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保守派の「教育改革」論の根底にある教育勅語ですが、そのユニークな口語訳ページを見つけました。思わず笑ってしまったのでご紹介します。英語訳もあるので、便利です。

教育勅語は冒頭で「日本は天皇の先祖によって大変に優れたシステムを構築し、繁栄してきた」という趣旨の言葉を、他ならぬ天皇が自分で言っちゃっているわけですね。そして「このシステムを守るために」「親の言うことをよく聞いてまじめによく働き」「有事の際にはこのシステムを命をかけて守りなさい」と、続きます。
だからそれをわかりやすく口語訳(というか意訳)するとこうなるわけですね。

「おれ、近頃つくづく思うんだけどよ、おれの先祖ってすげー偉いんだぞ」・・・

「これからもおれ様一家のために朝早くから布団と職場の間を往復してだな一生汗水垂らして働くんだぞ」
「有事があったら進んでおれ様の奴隷として真っ先に死ね。身も心もおれ様に捧げるつもりで死ね」

まあ、読んでみてくださいな。
なるほどこういうことを言っているんだと納得しますから。
しかしちょっとアレすぎる訳なので、私もいつか客観的な訳に挑戦してみたいな。

教育勅語(全学共闘会議)

これを「否定派」による解説(私としては「当たり前」の解説としたいところですが)とした場合に、賛美派、肯定派、中道派の立場による解説を以下に参考として紹介しておきます。

(参考URL)
教育勅語(明治神宮)
  └賛美派による教育勅語の口語訳
教育勅語(Wikipedia)
  └肯定派的な立場からの教育勅語の解説
教育勅語ってどんなもの?(日本共産党)
  └現行の法秩序体制の中では一番無難で問題のないと思われる解説