南京陥落(1937年12月13日)から、南京北部の揚子江沿岸では、敗走する中国兵や避難民に対して、日本軍による大量虐殺事件が多発しました。煤炭港は貨物連絡船桟橋や石炭の荷役施設を備えた鉄道ターミナル駅があった所ですが、ここでも捕虜や一般市民の大規模な「殺処分」が発生しました。南京陥落直後に煤炭港で起きた機関銃による大規模処刑から奇跡的に生還した‘’幸存者‘’おふたりが文字通りの生き地獄からの生還を詳細に証言しています。
下関地区にいち早く突入した上海派遣軍の京都16師団第33聯隊と第38聯隊に所属する部隊が、これらの虐殺事件に主要な役割を果たしたことは確実です。これらの部隊に従軍した元日本軍兵士から聞き取りした証言は、揚子江沿岸で多数の捕虜や一般人を機関銃掃射により処刑した事実を証明しています。戦史資料とも関連付けて、なぜ日本軍部隊が凶悪な殺人集団と化してしまったのか考えます。
■ 日 時:2021年12月11日(土)14時(開場13時半)
■ 会 場;韓国YMCA 9階国際会議場
〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-5-5
JR水道橋駅下車5分
http://www.ayc0208.org/access.php
■ ビデオ上映
南京・煤炭港の虐殺
生還者の証言―元日本軍兵士証言
■ 会場費:800円
■ 事前予約制としています
下記faxまたはメールでお申し込みください 。
■ 主催:ノーモア南京の会
Fax :03-3889-9499
Mail:nomorenanjing1937@gmail.com