分断と差別、優生思想のパラリンピックに反対する!
#CancelTheParalympics
■ 2021年8.21(土) 午後4時 新橋駅前・SL広場集合 → 午後5時 デモ出発
2021年8.24(火) 午後7時 JOC前集合
〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号
https://www.joc.or.jp/about/address/
五輪は終わったが、そのツケは早くも私たちの社会を覆い始めています。開催中1万人を突破したコロナ感染者数は、終了後2万人を突破(全国で)、その勢いは止まらず「制御不能、災害レベル、自分の身は自分で守る」(8.12東京都モニタリング会議)という状況が続いています。「人の命より五輪が大事」ー開催都市で繰り返されてきた棄民化の政治が、誰にもわかる形で露呈した史上最悪の東京大会でした。
で、あろうことか、「災害レベル」の状況の中、今度はパラリンピックを開催するといいます。あり得ない!元々は戦傷者のリハビリから始まったパラリンピック。競い合うことで社会復帰を促すことが原点でした。現在はどうでしょう?スポンサーからの支援を受けられる一握りのパラアスリートたちが、高額の装具で競い合います。IPC(国際パラリンピック委員会)の定めた厳しい選考基準をクリアした選手だけが参加できる特別の大会なのです。「障害者を対象とした、もう一つのオリンピック」(東京都オリ・パラ準備局)は、障害を持つ多くの人とは無縁の世界です。
「もう一つのオリンピック」はオリンピックとは別のものです。五輪の中で多様性を謳っても、決していっしょにはやりません。すでにパラアスリートの記録がオリンピックメダリストの記録を追い越す勢いの競技もありますが、五輪大会への参加は却られました。なぜ?「障害」を克服して一流にたどり着いたトップ・パラアスリートの姿は、人々に感動を与え、「健常」と言われる人々に努力を求める格好の道徳教材になります。実際、このコロナ禍、無観客でも教育的意義があると、子どもたちのパラ観戦(学校連携観戦)が検討されています。許せん!
与えられた枠組みの中で顕彰されるパラリンピックは真の障害者理解とは程遠いもの、私たちの求めるインクルーシブな社会は、もっと身近なところからしか始まらないと思います。
障害を持つ人とそうでない人、障害者の中にもより、差別と分断、そして優生思想を内包するのがパラリンピックです。オリンピックもパラリンピックも根底にある問題性は同じだけれども、もっと複雑なのがパラリンピックなのではないでしょうか。オリンピックもパラリンピックも、どちらもいらない。パラリンピックの開催に反対します!デモと開会式への抗議に集まれ!学習会にも参加してください。
★主催:
・オリンピック災害おことわり連絡会
http://www.2020okotowa.link/
・反五輪の会
https://hangorin.tumblr.com/
■ 日時:2021年8.29(日)午後3時から5時
■ 形式:VIMEOによるweb集会です!
お断りンクのブログから視聴できます!
■ スピーカー
・岡崎勝(自由スポーツ研究所)
・北村小夜(元教員)
・増田らな(反五輪の会、特別支援学校教員)