民主主義と人権に国境はない
主権は国家ではなく民衆にある
抑圧に抵抗するすべての人々とともに
◎日時:2020年7月1日(水)19時~20時(小雨決行)
◎香港経済貿易代表部
東京都千代田区三番町30番1号
九段下駅、市ヶ谷駅から徒歩10分
https://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/aboutus/access/
◎呼びかけ Fight for Hong Kong 2020
連絡先 attac首都圏
http://attaction.seesaa.net/article/475916640.html
7月1日――香港では1997年の主権移譲の年から休日になり、市民は毎年デモを続けてきた。
23年前の1997年、民主的議会の解散とともに迎えた「香港返還」の初日、期待と不安を抱えたデモ隊は「民主中国」のスローガンを掲げた。
17年前の2003年、SARSコロナウイルスの脅威を乗り越えた香港市民50万人が街頭を埋め、国家安全の脅威に対処する香港基本法23条制定に反対の声を上げた。
6年前の2014年、郊外の農村開発に反対する農家や若者ら100名が立法会に突入して座り込み闘争に続いた7・1デモは、行政長官と議会の民主的選挙の実施を求める51万人の市民らが参加。その年の秋には、民主的選挙を求める直接行動「雨傘運動」が花開いた。
1年前の2019年、逃亡犯送還条例に反対する55万人のデモ隊が街頭を埋め、多数の青年たちが立法会に突入した。この一年のあいだ「光復香港、時代革命」の声は香港から世界にこだました。業を煮やした中国政府は香港での立法手続きを無視し、香港版国家安全法を7月1日までに制定しようとしている。
日米政府をはじめとするG7の共同声明も出たが、私たちは自由を求める香港の人々、巨大な監視社会と化した中国の民主化をもとめる中国の人々の側に立つとともに、LGBTQ+や外国人への差別、ブラックライブズマターといった各国・各地での人権問題に取り組み、コロナ恐慌や気候変動といったグローバル資本主義を変革しようとする日本と世界の変革をもとめる人々とともに立つ。
民主主義と人権に国境はない。主権は国家ではなく民衆にある。抑圧に抵抗するすべての人々とともに。