千葉県柏市に全盲の議員誕生。成田市議選における足立まちこさんの勝利に引き続いて、「市東さんの農地取り上げに反対する会」の仲間、内田ひろきさんが柏市議会に堂々の初当選!
柏市内は福島原発事故の影響で放射線量が高く、いわゆるホットスポットも発見されている。選挙活動では原発問題にほとんど触れない候補もいる中で、内田ひろきさんは反原発をしっかりと打ち出し、「国策と対決するためには三里塚のように闘う必要がある」と訴えた。
天神峰現闘本部破壊のニュースが流れた翌日が投票日。その地元千葉で三里塚派の議員誕生。しかも新人が初当選したことはとても重い。破壊攻撃に抗してやっと一つ押し返した!
柏市議会選挙結果(吉川ひろしのブログ)
http://yoshikawahiroshi.blog61.fc2.com/blog-entry-372.html
8月7日の柏市議会選挙は36人の定数に51人が立候補した激戦であったが、私たちが応援した「内田ひろき氏」が26位(2,455票)で当選した!
内田ひろき氏は柏市議会始まって以来の全盲の市議会議員になる。全盲という障害を持っていることによる不利益を議会活動で被らないように議会事務局は体制つくりをきちんとしてほしい。障害がある人もない人も共に暮らしやすい地域になるように、内田ひろき氏は全力を尽くすでしょう。病院のリハビリ指導員や夜間中学校での指導員の経験も福祉や教育の充実に発揮できるでしょう。
尚、柏市の8月の人口は40万5,853人で有権者数は32万0,781人、投票率は37.62%で史上最低の投票率であった。私は内田ひろきの選対本部長として他の候補者の当落予想も事前におこなったが51人中で3人の当落がはずれた。マー残りの48人の当落は予想通りだったので的中率94%は許容範囲でしょう。市町村合併による恒例の真夏の選挙であったが、とにかく嬉しい結果が出てよかった。