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反弾圧

転載】2.9竪川弾圧「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による 終わらない弾圧への抗議声明」に賛同を

2.9竪川弾圧

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【4月26日第一次締め切り】【2.9竪川弾圧】「園良太さんへの公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明」に賛同をお願いします!

以下の抗議要求声明への個人・団体賛同を募集します。4月26日(土)までに個人名/団体名と肩書きを solfeb9@gmail.com にお送りください。
以下の宛先に提出し、救援会ブログでも公表します。

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2.9竪川弾圧・園良太さんへの
公安警察・江東区・東京都による終わらない弾圧への抗議声明

http://solfeb9.wordpress.com/

2014年4月8日

呼びかけ:稲葉菜々子(茨城大学)、上杉崇子(弁護士)、鵜飼哲(一橋大学)、大口昭彦(弁護士)、川村理(弁護士)、下地真樹(阪南大学)、山中幸男(救援連絡センター)、2.9竪川弾圧救援会

宛先:江東区役所水辺と緑の課
「地方公務員災害補償基金」東京都支部年金求償係

<要求>
1:園良太さんへの「損害賠償請求」の全てを今すぐやめること。
2:園良太さんへのあらゆる連絡と弾圧をやめること。
3:市民の抗議要請行動に対する行政の弾圧を全てやめること。

<みなさまへの経緯解説>

「2.9竪川弾圧」の裁判が終わり救援会も解散する2014年2月19日、当事者・園良太さんの自宅に突然「損害賠償請求権取得通知書」なるものが届きました。差出人は「地方公務員災害補償基金」(以下「基金」)で、新都知事の舛添要一が東京都支部長とされ、請求担当者も明記されています。

「2.9竪川弾圧」が江東区役所内で起きた時、江東区職員は園さんたちを羽交い絞めにして役所から強制排除しました。区は「その際に園が職員にけがをさせた」と決めつけ、公務災害として治療費を「基金」に請求し払わせていたことがわかりました。そして今回「基金」が園さんに「治療費を払え」と損害賠償請求をかけてきたのです。裁判が終わったことを見計らい、暴力を振るった江東区が被害者に責任転嫁をしてきたのです。

私たちはこれが警察・江東区・東京都が一体となった性懲りもない嫌がらせ、と同時に新たな弾圧として仕掛けてきた可能性もある、と判断しました。そこで2月26日付で東京都と江東区に抗議書を送り、3月6日に江東区役所前で抗議情宣を行いました。

しかし「基金」は3月26日に再び園さんの自宅に請求書を送りつけてきました。私たちの抗議と要求に何ら答えず、「抗議書は受け取ったが、再度請求する」と断言。さらに「園様がいきなり被災職員に体当りしたのち首を絞めたことにより、被災職員が頸部を負傷した事案であります。」と一方的な決めつけを行い、「39614円を請求しますので、平成26年4月30日までに支払って下さい」と言い切るのです。

<今回の問題点>

2.9竪川弾圧は、そもそも逮捕、起訴、有罪判決(一審、二審)とも、不当なものでした。その理由はすでに、公判の過程で、園良太本人と弁護団によって余すところなく展開されています。不当判決を裁判で覆すことができなかったことは、今もって痛恨の極みですが、少なくとも、2012年2月9日の件は終了したのです。そこへ、裁判でもまったく話題にすらならなかった「出来事」をもって、この期に及んで治療費=損害賠償を請求してくるとは、一体どういう了見なのでしょうか。

園さんら竪川河川敷公園の野宿者テントの支援者は、2012年2月8日の暴力行政代執行を問うために2月9日に江東区役所の「水辺と緑の課」へ向かいました。しかし区の窓口対応は不誠実の極みでした。その後園さんらは大勢の職員に突然背後から襲われ、全身を羽交い絞めにされ、両手両足を宙吊りにされ、建物外へ排除されました。

そもそも自治体の職員は、地域で起きた問題にからむ請願や陳情、抗議、申し入れ、話し合い要求などに、誠実に対応する義務があります(こんな当然すぎることを何度言わせるのでしょうか)。2月9日の事態は、その義務を怠り、話し合い拒否と代執行強行を居直った江東区側にすべての責任があります。

にもかかわらず、暴力的排除をしてきたことがまず許されません。そしてその際に、力関係でも圧倒的多数にして優勢である職員たちが負傷したこと自体が不自然です。それが証拠に、この件は被害届もなく、起訴理由にも記載されず、公判でも検事側証人として出廷した江東区職員の誰からも言及されていません。10枚近くもの診断書等を、引き出しの中にでもしまい忘れていたとでも言うのでしょうか。

こんな理不尽、不可解、夜郎自大なやり方を東京都も認めるのでしょうか。こんなことが認められるのであれば、自治体行政の窓口に異議申し立てをした場合、どんな仕打ちを受けるか。慄然とさせられます。少なくとも、民主国家のやり方ではないことを、私たちは声を大にして訴えます。

今回の「基金」による損害賠償請求は全く公正を欠く不当なものです。私たちは基金が請求の根拠にしている「地方公務員災害補償法」の中で法的に保障されている不服の申出を行います。そしてこの抗議声明と、声明への皆様の賛同を基金に突きつけます。ぜひとも多くのみなさまの賛同をお願いします。