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反戦動画集

2008.03.20 立て看デモ ストップイラク派兵京都

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 2008年3月20日のイラク戦争5周年、ストップイラク派兵京都のデモ。最後尾の反戦生活(反戦と生活のための表現解放行動)グループの映像。

 同行動がおこなった、普通は職場や学園に設置するための立て看板を、そのまんま背負ってデモをするという「立て看デモ」のパフォーマンスが話題になった。
 くるくると回る“立て看隊”に爆笑。移動コタツまで登場して人々の注目を集めた。

ストップイラク派兵集会・デモに向けての反戦生活アピール

 定食を食べたら時給がとんでく派遣労働者諸君!壊れかけの腰を抱え、今の仕事をどれだけ続けていけるか、不安に苛まれる日雇い労働者諸君!経る年月を指折り数え、自分が働いた時間と所得がこのままでは一生釣り合わないと驚愕するフリーター諸君!賃労働になんの希望も見出せない諸君!

なぜ働いても楽にならないのか!?

 同じ賃金で働いていても隣には楽そうな仕事があり、上を仰げば自分がこのまま働いても追いつけない給料の仕事があり、理不尽さを感じるよりも先に、キツイ労働に耐えなければ行路死(行き倒れ)に至るかも知れないという恐怖に追い立てられ、身動きが取れない。この閉塞感は一体どこから来るのか?

 去る2007年8月3日、労働者派遣法違反により、港湾荷役労働に派遣した神戸市内のフルキャストの支店に2カ月、他の全て支店に1カ月の業務停止命令が下った。このことで派遣企業の違法性、派遣労働者の酷い労働環境が明るみに出た訳だが、これだけでは労働条件の向上は望めない。

 日雇い派遣を斡旋する企業の粗利率は三割前後で、甘い汁のタネを国も企業もそう簡単に手放すわけがなく、企業のピンはねが野放しである構造は変わっていない。いくら違法といっても業務停止の煽りをくうのは各現場労働者であり、フルキャストへのこの対応は「バレずにやれよ」と釘を刺したにすぎない。

 今の派遣業の労務形態は、大阪は釜ヶ崎の元請・手配師制度、朝鮮へ日帝が植民地時代に持ち込んだままの建設労務システムが姿を変えたものであり、安く買い叩かれた労働力は、富める層をより豊かにするよう利用され、貧しい労働者は貧困に縛り付けられることに変わりはない。

 労働者の管理は強化されるも環境は悪化する一方だ。富の集中化には搾取・強奪がつきもので、国外でも、いかに労働者を安く買うかで企業は躍起である。辛酸を舐めさせられるのは常に社会の周辺に差別的にも追いやられた人たちだ。そして、最終的には権力を持った集団は、文句の言う者を武力によってねじ伏せる。

賃労働のしんどさは働いてもどうにもならない!

 労働者は国や企業にとってその人の生活を省みられない「労働力」であって、賃労働のできない者は切り捨てる、仕事のイス取りゲームの参加を強いられている。こうした競争を是とする社会では殺す側か、殺される側かの二択しかない。なぜ他の選択肢がないのか。

 一切の「ふつうに生きたい人」の選択肢を奪うことの国際版がG8サミットだ。遵わないもの、反抗するものに対して軍事力が「平和」と「民主主義」の名のもとに行使される。私たちはイラク・アフガニスタンに対する戦争に、税金を支払うことを通じて協力してしまっている!こんな世の中はおかしい!

 そもそも「生活」のために働くのであり、一方的な競争のために働いているのではないはずだ。ましてや戦争に自分らが稼いだ金が使われるなんてまっぴらだ。使う側は、きつい仕事に耐えるのは美徳だ、という労働倫理を盾に巧みに搾取を繰り返している。

 もう個人の頑張りではどうにもならない。ともに理不尽なことに抗議の声をあげよう!
 今こそ富の分配を!それはそもそも私たちのものなのだから!

イラク侵略戦争開始5年 なくせ!戦争と貧困
3.20ピースアクション

3月20日木曜日・春分の日 午後二時開始
会場:鴨川三条河川敷 三条大橋北
集会後、3時から 円山公園までデモ

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