労働者、市民、学生のみなさん
今年は「明治」天皇制国家による琉球併合(「琉球処分」)から140年、1972年5月15日の沖縄再併合から47年となります。
アイヌモシリ(北海道)併合150年の年でもあります。
1972年の沖縄は、アメリカ帝国主義のベトナム侵略戦争の兵站・出撃基地でした。
当時の沖縄民衆はアメリカの軍政支配からの解放を求めて、人権の獲得・基地撤去をかかげ、「平和憲法」下の日本への「復帰」を期待していました。しかし、「復帰」後の沖縄には日本に駐留する米軍基地の70%が集中し、基地の再編を口実に米軍の世界戦略に合わせた基地機能の強化が日本の「思いやり予算」で整備されてきました。
辺野古新基地建設もそのひとつです。沖縄・日本の米軍基地の強化・再編と同時に、日本軍・自衛隊が沖縄島はもとより、与那国・宮古・石垣や奄美にも新基地を建設しています。
今や沖縄・奄美の琉球弧は、日米共同の軍事植民地となっています。琉球弧の軍事植民地化に対して沖縄・奄美では、自衛隊基地の建設に反対する住民運動が闘われています。
私たちは琉球・沖縄人民の闘いに学び、ヤマト(日本)において基地撤去、日米安保撤廃を闘わなければならないと考えています。
5月6日沖縄連帯大阪集会・デモに多くの皆さんの参加を呼びかけます。
2019/4/11