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反原発

放射能汚染水の海洋投棄反対 7.23福島現地行動に参加し現地に闘いの拠点を

2023.6.20 汚染水を海に流すな!福島行動(出典:民の声新聞

汚染水の海洋投棄反対行動と脱原発運動

 放射能汚染水の海洋投棄については内外での反対の動きが加速しています。漁業団体は反対の決議をし、経産省に申し入れをしたが、経産省は冷たくあしらったとわれています。漁業連との合意がなければ海洋投棄はしないという約束を一方的に無視した行動を取っている経産省や政府は、例の官僚的態度で対応しているのです。民意の無視などは当たり前の行動という安部政治を岸田は踏襲しているのです。

 僕らは3・11の原発事故契機に政府や電気独占体の原発存続―推進政策と闘ってきたのですが、同時に原発事故が明るみにした放射能汚染にも闘ってきました。僕らは再稼働動き反対するとともに、放射能汚染が生みだす事態とも闘ってきました。政府は原発運転期間の延長(60年運転可能)として再稼働の対応を転換させる動きに出てきました。僕ら再稼働阻止の闘いは節目というべき状況迎えています。僕らの闘いは困難な場所に追い込まれていますが、捲土重来というべき闘いを要請されています。

 他方で政府は放射能汚染の処理や解決にも、無謀な処理、放射能汚染水の海洋投棄を始めようとしています。アルプスで処理水を薄めたから安全だというのが彼らの言い分ですが、トンデモないこととして誰も信用はしていません。この汚染水の海洋投棄の後には放射能汚染土のばらまきが続くとわれます。いうなら、汚染水海洋投棄は放射能汚染めぐる解決(処理)の節目をなすものと考えられます。僕らがこれを止められるか、それなりの闘いをやれるかどうか、今後に重大影響を与えます。

 僕らの放射の汚染水海洋投棄に対する闘いは困難に遭遇しています。これを突破するカギは現地での闘いにあります。現地では今、汚染水放出開始を前に様々な行動が提起され行動始まっています。
 汚染水海洋投棄反対する闘い(7月20日の集会とデモ)を引き継ぎ、現地の行動に発展させよう。

7.20放射能汚染水海洋投棄反対デモ
~海は命の源、これ以上海を汚すな!~


■ 日時:2023年7月20日(木、「海の記念日」)
 15時半:集合、16時:デモ出発、17時:東電本店抗議

■ 概要:
・デモ前集会 日比谷公園西幸門付近
・デモ行進 西幸門=>経産省本館前=>経産省別館前=>東電本店前 =>新橋駅前=>桜田公園(解散)
・東電本店抗議 デモ終了後に東京電力本店前に戻って抗議行動     
・申入書提出 全国からの申入書を経産省・東電に提出

■ 呼びかけ:経産省前テントひろば
 https://tentohiroba.tumblr.com/

7月23日現地行動に参加し現地に闘いの拠点を創り出そう

撮影:IWJ(記事はこちら
  1. 福島での現地行動に連帯し汚染水海洋放水阻止の闘いを組む。
    情報発信と海洋放水放出の監視であるが、僕らは現地に闘いの拠点を構築し、汚染水の海洋投棄に対する闘いとして一定の期間、現地の行動を支える拠点の構築(テント村のようなもの)
  2. 現地の人々の展開している行動に合流し、今後の行動の開のための現地集会を開く
  3. 汚染水海洋放出に対する反対闘争として福島の向かっての東京からのデモ(駅伝デモ、リレーデモ)を提起していたのだが、これを変更する。各地で宣伝活動(デモも含む)にキャンプを含めた集会に切れ替える。(駅伝デモは諸条件を考慮して今回は変更するが今後の検討事項としたい)
  4. 7月22日(土)いわき市で集会とキャンプでの交流会(予定)
    7月23日(日)の現地集会と拠点構築を行う。具体的な行程、参加方法などは決まり次第発表していく。
  5. 当行動の連絡場所は新橋の事務所とする。差し当たっての責任者は三上治とする。

文責:味岡 修(三上治)

味岡 修(三上 治)

文筆家。1941年三重県生まれ。60年中央大学入学、安保闘争に参加。学生時代より吉本隆明氏宅に出入りし思想的影響を受ける。62年、社会主義学生同盟全国委員長。66年中央大学中退、第二次ブントに加わり、叛旗派のリーダーとなる。1975年叛旗派を辞め、執筆活動に転じる。現在は思想批評誌『流砂』の共同責任編集者(栗本慎一郎氏と)を務めながら、『九条改憲阻止の会』、『経産省前テントひろば』などの活動に関わる。