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クリーンな電気の落とし穴―巨大太陽光/風力発電プロジェクトの問題を考える/京都

■ 日時:2021年10月30日(土)14:00~16:50

■ 会場:ひと・町交流館京都 第4会議室(河原町五条下る東側)
 〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1
 京阪電車「清水五条」下車 徒歩8分
 地下鉄烏丸線「五条」下車 徒歩10分
 http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

■ 参加費¥500

■ 報告:五十嵐守

■ 主催:グローバル・ジャステス研究会
 連絡TEL080-2742-2590

 「2050年カーボンニュートラル」(2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)で注目と期待を集めている再生可能エネルギー。2012年にFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)がスタートし、全国で大規模なソーラー(太陽光)・風力発電プロジェクトが始まりました。

 その後、数百キロワット以上のソーラー計画について、長野県、山梨県、静岡県をはじめ全国で150件以上のトラブルが報告されています。多くは「景観の悪化」や「災害=水害の懸念」に関連しています。風力発電についても農林水産業への影響、低周波音による健康被害、森林伐採による自然環境・景観の破壊、土砂流失・増水、希少生物への影響などを危惧する住民の運動が全国に広がっています。

 報告者の五十嵐守さんは次のように指摘しています。
一見「グローバルな環境問題」対「ローカルな環境問題」の対立のように見えますが、違います。重要なことは「Environmental Justice(エンバイロメンタル ジャスティス)」(環境正義)という基準で考えることです。これは、環境負荷が不平等に分配されている状況(周辺部への集中)を不正義だとする思想です。

五十嵐 守さん
社会運動に関わる情報・論考を「じょんのびblog」等で発表されています。今回の報告では「『創造的破壊』としての『カーボンニュートラル』」(同ブログ2021年4月14日付)をもとに、日本政府や財界が掲げる「カーボンニュートラル」の問題点を地域における運動の視点から話していただきます。

*割引希望の方は受付で遠慮なくお申し出ください。
*換気と密集回避には十分に注意をしますが、体調や生活上の対人接触の条件等をご自分で判断し、無理のない範囲でご参加ください。
*化学物質の影響によるさまざまな疾患を訴えておられる方がいます。当日は柔軟剤、整髪剤、制汗剤、香水などの使用をなるべく控えるよう配慮をお願いします。

参考

   

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主催:グローバル・ジャスティス研究会
https://www.facebook.com/683537078494574/
 私たちのまわり、そして世界を見渡せば、戦争、暴力、排除、地球環境の危機…情報の洪水の中で忘れられがちな人びとの人権と尊厳私たちの住むこの国も無関係ではないその原因、背景、歴史に、そしてそれに抗おうとする世界の人びとに、目を向けた時、システム・構造を変えようとする動き、違う生き方の模索と出会い、人間にとって大切な共感・共生、自然との共存を学ぶ。
「グローバル・ジャスティス研究会」は、公正な社会の実現に向け、現状を知りその原因や、次世代の社会について話し合う場を重ね、様々な問題に取り組むグループとも手をつなぎたいと考えています。
通常は月1回、講演会などを開催しています。皆さんのご参加をお待ちしています。関心のあるテーマで企画に参加したい方も歓迎です。