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野宿者への強制排除はじまる!


ついに野宿者への強制排除がはじまりました!

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○今夜24時を持って入り口が完全封鎖されます。明日の行動に参加される方はそれまでに現地入りを。
○大阪駅前の情宣、30分ほどでビラがまたたくまに500枚はけました。いま、日雇全協山谷争議団、渋谷のじれんからのアピールを受けているところです。
○さきほど弁護団から連絡があり、代執行の執行停止命令却下に対して行った抗告が、裁判所に却下されたということです。明日の強制排除が行われることが、これで確定しました。
釜パトブログより)

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現在の段階で入っている情報です。

1)公園は完全に封鎖され、市民(ひょっとして報道も)の目が全くとどかない状況におかれること。
2)たった20人程度の野宿者を排除するために、半端でない大人数(おそらく総勢600人程度)の職員・ガードマン・警察がいっせいに襲ってくること。
3)「市の代執行」と言いながら、実際は大阪府警(機動隊)が前面に出てくるであろうこと。
4)公園に残っている者は全員逮捕の可能性があること。
5)抵抗や「阻止行動」はもちろん、野次馬のふりをして「監視活動」をすることさえ、相当に腹をくくらないといけないというか、そもそも公園に近づくことさえ困難になるだろうこと。
6)夜明けと共に襲撃がはじまり、市役所が開くまでに「作業」を終わらせるつもりらしいこと。

おそらく「武装した600人 VS 素手の50人」程度の攻防になります。抵抗しようもんなら、ほとんど袋叩きでしょう。この状況で、前夜から公園入りしている支援の方々の勇気には、本当に頭が下がります。心からの敬意をはらいたいと思います。きっと一人一人に決断と選択が問われたと思います。東大安田砦やアラモ砦の戦いにも通じるものがあります。

しかし、公園入りしない決断をされた方も決して「消極的」なわけではありません。各人それぞれに事情がありますし、全員が逮捕されては身動きがとれません。昔のような「オールオアナッシング」の運動ではいけない。それぞれの事情と判断で「できること」を積み上げていきましょう。

これをご覧の皆様。たった今すぐに、以下の各「ご意見送信フォーム」より、抗議のメール集中をお願いします。簡単なものでもかまいません。「うつぼ公園と大阪城公園からの野宿者排除に抗議します」の一言でもかまいせん。是非お願いします。

抗議先のあて先

◇大阪市長 關 淳一(市長室秘書部秘書課宛)
TEL: 06-6208-7231 FAX: 06-6202-6950
市長への意見送信フォーム

◇ゆとりとみどり振興局総務部管理課
TEL:06-6615-0643 
意見送信フォーム

◇世界バラ会議大阪大会実行委
office@worldrose-osaka2006.jp
FAX: 06-6631-8741
意見送信フォーム

◇西部方面公園事務所
TEL: 06-6441-6748 FAX: 06-6441-6797

◇東部方面公園事務所
TEL: 06-6941-1144 FAX: 06-6943-6877

大阪市市民局

◇第23回全国都市緑化おおさかフェア実行委員会事務局
TEL: 06-6920-5941 FAX: 06-6920-5971

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参考リンク

1・30大阪市による野宿者強制排除に抗議の声を!(旗旗)

釜パトブログ
釜パトサイト(旧ページ)
行政代執行とはなにか/「軍務拒否」の呼びかけ(釜パトブログ)
※名古屋市が白川公園で野宿者を強制排除した時の「撤去マニュアル」を暴露

長居公園仲間の会
長居公園テント村通信

靱・大阪城強制排除迫る(despera)
公園のテントに住民票を移すこと(despera)
住民票弾圧(despera)

野宿生活者(ホームレスの人々)-(1)- (闘うリベラルのチャンネル)
野宿生活者(ホームレスの人々)-(2)- (闘うリベラルのチャンネル)
報道にもうちょっと配慮が・・・(闘うリベラルのチャンネル)
排除では問題が解決されないことに気付けよ、いい加減(闘うリベラルのチャンネル)

ホームレス問題について(アッテンボロー)
大阪で亡くなるホームレスは年200人以上(マスメディアが民衆を裏切る12の方法)
[紹介と感想]沖縄に関する記事二つ(Arisanのノート)
ひさしぶりに、大阪市の糞役人話や(やんちゃなおやじ!)
野宿者の強制排除を許さない3(A&U大阪)
世界バラ会議って、どーよ?(HISAの人生やり直し日記+うつ病闘病記)

仙台夜回りグループ
渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合(のじれん)
山谷労働者福祉会館
野宿者・人権資料センター
野宿者のための静岡パトロール(しずぱと)
笹島診療所

コメントを見る

  • いよいよ今日なのですねー。もう止められないのかもしれないけれど、せめてけが人の出ないことを祈ります。

  • 路上生活者支援に賛成です!ヒトラーも元浮浪者であることを考えれば、(世の中の役に立てる)「潜在能力のある人たちがチャンスを与えられない」ことで、社会が損害を受けている面もありますよね。

    最低限の生活やチャンスさえあれば、どこで化けるか分からないのが人間です。

    私のブログをぜひ御覧下さい。理人(マサト)部分クリックで飛べると思います。底辺から駆け上った「ブッ飛んでる連中」の姿が見られます。

  • 関さんにメール送っときました。
    あんまり期待できへんけど。

    +++++++++++++++++++++++++++++++++
    うつぼ公園の野宿者排除反対

    関さん、ヤクザは追い出せんくせに、市民や浮浪者とか、弱いもんをイジメんのは、もうやめましょうや。

    なにがバラ博やねん。そんなまでして公園工事する必要ないやん。そんなココロない花、だれもみとうない。

    ご都合で工事して、追い出す。外人さんは人権問題にはうるさいで。バレたら日本の恥になんのとちゃいまっか?

    ほんまにもうそろそろ暴動おこりまっせ。
    怪我人がでんように、すんのも市長の責任やと思うで。

  • 草加さんの報告を待っているのです。

    決死のメールを送っていただいたのはよいのですが、本当に決死にならないで下さいね。決死の行動が必要なら、妻子のいない、この俺がやりますから。野宿者支援の闘いは、もっともっと金がいるし、周辺で支える人士の輪が広がらないといけないと思う。悔しくて仕方がありません。この闘いを支える「党」はないのです。俺達は、お互いに支えあう「党」をつくっていかねばならないと、泣きそうになりながら思うのです。その「党」ってのは、昔、目指していたレーニン主義の革命党じゃなくてもいいのです。「党」と呼ぶほどのものでなくてもいい。ただ、みんなで支えあえる「党」的なもの、それが欲しい。

    20年前に、山谷の越冬闘争で、俺と同じ「津軽弁」を話す労働者と一夜を過ごしたkamakazuの切ない思いです。

  • ちょうど10年前、新宿駅西口で動く歩道を建設しようとしてホームレスたちと騒ぎになった、あの事件を覚えている人は何人いるだろうか。あの時、ホームレスとして運動に参加していた身としては、「浮浪者排除をすべき」と言いたい。いや、支援するなら徹底的にしてくれと。何通もの抗議メールよりも一杯の飯を支援しろよ、と。あの頃、支援者からは平日の朝にタイ米のご飯と漬け物一切れ、生卵が一個。それだけ。足りないから区役所の備蓄用で賞味期限間近の緑のたぬきを食べる。夜はついでにもらった乾パン。
    貧すれば鈍す、栄養が足らなくて思考能力は低下し、気力も失せ、着るためだけに生きていたあの頃… きっかけがなければ今でも居たかもしれない。
    今回のことはどっちが悪だか分からないが、本当のホームレス支援ならこれをきっかけに人間として最低限の生活を送らせることではないだろうか。
    ホームレスを続けさせることが本当のホームレス支援なのだろうかと元ホームレスは思う次第。

  • おや、名瀬さん。とうとうここにも来たのですね(笑)。私は名瀬さんという人は、いろんな運動(思想)を支持する掲示板に、わざわざその運動(思想)を批判する記事を一日に何件も投稿するのを趣味みたいにしている人だという印象をもっていますが、今度は「元ホームレスだった」とは初耳ですね(笑)。今までが今までですから、素直に受け取れませんが、今回の投稿は従来よりも誠実さを感じますので、とりあえず信じることにします。ただ、「四トロ掲示板」みたいな粘着ぶりを発揮しないでね。したら同じ対応をとりますよ。

    「支援の人が支給してくれた食事では足りなかった」というのは、私としてはコメントのしようがないなあ。単に金がない中での精一杯だったのかもしれんし、事情がわからん。
    で、支援団体のポジションについては、千差万別ではないのかな?私の印象ではキリスト教系は文字通りの「自立支援」な印象があるけど、それって「ホームレスをやめる手伝い」でもあるよね。悪くすればただの「施し」だけど。また、当面は「ホームレス」を続けながら今の命を維持するにも、そこから脱出するにも、行政にもとからある制度を活用していくのは悪いことではないし、「ホームレス」でも利用できるようにせよ!って活動はいいんではないかな。

    「ホームレス」のままでいることがいいわけがない。支援運動は「ホームレス」本位であるべきだけど、必要な支援は人それぞれ。だから運動もいろいろある現状はなかなかいいと思っています。また、「自立」って簡単に言うけど、やはり本人がそう思わないと、回りでいくら支援しても、施設作ってもどうしようもないと思うんですよね。一番大切なことは、本人が自尊心と誇りと生きる意欲を取り戻してもらうことです。この分野では左翼系もわりと頑張っていると思います。それが「ホームレスの自分を肯定する運動になっている」というなら、私は運動の当事者ではないけれど、左翼一般への批判として受け止めておくとしか言えません。

    あと、余計なお世話かもしれませんが、ある程度大きな運動や組織には、通常「その運動を支持・支援するサイト」と、「その運動を批判するサイト」があります。さらにその下(「周辺」でもいいが)には、批判ではなくて、単に罵倒するものもあるでしょう。ですから、名瀬さんは名瀬さんなりに、しっくりくる場所で思考を深められたらいいんではないでしょうか?

    逆のサイトに逆の内容を、しかも三浦さんみたいな配慮もなしにストレートに(かつ粘着しながら)書くから、荒らしだと言われるんですよ。逆の立場の所の書込みが、名瀬さんからみて違和感あるんは当たり前です。それは「目的」が違うわけで、その目的を荒らしちゃいけんです。 もし、そういうのが「趣味」だと言うなら、名瀬さんと同じく「喧嘩が趣味」で「かかってこんかい!」みたいな「荒らし歓迎」なとこもありますし、そういう所を探したらどうでしょう?どうしてもなかったら、後は2ちゃんでやればいいと思いますよ。

  • kamakazuさん>
    「決死のメール」の件はあまり言わんといて(笑)
    とりあえずこうして無事(でもないけど)帰ってこれました。左足をぼこぼこにされました。歩けんです。

    野宿者側に200人も集まっていて驚いた。大方の予想では、ろくに抵抗もできないうちにあっと言う間に排除されるだろうと思われていましたが、蓋をあけてみたら、2回の総攻撃を押し返して、延々と7時間も踏ん張り続けました。市側は600人程度。総勢で800人。もう「監視行動」なんて状態ではなかった。その場にいるだけで、否応もなく「阻止行動」の輪に入ってしまう。

    感じとしては辺野古の阻止行動みたいなかな。とにかく「非暴力・不服従」が強調されてて、「絶対にこちらから手をださないで」と何回も注意があった。
    一度排除されてから、バリケードを突破して再突入した時は「あー、これでもう駄目かなあ」と思ったけど(笑)。あと、市に雇われたガードマンは盾みたいに使われてて、本当に気の毒だった。僕も、もみくちゃになったガードマンを引っ張り出して助けてあげたくらいで、みんな同情していましたよ。
    報告は後日にね。

  • 回答、どうもありがとうございます。
    よく誤解されるのですが、私が居るのはホットラインだけ。それ以外は少し前に四トロに行ったくらいで、投稿や、ましてや批判や喧嘩が趣味じゃありません。
    まあ、ごくたまに「強烈な矛盾」を聞いたりしますが、別に批判をしたいわけではなく、純粋に「人」を見たいだけ。その矛盾すらも納得させるだけの説得力、純粋な思い、丁寧な回答ならば素直に賞賛しています。「まっぺん」のことはなぁ…。「四トロ」のそもそもの一件は、まっぺんから喧嘩うってきたんだよなぁ。今更どうでもいいことですが。

    ホームレスの排除の件は、やはり当事者でなければ分からないことも多々あります。もちろん支援者も意見も多々なんでしょうから、もちろん私の発言は単なる意見でしかありません。その上で言うのであれば…やはりホームレスは人に迷惑かけて生きているんだなぁと。しかもそれが麻痺している状態になっている部分があるな、と。ホームレスやっててそう思いましたよ。凍死した仲間のいた段ボールハウスの前に『仲間が凍死したのは行政のせいだ』って、おいおい… もちろんまともな奴も何人か居たけれど、ほとんどが自己中。そういう実情を果たして何人が知っているのか。
    今回のことを非難する人も支援する人も、ホームレスの視点で本当に考えてほしいと、元ホームレスとしては思う次第。実際、運動には参加するが腹を割ってホームレスと話しあおうとする支援者は皆無だった記憶が。所詮は支援者、暖かい家があり、おいしいご飯を食べ、帰る場所がある人たちとは違うんだなあと思ったよ当時。

  •  おお。御無事でしたか。お疲れさまです。ご苦労様です。

     ホームレス問題は、個々のホームレスの前歴と現在置かれている環境の両面から機制されている心情を持っている。それは、感覚、感情、思考、行動の基となり、それらの主体に、個から社会へとつながる関係の層がある。
     ホームレスとホームレス以外とは、これらのどこで接点を持つかということで答えは異なってくるので、腹を満たす支援と強制撤去阻止行動とは、別の話でしょう。

    「ホームレス支援がホームレスの自立を妨げる」という説は、よく聞かれる話です。これが、もっともやっかいな支援の妨害なのですが、生命維持をするのとステーキを毎日食わせるのとは、違う話だ、と言いたい。
     しかし、ホームレスが「炊き出し」に安住する側面があるという考え方は、長くやっている支援者の側からも耳にしたことがある。正直な感想なのだと思う。それは、ホームレスから這い上がるのが、いかに大変なことであるかの裏返しなのだ。
     多くのホームレスは、生活目標が「生命維持」となっている。ホームレスは、この目標達成のために精一杯なので、炊き出しがあると、ほっとする。あたかも、それだけで満足しているかのようにみえる。
     しかし、ここでの問題は、「炊き出し」ではなく、「この先へ行くことが容易ではないという、置かれている現状」なのだと思います。

     土門拳の話をご紹介します。
     日本の労組が欧州の大会へいったとき、欧州の人が、「日本の労働者は本当に苦しいのか? 君たちは、私たちが一生かかっても買えないカメラを、みなさん首からぶら下げている」と言った。
     土門は言う。『欧州では、計画を立てて頑張れば家が買える。しかし、日本では、家は絶対に買えない。絶対に不可能だから、せめてカメラでも買って満足しているのだ。ここに日本の貧困があるのだ』
     僕はこれを読んで、あっと思った。そんな現状認識を持つことが大切なのだと思う。

  •  シビアな投稿ですね。
     自分らには、飯の心配がなくて、帰る家がある。
     支援者にとってリアルに痛い部分ですよ。この溝は確かにある。僕はあちこちの支援団体に顔だけ出しているので、何十年とやっている支援者からも、同じことを聞いた。

     でも、それを言ったら、病人の看護師は、「病気でもないのに……」なんてことになってしまう。誰も支援ができなくなってしまう。
     まあ、ぶっちゃけた話、僕は別に誰とでも仲良く話をしようなどとは思ってはいない。自分の友達とも話をするのが面倒なのに、なんで、赤の他人の話を聞かなければならないんだと思っている。もちろん、聞けるときは聞く。しかし、そもそも支援は、その「浅いレベル」からしか入れないし、「浅いレベル」のまんま援助していても、その実績はとても大きいのだと思う。だって、圧倒的大多数の人が、そのレベルですらできないでいるんですから。

     失礼ながらおそらく草加さんも僕も、そしてホームレス自身も、搾取するシステムの社会で暮らす以上、なんらかの形で搾取に加担している。それは原罪なのだと思う。原罪をあれこれ言ってもしようがない。そのうえで、搾取システムを作って大きな利益を独占しているボケナス野郎に、怒りの鉄槌を下さなくてはならないのだと思う。
     ガードマンを助けたことだって、同じです。その原罪の部分をわかっているからの行為でしょう。相手も敵とはいえ仕事だったわけです。時給のアルバイトだったかもしれない。だからトドメをささなかったのでしょう。(検挙の危険を回避したのかもしれませんが)