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山本起世子さんと考える!! ~日本の優生政策と精神衛生政策の関係性/奈良市

山本起世子さんと考える!!
~日本の優生政策と精神衛生政策の関係性を読み解きながら 精神国賠控訴審を勝訴に導くヒントを探る~

 1900年以降精神病者監護法・精神病院法など精神病者を監護する法律の制定後、1930年頃からは民族優生の必要性が主張されました。優生政策は 4 つの柱(①隔離②結婚制限③人工妊娠中絶④断種)から成り、戦前に制定された国民優生法は精神病者が第一対象でしたが、医師からの反対や人権蹂躙の声があったようです。

 しかし、戦後の少子化もあり「逆淘汰論」が強調されたことで、優生保護法、精神衛生法が成立。同時代に制定された、らい予防法・優生保護法・精神衛生法。戦前戦後の優生政策と精神衛生政策の展開は横軸でつながっているのでは?らい予防法違憲国賠訴訟、優生保護法国賠訴訟の勝訴に続くべく、精神国賠訴訟の勝つ可能性を優生政策と歴史の観点から一緒に考えたいと思います。

■ 日時:2025 年3月29 日(土)
 受付開始 13時20分~ 講演開始13時40 分~

■ 場所:奈良市生涯学習センター 3階学習室1-3
 〒630-8357奈良県奈良市杉ヶ町23
 JR奈良駅東口より徒歩10分
 近鉄奈良駅よりバス(奈良交通)5分JR奈良駅(東口)下車
 https://manabunara.jp/0000000001.html

■ 参加費:無料
■ 参加申込:不要

■ 講師:山本 起世子さん(ヤマモト キヨコ)さん
 1985年 立命館大学産業社会学部卒業。1990年 奈良女子大学大学院人間文化研究科 博士課程単位取得。現在 園田学園女子大学経営学部教授。
 著書「『近代化』の反復と多様性-「東と西」の知の考古学的解体」(渓水社) 、「家族と生命継承―文化人類学的研究の現在」(時潮社)、「18・19世紀の人口変動と地域・村・家族 ―歴史人口学の課題と方法」(古今書院)、「職業と家族生活 -夫の職業と夫婦関係」(ナカニシヤ出版)など

■ 共催:
 奈良県精神障害者家族連合会(まほろば会)
 奈良県精神科ソーシャルワーカー協会
 奈良県精神障害者地域生活支援団体協議会

■ 後援 きょうされん奈良支部

詳細:https://seishinkokubai.net/events/event/7th-folum-nara/

「近代化」の反復と多様性 :「東と西」の知の考古学的解体

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