投稿者: 司 宮二
自民、公明両党は6日、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について、昨年末の臨時国会以来となる衆院憲法調査特別委員会を8日に開き、審議を再開することを決めた。
野党が応じない場合も中山太郎委員長が職権で開会を決める。中山氏と与党理事らが確認した。
与党は憲法記念日の5月3日までに成立させるため、特別委で15日に公聴会を開いたうえで22日に採決し、23日の衆院通過を目指す。
…与党単独採決も視野に入れる中山氏は6日、公明党の太田昭宏代表に「自公は連立しているのだから、基本的なことは一緒にやってほしい」と協力を要請。さらに河野洋平衆院議長に現状を説明した。
民主党は「衆院で予算案を強行採決され、与党との信頼関係が壊れた。国民投票法案の審議には応じられない」(幹部)と反発している。
(引用出典:毎日新聞 記事全文)
(以下、転送歓迎とのこと)
■憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報 No.2(06/03/06)
~ 弁護士 猿田佐世 ~ ■
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3月7日憲法調査特別委・理事懇が召集され、15日にも公聴会開催か?
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予算が衆議院で終了し、3月6日には、自民党から7日に憲法特別委の理事懇を開催したいと召集がかかった。理事懇が開催されるということの意味は、採決までも含む今後の審議予定が決定されるということ。
前回の理事懇(2月21日)で、自民党からの公聴会開催の提案を持ち帰った民主党が、7日の理事懇開催に応じなければ採決は先になるが、理事懇が開催されるとなると、翌8日に特別委が開催され、15日には公聴会開催・公聴会終了、早ければ22日には採決という早急な展開もありうる(委員会開催は木曜)。
【以上要旨】
あと、数日、長くて数週間の勝負。
前回の理事会(2月21日)では、自民党が公聴会の開催を提案、民主が持ち帰った。国会素人の私は「公聴会」といったら、国民の声を広く、あちこちで聞いてくれるから、公聴会をやるなら3ヶ月くらい採決は延びるのかなーなんて、のんびりしたことを思っていたが、どっこい、公聴会というものは、やる気になったら開催を決定してから1週間で終了できちゃうものらしい。しかも、参加・傍聴できるのは、国会議席数にあわせて各党に割り当てられたチケットをもらった人だけ。そうすると、与党からチケットをもらった人が3分の2以上参加する公聴会・・・。
国民投票法案では、憲法改正の発議から国民投票までの期間が「60日から180日」となっていて、それに対し私は、「短すぎて、改正賛成・反対のイベントなんて出来やしない」「イベントやったことない人が法案書いてるんじゃないの?」とか、ぶうぶう言ってきた(今でも言っている)。でも、お上というのは、1、2週間で公聴会を数回やってしまって、そして終了。それをもって、「国民の声を 聞いた」ことにしてしまうのだから、空恐ろしい。
おーい、国民って誰だー?! 意見聞く気あるのかー?!
いよいよ、国会が、動き始めてしまったので、速報を連続して書くことになってしまいそうです。みなさまも、各地で動きを作ってください!みなさまの選挙区 の、心ある民主党や公明党(!)の議員を励ましに行ってください。
* * *転送ここまで
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