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会員日記

緊急!地方議員は12月議会で自治体の公文書管理・反社定義を質問して腐敗国政を包囲弾劾する作戦実行を!

常識とかけ離れたデタラメを地方から包囲せよ

by 戸田ひさよし

 前門真市議の戸田から緊急の提起です。ぜひ各方面に拡散願います。
 戸田HPの「ちょいマジ掲示板」に全文あり。戸田のツイッターやフェイスブックでも出していきます。 

全国の自治体議員とその支援者の皆さんに前門真市議の戸田から緊急に訴える!

★アベ政治の腐敗堕落に怒っている自治体議員達よ、あなたの持ち場でも「狼煙を上げよ!」

2019年7月現在(出典:東京新聞

 アベ自公政権による国家行政の腐敗堕落は、およそ行政として絶対にあってはならない。行政の根底を破壊する腐敗堕落の道を国家行政が突き進んで、とめどがない。

 ただ、国政野党が国会追及し、市民運動が街頭で追及してきたが、「全国1788自治体の自治体議員としての独自の追及」は、今まではなされて来なかった。
(※47都道府県+792市+23特別区+743町+183村で、合計1788自治体)

 それは、
(1)「アベ政権と国家官僚がやっている行為や答弁内容は、自治体行政がやっている事・規範としている事とかけ離れており、自分の自治体議会で取り上げる意味がない」、という認識、などによるものであり、端的に言えば、

(2)自分の自治体議会で当局に対して「公金支出の公的行事への招待者の名簿を1年とか1年未満とかで廃棄してよいのか」とか問えば、「それは市の○○条例○○規則に反するので許されません」と答えるだろうし、
「バックアップデータは公文書でないのか」とか、「議員の要求があっても提供しなくてよいのか」と問えば、「バックアップデータは公文書ですし、議員の要求があれば提供します」と答弁し、
「反社会的勢力の定義は定まっているか」と問えば、「○○年の政府見解や市の○○条例(解説)で定められています。その文言は○○○○となっています」、と明快に答弁する。

▲ただ、それに続いて
 「そうであれば、アベ政権がやっている事、国会答弁や記者会見で述べている事(具体事例として○○や○○、○○)は不適切だという事になりますね。市の見解を述べて下さい」という踏み込んだ質問をすると、

「国政国会の事に関しては答弁する立場にない」とか「国会の動向を見守りたい」等の「逃げ」を打たれて終わってしまう、という現実がある。

(3)▲それだから、戸田も含めてアベ政権に問題意識を持つ全国の自治体議員は自分の自治体議会で国行政問題に絡んだ質問をせずに諦めていた。(戸田の場合は本会議質問時間制限20分で目一杯大量の質問をするせいもあり)

・・・・でも、ちょっと待てよ、と戸田は思いついた!

◆1:アベ政治への批判的答弁を求めるのではなく、「単に自分の自治体の『まともな行政実務』を淡々と答弁させるだけ」であっても、そういう「まともな自治体行政実例の議会答弁」が、100、200、300・・・の多数の自治体で表明されていったしたらどうだろうか?!
・・・・絶対に世論喚起の効果が出てくるぞ!

 とりあえずはこの12月議会(自治体議会の圧倒的多数は3月6月9月12月の4定例議会)でそういう答弁を出す自治体が10、20現れて、それをとりまとめた者が記者会見してマスコミ報道させたとしたら、これは絶対に力になるぞ!

◆2:この「作戦」の優位点は、
 どんなにアベ信者の首長の自治体でも、自公議員が圧倒多数の議会であっても、そこの行政が「自分の所の行政実務や条例に則った答弁」=「公文書の偽造や破棄は許されないし、バックアップデータも公文書であるし、反社勢力の定義は条例説明等でされている」という答弁をする以外に選択肢を持たない、という厳然たる事実にある。

そしてまた、たった一人の議員であってもこういう質問は自由に出来る、という事である。

◆3:別の言い方で言うと、自治体行政当局としては、「政府批判に踏み込まずに単に自分の自治体の行政実務実態を淡々と答弁するだけ」であれば、全く気軽に答弁出来るし、そういう答弁しかしようがない、という事だ。

★4:もっとも効果的なのは「本会議一般質問」でこれを行なう事だ。そうすればかなりの数の自治体議会では「議会動画」としてアップされるので、ネット宣伝出来る。

「本会議一般質問」であれば、所属常任委員会がどこであっても、どの議員も自由に質問出来る。

※常任委員会での質問の場合は、上記用件に少し欠ける部分がある。その代わり時間制限無く一問一答で詳細に質せる利点がある。(そうでない自治体も一部あるが)。

◆5:質問での工夫する事は、「当局者に出来るだけ詳しく語らせて、当局答弁文だけでもそのまま宣伝に使えるように質問を組み立てる事」だ。
 質問で議員の側がベラベラ解説的にしゃべって、当局側が「議員ご指摘の通りです」と言うのではなく、
「○○について市の条例ではどう規定されているか」、
「○○について市の議会答弁ではどう答弁されたか」などの聞き方をするのがコツだ。(質問時間制限への対策にもなる)

■6:議員向けアドバイスとしては、質問通告の参考例として

件名:公文書およびその開示について
 要旨1:公文書の定義および公文書が市民の共有財産であることと市の責務について
 要旨2:本市において公文書の保存期間を「1年未満」と定めた例や、「事業終了後速やかに廃棄する」と定めた例があるかについて
 要旨3:「公金支出の公的行事への招待者の名簿」を開示請求があっても開示しないと考えているか、もしそうであればどういう根拠によるものかについて
 要旨4:公文書のバックアップデータは公文書であることについて
 要旨5:・・・・・・・

件名:反社会的勢力について
 要旨1:反社会的勢力の文言が記載規定されている法律および政府見解と本市の条例規則説明答弁について
 要旨2:反社会的勢力との関わりに関して、市長議員職員等の公職者および事業者や市民はどういう責任や責務を課せられているかについて

・・・・とりあえず思いつく事を書いたが、もっと簡単にしてもいい。
「全国作戦」としては、「同一の質問文言」に統一していった方がよいだろう。
 しかし「まずは12月議会で各議員が質問していく事」が大事である。その後に3月議会で統一質問をする事は全然構わない。

▲7:今はまだ、「国会答弁のような行政根本破壊のデタラメは自治体議会では起こり得ない」と思えるが、現状を放置していると、そのうちにアベ政権答弁に追随する自治体も発生しかねない!
 だから議員は自分の自治体の行政に「念押し・タガはめ」を今しておくべきだ!

◆8:国行政がとてつもない腐敗堕落に突進している現在、全国1788自治体の行政の「まともな行政実務」を世間の目に浮上させ、腐敗堕落せる国行政を包囲弾劾圧倒していく事の意義は巨大だ!
「全国自治体の良識で腐敗せる国行政を包囲弾劾する大作戦」を、自治体議員は始めよう!

自治体行政に関係している人や情報公開に関係している人々にはアベ政権・行政の「行政実務破壊の恐ろしさ」が痛感されているが、一般市民にとっては必ずしもそうではない。マスコミも理解不足の面が多い。
 しかし「自分のまちの議会で、自分のまちの当局者が議会で語る事」は、そのまちの住民にとって「極めて身近な説明」であり、マスコミ報道されるアベ政権行政の腐敗堕落と危険性を理解しやすくなる。

★9:この「全国自治体の良識で腐敗せる国行政を包囲弾劾する大作戦」はまた、アベ自公政権を支えている全国自治体の自民党公明党議員達(+補完勢力の維新など)を「金縛り」にかけ、アベ政権の土台を掘り崩すものだ。

というのは、この「議会質問大作戦」に直面したら、自分の自治体の行政自治体当局が淡々とこれまでの行政実務を答弁する事を妨害も否定も出来ないから黙って聞いているしか手が無いからだ。実に結構な話ではないか!

◆10:全国1788自治体議会での「12月議会本会議一般質問の通告締め切り」は、その大半が来週12/9(月)からの週のはずだから、この土日でちょっと頑張ってもらったら質問通告が可能だ!
 公文書保存開示問題、反社の定義問題について、ひとつでもいいから議会質問
をして、「地方自治体議会からの狼煙」を上げて欲しい。

●11:「12月議会での質問通告はどうしても無理」という議員は、当局に対して「文書質問書」を年内にでも出して欲しい。(自治体当局はこれに必ず回答する義務を負っている)

★12:全国の自治体議員にネットワークを持つ政党や諸グループ、共産党や立憲民主党、社民党、「緑の党」、○○市民派ネット、連帯ユニオン議員ネット、等々は、ぜひこの大作戦に取り組んで欲しい。

 当面は思い立った所から個別に始め、12月議会で10、20、30、の答弁実例を作り、次は「2月3月議会」(予算案審議を行なう重要定例会)で200、300と飛
躍的拡大をさせて、腐敗堕落一方のアベ政権を叩き潰していく広範な民衆陣形の一角に「地方自治体議員達の職能運動」を参入させよう!

◆13:この「全国自治体議員大作戦」は、「保守的な弱小自治体の門真市でたった一人の革命左翼議員」であっても、様々な面で門真市行政を全国的先進施策を取らせてきた実績豊富な戸田であればこそ思いつき、提起し得たものと自負している。(維新に押されて今年6選目落選は残念だが)

 アベ政治の腐敗堕落に怒っている自治体議員達よ、「狼煙を上げよ!」
 共に闘わん!


▲本文は実は拡散用の「簡略版」であり、当初のもっと長文バージョンは「ちょいマジ掲示板」の
「地方議員は12月議会で国行政堕落を自治体の実例提示で弾劾するこの質問作戦実行を! 」 にある。
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=11436;id=#11436

 また、「阿修羅掲示板:政治板」への12/6戸田投稿
「自治体議員は12月議会で国行政堕落を全国自治体のまとも実例提示で弾劾する公文書・反社質問作戦を!」にもある。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/848.html

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戸田 ひさよし

「市民の絆・大阪」など市民運動や、連帯ユニオンという硬派の労働組合にも所属しながら、市議5期を務めた前大阪府門真市議の戸田です。現在その豊富な実績ノウハウを各方面の社会運動や市民生活向上に役立てるため「社会運動の何でもサポーター事業」=「戸田アソシエーション」を運営中!いろんな情報をお届けします!