いまさら聞けない!基礎講座/嘘を見分ける、意見をもつ
第三回「はじめての部落問題」
■ 第三回の概要:
旧賤民にかかわる差別が部落問題である。被差別部落は、日本全国に数千カ所あると言われている。1世紀半前に廃止された賤民制度が、なぜ、現在も意味を持つのか?誰がどのような理由で被差別部落を残してきたのか?日本近代の負の遺産を私たちはどのように考えればいいのか?
見えにくく難解に思われがちな部落問題の「これまで」と「これから」を考えてみたい。
■ 第3回講師;角岡伸彦(かどおか・のぶひこ)
1963年兵庫県生まれ。関西学院大学を卒業後、神戸新聞記者などを経てフリーライター。
著書に『はじめての部落問題』(文春新書)、『被差別部落の青春』(講談社)、『ふしぎな部落問題』(ちくま新書)、『ホルモン奉行』(解放出版社)、『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』(講談社)、『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』(小学館)など。
■ 日時:2023年7月29日(土)18:30-20:00
形式:ハイブリット(教室&オンライン)
■ ゼミ参加料金
・1回券・・・・・・3,000円
・5回通し券・・・・・・
一般 12,000円
2023年度ふぇみ・ゼミ寄付者(年間1万円以上)10,000円
U30受講生 6,000円
※学生料金はありません。ふぇみ・ゼミU30受講生は割引、ふぇみ・ゼミU30参加者年間パスポート所持者は無料になりますので、これを機にU30への参加をご検討ください。ふぇみ・ゼミU30の情報については https://2023femizemiu30.peatix.com/ をご覧ください。
■ お申込み&締め切り
・zoomでのリアルタイム参加を希望される方は開始時間の1時間前までにはお申込みください。それ以降の直前のお申込みには対応できないことがあります。その場合、「後から配信」でご覧ください。
・お申込み時点ですでに終了している回につきましては、「後から配信」でご覧ください。
・申し込みURL:https://23imasara.peatix.com/view
■ 主催・お問い合わせ:ふぇみ・ゼミ事務所
〒115-0044 東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ403
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://peatix.com/group/7235540
<角岡伸彦さんの著書>
「慰安婦」問題、トランス差別、部落問題、沖縄の基地問題、入管問題、障害者への合理的配慮などをめぐり、さまざまな虚偽情報があふれている昨今、「SNSで広まっている嘘の情報にうっかりだまされて差別に加担してしまうのが心配…」という方も多いはず。「でも、何冊も本を読んで一から勉強する時間や気力はない…」というのが現実ではないでしょうか。
そこで、この講座では、2023年度の前半(vol.1)と後半(vol.2)に分けて、さまざまな社会問題をめぐる基礎知識に触れる機会を提供します。嘘や虚偽情報が見分けられるようになれば、自分の頭で考え、自分の意見を持つための視点を獲得することができるはずです!
■ 講座の日程 / 講師 / 各回テーマ
〇第1回 2023年5月20日(土)18:30-20:00 梁・永山聡子「私たちはなぜ『慰安婦』問題を語りにくいのか?」(ハイブリッド)
〇第2回 2023年6月24日(土)18:30-20:00 青山薫「セックスワークと人身取引 ーー二分法を越えて」(オンライン)
〇第3回 2023年7月29日(土)18:30-20:00 角岡伸彦「はじめての部落問題」(ハイブリッド)
〇第4回 2023年8月12日(土)18:30-20:00 堀あきこ「問題化されるアニメスタイルの女性表現」(オンライン)
〇第5回 2023年9月9日(土)18:30-20:00 伊是名夏子「女性×障害 インターセクショナリティの生きづらさと権利」(ハイブリッド)
■ 開催方法
第1, 3, 5回はオンラインと会場開催を併用するハイブリッド開催、第2, 4回は完全オンライン開催となります。