撮影:http://twitcasting.tv/atsushi_mic
工事期間中、工事区域のさらに遥か外側に設置されていたフロートが、裁判で工事中止を約束した後も残していることにまずびっくり。現在のフロート区域は本来は誰でも普通に出入りできる一般海域だ。前回の工事(ボーリング調査)でも封鎖されてない。
フロートによる封鎖のほうが例外なのだから、工事中止期間はただちに撤去するべきだし、最低限、現在的に同区域を通過しても何の問題もないと、主権国家として米軍に抗議するべき。それをしないのは沖縄県との約束違反であり誠実な態度とは言えない。
だいたい目取真さんは同海域に入ったわけでもなく、日本の警察が立ち入りを容認している場所であるにもかかわらずインネンをつけてきた米軍との仲裁に入っただけ。それを米軍が日本の法を無視して見せしめ的に長時間拘束とは!「治外法権」もいい加減にしてほしい。沖縄はお前らの植民地じゃない!
芥川賞作家、辺野古で米軍に拘束される
(2016/4/1 沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=161601
1日午前9時20分ごろ、沖縄県名護市辺野古の辺野古崎付近の海上で、新基地建設に抗議していたカヌー隊の男性1人が米軍警備員に身柄を拘束された。関係者によると、拘束されたのは芥川賞作家の目取真俊さんという。フロート(浮具)内の米軍提供水域の中に入った刑事特別法違反の疑いとみられる。
新基地建設に抗議するカヌー隊が米軍側に身柄拘束されるのは初めてという。
拘束を受け、キャンプ・シュワブゲート前では、市民約70人が「仲間を返せ」「解放しろ」などと抗議の声を上げた。
カヌー隊のメンバーによると、拘束されたのは陸地に近い浅瀬の岩場。カヌーをフロートの中に入れて乗ろうとしていたメンバー1人を、米軍警備員が拘束しようとしたため、目取真さんが止めに入ったところ、警備員は目取真さんを拘束した。
代執行訴訟の和解を受けた工事中止後もカヌー隊は海上で抗議を続けている。今回拘束された場所は、連日訪れている場所という。
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【弁護士の会見 4/1中城海上保安部前】
「フロートがなければ こんなことをする必要もないのに。なぜフロートをそのまま残すんだ、と強く言っておられました。 基地の中に連れ込まれ、本人は弁護士に会わせろと何度も要求したが、一切拒否された。基地の中は無法地帯。米軍の逮捕・監禁じゃないのか、8時間の身柄拘束後ただちに日本の司法警察員に引き渡さなければいけないことになっている。車移動時は後手の手錠。米軍の違法と海保の違法 徹底的に明らかにしていかないといけない。私たちの弁護活動を制限したこと、海保の責任をきちんと追及しないといけない。
日本人が外国の基地の中に連れて行かれて、その所在が8時間も分からないと、ありえないことだと思います。この危機意識を日本中で共有してもらいたいと思います。
日本人がやられても誰も分からない状況。沖縄防衛局、身柄について分からない。米軍に対する確認の手立てがないので 国会議員・赤嶺議員を通じて外務省からの調査をするという回答があった段階で初めてここと分かった。
基地の中に連れ込まれ何があったか、日本の司法警察に引き渡されるまで中で何がなされているかも分からない その調査の方法も分からない!」