サンケン電気は、韓国サンケン労組との団交に応じろ!
四年前「勝利するまで帰らない」と宣言して闘い、原職復帰を勝ち取った韓国サンケン労組・日本遠征団の闘いは、まだ私たちの記憶に鮮明です。
しかし会社側は工場を正常稼働するという合意を履行せず、秘密裡にひたすら巻き返しを準備し、本年7 月9 日に突如本社サンケン電気の取締役会で韓国サンケン解散を決定したのでした。韓国サンケン労組の仲間たちは、ただちに韓国・昌原市にある会社前にテントを張り、闘いを開始しました。
コロナの悪用許さず、日韓連帯で勝利しよう!
サンケン電気・取締役会の決定は、韓国サンケン労組がコロナで日本に来られない状況を意図的に悪用したものでした。それだけに今回は、日本の私たちの闘いがとても重要になっています。コロナ分断を乗り越え、日韓民衆の連帯で勝利しましょう。
1・20全員解雇を許すな!
会社側が雇用関係を解消すると宣言している来年の1 月20 日が迫ってきています。闘いの大きな山場です。
韓国サンケン労組はソウルに派遣団を常駐させ、全国に連帯の輪を広げる闘いに撃って出ています。日本の私たちも「木曜行動」を継続しつつ、社長宅訪問、本社周辺(埼玉県新座市)住 民の支持獲得強化、全国の対営業所行動を開始しました。12 月20 日の本社に向けたデモは、解散決定の撤回と当該労組との団交を迫る闘いです。
組合つぶしを打ち砕こう!
なお会社側は韓国サンケンの解散決定を、「赤字だから」と言っていますが真っ赤なウソです。「韓国から撤退」する訳でもありません。
サンケン電気にとり韓国は、中国・欧米と並ぶ三大市場の一つであり、海外研究開発拠点なのです。だから韓国サンケンに赤字を強いる傍ら、秘密裡に外注生産を韓国でやり、「韓国サンケン」ブランドを使って英・独にも輸出、さらに韓国内で別会社を買収・設立して韓国サンケンに置き換える準備をしていたのです。解散決定は、「組合つぶし」を真の目的とした偽装解散なのです。日韓連帯で、卑劣な組合つぶしを打ち砕きましょう。多くの皆さんのご参加をお願いいします。
■ 日時:2020年12 月20 日(日)
午前11 時集合、12 時デモ出発
■ 集合:新座市三軒屋公園
埼玉県新座市東北2-28-5
東武東上線志木駅南口より歩6 分
新座市東北コミュニティーセンター隣
https://map.goo.ne.jp/place/KKRRKKH8/map/
■ スローガン
・サンケン電気は韓国サンケン労組との団交に応じろ!
・韓国サンケンの偽装廃業を許さないぞ!
・サンケン電気は韓国サンケンの正常稼働を行え!
・韓国労働者の全員解雇を許さないぞ!
・韓国サンケン労組と連帯して闘うぞ!
・日韓連帯で勝利するぞ!
■ 主 催:
韓国・金属労組慶南支部 韓国サンケン支会
韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会
韓国サンケン労組を支援する会
■ 連絡先:
東京都台東区上野1-12-6-3F
中小労組政策ネットワーク気付
090-1805-8630(尾沢)