■日時:2019年3月22日(金)午後6時30分より
■会場:エルおおさか7階709号室
地下鉄谷町線、京阪天満橋馴歩5分
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
■資料代1,000円
■主催:関西・沖縄戦を考える会
http://okinawasen.main.jp/
問合せ:新聞うずみ火(06-6375-5561)
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■講師:徐勝(ソ・スン)さん
「朝鮮半島平和と沖縄」
戦争危機が叫ばれていた朝鮮半島では、2018年、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを契機に奇跡のように3次の南北の首脳会談が開かれ、南北和解と平和に希望の火がともされ、『今後、戦争はない』と高らかに宣言された。6月12日にはシンガポールで、金正恩委員長とトランプ大統領によって朝鮮半島非核化と朝鮮戦争終結といつ歴史的プロセスがはじまり、2019年の年初には、南北、朝米頂上会談が予定され、上記のプロセスにはさらなる進展があると思われる。
問題は日本である。朝鮮半島の分断と対立に一端の責任がある日本の安倍総理は、朝鮮半島和解と平和のプロセスに逆行して戦争危機を煽りながら、軍事大国化と憲法改定の野望をたくましくしてきた。植民地時代から日本の抑圧と差別を受け、戦争で莫大な被害を受けてきた沖縄と朝鮮は平和を熱望するがゆえに、両者の間に介在し、両者を国際政治の道具にしようとする日米の意図に抗して、朝鮮半島南北と沖縄が自らの運命の決定権者として手を携えて、東アジア平和の道を拓いていく。
1945年京都生。東京教育大学卒、ソウル大学校大学院留学。立命館大学法学部教授(比較人権法)、同大学コリア研究センター長を経て、現在、韓国又石大学校碩座教授東アジア平和研究所所長。
1994年、多田瑤子反権力人権賞受賞。2011年6月、「真実の力」」第1回人権賞受賞。東アジアにおける亜大な人権侵害とその回復、和解と平和を研究している。
著書に『東アジアの国家暴力と人権・平和』(かもがわ出版、2011年)、『東アジア平和紀行一韓国、台湾、沖縄をめぐって』(かもがわ出版、2011年)、『誰にも故郷はあるものだ一在日朝鮮人とわたし』(社会評論社、2008年)、『獄中19年』(岩波新書、1994年)など。
<徐勝(ソ・スン)さんの著書>