どうなってる?核のゴミ最終処分
ー北海道・岐阜の深地層研究所をめぐる市民の活動から学ぶ
原子力発電所が稼働している限り、核のゴミとよばれる使用済み核燃料廃棄物(高レベル放射性廃棄物)は発生しつづけています。そして安全に処分する方法も、処分する場所もいまだ決まっていません。
この夏には、北海道の寿都町、神恵内村が最終処分地選定の文献調査に応募するというニュースが流れ、北海道のみならず、全国から心配の声が届けられました。その後、寿都町は正式に応募していますが、大量の高レベル放射性廃棄物は何万年も保管する必要があります。
地層処分は可能なのでしょうか?40年ほど前から北海道幌延町に深地層研究所に、そして岐阜県瑞浪市に超深地層研究所が設立され、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究が行われてきました(瑞浪市は2020年8月に廃止、幌延町は20年程度の予定であったが、20年経った今年、延長が決定)。
その計画が持ち上がったころから、危険性を訴え続け、それぞれの地域で声を上げ続けてこられ、この問題を熟知されている兼松さん、久世さんと一緒に、核のゴミについて考えたいと思います。
■ 日 時:2020年12月15日(木)10:00~12:00
■ 会 場:オンライン(ZOOM)
ご自宅などインターネット環境のある場所からご参加ください。
■ 施設名:
・コープ自然派兵庫事務所
・岐阜市ハートスクエアG
・北海道豊富町
■ 講 師:
◎兼松 秀代さん
新潟県生まれ、岐阜県在住72才。元教師、元生協理事。1995年以降、超深地層研究所反対運動継続。放射能のゴミはいらない!市民ネット岐阜代表。
◎久世 薫嗣さん
北海道天塩郡豊富町在住。1944年生。核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会共同代表。エベコロベツ自給のむら(福島の子供保養プロジェクト)代表。兵庫県で安全な食べものの共同購入運動、その後兵庫県の山奥で自給自足の生活(6年間)。1989年北海道豊富町に移住して酪農を始める。2000年工房レテイエ(チーズとジェラート)設立。
■ 参加費:無料
■ 定員:100名 ※定員に達した場合 先着順
■ 締切日:12/7(月)17時
※メールでお申し込みください。
※参加申し込みは、お名前、ご連絡先、メールアドレスをご記入の上、shizenha_kyoto@shizenha.co.jpまでお願いします。申し込み後、当日使用するzoomのURLやパスワードなどは、12/9までに参加お申込みの方までにメールでお送りします。届かなかった場合は、12/10までにご連絡ください。
■ 持ち物:Zoom(オンライン会議システム)によるオンラインイベントになりますので、スマートフォン、パソコン、タブレットでつながる環境をお願いします。
■ 主催:脱原発ネットワーク