2019年6月28日(金)・29日(土)の2日間、大阪で「G20 大阪サミット」が開催されます。これは、世界の19ヵ国+EUおよび招待国の首脳と国際機関の代表が集まり、さまざまな国際課題を話し合う首脳会議ですが、この会議にさまざまな意見や提案を届けるために国内外の市民社会(市民、市民活動、NGO・NPOなど)も開催地に集まり、首脳会議に並行して「市民サミット」を開催することが通例となっています。
これを受けて、開催地である大阪・関西の市民社会有志が話し合い、実行委員会を立ち上げ、開催地の市民社会として「G20大阪市民サミット」を国内外の市民社会と協力して開催することとなりました。
概要
- 日 時:2019年6月25日(火)、26日(水)
- 場 所:PLP会館 (大阪市北区天神橋3丁目9-27)
- 参加費:無料(参加申込フォーム)
- 主 催:G20大阪市民サミット実行員会
https://g20ocs.jp/
- 共催:2019 G20サミット市民社会プラットフォーム
後援:社会福祉法人 大阪市社会福祉協議会
寄付:真如苑
助成:2019年度地球環境基金
スケジュール
6月25日(火)
- 全体会1 Plenary 1
10:00 – 12:00
G20大阪市民サミット開催の意義と目的
- (昼食)12:00 – 13:00
- 分科会1 Working Group 1
13:00 – 15:00
【1A】気候・エネルギー:脱炭素化と再エネ100%実現へのアクション
【1B】2030年に向けて、市民、地域からはじまる社会の変化・変革 ~各地域のSDGs取り組みの事例とKANSAI-SDGs市民アジェンダを通じて考える市民社会(CSO)の可能性~
【1C】子どもとSDGs・子どもの権利・子どもの人権擁護
【1D】SDGsと夢洲万博:夢洲のリスクとポテンシャル
【1E】国際連帯税と保健医療へのアクセス:「すべての人に健康を」実現に向けて
- (休憩)15:00 – 15:30
- 分科会2 Working Group 2
15:30 – 17:30
【2A】G20「質の高いインフラ」議論と日本の「インフラ輸出戦略」の課題
【2B】外国にルーツをもつ市民の人権:とくに移住労働者に焦点をあてて
【2C】世界に学び、大阪・関西で行動する:ジェンダー課題の解決のために
【2D】世界の人口高齢化に立ち向かう市民社会のチャレンジとは
【2E】ヒロシマ・ナガサキから世界へ 核兵器の禁止・廃絶を
- 参加者によるレセプション(懇親会)
18:00 – 20:00
6月26日(水)
- 分科会3 Working Group 3
10:00 – 12:00
【3A】「切らない支援」を目指して:大阪におけるホームレス支援の現場から
【3B】教育現場の構造的課題を探る!:縦と横の繫がりと共感を広げるチャレンジ
【3C】アジア諸国における多数者と少数者の和解:”平和に生きる権利”を地域住民の視点から
【3D】地域から世界へ:住民主体の政策立案・政策協働をめざして
【3E】大阪から世界へ、SOGIにまつわる差別撤廃のための提言書
- (昼食)12:00 – 13:30
- 全体会2 Plenary 2
13:30 – 15:30
各分科会の報告、全体宣言案および分科会各提言案の紹介。
全体宣言および分科会各提言を市民サミットの成果として決議、発表。