投稿者: 司 宮二
東京電力が、福島第2原発1号機(福島県楢葉町)と柏崎刈羽原発1号機(新潟県柏崎市)の緊急停止を隠ぺいしていた問題で、地元では1日、怒りの声が広がった。
福島県の佐藤雄平知事は、「度々のデータ改ざんと言い、義憤を感じている。言葉もない。国にも原子力委員会にも筋を通してほしい。(東電は)県民の信頼を裏切った」と怒りをあらわにした。また、市民団体「脱原発福島ネットワーク」世話人、佐藤和良いわき市議は「東電の体質は02年のトラブル隠し以降も変わっていない」と厳しく批判した。
また、福島第2原発の一部がある富岡町の職員は「あきれて言葉が出ないというのが実感だ」とデータ改ざんや隠ぺい行為が次々と明らかになる東電にうんざりした様子だった。(毎日新聞)
(毎日新聞記事)
・原発隠ぺい:緊急停止など保安院に報告 東電
・原発隠ぺい:福島、新潟の地元では怒りの声
・原発隠ぺい:保安院に報告書 東電幹部が謝罪
(しんぶん赤旗)
・柏崎刈羽原子炉 緊急停止を未報告 また東電が記録不正