放射能汚染水の海洋投棄については内外での反対の動きが加速しています。漁業団体は反対の決議をし、経産省に申し入れをしたが、経産省は冷たくあしらったとわれています。漁業連との合意がなければ海洋投棄はしないという約束を一方的に無視した行動を取っている経産省や政府は、例の官僚的態度で対応しているのです。民意の無視などは当たり前の行動という安部政治を岸田は踏襲しているのです。
僕らは3・11の原発事故契機に政府や電気独占体の原発存続―推進政策と闘ってきたのですが、同時に原発事故が明るみにした放射能汚染にも闘ってきました。僕らは再稼働動き反対するとともに、放射能汚染が生みだす事態とも闘ってきました。政府は原発運転期間の延長(60年運転可能)として再稼働の対応を転換させる動きに出てきました。僕ら再稼働阻止の闘いは節目というべき状況迎えています。僕らの闘いは困難な場所に追い込まれていますが、捲土重来というべき闘いを要請されています。
他方で政府は放射能汚染の処理や解決にも、無謀な処理、放射能汚染水の海洋投棄を始めようとしています。アルプスで処理水を薄めたから安全だというのが彼らの言い分ですが、トンデモないこととして誰も信用はしていません。この汚染水の海洋投棄の後には放射能汚染土のばらまきが続くとわれます。いうなら、汚染水海洋投棄は放射能汚染めぐる解決(処理)の節目をなすものと考えられます。僕らがこれを止められるか、それなりの闘いをやれるかどうか、今後に重大影響を与えます。
僕らの放射の汚染水海洋投棄に対する闘いは困難に遭遇しています。これを突破するカギは現地での闘いにあります。現地では今、汚染水放出開始を前に様々な行動が提起され行動始まっています。
汚染水海洋投棄反対する闘い(7月20日の集会とデモ)を引き継ぎ、現地の行動に発展させよう。
7.20放射能汚染水海洋投棄反対デモ
~海は命の源、これ以上海を汚すな!~
■ 日時:2023年7月20日(木、「海の記念日」)
15時半:集合、16時:デモ出発、17時:東電本店抗議
■ 概要:
・デモ前集会 日比谷公園西幸門付近
・デモ行進 西幸門=>経産省本館前=>経産省別館前=>東電本店前 =>新橋駅前=>桜田公園(解散)
・東電本店抗議 デモ終了後に東京電力本店前に戻って抗議行動
・申入書提出 全国からの申入書を経産省・東電に提出
■ 呼びかけ:経産省前テントひろば
https://tentohiroba.tumblr.com/
文責:味岡 修(三上治)