■ 日時:2013年5月18日(土)午後2:00~
■ 会場:文京シビックセンター
■ 発言:平野靖識さん(地球的課題の実験村)
柳川秀夫さん(三里塚の農民)
鎌田 慧さん(ルポライター)
■ 主催:成田プロジェクト
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成田空港では、2500メートル滑走路の南端に暮らす人びとの上空40メートルをジェット旅客機が通過する現状は変わっていません。一坪共有地の強奪がおこなわれ、そればかりか、政府・国交省と成田空港会社は、発着回数を30万回へ大幅増便し、夜間・早朝の離着陸制限を2時間も緩和しようとするなど、人権無視、非道の対応が続いています。
こうした中、柳川さんは、2013反対同盟旗開きで、「11.28団結小屋破壊は強制収用だ。基本的には力の論理で強行してきた。しかし、人間の力を押しつぶすことはできない」と、政府・国交省や成田空港会社を批判しました。また、「闘うという志があるかぎり、未来永劫、世直しができるまでがんばっていこう」と、展望をのべました。40年にわたって原発への警鐘を鳴らしつづけてきた鎌田さんは、“さよなら原発1000万人アクション”や“脱原発法制定運動”に全力で取り組んで来られました。
三里塚の最新情報を平野さんからうかがい、鎌田さんと柳川さんの話をじっくり聞いて三里塚闘争を根本から考えていきたいと思います。また、3年後の2016年には成田空港の閣議決定から50年の節目を迎えますから、ひとつの区切りをつけて、新しい運動を考えていければいいな、と思います。