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資本主義論

2008 映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」予告編 ~水は人権であり公共信託財だ

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それでもあなたは「ペットボトルの水」をのみますか?
水道事業を民営化で多国籍企業にゆだねるのですか?

 海に囲まれ山林が多い日本に住んでいるとピンと来ないかもしれないが、今後の世界の人口増加を考慮すると、まもなく水資源は足りなくなる。それゆえ、20世紀が“石油戦争”の時代だとしたら、21世紀は“水戦争”の時代になると言われている。

 今や多国籍企業は途上国に水道事業の民営化を迫り、ウォール街は淡水化技術と水の輸出計画に投資の狙いをつけ、政治家は水の利権を自らの利潤や政治的利益のために利用する。人類の共有財産であるはずの水資源を私的に独占しようとする多国籍企業は、すでにボトル・ウォーター・ビジネスで世界中から利益を上げる構造を作りあげた。

 映画は、人々の水に対する人権の闘いも世界規模で追跡する。市民が清涼飲料水メーカーを訴えたアメリカでの裁判、国連に「水は人権であり公共信託財」とする水憲章採択を迫る運動、水道が民営化されたボリビアでの抗議運動などだ。『「水」戦争の世紀』のバーロウは言う、「これは私たちの革命、私たちの戦争なのです」と。

監督:サム・ボッゾ
ナレーション:マルコム・マクダウェル
出演: モード・バーロウ, トニー・クラーク, ヴァンダナ・シヴァ, ミハル・クラフチーク, ウェノナ・ホータ

 
 
 
 

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