■ 日 時:2020年7月24日(金・休)10時~16時30分
※集会後、梅田までデモ行進をおこないます。
■ 場 所:エルおおさか 南館5Fホール
大阪市中央区北浜東3-14
地図→http://www.l-osaka.or.jp/access/
■ 内 容:
【午前】10:15~12:00
講演:高橋哲さん(埼玉大学准教授)
「新型コロナウイルス臨時休業措置をめぐる教育法的検討
~『不当な支配禁止』原則の意義~」
※コロナの関係によりZOOMを使った講演になる可能性もあります。
【午後】12:40~16:30
・アトラクション:不起立バンド
・パネルディスカッション
「管理・強制ではなく、自主・共生の新たな教育を」
・たたかいの報告(大阪から、全国から)
・意見交流
■ 資料代:800円
■ 主 催:第10回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
■ 連絡先:「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット
〒543-0038 大阪市中央区内淡路町1-3-11 シティコープ上町402
共同オフィスSORA気付
E-mail yamadak@nike.eonet.ne.jp(山田)
◆高橋哲さん
埼玉大学准教授、専門は教育法学、教育行政学。
2016~17、コロンビア大学にて在外研究(フルブライト研究員)。
著書に『現代米国の教員団体と教育労働法制改革』(風間書房)、『アメリカ教育改革のポリティックス』(東京大学出版会・共著)等。
たたかう教育法学者としてつとに知られ、国家権力と教育の問題についても積極的に発言。近々では、教職員の「働き方改革」に関して政府施策を批判、教員の変形労働時間制の導入にも反対の立場から論陣を張られている。
第10回「日の丸・君が代」問題等学習・交流全国集会2020へのご参加を訴えます!
▼コロナ危機は、その根源に新自由主義のもとでの医療や社会保障の切り縮めがあり、その下での格差と差別の問題をいっそう露わにしました。
しかし安倍政権は緊急事態宣言-要請(自粛)の名のもとの補償なき休業強制とともに、憲法への緊急事態条項導入等の国家権力の強化で対応しようとしました。
しかしコロナ対策の遅れ・出し渋り・パフォーマンス崩れの中で、不支持率が急増(その一部は維新が取り込んでいるが)。
そしてこれまでの支持層も含めて多くの市民が、この政権では生活・生命まで脅かされかねないという危機感を持ち検察庁法改悪反対のツイッターデモのような行動にまで結びつくようになっています。
▼教育においても、この機に一気にICT活用から「GIGAスクール構想」そして教育の民営化を推進しようとしています。
その先にはあくまで国家による教育支配-「戦争する国」が狙われています。
▼大阪府教委は、6月15日からの学校の通常授業再開にあたって、入学式では「国歌斉唱するものとし」と指示。
大阪ネットの「文科省・都教委・大阪市教委でも飛沫感染の危険性から斉唱はしないとしているのに、なぜ斉唱を強制するのか」との抗議・撤回の緊急要請に対しても、科学的根拠を示せなかった。
入学式が生徒の新たな学校生活を祝う行事ではなく、あくまで「君が代」斉唱・国家意識を植え付ける場として位置つけられていることを再確認させるものです。
▼しかし東京での根津さんの高裁逆転判決に見られるように、全国で長年にわたって粘り強く「日の丸・君が代」強制反対・処分撤回の闘いが継続され、教職員支配の狙いに歯止めをかけて来ています。
▼今年の集会においては、以上のような教育の大分岐点にあるという問題意識のもとで、講演・パネル討論・報告を通じて、今後の方向性についての課題を提起し合う中で、共通理解を深め、今後の闘いに活がしたいと思います。
皆様のご参加をお願い致します。