by jrlアニメ
さて遅くなりましたが先月まで放映されていたアニメをレビューしていきます。
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「氷菓」の米澤穂信さんが手掛ける小説が原作のアニメです。制作会社は京都アニメーションではありませんが漂わせる雰囲気がそこはかとなく「氷菓」に似ていますが、氷菓よりもキャラクターデザインは地味な印象です。しかしそれがかえって内容に集中させてくれます。
昨年放映されたアニメの2期目です。過去(前世)のトラウマから演技を心から楽しむことができない、それを逆に演技に反映させるアクアは見事です。
昨年同様興味深く見させていただきましたがオープニングも地味で昨年のような一大センセーションは起こっていない印象です。
「魔人探偵脳嚙ネウロ」「暗殺教室」の松井優征さんが少年ジャンプで連載している漫画が原作のアニメです。鎌倉幕府が滅亡し、南北朝時代に移り替わる時代を生きた最後の執権北条高時の息子北条時行の歴史物語です。
かなり残虐なシーンのはずなのに妙にノリが軽いところはネウロや暗殺教室を手掛けた片鱗が見えるところです。世界観から想像がつかないエンディングは必見です
今期のPAワークス枠です。炎上騒ぎでユニットを追放された飲んだくれの動画配信者がバンパイアと組んで再起を目指すアニメです。
Youtube(作中ではNewtube)と吸血鬼を掛け合わせた点でメイドと任侠を掛け合わせた「アキバ冥途戦争」を彷彿とさせます。作中の妙なテンションは深夜にニコニコ動画を見ていた時代を思い出します。
同じくPAワークス枠です。こちらは高校チアリーディング部の物語です。「真夜中ぱんチ」と違ってこちらは平凡なストーリーを平凡なまま描いてしまった感覚が強いです。最近のPAワークス作品は試行錯誤をしている状態なのでしょうか。
少年マガジンエッジで連載を開始し、現在はマガジンポケットで連載されている漫画が原作のアニメです。「令和のボボボーボ・ボーボボ」「きれいなポプテピピック」などと放映前には言われていましたが、私はそれほどの面白さを感じませんでした。
まんがタイムきらら作品のようなキャラ萌えアニメの一つとしては悪くないのですが、これではどこからもクレームは来ないでしょう(笑)。ギャグが世界観やキャラに依存してしまっているため、ボーボボやポプテピピックのような何でもありの予測不能さも勢いもありません。オープニングだけが印象に残って、放映が終わったら忘れ去られそうです。
今月からは「チ。」などを見ていく予定です。