【転載歓迎】パレスチナの平和を考える会 より
株式会社良品計画のウェブサイトによれば、同社は2011年中のイスラエルへの出店を決定したということです。
→無印良品:フィリピンおよびイスラエル出店についてのお知らせ
ガザ虐殺から1年以上が経った現在も、イスラエルは虐殺の責任者を特定・処罰することもなく、パレスチナ人に対する占領・排外政策を続けています。
こうした状況のなかでの無印良品のイスラエル進出は、同社の意図がどうであれ、同国に対する国際社会の「不処罰の伝統」を助長する、強い政治的メッセージ性を帯びざるを得ないものです。
日本の小売企業として初となる無印良品のイスラエル進出を断固阻止し、パレスチナ人達によるイスラエル・ボイコットの呼びかけに連帯しましょう!
要請先:無印良品問い合わせ窓口
参考文書:パレスチナからのBDS(イスラエル・ボイコット)の呼びかけ
一度メールを送っただけでは、無印良品があらかじめ用意している文章をコピーしてあなたに送るだけで済まされてしまいます。これまでメールを出した人に、無印からほぼ同じ内容の返事が届いていることを複数確認しています。どうか、無印へのメールは一度ではなく、返事が来たらそれに返事をするという感じで、違う内容のメールを送り続けてください。そして、無印がイスラエル進出をやめる決定をするまで、そのやりとりを続けてください。
以下、要請文のサンプルです
株式会社良品計画代表取締役社長 金井政明 様
貴社がイスラエルのカイリ・グループと連携し、同国への出店を予定されているという非常に残念なニュースを聞きました。イスラエルは、数百の国連決議を無視しながら、パレスチナ人に対する過酷な占領とアパルトヘイト政策を続けている国です。現在、アラブ諸国のみならず、世界中でイスラエルに対するボイコットの呼びかけが行われています。
現在のイスラエルは、国際社会がもはや受け入れられないものとしたはずの人種主義や民族浄化をあからさまに、法制化し、実践しているという点で、かつての南アフリカと同様、国際的な圧力がもっとも必要とされている国です。
かつて、アパルトヘイト政策を行っていた南アフリカに対して、国連が経済制裁を決議していたとき、日本の企業は率先して、南アフリカ企業と取引を続け、国際的な非難を浴びていました。貴社がアパルトヘイト国家イスラエルへの日系小売企業第一号という歴史的不名誉を受けることを今からでも回避されることを強く要望します。
そして、何よりも、人として当たり前の権利と尊厳を得るため、国際社会によるイスラエルに対する不処罰の歴史を終えるよう訴えているパレスチナ人たちの声に貴社が耳を傾け、今回のイスラエル出店について、再度、検討し直されることを強く要望します。
貴社のご見解を伺わせていただければ幸いです。