて』下さい。この『人達の人間味溢れる営み』を」
(ブログ”僕はまいにち、「なにか」をさがして・・・”より)

長居公園での闘いに心をよせるすべての皆さんに、お願いです。

1)「釜パトブログ」に注目してください

 現場の様子は、「釜パトブログ」のほうに、携帯電話を使って出来る限りリアルタイムでアップされる予定だそうです。今夜から同ブログを注目の上、是非定期的にチェックしてください。

2)排除が開始されたら大阪市に抗議の電話・FAX・メールを

 明日の出勤前や昼休みに、ニュースやブログで情況を確認したら、大阪市に「なんて酷いことをしているのですか」「今すぐやめてください」というメッセージを、あなたなりの言葉で全国から伝えてください。なお、その際は、どうか丁寧な言葉で、相手にも敬称をつけてください。それが長居公園の当事者の方々の意向です。抗議の宛先はこちらの下段にあります。

3)長居の人達に応援のメッセージを送ってください

 本日の夜10時以降、こちらの「お問合せ」フォームから送信されたメールは、現場の携帯電話に転送されるようにしておきます。皆さんの声が長居の人達に伝わります。圧倒的な暴力に囲まれ、生活と命を危険にさらされていると、とても心細いものです。「あなた方は一人ではない」という、みなさんの声を届けてあげてください。なお、携帯に転送する関係上、長文は途中で切れてしまう可能性があります(1,000字以内程度で)。
※終了・設定解除しました。たくさんの送信ありがとうございましたm(_ _)m

4)可能なら公園の周辺に集まってください

 明日は公園内での直接の抗議行動だけではなく、公園(排除バリケード)の外で、市民による監視と抗議の行動がもたれるようです。いくらこちらが非暴力でも、公園内では職員や警官による一方的な暴力や逮捕の危険もあります。これに身をさらせる人ばかりではないと思いますが、このような「監視行動」という選択肢もありますので、当日公園に来ることが可能な人は、是非とも現場に来て、大阪市の暴挙の証人になりませんか?

 もし、公園に来られるようでしたら、可能な限り5日の朝8時までに到着するようにして下さい。事情が許すならば、前日の深夜11時までに入ってそのまま朝を迎えるのがベストです。現場についたら、そこにいる人に声をかければいいと思います。

 昨年のうつぼ公園の時も、完全に包囲されて排除される直前、ともすれば心細くなりがちだったんですが、外から聞こえる音楽やシュプレヒコールに「こんなに応援してくれている人がいる」と、どれだけ勇気づけられて嬉しかったかしれません。元気100倍とはこのことです。だから当人達が思っている以上に、これはとても大切な役目なんです。

5)私も公園内で抗議したいという方へ

 昨年のうつぼ公園では、私は一人も知り合いがいない中で、ぶらりと現場に現れて、誰にも声をかけずに勝手に最後まで座り込み、解散後はそのまま何も言わずに一人で帰りました。結果的に無事に帰ってきたわけで、あなたがいろいろな意味で「ふっきれている」ならそれでもいいかと思います。が、やはり人におすすめはできません(笑)。事前に連絡して情況を確認されてから参加されるのが本来のやり方だと思います。連絡先は釜パトブログに書いてあります。

 なお、公園内に残る場合は、前日の夜から入ったほうがいいと思います。それと、争いは最後までさけて話し合いを求めるのが当事者の方々の方針ですが、大阪市側は問答無用の暴力的な姿勢です。こちらの善意がいつも相手に通じるわけではないので、多少の危険はさけられません。そのあたりもよく当事者の方と相談しておいてください。

さて、当日までにこの旗旗に掲載するメッセージもこれが最後になります。
全国の皆さんの注目をお願いします。

 終わりに、二つのメッセージを紹介しておきたいと思います。
 一つ目は、現在獄中におられる野宿労働者から、長居公園を支援してくれている若者達へのメッセージです。この方が逮捕された経緯はこちらをご覧下さい。主に「ニート・フリーター」と蔑まれている不安定下層労働者を念頭に書かれた文章ですが、それだけにとどまらず、支援してくれるすべての人にあてられたメッセージだと思います。

 二つ目はミュージシャンのヒデヨヴィッチ上杉さんの個人サイトに紹介されていたもので、メキシコの人気バンド、「Pobreza Extrema(ポブレサ・エクストレマ=「極貧」という意味)」からのメッセージです。ポブレサ・エクストレマは、日本の音楽サイトでも曲が配信されているグループです。こちらのサイトで彼らの曲が聴けます。フランス、ブラジルでの抗議行動に続けて、大阪市の人権侵害は、徐々に世界的にも有名になりつつあり、それを知った人は、明日の排除に注目し、抗議し、心を痛めているということを知ってほしいと思いました。私たちは、そしてあなたは、決して一人ではないと。

応援クリックお願いします!→

//////////転載1ここから//////////////////////////

「長居公園での若い労働者のみなさん」

(一)
 長居公園での若い労働者のみなさん。
 奴ら大阪市による行政代執行を前にして、ずっと地道に、労苦をいとわず長居公園テント村を現場で支えてきたみなさん方のことは、監獄にある私にもよく伝わっています。
 私は64歳なので、みなさん方よりは少なくとも2倍は歳くってるでしょう。そんな私ですが、自分の獄中生活を誰よりも励ましてくれているみなさん方への恩義は、これからも忘れまいと心しています。

 (二)
 若い労働者のみなさん。
 この国の支配者どもはローソンの店員やビル管理会社のガードマンなどとして働いている若者たちのことを、「フリーター」とか名付け、連中がそのことをどのように言いつくろおうと、本音のところでは蔑んでやみません。私はこの、使い捨ての臨時雇い労働者として働かざるをえない若者らに投げつけられた「フリーター」という言葉と、同じ支配者連中が公園労働者たちのことを指して、二言目には「気楽で、好き勝手な人たち」と言いたてていることが、一から百まで似ており、連中がこの二つの言葉をもって何をやろうとしているのかも同じだととらえています。私はこの事一つをとってみても、臨時雇いの身で、働きのわりには報われることのない若い労働者と公園労働者が出会い、つながったのは、それなりの理由があっての、必然だと思っています。

 (三)
 若い労働者のみなさん。
 私は、奴ら検察側のお得意とする、なんでもありの手口で逮捕された当初、留置場は西成署でした。その折、房で一緒だった人が先の「大阪城・うつぼ」での代執行のことを「朝から晩までやってたね。リヤカーのおっさんら根性あるね」と話すのを耳にし、この言葉に私はひとり嬉しがったのですが、その一方で、私にはもひとつ物足りないものでした。それは、この人が見たというテレビニュースでもちゃんと映し出されてた筈なのに、この人の話には、あの日、根性のあるリヤカーの労働者らがスクラムを組んだあいかたの、若い労働者のことが出てこなかったからです。
 先の「大阪城・うつぼ」での現場の実際が示したように、あの場での若い労働者たちの姿は、およそ知識青年による“野宿者支援”とは異なり、賃金仕事を奪われた野宿労働者という一つの味方を得ることで、支配者どもの「フリーター」策をもってする抑圧に負けまいとする、若い労働者たち独自の姿としてありました。

 (四)
 もう何年も前からですが、この国のどこであっても、テント・小屋がけの労働者がおる所では、野宿労働者と若い労働者の出会いは、ごく普通のこととなっています。

 一つは、私が西成署の留置場で会った人の話がそうであったように、この野宿労働者と若い労働者の出会いとつながりは、まだ分散状態にあり、世間の誰もが分かるかたちでの社会の流れとはなっていないこと。
 あと一つは、確かに、かって天王寺公園事務所の施設管理課長の阿部が、浪速区の恵美公園で労働者の小屋をつぶそうとした時のことで、一度はこんなことがあったと聞いています。何人ものポリ公に見守られる中で、労働者らに追い返されたあと、暫くして阿部は「今だったら支援も帰ってるからもう一回行こう」と言ったのだが、労働組合員でもある部下から、「今日はやめときましょう」といさめられ、けっきょくその日の小屋つぶしは取り止めになったといいます。しかし今のところは、まだなんといっても、公園事務所の労働者らによる組織だった反乱に期待をつなぐことはできません。
 主にこれらの事情から、全国的にはまだバラバラな状態の、野宿労働者と若い労働者との出会いを一つにつなぎ、明確な社会勢力へと発展させるためにも、「大阪城・うつぼ」の時がそうであったように、どうしてもここ当分のあいだは、自分らのかたき連中とは、それなりに力ずくで闘っていくことが必要です。

 (五)
 長居公園での若い労働者のみなさん。
 働くものが蔑まれない世の中をめざすうえで、私は、あなた方には誰にもまして「私たちは野宿労働者の味方だ!」と言う権利があると思っています。
 プロレタリアートの最敬礼をもって。

2007年2月2日 昼いちばんに

//////////転載1ここまで//////////////////////////

//////////転載2ここから//////////////////////////

「抵抗を!」

オラ(おっす)兄弟!メキシコ・シティーのPobreza Extrema(極貧)から、連帯の挨拶を送るよ。

長居の仲間たち:あなた方は独りじゃない。政府が人々を見捨てて、こんな目にあわせるのは最低だけど、どうか忘れないでほしい。まだまだ、ちゃんと見てる奴ら、心ある人々が、あなた方を見捨てないから。俺たちもここに、あなた方の闘いと一緒にいるから…

抵抗だけが、俺たち持たざる者をささえる唯一の方法だよね。そして、冷酷な政府が俺たちを追いやった状況に、固いげん骨で立ち上がらないとね!(訳にやや不安あり)

あなた方は孤立なんかしてない…。メヒコから固い抱擁と、不正に対して闘うパワーを送ります!

立ち上がれ!……そして闘いを!!!

自由のために

何度でも始めよう

バカでかいパワーで

連帯して勝とう!

(以上)

元ページはこちら←是非アクセスしてみてください!

//////////転載2ここまで//////////////////////////

応援クリックお願いします!→

コメントを見る