東アジアの大変動と日米安保体制
■ 日 時:2018年10月6日(土)13時半~17時
■ 場 所:文京シビックホール会議室(文京シビックセンター北側3階)
東京都文京区春日1丁目16番21号
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
■ 講 演:高野孟さん「東アジアの大変動と日米安保体制」
■ 資料代:500円
■ 主 催:戦争法廃止・安倍たおせ!反戦実行委員会
連絡先:電話 03-6206-1101(9条改憲阻止の会)
携帯 090-6481-6713(松平)
高野孟(たかの・はじめ)さん
東京都出身。ジャーナリスト、『インサイダー』編集長。
2002年より早稲田大学客員教授、サイバー大学客員教授。
東アジア共同体研究所理事。千葉県鴨川市在住。
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東アジアは今、歴史的な大変動の中にあります。
朝鮮・韓国が、反朴民衆総決起と民族自主の高揚を背景に、4・27南北首脳会談を成功させて板門店宣言を発し、アメリカによる第二次朝鮮戦争の発動を押し止めました。その上で朝鮮が、中国との関係修復を果たしつつ、6・12朝米首脳会談を実現し、アメリカを和平の道に引き込みました。
こうして世界の一大発火点であり続けた朝鮮半島は、終戦宣言・平和協定締結による新秩序の形成へと向かいつつあります。この平和の流れは、韓国だけでなく、沖縄、日本(ヤマト)についても、米軍駐留の根拠を揺るがします。そして、辺野古新基地建設に反対し自己決定権を求める沖縄の闘いが、東アジア大変動の原動力の構成環へと浮上してきました。それは、沖縄の尊厳をかけた翁長知事の「撤回」と急逝とによって、日米政府に対する政治決戦の局面へと突入しています。私たちは、韓国・朝鮮、沖縄の起ち上がりを熱烈に支持します。
とはいえ、アメリカは、東アジアにおける覇権を自ら進んで放棄しはしないでしょう。アメリカは、日本列島・琉球諸島・台湾・フィリピンを結ぶ戦略ラインを固守・強化しようとしています。日本政府もそれを前提に、戦争する国への野望をひきつづき追求する構えです。
これに対して私たちは日米安保体制の問題を、政治的攻防環に浮上させていかねばなりません。アメリカの社会・経済問題の対日シワ寄せや9条改憲問題、天皇制問題などをリンクさせつつ、安倍政権を倒さねばなりません。沖縄・韓国民衆と連帯し、東アジア大変動の前線に進出していきましょう。
私たち反戦実は、以上の認識を共有し、さらに深めるために、討論会を開きます。積極的に活動されているジャーナリストの高野孟さんに「東アジアの大変動と日米安保体制」と題した講演をしていただいたあと、同じテーマで討論を行います。高野孟さんと共に語り合いましょう。