by 常磐在来線主義者
こんばんは。常磐在来線主義者です。本日のいわきデモを貫徹し、今は落ち着いているところです。
さて、前回の時点で明らかにすべき事態が福島で起こっていました。なんと、福島大学キャンパス内で、公安による反原発運動潰しがあったのです!!
以下に、いきさつをまとめたビラの全文を引用します。
〔以下引用〕ーーー
2月3日、福島大学当局と福島県警は、私たちの仲間であるA君を「傷害罪」なる容疑で不当にも逮捕しました。さらにA君の自宅から、「3・11反原発福島行動’15」のチラシなど「反原発」の文字がある全てのものを取っていきました。その中に「傷害罪」に関わるものなど一つもありません。
つまり福大当局、警察権力は「傷害罪」の内容ではなく、「反原発」を訴える事をつぶすために今回の「傷害罪」を作り上げたのです。これは「3・11反原発福島行動’15」を押さえ込むための政治弾圧です。そして原発再稼働や侵略戦争へと進む安倍政権による弾圧です。
みなさん、福島大学当局と福島警察署に抗議の声を集中して下さい。「原発反対・安倍政権打倒」を訴えて、A君の釈放を勝ち取りましょう!
◆「傷害」なんて完全なデマ!
A君は暴力などしていません。マスコミでは「胸ぐらをつかんだ」となっていますが、完全なデマです。
当日、私たちが福大門前でビラを撒いている中、その場でビラを捨てた福大生がいました。A君が話しかけたところ、その学生がA君を突き飛ばし警察に通報したのです。その後、福大当局5人と公安警察6人が出てきて、A君を暴力的に逮捕したのです。多くのその場にいた学生が目撃し、突き飛ばした学生自身も事実を認めています。
一切の原因は福大当局の許し難い学生弾圧にこそあります。福大当局は、福大生が原発について考え行動することを1ミリも認めようとはしません。この福大当局の、反原発のビラや集会を認めない姿勢こそが間違っているのです。
◆安倍政権の戦争政治を許さない! 3・11反原発福島行動へ
A君に対するでっち上げ弾圧は、いまの安倍政権の進める戦争政治の具体的な現れに他なりません。日本を「戦争のできる国」にするためにも安倍政権は、治安弾圧をいっそう強化しようと動いています。A君に対する不当弾圧は、安倍政権の戦争政治、そしてそれと一体となった福大当局の学生弾圧との攻防に他なりません。
福島の労働者、市民が声をあげ行動することでこの弾圧も原発、戦争をなくすことが出来ます。実際に福島の中から労働者が怒り、行動を開始しています。JRの労働組合「動労水戸」は、被ばく労働拒否、帰還強制反対を掲げてストライキに立ち上がり、楢葉町の帰還強制を止めています。「ふくしま共同診療所」は避難・保養・診療を掲げて、原発事故と健康被害の関連は考えにくいとする安倍政権や福島県立反対しています。
改めてみなさんに訴えます。A君を直ちに取り戻すため、福島大学当局・福島警察署に抗議を寄せて下さい。そしてなによりも「3.11反原発福島行動’15」への参加、呼びかけをさらに大きくしていきましょう。 2・12福大キャンパス集会に集まろう!
こんなでっち上げ弾圧は絶対に許せない!
ーーー〔引用終了〕
本当に許し難いことです。というかこれってかの法政大学での大弾圧と同じような手法に思えてなりません。ついに「治安弾圧」が福島で始まったということです。
そしてこの弾圧でA君にいちゃもんをつけた「ラグビー部員」には「在特会」の息がかかっていたのではないかという疑念もあります。今だ権力は彼らを運動潰しに利用しているということかもしれません。
とにかく、この弾圧が示すものは、政権にとって「反原発」を叫ぶ人々は「テロリスト」であり、「イスラム国」を利する者であるということです。
こんな不条理を僕らは認める訳にはいきません。福大当局と福島県警に抗議を!!!!!