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議会と選挙

全国の左派市民は浅野史郎氏に勝手に連帯せよ!(1)


 以前にも書きましたが、「旗旗」は今回の都知事選にあたって浅野史郎さんを支持いたします。
 以下、そこにいたるまでの考えを書き、同様の立場をとるよう、私のような全国の左派市民に呼びかけるものです。

選挙に対する左翼の立場

 選挙運動に対する左翼の態度には大きくわけて2種類、さらに細かく言えば4種類ある(あった)と私は思っています。もちろん実際にはこの複合型が多かったので、一種の傾向にすぎず、二つの立場は矛盾無く両立しますので、単純に「誰はどれ」と分けられるものではないことが前提であることはご注意ください。

 一つは「選挙運動なんてナンセンス!」というものです。私のような人間も古くはここに属していました。だいたい選挙には「まあ、行ってもいいけど」くらいで棄権する人が多かった。あえて投票する場合も、死票になろうがなんだろうがおかまいなしに社共に投票してきました。その上で結果には無頓着だった。

 二つめは「革命的議会主義」です。これも結果には比較的に無頓着。今ある議会政党はどこを選ぼうが「すべて同じ」である。だから今は少数派であるかもしれないが、新しい選択肢を民衆に示すために、当選の見込みがなくても選挙に候補者をたてる。自分たちの主張を広く訴えて支持を求めることが最大の目標で、少なくとも当面は当落を問わないというものです。

 細かく言うならば、一つめの「選挙ナンセンス派」でも、自らの主張に筋を通すために、積極的に棄権(ブルジョア議会選挙のボイコット)を通す人と、選挙で世の中は変わらないことは前提にしつつも、少しでもマシな世の中にするため、その当落にかかわらず、ささやかな意思表明として社共などに投票する人の2種類があります。二つ目の「革命的議会主義」派でも、本当に「革命派」で、レーニンが主張する通りに「それが最も反動的な議会であったとしても、プロレタリアの宣伝・扇動の場として利用し、そこで活動すべきだ」という人と、現在の共産党のように、マジで遠い未来での議会の多数派を目指している人がいます。

 いずれにしましても、左翼は選挙や議会内での現実の動きに関して、非常に突き放した見方をしてきました。4つ目の共産党の立場は、一見すると議会内の動きに熱心なようにも見えますし、実際、選挙に熱心なのですが、自分たち以外のどこが主導権を持とうが「すべて同じ」であるという立場から、現実の議会内部の保守政党を中心とする権力闘争や駆け引きに影響を及ぼし、場合によってはキャスティングボードを握るなど、少しでも民衆の利害を議会を通じてしたたかに実現してやろうという類のものではありません。

 たとえば共産党は前回総選挙で全国300の小選挙区に275選挙区で候補者を立て、こういう言い方は失礼で申し訳ないのですが、現実問題としてそのほとんどの選挙区では「泡沫候補」です。事実としてその大半の223の選挙区で法定の最低得票を得ることができずに供託金没収、その額は6億6千9百万円もの巨額に及んでいます。こういう状態が半非合法時代から何十年と続いていますが、この体制に党内で誰も疑問をもたないこと自体が「革命的議会主義」の発想そのものです。

孤高の革命主義「だけ」では足りない

 最近思うのですが、こういう「孤高の革命主義」だけではいけないのではないかと。左派だって、もう少し選挙に関心をもってもいいのではないかと思うようになってきました。

 そういう空気を反映して、市民サイドからも、次の参院選などで、反安倍の機運をもっている人が党派や思想の壁を越えて応援できる「野党統一候補」を求め、政党や議員を突き上げる動きが目だっています。それは「これ以上、自公の横暴を許してはいけない」という悲鳴に近い声なのです。これを各政党や議員がどれだけ受け止めることができるか、その度量が試されていますし、私たちはその反応をじっと見ています。とりわけ左派にいくほど社共に対してむしろ厳しくじっと見ています。共産党系の人は「自分たちばかりに妥協を求めて」という不満を表明されることが多いのですが、それは期待感の裏返しでもあることに気がついてほしい。

 誰が現在の閉塞的な状況を突き破るのか、結局それは今の政党には期待できす、在野から新勢力を作っていく以外にないのか、従来なら社共の「支持層」になるかもしれないはずの人々はじっと見ていますし、安倍が改憲を明言し、時代が分水嶺に立っている現在、少しでも現実に時代を動かせるかどうかはこれから先十年におよぶ各党への評価を決めてしまうかもしれません。しかしその重大性について、各党はまだわかっているとは到底思えません。

 そういう意味では、共産党が沖縄の知事選や参院補選で少なくとも統一候補に応じたこと、また、浅野さんを批判する「赤旗」記事のために共産党が作った宮城県知事時代のデーターが間違っていたと認めて謝罪したことなど、そういう「小さな変化」を高く評価したいと思います。こういうことの積極的な積み重ねが、共産党の支持者を増やしていくのだと訴えたい。城陽市でバリバリの保守系を担いだ時にはさすがに「?」だったけれど、それに比べれば浅野氏を担げないはずはないと思います。

無党派層のイライラ

 私は現実の左翼運動から離れて以来、恥ずかしながら政治との接点といえば選挙くらいしかありませんでした。そこにおける私の立場は、選挙の「票読み」とか「分析」とかの世界で言えば、特定の支持政党を持たない「無党派層」ということになります。ただしその中でも与党には投票しない、できるだけ世の中をひっくり返す方向で考える「反体制的な無党派層」、ひと昔前の言い方だと「革新浮動票」ということになると思います。そういう方向で、できるだけ自分の一票が有効に使われるように頭をひねるわけです。

 私のような無党派層にとって、「一人しか当選しない選挙」というのは本当に悩ましい存在です。一発勝負で単純に票数が比較的多い人が当選してしまうので、だいたいの場合は自民党系がたったの30%かそこらの絶対得票率でも当選してしまい、残る70%の声は反映されません。私はこの多数派である70%に属していますので、選挙のたびにストレスがたまって仕方がありません。なんとかしてほしいと思います。

 衆院選挙に一発勝負の小選挙区制度が導入された時点で、すでに現実の選挙は「自分の入れたい人に入れる」ものではなくなっています。とっくの昔に選挙というのは「よりマシなほうを選択する」というストレスのたまるものになっています。選択肢がなくても選択せざるを得ない。それが現実です。

 それは私(たち)のような「革新浮動票」だけではなく、「死票になってもかまわない」と思えるような支持政党を持たない保守層を含めた多くの無党派国民の思いではないでしょうか。自己満足的に自分をなぐさめて投票してみても、結局は終わってみれば現職かその後継者(多くは2世)が当選するだけで、何も変わらないのです。私(たち)はたとえ政権交代が実現した後でも、できることなら定期的に政権はとりかえたい。どこを支持するかはその時によって変わります。「この党をずっと支持する」ということはない層なのです。

一発勝負の小選挙区制度のペテン

 たとえば自民党候補が1位で、これに挑んでいる2位が同じ保守政党の民主党であり、公明党と共産党が3位争いをしているとします。もしここで定数が3だったら、私たち革新無党派層は共産党に投票していたわけです。これで共産党が落選して死票になっても、「惜しかったねー」という感じでさほどストレスはたまらないのです。あるいは共産党が強くて3位以上は確実という情勢なら、将来の成長を期待し、死票覚悟で社民党に投票することもある。この場合もさほどストレスはたまらない。これが「革新無党派」の投票行動でした。

 ところが一発勝負の小選挙区制になり、自公がスクラムを組んできて、「自公VS(民主VS共産)」となった場合は非常にストレスがたまる。多くの人は自公連合を倒すために、民主に投票してきたと思います。そこでまだ民主が勝ってくれたらまだしも、結局は自公だけが30%代の得票で当選し、民主と共産の票をあわせれば、実は自公よりも多かったなんて日には、もうストレスたまりまくりなんです。

 ここが大切なところですが、私たちは今の政治に不満があり、何とかしたいとは思うけれども、だからと言って民主や共産や社民の支持者ではないのです。それぞれの党に対しても不安や不満はあるし、将来どれかの野党が政権をとったとしても、やはりそこで民衆の一人として監視と文句は言い続けるでしょう。だいたいが「政党」といえども、「国家」と同じく、民衆のための「道具」にすぎないと思います。このへんが無党派市民と特定政党支持者の感覚の違うところです。

 ですが、「自公はもうこりごり」「お願いだから何とかして!」という声が渦巻き、実際に野党票を集めれば、自公と互角以上に戦えるというのに、野党候補は乱立し、国民の声は議会に反映されず、安倍一人がそれを横目に高笑いしている。そこで野党に対して「お前ら何してんじゃ!民衆の嘆きの声が聞こえんのか!自分が泥かぶってでも、一時的に損してでも、これを何とかしてあげたいとは思わんのか!おんどれの党の目先のことばかり考えくさりやがって!」というのは、そんなに責められることでしょうか?

与党が議席の3分の2を獲得した、先の9・11衆院の得票率を見てみましょう。

有権者全体に占める絶対得票率
●与党得票率:34%
●野党得票率:33.5%
●棄権・無効:32.5%

有効投票のみを見た場合の得票率
●全与党: 50.3%
●全野党: 49.7%

 この「野党」の中には、のちに有権者を裏切って復党した「造反議員」も含まれますが、いずれにせよ「小泉VS反小泉」の差は、実に1%もなかったのです。世論調査でいえば誤差の範囲内です。「選挙は水物」とは言いますが、ほんのちょっとしたことで逆転していたくらいの差しかありません。これが「歴史的大勝」の真実の姿なんです。勝敗をわけたのは、まとまっていたか、分裂していたかの違いだけです。つまり、今の議会は全く世論を反映していません。だいたいが、もし「土井ブーム」の最中に小選挙区制が導入されていたら、衆院議席の80%を社会党が占めていたそうです。それもまたおかしいでしょう?そんなのが「国民の選択」の名に値しますか?これでなんでストレスがたまらずにおられましょうか!

ペテン的選挙制度を公正なものにあらためよ

 この状態を解消するためには、理想的には民意を忠実に反映する比例代表制が一番いいと思います。それでもどうしても小選挙区を導入したいのであれば、投票で過半数を獲得した候補がいない場合、上位2候補で決戦投票を行うなどの緩和措置をとってほしいと思います。

 その場合は第一回投票では社共に投票し、第二回投票で「よりマシ」な民主に投票することができますので、自分が投票した候補が落選しても、少しはストレスが緩和されますし、実際は野党票のほうが多いのに、与党候補がペテン的に当選するなどという詐欺行為も少しは減るでしょう。第一回投票で自公が過半数の票を獲得した場合も、少しは諦めがつこうというものです。実はそのほうが、「民意の集約」という小選挙区制を正当化する理屈にそっていることはあきらかです。

 そうは言っても明日に選挙制度が変わるわけではありません。今はこの制度を前提に考えるしかない。参議院選挙においても、前回の参院選で、もしも野党共闘が実現していた場合、実はすべての一人区で野党候補が勝利し、おそらく小泉政権はその時点で瓦解していたのです。民意が正確に反映されなかったがゆえに、小泉政権の延命を許してしまいました。このことにより、現在の危機的な情勢が招かれたと思います。もはや一刻の猶予もない、のんびりとお互いの認識の違いを角つき合わせて議論しているような、そんな甘っちょろい情勢ではないことを、すべての左派(+穏健保守)の市民と政党は認識するべきです。自党の消長も大事でしょうが、もっと大局に立ち、この状況をどうやったら食い止められるか、もっと必死に頭をひねって考えてほしい。

 さて、ここまで前提的な認識を書いてきました。(2)では本題である都知事選に続きます

注または補足として

 各政党の皆さんには、「歴史的な経緯」が抜けているというご不満があるかもしれません。そういう経緯を説明して「私たちはちゃんとやってきた。みんな他党が悪いんだ」と言いたいこともあるかもしれません。その気持ちは痛いほどわかりますし、心中を重々お察し申し上げます。

 ですが、あえてそういういきさつは省いて、「現実に」「現在は」どうなのかという書き方をしました。だいたいそういういきさつを言い出せば、私なんか過去を懺悔して全面屈服しない限りは未来永劫に共産党を支持できないことになってしまいます。そんな過去のいきさつを度外視して(お互い相手に懺悔することを要求せずに)ファシズムの脅威の前では手を結ぶことを訴えているのがこのエントリーの趣旨であることをご理解ください。

参考サイト

石原都政はもうご免だ!(red-piper.com )
ここは「石原都政はもうご免だ!」という有志が勝手に立ち上げたサイトです。石原都政を終わらせよう!と思う人は誰でも歓迎です。浅野さんを応援する人も、吉田さんを応援する人もいっしょに考えましょう。勝手に応援、勝手に論争、勝手に運動しましょう!

都民のハートに火をつける会
浅野史郎さんに東京都知事になってほしい!! 都民のハートに火をつけよう!!当会はもともと十数人の参加者から始まった勝手連でした。皆さんも、浅野さんを勝手に応援する勝手連やサポーター、チームなどを2、3人からでも立ち上げましょう。立ち上げられた際にはお知らせいただければ幸いです。

サヨナラ 石原都知事
石原都知事の3選を阻止したい。そんな人に提供するデータHPです。公選法の関係で知事選挙開始の前日(3月20日頃)に閉鎖する期間限定HPです。 公的発言にみる石原都知事の実像、年表-都政悪化の軌跡など。当ページを反石原のために引用・転載していただくことは自由です。

東京。をプロデュース
自分たちで東京をプロデュースできる絶好のチャンスがくるのに、ぼんやり待ってちゃもったいない。まずはここんとこ数年の東京を“リアルにチェック”が基本!

浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』
今回の都知事選挙に立候補することを決意した最も大きな要因は、東京だけでなく、全国各地の人たちから寄せられた「石原都政はもうたくさん」という悲鳴にも似た声です。社会的弱者に対する差別発言、都政の私物化、公私混同、側近政治、恐怖政治のような教育現場など、石原都政がもたらした数々の問題点を指摘しながら、その変革を必死になって願うメールや意見に接するうちに、誰かがこういった都政を変革するために立ち上がらなければならないと思うようになりました。(出馬声明全文)(PDF)

のびのび東京!吉田万三
様々な歴史的経過や政党の思惑があることも、私なりには理解しているつもりである。石原知事があまりにもひどいので、「勝ちたい一心」との気持ちもよくわかる。しかし、これが現在までの私たちの力の到達点なのだから、ここまで来たら力の限り頑張ろうと思っている。

無党賢闘【東京都知事選 野党共闘】(らんきーブログ)
石原慎太郎を再選させるか否か。ここが争点になるのだと私は思う…「無党賢闘」これが都知事選のテーマなのだと思う。 無党派の人々が賢く、「石原都政にNO!」と突きつけられる結果を出し、実らせる為に、勝てる候補者を選ぶ。それが勝利への道だろう…そういった意味で都知事選に限り、私は「既存組織」VS「普通の市民」といった闘いがいいかと思っている。野党共闘とは何か?それは反与党共闘であり、無党共闘であり、今の政治に不満を抱いている国民共闘なのだと思うのである。

浅野史郎さんは決して候補者として「ベスト」ではない・・・が、それでも浅野さんを勝手に応援する理由(ある国際人権派の雑食系ブログ)
正直言って、私も浅野史郎さんの政策論などに全面的に賛同している訳ではありません。いや、政策的にはむしろ日本共産党が推薦している吉田万三・元足立区長の方が、私の考えにより近いと言えるでしょう。では、なぜ吉田さんでは無く、浅野さんを「勝手に応援」するのか?それは、2003年の選挙で300万票以上の票を獲得した石原慎太郎氏に打ち勝つためには、石原氏の対抗馬は「保守層」を含めた幅広い層からの支持を得なければならないのであり、いま名前が挙がっている候補者の中で石原氏に勝てそうな人物は【浅野史郎さん】しかいない、と考えるからです。

浅野史郎さんに頭を下げる(旗旗)
石原さんとは思想が違うとか、その政策に反対であるとか、そんな生易しいレベルの牧歌的な問題ではないのです。普通に生きていくことができないのです。「3選を阻止できるなら、悪魔に魂を売り渡してもいい」という悲痛な叫びまでありました。私も、もうとっくに「左翼のプライド」なんてもんは存在しませんので、このさい穏健保守の浅野さんに頭を下げることにしました。左翼の立場がどうだと威張ってみたところで、私にはどんなに頑張ってもその力がない。

その他、トラックバック先など

浅野史郎さん、出馬!(きっこの日記)
「美しい東京」にするために(きっこのブログ)
浅野史郎氏を応援したい(天木直人公式ブログ)
都知事選において候補者同士が政策論争を戦わせる為の提案(らくちんランプ)
【ぜったいに行こう】東京都民に告ぐ・・・【都知事選】(えんとひなたぼっこ★ソラと追いかけっこ)

石原都政はもう御免だ!(なのなの勢力)
「革新」美濃部の収奪・首切を許すな!(なのなの勢力)
「当然勝ちます」浅野氏。(酔語酔吟 夢がたり)
ストップ石原都政!「浅野氏立候補」関連の記事より(みどりの一期一会)
浅野さんを応援する(はじめの一歩)

一人一人が応援団長!・・・浅野史郎氏応援プロジェクト(わんばらんす)
浅野氏・・・正式出馬表明!+共謀罪・・・警戒警報!(わんばらんす)
リアヨロの都知事選支持率調査を当日記でも表示しておきます(雑談日記)
世論調査。浅野史郎。この差が10ポイントに縮まると一気に逆転しかねない(てらまちねっと)
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みずみずしい感性の浅野史郎さんを応援する(A Tree at ease)
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老害 それは石原慎太郎 【老人と権力】(らんきーブログ)
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都知事選は、浅野史郎さんを支持します(散策)
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(どちらかと言えば)共産党応援な皆さま…石原3選絶対阻止をともに闘いましょう!

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コメントを見る

  • こんにちは、おひさしぶりです。

    都知事選、てっきり草加さんは共産党の候補者支持なのかなぁと思っていたので意外な気がしましたが、エントリー読んではぁはぁと納得。
    うちの地元では知事の裏金がどうこうをめぐっての騒動がまだ収まりません。いつまでやってんだよまったくもぅ…。私は政治家や責任ある立場の人間が多少贅沢することには寛容な人間だという自負がありますが、贅沢するのはいいから使途不明とか渡したか渡してないのかよくわかんない、みたいな金を出すなと言いたい…やれやれであります。

  • RRさん>

    わあ、なつかしい。たまに「どうしてるのかなあ」と思っていましたよ。

    なんと言いますか、今度の知事選の最大の争点は「石原3選の是非」だと思うのですよ。で、「非」の人は浅野さんに結集して1本化するのが自然だと思います。浅野さんは「君が代・日の丸は嫌いではない」と言っているそうですが、とりあえずそれはいいとします。強制さえしなければね。どちらの立場の人が当選しても、反対の立場の人の思想・信条・良心の自由を、気持ちよく尊重しあえるような世の中にしたい。私にとってはそれが争点です。たしかに、穏健保守(リベラル)とも手を結んで浅野さんを支持するしかないところに左翼の弱体化が顕著に現れているとも言えますけど、もし浅野さんが当選してもそこで終わりではない。監視や文句は言い続けていかないといかんわけで、とにかく「左派と右派の論争」なんてのも、まず自由な世の中を取り戻してからでないと「論争」すらできないだろうと思っています。

    >うちの地元では知事の裏金がどうこうをめぐっての騒動がまだ収まりません。いつまでやってんだよまったくもぅ…。

    うちの地元(近隣含む)の知事や市長さんは、共産以外オール与党の人が多いですね。そういう場合は選挙も投票率自体が30%台なんてことになってしまいます。大阪市長なんてその典型なんですが、そういう首長に対しては
    「共産党に入れた人以外が、全員お前に白紙委任したなんて思うんじゃねえ!」とか
    「おまえなんて、そのまんま東みたいなのが出たら、一発で吹き飛ぶ程度にしか支持されてねえんだよ!」とか
    共産党にも「別にお前らの候補に入れた人間が、全員共産党の主張を支持して一票入れたわけじゃねえよ!」とか
    まあ、いろいろ思ってしまいますね(笑

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    障害者の熱烈な「浅野さんがんばれ」の声を聞いた後、日共系heartの口汚い中傷を読むと怒りに震えずにはいられない。
    Trackback by 雑談日記(徒然なるままに、。) ― 2007年3月11日(日曜日) @ 19時03分36秒(http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2007/03/heart_9de8.html)
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    雑談日記のこの記事については阿修羅で反論しております。
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    ●私が日共系と思う根拠は?浅野をちょっとでも批判したら日共か?
    http://www.asyura2.com/07/senkyo31/msg/1040.html投稿者 heart 日時 2007 年 3 月 11 日 10:01:58: QS3iy8SiOaheU
    怒りを感じるのは結構。
    ●http://www.asyura2.com/07/kanri12/msg/562.html投稿者 heart 日時 2007 年 3 月 11 日 11:03:53: