読者投稿@ゲストさん
パネルディスカッション 震災下の排外主義を考える
フィリピン人一家嫌がらせ事件から丸2年
~ 外国人は日本社会の「邪魔者」なのか?
主催 差別・排外主義に反対する連絡会
■ 4月10日(日) 午後2時~4時半
■ 豊島区民センター(池袋駅東口から徒歩5分)
講師 金東鶴さん (在日本朝鮮人人権協会
安田浩一さん(ジャーナリスト)他
資料代 500円
* これに先立ち 午前12時~午後1時 池袋東口ターミナル情宣を行います
私たちはいま、まさしく人類の歴史においても未曾有の危機に直面し、かつそれを全力で乗り越えようとしています。いまはまず、より深く傷つき被災された方々の救援が優先されなければなりません。微力であれ、その一端を担いたいと思います。
私たちは過去、震災下において大きな過ちを犯しました。それは差別・排外的な衝動とその暴走です。関東大震災の時。「朝鮮人が井戸水に毒を投げ込んだ」という流言飛語が流され、住民が在日朝鮮人を襲撃し虐殺したのです。
2009年4月埼玉県で、すでに両親の強制送還措置が決まり、帰国を数日後に控えたフィリピン人一家の自宅や、子どもの通う学校をコースに設定した「市民団体」によるデモがありました。100名を超える参加者は一家に対し罵詈雑言を繰り返しました。同年の12月には京都で授業中の朝鮮学校を、同じ「市民団体」が襲撃、その後も日本に暮す外国人や外国からの観光客への嫌がらせは続いています。
もう過ちを繰り返す余地はありません。いまこそ私たちは、歴史の過ちを乗り越えて、現在から未来を切り開きましょう。
「いま」何をなすべきか、「いま」からどういう社会を作り上げていくべきか、共に意見をぶつけ合いましょう。ぜひ、一人でも多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
差別・排外主義に反対する連絡会 hannhaigaisyugi@gmail.com