憲法改正の初手と噂される緊急事態条項。この条項は、災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明でした。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのか。
実はヒトラー独裁の始まりはワイマール憲法に書かれた同様の条項だったのです。法学的に「独裁」とは、いかなる状態なのか? ヒトラーの全権掌握の過程で、議会制民主主義はなぜ独裁を阻止できなかったのか?憲法学の重鎮が、ナチ・ドイツ研究者の最先端をいく歴史家が、「独裁」の本質に迫ります。
■日 時:2017年11月15日(水) 開演:18:00/開場:17:30
■場 所:東京大学 駒場キャンパス
駒場コミュニケーション・プラザ北館2階 多目的教室4
〒153-0041 目黒区駒場3-8-1
京王井の頭線 「駒場東大前」駅下車
http://www.utcoop.or.jp/shop/map.html#cb
■参加費:無料
■主 催:東京大学消費生活共同組合・駒場書籍部
http://www.utcoop.or.jp/cb/news/news_detail_4764.html
【参加方法】
メールにてご予約を承ります。 ※本イベントは一般の方もご参加いただけます。「お名前(フルネーム)」と「よみがな」をご記入のうえ、下記アドレス宛にお送りください。当日は自由席となります。入口にて、お名前を係員にお申し付けください。
komababook@gmail.com
【定 員】
80名※定員を超えた場合は立ち見にてご観覧いただけます。
【登壇者プロフィール】
石田 勇治
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。専門はドイツ近現代史。主な著書に『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)、 『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』(白水社)、『20世紀ドイツ史』(同)など
ーーーーーーーー
長谷部 恭男
早稲田大学法学学術院教授。東京大学法学部教授等を経て、2014年より現職。日本公法学会理事長。主な著書に『憲法の理性』(東京大学出版会)『憲法とは何か』(岩波新書)『憲法学のフロンティア』(岩波書店)など
[amazon_link asins=’4087208966′ template=’hatahata’ store=’hatahata-22′ marketplace=’JP’ link_id=’a7ae1607-c88c-11e7-95de-23850a8f1131′]