[スポンサーリンク]

「辺野古埋め立て費用をコロナ対策へ」5.17中野スタンディング/JR中野駅

#Remember0515  #辺野古埋め立て費用をコロナ対策へ

◆日 時:2020年5月17日(日)16時〜17時半
◆場 所:「中野」駅北口
 JR中央線・JR中央総武線各停・メトロ東西線
◆呼びかけ:沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志

◆スタンディングはマスク着用、手指とマイクの消毒を徹底し、距離をとっておこないますので、ご参加の方はご協力ください

沖縄 5・15「復帰」から 48 年 忘れてはいけないこと

 みなさん、新型コロナの影響で、緊急事態宣言下、自粛を強いられ、仕事も生活も、先行きの不安のなかでの日々だと思います。 「沖縄・辺野古? 関係ないね」「そんなこと考えるゆとりもないわ」と思われるかも知れません。でも、関係あるのです。

 今、沖縄では「新しい基地はいらない」という民意を踏みにじり、辺野古に米軍新基地を建設する工事を強行し、とてつもない予算が投入されています。でも、そんな予算があるなら、コロナ禍で大変な境遇にある人々へ使うべきだと思いませんか?「いやいや安全保障は別。中国や北朝鮮の脅威もあるでしょ」と軍事力を肯定する意見をよく聞きますが、本当の安全保障とは、まず人々の命と生活と人権を守ることではないですか?

 ところが、安倍政権の姿勢は違うようです。この期に及んで、米国に言われれば兵器を爆買いし、米軍への「思いやり予算」もふんだんに払い、防衛予算は増すばかりです。新型コロナ感染症のパンデミックが起きる中、そのお金を「生活保障」に回せというのが道理ではないですか。

 去る5月15日で、沖縄が日本に「復帰」して48年になります。「核も基地もない完全復帰」を求めて「復帰」した沖縄ですが、今も国土面積の0・6%の沖縄に在日米軍基地(専用施設)が約70%も残り、さらに新基地をつくるというのです。「復帰してよかった48年」とはとても言えない現実でしょう。このような状況に目をつぶり、放置してきた責任は、沖縄県以外に住む私たちにあるといえるでしょう。この日を決して忘れてはいけないと思います。

 民意を無視して国策を強行するというのは民主主義の破壊です。今、国会で紛糾している「検察庁法改正」も民主主義の根幹を揺るがすものです。この暴挙に抗議して1千万を超える人々がネットで声を上げています。こんな政権にまかせていては、命はないがしろにされ、人権は蹂躙されるばかりです。

 私たちは、沖縄で基地建設に反対する人々を攻撃するデマ、ヘイトの問題を訴えて活動してきました。お上=権力のやり方に従わない人々を叩き、あからさまに差別するという風潮は今、さらにエスカレートして、感染者への差別、「自粛警察」に見られるような監視・密告の蔓延という、おぞましい状況になってきています。こんな理不尽なこと、黙っていられますか? 民意が踏みにじられ、命が軽視され、声を上げる人が叩かれる……。

 沖縄で起きていることは他人事ではありません。私たちは、声を上げ続けます。一緒に街頭でスタンディングしませんか? 意見の異なる方も対話しましょう。

2020年5月 沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志